たまにはお休みをください

蒼碧翠

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たまにはお休みをください

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 今日も今日とて、お仕事です。

  ・
  ・
  ・

 イヤだぁ~~~っ!!
 もう、イヤだっ!!
 私の事便利だとか、無いと困る、って言ってる割にみんな、使い方荒くない?
 もっと大切にして?



 って言ってる側から、そんな熱々の料理、ぐらぐら煮たってる鍋のまま入れないでっっ!

 ぎゃあぁぁぁぁぁ~~~~っっ!!
 血抜きしてない動物っ!
 素材剥ぐ前の魔物っ!
 そのまま入れられると怖いんだってばっっ!!

 ちょっ、この薬草、いくつ採るつもり?

 ぐっ、お魚さんがこっち見てるよう~~~~

 こんなベッドに布団にタンスにテーブル、椅子まで・・・
 お引っ越しですか?

 あのぉ~~
 この大岩は何にお使いで?

 うっぷ
 水っ、みっ、水、そのままは流石に厳しいわぁ~~~
 いくら聖水かも知れんけどぉ
 まぁ、前に入れられた海水とかイカスミよりはいいけど

 こ、これはっっ!!
 行列が出来るお店のスウィーツではありませんかっ?!
 いいなぁ~
 食べたいなぁ~

 おや?これは・・・
 ふっふっふっ
 妄想の日記ですか、所謂『黒歴史』と言うモノですね?
 隠し場所に困り、此処なら安全と?
 まぁ、私が観てますけどね♪
 貴方にはわからないから関係ないでしょうけどね♪

 で、こっちは、と・・・
 きゃっ!
 成人男性向けの本じゃないですか!
 み、見てないですからっ、きょぬぅのおねぇ様方がアラレモナイ格好をなさってたなんて、ちっとも見えてませんからっ!!
 てか、この本の出し入れ激しくないですか?



 はぁぁぁ~~~・・・
 こんなに一生懸命働いてるのに、お給料もお休みも無いなんて・・・
 どんなブラック企業ですか?
 まぁ、貴方はこんなコトなんて気にした事も無いでしようけど・・・
 もう少し大切に扱って?
 労りが、愛が欲しいですっ!!
 涙が出そうです






 ~ とある冒険者たち ~


『ん? 何か言ったか?』

『いや、何にも言ってないぜ?』

『そうか、気のせいか』

『それはそうと、最近アイテムボックス使う時、何か感じないか?』

『いや?特には。 なに? どうかしたか?』

『ん~~~中のモノが微妙に湿気てるように感じるんだが、まぁ気のせいだろ』

『アイテムボックスなんて時間経過しないんだから、湿気る訳ないだろ』

『まあそうなんだが・・・まさか壊れたか?』

『それこそ、まさかだろ?』

『だよな』

『おう』

『気のせい、気のせい』

  ・
  ・
  ・





 こうして貴方のアイテムボックスは、人知れず涙を耐えてるコトもあったりなかったり?


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