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第3話 前世からの意志
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「ねえ、カナデ君。逃げないの? そんな武器じゃ奇跡が起こっても絶対に勝てないよ?」
顔つきの変化に気づいたのだろう。フェアリナが心配そうに顔をちょこんと斜めにし、カナデを見つめる。
右手にあるのは木製のナイフ。これでグワナダイルを斬りつけても、ただその木が折れるだけだろう。そして1ダメージも与えられないまま、カナデはこの世界からいなくなってしまうのだ。
――でも。
「逃げないよ」
不思議と恐怖はなかった。
「どうして? このままだと死ぬのに。せっかくこの世界に生まれ変われたのに、あなたはそれさえも無駄にするの?」
さっきまで面白おかしそうにカナデを笑っていたフェアリナからも、ついに余裕の表情が消えた。何だかんだ、カナデがこの場から逃げ出すと思って馬鹿にしていたのだろう。彼女としては、女神であるのに賭けに負け続けて屈辱を受けたという被害妄想があるはずだ。そんな怨みさえ抱いた相手の苦しみ悶える無様な姿を見られることは、彼女にとっても願ったりな状況。だけれども、その相手、おそらく彼女が現世から選び、呼び寄せた人間が死ぬことは、彼女にとっても都合の良いことではないということだろう。
「悪い……」
心からそう思う。戦うことを選んだことを。彼女の願いに応えられないことを。
「どう……して……?」
フェアリナの目は微かに濡れているようだった。目の前の相手との別れを惜しむかのように。
「目の前に悪がいて、立ち向かわないのは正義じゃないからな」
「何……それ……どんなにカッコつけたって、死んだら終わりじゃないのよ!」
フェアリナは怒っていた。目も鼻も真っ赤にし腫らし、震える瞳でカナデを見ていた。
「そうだな。でも逃げた瞬間、僕の心は死んだも同然だ」
そう言いきると、カナデは口元を緩め、静かに笑った。
「本当、馬鹿ね……」
「悪いな、フェアリナ。最期までお前の役に立てなくて」
「ち、違うわよ。私はべつにあなたに役に立って欲しいだなんて思っていないんだから」
そうツンデレ全開にしながらも、涙脆いのか彼女はもう泣いていた。こんなどうでも良いカナデのことを、少しなりとも思っていてくれたということだ。やはり袖振り合うも多生の縁である。
「それでも、ごめん」
彼女を泣かせてしまったことに、カナデは申し訳なく思った。
「何よ、今更謝らないでよ。それにこれで終わりじゃないんだから。あなたには絶対に生き延びてもらうんだから」
「ああ……」
右手の人差指を目の下にあて、自らの涙を拭うフェアリナ。薄ピンク色の女神が、自分のために泣いてくれたことを、カナデは一生忘れないだろうなと思った。
「……一回だけよ」
「ん?」
「一回だけ、あなたを補助してあげる。といっても、支援魔法だけだから、あなたが強くなるわけじゃないけど」
「ん、何を言って」
今もなお、目を赤く腫らしながら、フェアリナは恥ずかしそうに身体をもじもじさせた。
「だから、私フェアリナがあなたをサポートするって言ってるの。本当は回復もしてあげたいけど、あなたのHPは1だから……その、使えないでしょ? 回復魔法が」
――ああ。
「確かに。でも、いいのか? お前の中ではやっていけないことじゃないのか?」
「こんなサービス、滅多にしないんだからね!」
何処かで聞いたことのある科白。本当に今、カナデの目の前に銀河の妖精ならぬ異世界の女神が舞い降りたのかもしれない。
――だったら。
「負けるわけにはいかなくなったなあ」
女の子を悲しませるために、この世界に来たわけではないのだから。
激しい轟音と共に、少しずつ動き始めるグワナダイル。動き出してわかったが、ダイルの名前がついているように、下半身はワニのような尾とウロコを持っているようだった。その両手の10本のハサミは、一つ一つが生き物のようにバラバラに蠢いていた。
「ステータス高揚系いくよ!」
フェアリナがそう発した瞬間、カナデの身体は様々な色の光に包まれた。それと共にカナデを包む高揚感。自らの数値が上昇していっているのがわかる。これなら全数値が10くらい高揚していそうだ。
「次はダメージ軽減系、ダメージ無効!」
白くキラキラした光に包まれるカナデ。一度くらいの攻撃なら何とか持ちこたえられるかもしれない。それが普通の相手なら。
――わかっている。
だから、フェアリナは泣いていたのかもしれない。魔法をかけながらも、鼻をすするほど泣いて、泣き腫らして、木製のナイフ1本を掲げ、グワナダイルの影に飲まれていくカナデに、更に黒い巨体に踏みつぶされていくカナデに、泣き叫びながら声をかけてくれて、魔法が途切れないように必死にかけ続けてくれて、カナデの身体が完全に見えなくなっても、ずっと声を張ってくれて、彼女の魔法の温かさをずっと肌に感じることが出来て、身体が押し潰されても、その身体が血や得体の知れない液体塗れになっても、カナデには彼女の声や温もりが届き続けていた。
戦場で散る花に、名前は必要ないと誰かが言った。それでもその花のために泣いてくれた人がいたことを、そしてその花の存在を忘れないでくれる人がいることを、カナデは嬉しく思った。
――そして。
カナデの世界が終わる。
――はずだった。
「あれ?」
グワナダイルに押し潰されたはずの身体があった。粉々に砕けたはずの両手や足が残っていた。
「生き……てる?」
声も出せた。他の異世界に転生しているわけではなく、カナデ自身の落ち着いた低い声だ。景色が見えるから目もある。息が吸えるのだから、呼吸器も臓器も無事のようだ。
「あいつ死んだのか?」
広大な草原の中、グワナダイルの躯が潰れたようにカナデの足元に転がっている。それはまるで黒い絨毯のようで、緑色の血や黒い液体に塗れ、辺りに異臭を放っている。10本のハサミが散らばった姿は、グワナダイルが死んだということを、カナデにはっきりと教えてくれていた。
――カタッ。
背後で物音がした。後ろを振り向くと、あの女神フェアリナが口を両手で押さえ、泣きながら立っていた。足元に転がるハート型のステッキが彼女の心模様を表すかのように、慌ただしく揺れていた。
「何か勝てた」
理由はわからない。だからそう言うしか、カナデには思いつかなかった。
「誰が……?」
「僕が」
「何に……?」
二人ともわけがわからないといった状況だった。
「草原の覇者グワナダイルに」
「へー……」
「うん……」
「……って、エエエエエエエッ??!!」
大声を上げたいのは、カナデの方もだ。しかし、どう考えても状況が飲み込めない。一体何が起こったのか。カナデは死んだはずじゃなかったのか。グワナダイルはどうなったんだ。何が起きてこうなった。
――考えられるとしたら。
「丁度、寿命だったのかもしれないな。そうでなければ、木製のナイフ1本で勝てるはずがないし」
確かにあの時、カナデは死を覚悟して、あのグワナダイルに突撃した。そしてあの生物の中に身体が飲み込まれていく感覚を覚えたはずだ。その時にはグワナダイルが死んでいたということだろうか? それでも、衝撃や重みで身体が五体満足でいられるはずがないのだけれども。
「あー、それか、あまりに呼び出す人がいなくて、身体が腐っていたのかもね。おそらくグワナダイルを呼び出せたのは、カナデ君が初めてみたいだし」
お互いに冷静を保とうとしているのがよくわかる。いや、現実からただ逃避しようとしているだけなのかもしれない。
それでいい。生き残ったことだけが奇跡ともいえるのだから。
「なるほど。それなら納得がいくかもしれない。でなければ、この木製のナイフが折れていないはずがないから」
右手に握りしめたナイフを見つめるカナデ。そのナイフの切っ先は、黒く焦げたように変色し、戦いの前よりも硬化しているようだった。つまりグワナダイルと接触はしたということだ。
――それでも生きている。
「救われたな。どうやら僕はついているみたいだ」
本当なら無くなっていた命。どういう運命の悪戯かわからないが、カナデは無事生還することが出来たようだ。
「当たり前でしょー。だって幸運の女神フェアリナ様がついているんだから」
「降運の間違いじゃないのか? 運が落ちるほうの」
「違うわよっ! これでも私はあなた以外の人間には、賭け事で負けたことなんてないんだからねっ」
瞳を濡らしながらも、強がる彼女が、カナデには愛らしく思えてきた。
「でも、ありがとうな。そして――」
感謝している。彼女の魔法のおかげで、カナデは生き延びた可能性が高いのだから。人の支えって大事だなとカナデは思った。
「ただいま」
カナデは目を細め、フェアリナに微笑みかける。
「おかえりなさい」
そして彼女も、戦い終わったカナデに優しく笑いかけてくれるのだった。
顔つきの変化に気づいたのだろう。フェアリナが心配そうに顔をちょこんと斜めにし、カナデを見つめる。
右手にあるのは木製のナイフ。これでグワナダイルを斬りつけても、ただその木が折れるだけだろう。そして1ダメージも与えられないまま、カナデはこの世界からいなくなってしまうのだ。
――でも。
「逃げないよ」
不思議と恐怖はなかった。
「どうして? このままだと死ぬのに。せっかくこの世界に生まれ変われたのに、あなたはそれさえも無駄にするの?」
さっきまで面白おかしそうにカナデを笑っていたフェアリナからも、ついに余裕の表情が消えた。何だかんだ、カナデがこの場から逃げ出すと思って馬鹿にしていたのだろう。彼女としては、女神であるのに賭けに負け続けて屈辱を受けたという被害妄想があるはずだ。そんな怨みさえ抱いた相手の苦しみ悶える無様な姿を見られることは、彼女にとっても願ったりな状況。だけれども、その相手、おそらく彼女が現世から選び、呼び寄せた人間が死ぬことは、彼女にとっても都合の良いことではないということだろう。
「悪い……」
心からそう思う。戦うことを選んだことを。彼女の願いに応えられないことを。
「どう……して……?」
フェアリナの目は微かに濡れているようだった。目の前の相手との別れを惜しむかのように。
「目の前に悪がいて、立ち向かわないのは正義じゃないからな」
「何……それ……どんなにカッコつけたって、死んだら終わりじゃないのよ!」
フェアリナは怒っていた。目も鼻も真っ赤にし腫らし、震える瞳でカナデを見ていた。
「そうだな。でも逃げた瞬間、僕の心は死んだも同然だ」
そう言いきると、カナデは口元を緩め、静かに笑った。
「本当、馬鹿ね……」
「悪いな、フェアリナ。最期までお前の役に立てなくて」
「ち、違うわよ。私はべつにあなたに役に立って欲しいだなんて思っていないんだから」
そうツンデレ全開にしながらも、涙脆いのか彼女はもう泣いていた。こんなどうでも良いカナデのことを、少しなりとも思っていてくれたということだ。やはり袖振り合うも多生の縁である。
「それでも、ごめん」
彼女を泣かせてしまったことに、カナデは申し訳なく思った。
「何よ、今更謝らないでよ。それにこれで終わりじゃないんだから。あなたには絶対に生き延びてもらうんだから」
「ああ……」
右手の人差指を目の下にあて、自らの涙を拭うフェアリナ。薄ピンク色の女神が、自分のために泣いてくれたことを、カナデは一生忘れないだろうなと思った。
「……一回だけよ」
「ん?」
「一回だけ、あなたを補助してあげる。といっても、支援魔法だけだから、あなたが強くなるわけじゃないけど」
「ん、何を言って」
今もなお、目を赤く腫らしながら、フェアリナは恥ずかしそうに身体をもじもじさせた。
「だから、私フェアリナがあなたをサポートするって言ってるの。本当は回復もしてあげたいけど、あなたのHPは1だから……その、使えないでしょ? 回復魔法が」
――ああ。
「確かに。でも、いいのか? お前の中ではやっていけないことじゃないのか?」
「こんなサービス、滅多にしないんだからね!」
何処かで聞いたことのある科白。本当に今、カナデの目の前に銀河の妖精ならぬ異世界の女神が舞い降りたのかもしれない。
――だったら。
「負けるわけにはいかなくなったなあ」
女の子を悲しませるために、この世界に来たわけではないのだから。
激しい轟音と共に、少しずつ動き始めるグワナダイル。動き出してわかったが、ダイルの名前がついているように、下半身はワニのような尾とウロコを持っているようだった。その両手の10本のハサミは、一つ一つが生き物のようにバラバラに蠢いていた。
「ステータス高揚系いくよ!」
フェアリナがそう発した瞬間、カナデの身体は様々な色の光に包まれた。それと共にカナデを包む高揚感。自らの数値が上昇していっているのがわかる。これなら全数値が10くらい高揚していそうだ。
「次はダメージ軽減系、ダメージ無効!」
白くキラキラした光に包まれるカナデ。一度くらいの攻撃なら何とか持ちこたえられるかもしれない。それが普通の相手なら。
――わかっている。
だから、フェアリナは泣いていたのかもしれない。魔法をかけながらも、鼻をすするほど泣いて、泣き腫らして、木製のナイフ1本を掲げ、グワナダイルの影に飲まれていくカナデに、更に黒い巨体に踏みつぶされていくカナデに、泣き叫びながら声をかけてくれて、魔法が途切れないように必死にかけ続けてくれて、カナデの身体が完全に見えなくなっても、ずっと声を張ってくれて、彼女の魔法の温かさをずっと肌に感じることが出来て、身体が押し潰されても、その身体が血や得体の知れない液体塗れになっても、カナデには彼女の声や温もりが届き続けていた。
戦場で散る花に、名前は必要ないと誰かが言った。それでもその花のために泣いてくれた人がいたことを、そしてその花の存在を忘れないでくれる人がいることを、カナデは嬉しく思った。
――そして。
カナデの世界が終わる。
――はずだった。
「あれ?」
グワナダイルに押し潰されたはずの身体があった。粉々に砕けたはずの両手や足が残っていた。
「生き……てる?」
声も出せた。他の異世界に転生しているわけではなく、カナデ自身の落ち着いた低い声だ。景色が見えるから目もある。息が吸えるのだから、呼吸器も臓器も無事のようだ。
「あいつ死んだのか?」
広大な草原の中、グワナダイルの躯が潰れたようにカナデの足元に転がっている。それはまるで黒い絨毯のようで、緑色の血や黒い液体に塗れ、辺りに異臭を放っている。10本のハサミが散らばった姿は、グワナダイルが死んだということを、カナデにはっきりと教えてくれていた。
――カタッ。
背後で物音がした。後ろを振り向くと、あの女神フェアリナが口を両手で押さえ、泣きながら立っていた。足元に転がるハート型のステッキが彼女の心模様を表すかのように、慌ただしく揺れていた。
「何か勝てた」
理由はわからない。だからそう言うしか、カナデには思いつかなかった。
「誰が……?」
「僕が」
「何に……?」
二人ともわけがわからないといった状況だった。
「草原の覇者グワナダイルに」
「へー……」
「うん……」
「……って、エエエエエエエッ??!!」
大声を上げたいのは、カナデの方もだ。しかし、どう考えても状況が飲み込めない。一体何が起こったのか。カナデは死んだはずじゃなかったのか。グワナダイルはどうなったんだ。何が起きてこうなった。
――考えられるとしたら。
「丁度、寿命だったのかもしれないな。そうでなければ、木製のナイフ1本で勝てるはずがないし」
確かにあの時、カナデは死を覚悟して、あのグワナダイルに突撃した。そしてあの生物の中に身体が飲み込まれていく感覚を覚えたはずだ。その時にはグワナダイルが死んでいたということだろうか? それでも、衝撃や重みで身体が五体満足でいられるはずがないのだけれども。
「あー、それか、あまりに呼び出す人がいなくて、身体が腐っていたのかもね。おそらくグワナダイルを呼び出せたのは、カナデ君が初めてみたいだし」
お互いに冷静を保とうとしているのがよくわかる。いや、現実からただ逃避しようとしているだけなのかもしれない。
それでいい。生き残ったことだけが奇跡ともいえるのだから。
「なるほど。それなら納得がいくかもしれない。でなければ、この木製のナイフが折れていないはずがないから」
右手に握りしめたナイフを見つめるカナデ。そのナイフの切っ先は、黒く焦げたように変色し、戦いの前よりも硬化しているようだった。つまりグワナダイルと接触はしたということだ。
――それでも生きている。
「救われたな。どうやら僕はついているみたいだ」
本当なら無くなっていた命。どういう運命の悪戯かわからないが、カナデは無事生還することが出来たようだ。
「当たり前でしょー。だって幸運の女神フェアリナ様がついているんだから」
「降運の間違いじゃないのか? 運が落ちるほうの」
「違うわよっ! これでも私はあなた以外の人間には、賭け事で負けたことなんてないんだからねっ」
瞳を濡らしながらも、強がる彼女が、カナデには愛らしく思えてきた。
「でも、ありがとうな。そして――」
感謝している。彼女の魔法のおかげで、カナデは生き延びた可能性が高いのだから。人の支えって大事だなとカナデは思った。
「ただいま」
カナデは目を細め、フェアリナに微笑みかける。
「おかえりなさい」
そして彼女も、戦い終わったカナデに優しく笑いかけてくれるのだった。
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