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第4話 アチチさんの小鬼退治
クジラと湖
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アチチさんとステンの蒸気船は『花はな島』で水をもらってからも快調に海の上を進み、とうとうヨーロッパ大陸の近くまでやって来た。
「お~い!ステン~。陸が見えるぞ~」
「アチチさん、あれはヨーロッパだよ。あの大陸のなかにボクの国があるんだ。やっとここまで帰って来れた。アチチさんのおかげだよ」
アチチさん、ヨーロッパなんて初めて聞いたんできいてみた。
「そのヨーロッパってとこにはステンみたいな大きくて、金の髪で青い目ん玉の人間ばっかり住んどるんかぁ?」
「そうだよアチチさん、それに茶色や赤色の髪の人も、目だって緑や茶色の人も住んでるよ」
「なんだかヨーロッパっていうのは、すごいところだなぁ」とアチチさんは感心
2人がそんな話しをしていると、突然ふわりと蒸気船が空に浮いた
「お~いステン~!蒸気船ってのはお空も飛べるんかぁ~」
そんなわけはないとステンが空飛ぶ蒸気船から下をのぞくと、船の下には大きな大きなクジラがおって、背中から水を噴き上げているところだった。
「アチチさん!クジラが水を噴き上げたせいで船が飛ばされたんだ!」
そのままアチチとステンの船は空を飛んで飛んで、ヨーロッパのどこかに飛ばされて、運良く運悪く湖のなかに真っ逆さまに落ちていった。
「お~い!ステン~。陸が見えるぞ~」
「アチチさん、あれはヨーロッパだよ。あの大陸のなかにボクの国があるんだ。やっとここまで帰って来れた。アチチさんのおかげだよ」
アチチさん、ヨーロッパなんて初めて聞いたんできいてみた。
「そのヨーロッパってとこにはステンみたいな大きくて、金の髪で青い目ん玉の人間ばっかり住んどるんかぁ?」
「そうだよアチチさん、それに茶色や赤色の髪の人も、目だって緑や茶色の人も住んでるよ」
「なんだかヨーロッパっていうのは、すごいところだなぁ」とアチチさんは感心
2人がそんな話しをしていると、突然ふわりと蒸気船が空に浮いた
「お~いステン~!蒸気船ってのはお空も飛べるんかぁ~」
そんなわけはないとステンが空飛ぶ蒸気船から下をのぞくと、船の下には大きな大きなクジラがおって、背中から水を噴き上げているところだった。
「アチチさん!クジラが水を噴き上げたせいで船が飛ばされたんだ!」
そのままアチチとステンの船は空を飛んで飛んで、ヨーロッパのどこかに飛ばされて、運良く運悪く湖のなかに真っ逆さまに落ちていった。
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