勇者になりたかった俺は異世界で魔王として生きていくことになりました。

嘉撫月

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月の世界

目覚めた世界は。

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太陽「あー、つまんねー。毎日朝起きて、ご飯食べて、学校行って、帰ってきて、勉強少しやって、ご飯食べて、寝る。同じことの繰り返し過ぎて退屈だわ。」

太陽の友人の秋夜が呆れた顔で太陽に向かって

秋夜「君さ、それ1日に何回言えば気が済むわけ?笑」

太陽「バーカ、このなんの面白みもねぇー毎日が変わらない限り俺は何度でも言い続けてやるよ。」

秋夜「カッコいい風に言ってるけどカッコ良くはないね。」

太陽「ふんっ、何とでも言え。兎に角な、俺は面白い事だらけの日々を送りたい訳よ。」

秋夜「要するに?」

太陽「ほら、例えば異世界に転生して勇者になって仲間と共に魔王を倒してさ…etc」

秋夜「分かった、もういいよ。君さ、こういう話すると中々終わらないんだから。まるでママ友との長電話で受話器を占領するウチの母親みたいだ。」

太陽「お前も苦労してんだな。」

秋夜「ま、お気楽な君には分からないだろうけどね。」

太陽「あっそう。じゃ、俺帰りこっちだから。じゃーな。」

秋夜「うん、バイバイ。」

その日の夜…

太陽「今日も何も起きずに終わっていく…いつになったらこのつまらない人生から抜け出せるのかな。まぁ、取り敢えずゲームでもやっか!」

数時間経過して…

太陽「そろそろ寝るか、ゲームも飽きたし。明日という退屈な日に備えて眠ろう。」

その時、太陽は窓の外がやけに明るいことに気づく

太陽「ん?何だろ…」

徐に窓のカーテンを開けるとそこには今まで会ったことも無いようなとてつもない美人が背中に羽を生やして宙に浮かんでいるではないか。

太陽「へ?」

美人なお姉さん「やっと見つけた…来てもらうわよ。」

太陽「………。」

その瞬間、視界が黒く染まった。

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