ゲームの世界に転移したおっさん…でも3000年後の世界でした。

K

文字の大きさ
6 / 99

ついに街へ

しおりを挟む
ついに見えてきたな…。すげぇな…。ゲームの時は気にもしてなかったけど、防壁ってこんなにでかいんだなぁ。やっぱりこんな風に並んでるんだな…。あれ?この列じゃないのかな?

「バエルトさん、ここに並ぶのではないのですか?」

「あぁ、私は大量発生の時の功績で準男爵の地位を陛下から頂きましてね、領地は持っていませんがこれでも貴族の端くれ。ですから貴族専用の門から行けるのですよ。」

「なるほどねぇ~。態度は改めた方がいいですかね?」

「いえいえ、成り上がりの貴族ですから気になさらなくて結構ですよ。私もそっちの方が気楽でいいですからね。」

「了解です。おっと、そろそろですね。よろしくお願いします。」

「はい、分かってますよ。」

………………

「止まれ!」

「馬鹿野郎!」ガツン!

「イテッ!」

「失礼致しました!バエルト様お帰りなさいませ。この失礼なやつは今日が貴族様の通る門が初めてで、また、バエルト様が初めてお通りになられたので何卒、お許しを!私が徹底的に指導いたしますので!どうか!」

「構いませんよ?それでは検問よろしくお願いします。」

「は、はい!お前は少し部屋で待機していろ!この方々の検問は私がする!」

「は、はい!バエルト様申し訳ありませんでした!」

「では、みなさん身分証明証をお見せください。」

………。

「ん?君は持っていないのかね」

俺はチラッとバエルトさんを見る。
バエルトさんが頷いた…。何をするんだろう。

「君、察してくれないかね?私がなぜ、構わない…と言ったかを…ね?」

ビクッ

「は、ハッ!かしこまりました!」

「彼がギルドで登録をするまで何かをしたら責任は私が取ろう。それにすぐに彼はギルドで登録をする。問題ない。」

「了解です!」

貴族の特権キター!まぁでも、仕方ないか
 
「ありがとうございます。バエルトさん。」

「いえいえ、大丈夫ですよ。それよりも…」

「「「「ようこそ!この街アーザンデイスへ!」」」」

「「「「「「「ようこそ!」」」」」」」

「お、おぅ、びっくりした…。」

「ハハハ、まぁ、恒例行事ですよ。初めて来た人には近くにいる人全員でようこそ!って言うんです。面白いでしょ?」

「えぇ、とてもユニークな街かと…。」

「さて、バルネスさん、先に冒険者ギルドによるのでそこでマサヤさんの登録を手伝って貰ってもいいですか?」

「ん?先にいくのか?構わないぞ。」

「そう言えばバルネスさんはバエルトさんに敬語は使わないのですね。」

「あぁ、昔からの知り合いですから。それに、彼が敬語を使った時は「おぃコラ!」これからもよろしくな!です…。とか、依頼を受けて来たまた一緒にやろうぜ!です…。など、最後にですを付ければ敬語になると考えてるみたいでしてねぇ。流石にやめさせましたよ。」

あ、言われたくなかったのかバルネスさんが話の途中で怒鳴った…。

「別に、マサヤやメルにダーブの前で言わなくても…。」

メル&ダーブ「へぇ~。リーダーは敬語ができないんですね!」

「なんで嬉しそうなんだよ!」

「フッ。バルネスさん、け、敬語がつ、使えないなんて、ど、どんまい。」

「マサヤも笑うな!」

「そろそろ付きますよ!」

………

「ここが冒険者ギルドです。バルネスさんよろしくお願いします。」

「わかった。」

「冒険者ギルドでかくね?」

「ん?こんなもんだろ。他の街もこんな感じだぞ。」

「そうなのか?」

ギギー

「バルネスだ!バルネスが帰ってきたぞ!」

「よぅバルネス!今日は酒飲むのか!?勝負だ!今度は負けねぇ!」

「バルネスさん!僕を弟子にしてください!」

「メルちゃん今日俺と一晩を共に…。」

「お前抜け駆けはずるいぞ!メルちゃん俺と一晩を!」

「お前ら!メルに手を出したら殺す!」

「おぅおぅ!やれるもんならやってみろや!」

「おぅ!受けてたってやる!闘技場にい「ガツン!」いてぇ!なにするんだ!」

「まだ、依頼の途中だよ?やめなさい…。」

「「お、おぅ、すまない」」

「みんな人気ありますねぇ…。弟子志願受け取らないのですか?」

「ハハハ、勘弁してくれ。弟子なんか持つ時間はねぇよ。それより登録だろ?行こうぜ。」

「おかえり。バルネス。」

「あぁ、バエルトさんの護衛を達成した。これが報告書だ。」

「はぃはぃ、受け取ったよ~。」

「あと、マサヤの登録を頼む。」

「OK、えっと…あなたがマサヤさん?」

「そうです。」

「では、登録しますのでこちらに記入をお願いします。」

「はい」

「字、書けるのですね。驚きました。」

「あぁ、俺も驚いたぞ…。」

しまった!つい、書いてしまった!この世界では識字率はまだ高くないって神の図書館に書いてあったのに!

「え、えぇ、まぁ、少しだけですけどね。名前だけでいいのですか?」

「あ、はい、構いませんよ?はい、受け取りました。……もしかして、学園の卒業者ですか?」

「いえいえ、学園なんて行ってませんよ。しがない中年のおっさんです。」

「カードができました。私の名前はアミナです。これからよろしくお願いします。」

「あ、マサヤです。よろしくお願いします。」

………………………

「よしっ!なら、俺らとはここでお別れだな。依頼以外ではここか街をぶらついてるから会ったら声かけてくれ!じゃ、またな!」

「おっさんまたな~。」ガツン!

「ほんとにアンタは。最後の最後まですみません。マサヤさんお薬助かりました。それでは。」

「はいよ。あ!ダーブくん!積極的にアタックだよ!当たって砕けろ!」

「いや、砕けるの前提かよ!?」

「「そうだ砕けろ!」」

おぉ、賛同者がいたぞ。

「じゃ、今までありがとうな!またな!」

………………

「登録は終わりましたか?」

「えぇ、では、治しに行きますかね。」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
作者の時間

バルネス「行っちまったな~。」
メル「言っちゃいましたね~。」
ダーブ「最後の最後までアイツは…。」
バルネス「それじゃ解散すっか!」
メル&ダーブ「了解です。」
バルネス「オラー!飲むぞ!」
冒険者「「「来たな!今日は負けねぇ」」」
「「「「酒!」」」」

いや、冒険者登録終わりました。ここでのテンプレ?しませんよ。予想を裏切るのが私の役目(*ФωФ)フフフ…
しおりを挟む
感想 76

あなたにおすすめの小説

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!! 2巻2月中旬出棺です!! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!

マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。 今後ともよろしくお願いいたします! トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕! タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。 男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】 そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】 アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です! コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】 マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。 見てください。

スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~

深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】 異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!

おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう

お餅ミトコンドリア
ファンタジー
 パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。  だが、全くの無名。  彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。  若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。  弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。  独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。  が、ある日。 「お久しぶりです、師匠!」  絶世の美少女が家を訪れた。  彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。 「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」  精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。 「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」  これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。 (※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。 もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです! 何卒宜しくお願いいたします!)

スキル『倍加』でイージーモードな異世界生活

怠惰怠man
ファンタジー
異世界転移した花田梅。 スキル「倍加」により自分のステータスを倍にしていき、超スピードで最強に成り上がる。 何者にも縛られず、自由気ままに好きなことをして生きていくイージーモードな異世界生活。

猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める

遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】 猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。 そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。 まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。

ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばす 規格外ダンジョンに住んでいるので、無自覚に最強でした

むらくも航
ファンタジー
旧題:ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~ Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。 配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。 誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。 そんなホシは、ぼそっと一言。 「うちのペット達の方が手応えあるかな」 それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。

処理中です...