勇者パーティーにクビにされました~これからどうしよう?~

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料理をします

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日が暮れる前に早めに夕食にした。ミリヤが王都で調達して馬車に積んでいたので食料は豊富にある。

皆、戦いで疲れ切っているから美味しい物を食べて貰いたいし。

そうだ!!カインは故郷の鹿シチューが好きだからマイルシチューを作ろう。

マイルとは鹿のモンスターでクドくなく、ヘルシーで女性に人気なお肉だ。

ミリヤはミケバッファーの串焼きが好きだから串焼きにしてっと。

ミケバッファーは牛に似た動物でジューシィーでとっても美味しい。ステーキでも人気が高い。


ガイはチーズが好きだからチーズリゾットにしてと。

ふんふんふーん♪

「何作るの?」

アマンダが興味深げに聞いてきた。

「マイルのシチューとミケバッファーの串焼きとチーズリゾットとサラダ。」

「じゃあ、私野菜を切るよ。」

「ありがとー。」

私たちが料理をするとミリヤたちが声をかけてきた。

「私たちも何か手伝おうか?」
「じゃあ、すみませんが、串焼きをするんで焚き火を作っといてもらっていいですか?」

さすが手慣れた様子でミリヤたちは串焼きにするにいい焚き火を作ってくれた。

「この魔道コンロどうやって使うの?」

旅に使う魔道コンロを使ったことがないアマンダが肉と野菜を炒めるためにコンロを使う際に困った様子で声をかけてきた。

「ああ。それはね、こっちに安全装置がついているからまずコッチを解除してからこのスイッチで火を点けるんだよ。」

「ありがと。」

「聖女様は旅に慣れてるなー。経験あんの??


ミリヤが感心したかのように聞いてきた。

「ええ。以前に数年ですが……。」

ヤバっ。えーと聖女設定では……聖地巡業の旅?だったかな。

「へー聖女様も大変なんやなー。だけど、今日の夕食は楽しみ。旅してる時はまともなの食べれないから。なんかあれば手伝うよ。」

目をキラキラさせて料理を楽しみに待つミリヤを見ると最近、ちゃんとした物を食べてないのが窺える。

「ありがとうございます。でも、ミリヤさん、ここまで馬車の操縦で疲れたでしょ。料理が出来るまで珈琲でも飲んで待ってて下さい。」

そう言ってパーティーメンバーに珈琲を入れてあげる。

ミリヤはブラックが好きだから何も入れずにそのまま渡す。

「いい匂い。ありがとう。」

ガイは意外と甘党なんで砂糖は2つ。ミルクもたっぷり。

「すまない。頂くよ。」

カインは無糖でミルクは少し入れる派。

「珈琲どうぞ。」

内心、胸がバクバク鳴ってるけど平然と装い珈琲を渡す。

私とは違い、私には興味なさげでカインはあまり目線も合わせず素っ気なく「ありがとう。」と一言。



………。いや、まあそうよね。私には興味ないでしょーよ。


とにかく、美味しい料理を作って食べて貰うぞ!!



魔道コンロに火を点けてお鍋にバターを入れ、小麦粉入れてーダマができないように混ぜたら、スープで徐々にのばしてから、アマンダに炒めて貰ってたマイルの肉と野菜を加えて牛乳を加えたら出来上がりー♪


久々にパーティーの皆に食事を用意するので張り切ってしまった。



















更新遅くてホントにすみません。
頑張って完結させます!!
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