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上司との不倫

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「はぁ、お腹いっぱい。」
29歳、独身、彼氏ナシ、
仕事の後、ラーメンを職場の同僚と食べて1人誰も待たないアパートに帰る。

何だか充たされない。
寂しい…。

ピピッとラインの音
「今から、ちょっと温泉に出る。家?」
ぶっきらぼうなラインはいつもの事。
いや、むしろいつもって程もラインはしていない。
今日は、出張に行っていた上司からのラインである。
40歳見た目は30代前半と若くみえる。
嫁、子供2人と職場でもしょっちゅう家族で仲良い姿をを見せる。
男って本当ズルい。
私は奥さんにどんな顔で笑っているのだろうか…

きっと、
なんとなくせっくすしたい時
愛されたい時
慕われていたい時
そんな時だけ連絡してくる。

でも、ラインを見て
私は少し身体が熱くなる。
寂しくない時間。

一時的な愛情さえ今は嬉しい。
求められて、与えて、それでいい。

急いでシャワーを浴びる。
そして、湯船をためる。
出来るだけいい女を演じていたい。

(ピーンポーン)

「…寒い」
身ぶるいをしながら
溜めてるお風呂をチラ見して
入ってきた。
「おかえりなさい。出張大変でしたね。」
上司と恋人と間…かな。
敬語とタメ口が混ざる。

彼はお風呂へ入り、ソファーに座る。
私は彼の足元へペタんと座った。

言葉が少ない彼は
ニコっと笑い抱き寄せる。
何度かキスをして、
パジャマの中の私の胸に顔を埋めてくる。いつも思う。
彼は、オッパイが好きだ。

赤ちゃんの様に乳房を吸い
激しく弄ぶ。
「ああ、気持ちいぃ。」
私は、素直に感じる。
今の時間を最大限に楽しむのがルールだ。

美味しそうに、私の乳房を舐め回す上司が愛おしくなってしまう。
堪らない。

私も彼の耳を舐める
吐息と漏れる声…
彼は私をベットへ移動させる
彼の前戯に、トロけてしまう
「あ、あ、すごい気持ちいい、、」
興奮すると、私も舐めたくなる。
気持ちよくなって欲しいと
溢れる想いで彼の大きくなったモノを舐め回す。
どうやら、お尻の穴も感じているみたい。ピチャピチャと舌を使い彼の股部分を刺激する。
「うぅ、、」と、腰を仰け反ると余計萌えてしまう。あぁお尻はどこまでしていいものなのだろう…
気持ちいいのであれば、なんでもしてあげたい。

いよいよ、挿入。
あれ?なんか元気ない。
もぉ!と気持ちを抑えまたペロペロ。

彼に乗って腰を穏やかに回すと
クリちゃんを触ってくれる
(あぁ、気持ちいぃ。) 

不倫はいけない事なのか。
バレなければいいのか。
…ただ、
誰かを不幸にしてはいけない。

今はそれだけだ。

私は自由。
大人の男の人が好きなの。
せっくすが好きなの。

私が楽しければ
それでいい
気持ち良ければ
それでいい。
少しでも、寂しさから逃れれば
それでいい。

依存はしない。








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