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第5話 レベルが上がらない転生者は思い出す
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悲鳴が聞こえた場所までカナデは疾走する。いくら補助魔法が得意とはいえ、流石のフェアリナも不意をつかれていたのなら、襲撃を回避出来ないはずだ。
――いた!
辿り着いたのは彼女を放置した場所。そこで、男三人に両手を押さえられ、羽交い締めにされたフェアリナがいた。
――良かった。
相手はモンスターではなかった。フェアリナは薄ピンク色の長い髪を左右に振り乱しながら、悲痛な表情でカナデと目を合わせてくる。
「カナデ君、助けてっ!」
カナデは彼女の瞳を見つめると、ニッコリと微笑みかける。そして彼女の意を汲むかのように、ゆっくりと頷いた。
「じゃあ」
そう言ってカナデは背を向け、その場から立ち去ろうとする。
「ちょ、ちょっと、何で助けないのよ?」
慌てたように、背後からフェアリナが金切声をあげる。カナデは振り返り、彼女に問い返す。
「助ける? 何故?」
「何故って……この状況で何故とか聞くお馬鹿な男がどこにいるのよ?」
「ん、もしかして違うのか?」
「違うって何がよ?」
「いや、そういうプレイかと思って」
「違うわよ!」
恥じらいながらも、フェアリナは顔を真っ赤に染める。
「だってお前好きだろ? こういうの」
「くっ……嫌いじゃないけど、でも、これはちょっと違うもん……」
唇を噛みしめ、我慢するような仕草がやたら可愛い。なるほど縛られていないから駄目なのか。次は縛りのプロに捕まるといいなとカナデは苦笑した。
と、そこでようやく男たちが声を荒らげた。
「おい、お前ら。イチャイチャしてくれてるのはいいが、てめえら、この状況がわかってんのか?」
フェアリナの顎をくいっと指で上げながら、長身の中年男がカナデを睨んでいる。やせ形ではあるが、なかなかに筋骨隆々である。右手に銀の剣を持ち、青白い民族衣装を着ている。
「婦女暴行事件ですよね。わかります」
カナデは、口角を上げ、男にニヤリと笑みを見せた。
「ちげえよ! この女がな、俺らのドラゴン棒を食いやがったんだよ。だから取っ捕まえたら、叫びやがって」
――ああ。
よく見たら、フェアリナの手には長い竹串が握られていた。そこに唐揚げやステーキのような肉があったことは容易に想像出来る。
――お腹を空かせていたのか。
「いくらしたんです?」
「2ルルドもしたんだよ! しかも滅多に行商に来ない商人から、三時間も並んで買えた念願のドラゴン棒だったんだぞ!」
きっと人気の食べ物だったのだろう。知り合いがやったこととはいえ、カナデは、申し訳ないと思った。
「すみません。代金は僕が払います。迷惑料や怪我の治療費含めて、500ルルドでいいですかね?」
「はあっ?! 500ルルドだって?」
とことこ歩き、財布代りの布袋から、お金を渡すカナデ。この国の王の肖像画が掘られた500もの金貨を手に取り、驚いた様子の男たち。
「あっ、少なかったですか?」
「い、いや……てめえは俺らを馬鹿にしてるのか? どうして俺らが1ヶ月働いても手に入らない大金を、てめえみたいなガキが持ってんだよ?」
カナデはこの世界のお金の価値がわからない。未だに買い物らしい買い物をしたことがなかったからだ。
「貯金が趣味なんです」
適当にそう言うと、男は顔を真っ赤にして激昂した。
「てめえ、よくもこのケフト様が、貯金が出来ないクズ野郎って嫁に言われてるのがわかったな。ただじゃおかねえぞ! 今すぐ殺してやる!」
――いや、絶対に知りません。
「ケフトさん、やっちゃいますか?」
下っ端らしい2人が、フェアリナを掴んでいた手を離し、ケフトとともに武器を握りしめる。どうやらあちらはやる気満々のようだ。
「恨むなら、この盗み食い女を恨むんだな。それにてめえは俺らの面汚しをした上に、喧嘩を売った。その罪は死に値する」
ケフトの目が、魔物のようにギラリと光った。剣を持つ手は震えておらず、戦いに飢えていたのか舌舐めずりをしている。やはりそっち側の人間だったようだ。
「何だ、最初から言えば良かったじゃないですか。いちゃもんつけて、弱いものいじめをしたかったんだって。僕がレベル1だからあなたは襲うんですよね?」
カナデは木製のナイフを鞘から抜く。相手のレベルは21。レベルだけ見れば、カナデが入試で落ちた魔法学校に入学出来るほどの実力者だ。
「カナデ君、私はいいから逃げて!」
フェアリナは悲劇のヒロイン役を楽しんでいるようだ。地面に尻餅をつきながらも、目がキラキラしている。本当にどMだなとカナデは呆れた。
「逃がすわけねえだろうがよお? そうだよ、てめえが弱いのが悪いんだ。悔しかったらてめえ自身の弱さを恨むんだな」
気づくとカナデは、あっという間に3人に囲まれていた。それぞれが剣を持ち、表情に不気味な笑みを浮かべている。
「大丈夫、逃げないよ」
不思議と恐怖はなかった。レベル差は圧倒的。グワナダイル程ではないが、それでも彼らが強いことはカナデにもわかる。
――でも。
「負けられない」
そう、絶対に負けられないのだ。
そしてカナデは目を閉じ、静かに笑ったのだった。
「死ねえーっ!」
ケフトが動く。彼の水平切りがカナデを襲う。カナデはギリギリでそれを避けるが、服を擦め、胸の辺りが一文字に切れる。遅れて剣風がカナデの頬に届き、その威力の高さをカナデに知らしめる。
――やはり強い。
一歩後退したところに、今度は仲間たちの突きが届く。重心的に避けられない攻撃。そして前からはなおもケフトが追撃をしようと前進している。
――絶体絶命。
でも思い出す。ケット・シーやスライムの大群に囲まれた時もそうだった。何体ものピクシーの風魔法が身体を切り裂いた時もそうだった。
――そう。
カナデはもうずっと痛みを感じなかったじゃないか。攻撃なんて、目で追えるものだったじゃないか。
浮いた足で地面を蹴り、くるりと回転するカナデ。飛び込んでくる2つの剣の切っ先を、木製のナイフで容易く押し返す。時間が止まったかのように、相手の動きが緩やかだ。そして今度は再び攻撃をしかけてくるケフトへ、高速で前進し、その腹に拳を突きだす。人の肉を叩く感触が遅れて、カナデの手に伝わる。
巻き起こる土煙。激しく吹き飛ぶ3人。力を極限まで抑えたが、それでも彼らの意識は既になさそうだった。
全ては一瞬。野次馬のように集まった周囲の人たちには、何が起こったのかわからないだろう。3人が転んで怪我をしたくらいに思っていてくれれば良いのだけれど。
「カナデ君っ!」
フェアリナが大きな目と胸を揺らしながら走ってくる。ふくよかな胸に至っては、その白いミニ丈ドレスの中のビスチェから零れてしまいそうだ。
「カナデ君、強い! カッコよかったよ!」
カナデの側まで来ると、怪我がないかカナデの周囲をぐるぐる回る。その様はまるで久しぶりに飼い主に会えた飼い犬のようだった。
「はははっ、レベル1なのに勝っちゃったな」
「うんうん、すごい、すごい! でも、どうして?」
彼女には見えていたのだろう。カナデが彼らに一体何をしたのか。
「思い出したんだ」
「えっ?」
そう、カナデは思い出したのだ。ゲームなどの設定ではレベルは99や999が最大だけれど、そこにバグが発生した時、その数値もまたバグってしまうことを。
「フェアリナの賭けに勝ち続けた時、確かに僕のレベルは無限にも近いレベルまで到達していた。だからね、僕のレベルは決して1じゃなかったんだ。ある一定の数値を超えた時、この世界でも、レベルやステータスは1や1桁の数字でしか表示出来なくなる。ただそれだけのことだったんだ」
「へえー、あっ、じゃあグワナダイルももしかして?」
「そう、僕が倒したんだろうな。僕の攻撃力に木製のナイフの攻撃力が加わった状態で、僕の防御力ではグワナダイルの攻撃ではダメージを受けることがなかったから、このナイフは折れなかったんだ」
黒く焦げたようなナイフは、カナデが持つと最強の武器になるのかもしれない。
「そっかー、カナデ君レベル1じゃなかったんだー、良かった良かった。てっきりまた私のミスで変になっちゃったのかと心配してたんだー、きゃははっ」
――また?
時々怖いことをフェアリナはいう。かつての転生者たちの末路が気になるところだ。
「でも、カナデ君。どうして、彼らにあんな大金あげたの? 500ルルドって結構な額だよ?」
「ああ、僕がお金を彼らに渡す時、前もって言っただろう? 迷惑料と怪我の治療費含めってね。誰のとは言ってないから、聞き流されてしまったけど」
「あははっ、カナデ君って、やっぱり意地悪だね。こうなることがわかってて、そんなこと言ったんだ」
目を輝かせるフェアリナ。彼女の嬉しそうな表情がカナデにはご褒美に思えた。カナデは安堵の息を吐くと、フェアリナの頭の団子を優しく撫でてあげた。
「お前のせいだぞ?」
「へっ?」
「フェアリナを見てると、何か意地悪したくなる」
再び顔を真っ赤に染めるフェアリナ。特殊な単語に弱いようだ。
「何それ。でも……嫌いじゃないかも」
「ははっ、お前はどMだからな」
「ち……違うもん!」
違わないのがカナデには可笑しくてたまらなかった。
そして、2人は周囲の人たちに頭を下げて、今日の宿を探しに街を歩くのだった。
――いた!
辿り着いたのは彼女を放置した場所。そこで、男三人に両手を押さえられ、羽交い締めにされたフェアリナがいた。
――良かった。
相手はモンスターではなかった。フェアリナは薄ピンク色の長い髪を左右に振り乱しながら、悲痛な表情でカナデと目を合わせてくる。
「カナデ君、助けてっ!」
カナデは彼女の瞳を見つめると、ニッコリと微笑みかける。そして彼女の意を汲むかのように、ゆっくりと頷いた。
「じゃあ」
そう言ってカナデは背を向け、その場から立ち去ろうとする。
「ちょ、ちょっと、何で助けないのよ?」
慌てたように、背後からフェアリナが金切声をあげる。カナデは振り返り、彼女に問い返す。
「助ける? 何故?」
「何故って……この状況で何故とか聞くお馬鹿な男がどこにいるのよ?」
「ん、もしかして違うのか?」
「違うって何がよ?」
「いや、そういうプレイかと思って」
「違うわよ!」
恥じらいながらも、フェアリナは顔を真っ赤に染める。
「だってお前好きだろ? こういうの」
「くっ……嫌いじゃないけど、でも、これはちょっと違うもん……」
唇を噛みしめ、我慢するような仕草がやたら可愛い。なるほど縛られていないから駄目なのか。次は縛りのプロに捕まるといいなとカナデは苦笑した。
と、そこでようやく男たちが声を荒らげた。
「おい、お前ら。イチャイチャしてくれてるのはいいが、てめえら、この状況がわかってんのか?」
フェアリナの顎をくいっと指で上げながら、長身の中年男がカナデを睨んでいる。やせ形ではあるが、なかなかに筋骨隆々である。右手に銀の剣を持ち、青白い民族衣装を着ている。
「婦女暴行事件ですよね。わかります」
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――ああ。
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きっと人気の食べ物だったのだろう。知り合いがやったこととはいえ、カナデは、申し訳ないと思った。
「すみません。代金は僕が払います。迷惑料や怪我の治療費含めて、500ルルドでいいですかね?」
「はあっ?! 500ルルドだって?」
とことこ歩き、財布代りの布袋から、お金を渡すカナデ。この国の王の肖像画が掘られた500もの金貨を手に取り、驚いた様子の男たち。
「あっ、少なかったですか?」
「い、いや……てめえは俺らを馬鹿にしてるのか? どうして俺らが1ヶ月働いても手に入らない大金を、てめえみたいなガキが持ってんだよ?」
カナデはこの世界のお金の価値がわからない。未だに買い物らしい買い物をしたことがなかったからだ。
「貯金が趣味なんです」
適当にそう言うと、男は顔を真っ赤にして激昂した。
「てめえ、よくもこのケフト様が、貯金が出来ないクズ野郎って嫁に言われてるのがわかったな。ただじゃおかねえぞ! 今すぐ殺してやる!」
――いや、絶対に知りません。
「ケフトさん、やっちゃいますか?」
下っ端らしい2人が、フェアリナを掴んでいた手を離し、ケフトとともに武器を握りしめる。どうやらあちらはやる気満々のようだ。
「恨むなら、この盗み食い女を恨むんだな。それにてめえは俺らの面汚しをした上に、喧嘩を売った。その罪は死に値する」
ケフトの目が、魔物のようにギラリと光った。剣を持つ手は震えておらず、戦いに飢えていたのか舌舐めずりをしている。やはりそっち側の人間だったようだ。
「何だ、最初から言えば良かったじゃないですか。いちゃもんつけて、弱いものいじめをしたかったんだって。僕がレベル1だからあなたは襲うんですよね?」
カナデは木製のナイフを鞘から抜く。相手のレベルは21。レベルだけ見れば、カナデが入試で落ちた魔法学校に入学出来るほどの実力者だ。
「カナデ君、私はいいから逃げて!」
フェアリナは悲劇のヒロイン役を楽しんでいるようだ。地面に尻餅をつきながらも、目がキラキラしている。本当にどMだなとカナデは呆れた。
「逃がすわけねえだろうがよお? そうだよ、てめえが弱いのが悪いんだ。悔しかったらてめえ自身の弱さを恨むんだな」
気づくとカナデは、あっという間に3人に囲まれていた。それぞれが剣を持ち、表情に不気味な笑みを浮かべている。
「大丈夫、逃げないよ」
不思議と恐怖はなかった。レベル差は圧倒的。グワナダイル程ではないが、それでも彼らが強いことはカナデにもわかる。
――でも。
「負けられない」
そう、絶対に負けられないのだ。
そしてカナデは目を閉じ、静かに笑ったのだった。
「死ねえーっ!」
ケフトが動く。彼の水平切りがカナデを襲う。カナデはギリギリでそれを避けるが、服を擦め、胸の辺りが一文字に切れる。遅れて剣風がカナデの頬に届き、その威力の高さをカナデに知らしめる。
――やはり強い。
一歩後退したところに、今度は仲間たちの突きが届く。重心的に避けられない攻撃。そして前からはなおもケフトが追撃をしようと前進している。
――絶体絶命。
でも思い出す。ケット・シーやスライムの大群に囲まれた時もそうだった。何体ものピクシーの風魔法が身体を切り裂いた時もそうだった。
――そう。
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巻き起こる土煙。激しく吹き飛ぶ3人。力を極限まで抑えたが、それでも彼らの意識は既になさそうだった。
全ては一瞬。野次馬のように集まった周囲の人たちには、何が起こったのかわからないだろう。3人が転んで怪我をしたくらいに思っていてくれれば良いのだけれど。
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フェアリナが大きな目と胸を揺らしながら走ってくる。ふくよかな胸に至っては、その白いミニ丈ドレスの中のビスチェから零れてしまいそうだ。
「カナデ君、強い! カッコよかったよ!」
カナデの側まで来ると、怪我がないかカナデの周囲をぐるぐる回る。その様はまるで久しぶりに飼い主に会えた飼い犬のようだった。
「はははっ、レベル1なのに勝っちゃったな」
「うんうん、すごい、すごい! でも、どうして?」
彼女には見えていたのだろう。カナデが彼らに一体何をしたのか。
「思い出したんだ」
「えっ?」
そう、カナデは思い出したのだ。ゲームなどの設定ではレベルは99や999が最大だけれど、そこにバグが発生した時、その数値もまたバグってしまうことを。
「フェアリナの賭けに勝ち続けた時、確かに僕のレベルは無限にも近いレベルまで到達していた。だからね、僕のレベルは決して1じゃなかったんだ。ある一定の数値を超えた時、この世界でも、レベルやステータスは1や1桁の数字でしか表示出来なくなる。ただそれだけのことだったんだ」
「へえー、あっ、じゃあグワナダイルももしかして?」
「そう、僕が倒したんだろうな。僕の攻撃力に木製のナイフの攻撃力が加わった状態で、僕の防御力ではグワナダイルの攻撃ではダメージを受けることがなかったから、このナイフは折れなかったんだ」
黒く焦げたようなナイフは、カナデが持つと最強の武器になるのかもしれない。
「そっかー、カナデ君レベル1じゃなかったんだー、良かった良かった。てっきりまた私のミスで変になっちゃったのかと心配してたんだー、きゃははっ」
――また?
時々怖いことをフェアリナはいう。かつての転生者たちの末路が気になるところだ。
「でも、カナデ君。どうして、彼らにあんな大金あげたの? 500ルルドって結構な額だよ?」
「ああ、僕がお金を彼らに渡す時、前もって言っただろう? 迷惑料と怪我の治療費含めってね。誰のとは言ってないから、聞き流されてしまったけど」
「あははっ、カナデ君って、やっぱり意地悪だね。こうなることがわかってて、そんなこと言ったんだ」
目を輝かせるフェアリナ。彼女の嬉しそうな表情がカナデにはご褒美に思えた。カナデは安堵の息を吐くと、フェアリナの頭の団子を優しく撫でてあげた。
「お前のせいだぞ?」
「へっ?」
「フェアリナを見てると、何か意地悪したくなる」
再び顔を真っ赤に染めるフェアリナ。特殊な単語に弱いようだ。
「何それ。でも……嫌いじゃないかも」
「ははっ、お前はどMだからな」
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