厨二病…なの？

なんて事をしてくれるのですか。

「ねえ長門さん、いい加減その眼帯と包帯ムカつくんだけど。」

…播磨さん、もう完全に長門さんを敵だと認識したようです。

「堕天使なんかいないの長門さんが一番よく分かっているでしょ。」

「で、でも播磨さん…」

「私の名前を気安く呼ばないでくれる？迷惑なの。あなたの存在が。」


…教室の空気が一瞬にして悪くなりました。
なんて事をしてくれるのでしょうか。


「そんなダサいの付けてないでさ！その眼帯やら包帯やらの下、まあどうせ醜い傷跡かなんかだろうけど！
見せてみなよ！ねえ！？」


「あ…っ！」

そう言ったと同時に、播磨さんは長門さんの耳元に手を持って行き、
眼帯を無理矢理外してしまいました。



その瞬間、私は、いえ、全員がとんでもない物を見てしまいました。