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お疲れ様会
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本選が始まった日の夜…。
「さて、よく集まってくれたね…本選へ進んだ諸君!お疲れ様!…ということで今は学園長とか生徒とかの立場を一時的に捨てて無礼講で行こう!乾杯!」
『乾杯!』
「マザァヤァァァ…なんでアバンダンスなんかに行ったんだぁ…」
「…デナー君?え、酔っちゃうの?マジかよ…解毒」
「…んろ?」
えー、覚えてもないんかい…。
まさかデナー君が下戸だとは…。
「すみません、兄上はアルコールが全くダメでして…」
「あらら、じゃあ右側の飲み物をとってくれよ?左側はアルコール入っているから」
「…わかった」
「しかしあれだな…デナー君がアルコール飲めないならソーマはやめた方がいいな…他のものにしておくか」
このあと存在を知らないものは後で親に聞き後悔し、存在を知っていたピャラマトはデナーを死ぬほど恨んだという。
ピャラマトは意外とお酒が好きなのであった。
マサヤもこういうことはあまり声を出していうものではない…。
「じゃあ…私が作る料理とかはどうかな?」
「学園長の作る料理ですか?」
「うん、これでも料理スキルはMAXなんだよ?」
『へ?…えーーー!!』
え、そんなに驚くことかな?
「あ、あの…料理スキルのレベルがMAXの人なんて私の国の宮廷料理人にもいませんよ?」
「クルスト王国も同じですね…」
「えーっと…一応簡単なものでいいかな?」
『是非!』
「…了解。それなら前回人気だったチャーハンと…そうだなぁ、ラーメンとかどうだろう?」
麺はスキルで作れるし、スープは今度作ろうと思って作っておいたから丁度いいか。
「ラーメンセット!?懐かしい…食べたい!」
「あ、あぁ…ラーメンは私たち二人にとってソウルフードだからね…」
「そうなんだよ!あぁ、ラーメンこそ至高!ラーメンが作れなくてうどんで妥協はしたが…やっぱり食べたかったんだよね!」
「じゃあちょっと待っててね?」
……………………できた。
「ほい、できたよ~…給仕さんよろしく」
マサヤの言葉を合図に給仕人が部屋へと入りラーメンとチャーハンを配る。
「美味い…やっぱうめぇ!ラーメン食べる箸が止まんねぇ!あぁ、チャーハンもうめぇ!そして…やっぱりコンボもうめぇ!!」
「あはは…」
ん?他の人たちは箸が進んでないな…あ、箸の使い方か!
「給仕さん…フォークよろしく」
「かしこまりました。少々お待ちください」
「ユウト君…それは君のお父さんのソウルフードでもあるからね…多分ラーメンを食べたなんて言った日には泣いて悔しがると思うよ。ちなみにデナー君が作ったウードンの話をしたとき私との話を無視して飛び出したくらいだからね」
「そうなんですか?…これが父さんのソウルフード」
「ん?これは白髪ネギか?」
「お、よく気づいたねアルぺギア君。私が好きな店にはネギラーメンなるものがあってだね…そこはラーメンの上に白髪ネギがこんもりと乗ってるんだ!白髪ネギと一緒に食べる麺も美味いぞぉ…」
「なんだと!?…美味い!小口切り、もしくはみじん切りのネギしか食べたことは無かったが…これは美味い!上の方はシャキシャキしててラーメンに浸して食べると甘みが出て…なんだこれ!無限に食えそうだ!」
うんうん、共感できるって嬉しいよね。
「これは…美味しいです」
あ、やっとフォークが行き渡ったみたいだね。
「ほぅ…これは…なるほど、兄上が食べたがるのも理解できます」
「だろ?」
「キメ顔でこっちを向かないでください…ネギが頬についていますよ?」
「とってくれ~」
「はぁ…」
あ、とってあげるんだ。
優しいなぁ…。
「スキあり!」
「わ、私の肉を!?」
「んー!チャーシュー柔らかぁ…」
「兄上…外に出ろや」
「あ、キレた?」
「うるさい!」
「ふふふ、楽しそうですね…」
「だね、でもラーメンでここまで騒ぐとはなぁ…」
「学園長の料理の腕がいいからですよ」
「まだまだ理想の味には到達してないけどね…あの店の味再現したいなぁ…」
「さて、よく集まってくれたね…本選へ進んだ諸君!お疲れ様!…ということで今は学園長とか生徒とかの立場を一時的に捨てて無礼講で行こう!乾杯!」
『乾杯!』
「マザァヤァァァ…なんでアバンダンスなんかに行ったんだぁ…」
「…デナー君?え、酔っちゃうの?マジかよ…解毒」
「…んろ?」
えー、覚えてもないんかい…。
まさかデナー君が下戸だとは…。
「すみません、兄上はアルコールが全くダメでして…」
「あらら、じゃあ右側の飲み物をとってくれよ?左側はアルコール入っているから」
「…わかった」
「しかしあれだな…デナー君がアルコール飲めないならソーマはやめた方がいいな…他のものにしておくか」
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ピャラマトは意外とお酒が好きなのであった。
マサヤもこういうことはあまり声を出していうものではない…。
「じゃあ…私が作る料理とかはどうかな?」
「学園長の作る料理ですか?」
「うん、これでも料理スキルはMAXなんだよ?」
『へ?…えーーー!!』
え、そんなに驚くことかな?
「あ、あの…料理スキルのレベルがMAXの人なんて私の国の宮廷料理人にもいませんよ?」
「クルスト王国も同じですね…」
「えーっと…一応簡単なものでいいかな?」
『是非!』
「…了解。それなら前回人気だったチャーハンと…そうだなぁ、ラーメンとかどうだろう?」
麺はスキルで作れるし、スープは今度作ろうと思って作っておいたから丁度いいか。
「ラーメンセット!?懐かしい…食べたい!」
「あ、あぁ…ラーメンは私たち二人にとってソウルフードだからね…」
「そうなんだよ!あぁ、ラーメンこそ至高!ラーメンが作れなくてうどんで妥協はしたが…やっぱり食べたかったんだよね!」
「じゃあちょっと待っててね?」
……………………できた。
「ほい、できたよ~…給仕さんよろしく」
マサヤの言葉を合図に給仕人が部屋へと入りラーメンとチャーハンを配る。
「美味い…やっぱうめぇ!ラーメン食べる箸が止まんねぇ!あぁ、チャーハンもうめぇ!そして…やっぱりコンボもうめぇ!!」
「あはは…」
ん?他の人たちは箸が進んでないな…あ、箸の使い方か!
「給仕さん…フォークよろしく」
「かしこまりました。少々お待ちください」
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「そうなんですか?…これが父さんのソウルフード」
「ん?これは白髪ネギか?」
「お、よく気づいたねアルぺギア君。私が好きな店にはネギラーメンなるものがあってだね…そこはラーメンの上に白髪ネギがこんもりと乗ってるんだ!白髪ネギと一緒に食べる麺も美味いぞぉ…」
「なんだと!?…美味い!小口切り、もしくはみじん切りのネギしか食べたことは無かったが…これは美味い!上の方はシャキシャキしててラーメンに浸して食べると甘みが出て…なんだこれ!無限に食えそうだ!」
うんうん、共感できるって嬉しいよね。
「これは…美味しいです」
あ、やっとフォークが行き渡ったみたいだね。
「ほぅ…これは…なるほど、兄上が食べたがるのも理解できます」
「だろ?」
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