Groll und Liebe

十六夜ノ月

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Ich mag es

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「…え」

「なんで俺がお前を守っていたか!?
もう言ったろ!?それとも忘れたのかよ!」

もう俺は冷静でいられなかった。

なんだよ…なんなんだよ…
俺だけそう思ってたわけじゃないだろう?


「俺がお前を好きなのはもう知ってるだろ!?
それ以外に何があんだよ!!
なんだよ!?お前は…神羅は、俺の好意に付き合ってただけなのか!?
なあ!!?」

そう言って走り出す。

「…ごめん。
私も…ちゃんと、好きだよ。」

「なんだよっ、って!」




笑いながらそう言い捨て、階段を降りた。
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