ゲームの世界に転移したおっさん…でも3000年後の世界でした。

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初依頼は緊急依頼

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「おはよう」

「プルリ~!(おはよう主~!)」

パーンに起こされるなんて不覚だ…。昨日は状態異常の耐性をきっていたからなのかすごく酔っ払ったみたいだな…パーンの話を聞くとベロンベロンに酔っ払った俺はそのまま部屋に来てベッドにダイブしたらしい…。記憶が無いって怖い…。というか現実で俺が酔っ払った時にだいたいしてたことをしていそうだ…。下に降りるとすぐに…

「兄ちゃん!昨日はごちそうさん!」

「おっさん!昨日はありがとよ!」

「おじさん!美味しかったです!」

美味しかったです?…おいおいまさか…。

「おいおい、マサヤ~お前俺には言わずにギルドにいたやつに飯と酒奢ったみたいじゃねーか!俺も誘ってくれよ!」

「ケール?なんのことだ?」

「…は?いや、マサヤが奢ったんだろ?」

「いつ?」

「昨日の夜」

「なにを?」

「飯と酒」

「どこで!?」

「ギルドの酒場で…って覚えてないのか?」

「…マジか…。」

宝くじがあたってからの酔っ払った時の俺の浪費癖が出てしまってたか…。

「おいおい、マサヤ懐大丈夫か?だいぶ奢ってたぞ?」

「マジで!?いくら位?」

「大金貨は軽くいっただろ…。」

「うぇ!?…マジか!大金貨二枚なくなってる!?」

「うわっ、マジか…200万sとか…よく払えたな…。」

「はぁ…マジかよ…。」

「マサヤってさやっぱりどこかの貴族なんじゃないのか?」

「なんでだよ…。」

「だって200万だぜ?普通に暮らしてても二年くらい過ごせるのにさ…。」

「記憶がないんだけどなぁ…これはもう泥酔できないな…。」

「しないほうが賢明だろうな。」

ピーーーー!

「なんだ!?」

「緊急招集の合図だ!ギルドへ行くぞ!」

雨具を使いながらギルドへと走る。ギルドの中はたくさんの人で埋め尽くされていた。アミナさんを見つけたので話しかける。

「アミナさんなにがあったんですか?」

「マサヤさん!…その…ギルド長から連絡があるとは思いますが…スタンピードです。」

「スタンピード?どのくらいの強さですか?」

「キング種は確実にいると思われます…エンペラー種がいたらこの街は無くなるかもしれません…。」

エンペラー種か…この街にいる冒険者だと倒せないかもしれないな…。

「マサヤ!」

「まだ起きたばっかりなので大声で怒鳴らないでくださいバルネスさん…。」

「す、すまない…頼みたいことがある。」

「なんでしょう?」

「俺とケールと一緒に偵察隊に加わってくれないか?」

「偵察ですか?」

「あぁ…情報を持って帰ってきたのは若いヤツでな数も正確に把握しておらずジェネラル種やキング種の数もわかっていないからな。誰かが確認しに行かなくちゃならん。」

「なるほど…ケールも行くんですか?」

「あぁ…ケールは結構いいシーフだぜ?そこら辺の冒険者くらい簡単にひねり潰せるくらいのな。」

「わかりました…協力します。」

「ありがとよ…そろそろギルマスからの説明が始まるぜ。」

「みんなよく集まってくれた!ギルドマスターのリオンだ!今回みんなを緊急招集したのはモンスターの大軍がこの街に近づいているからだ!今から冒険者ギルドから緊急依頼を出す!Dランク以上は強制とさせてもらうが成人している者は各自の判断に委ねる!悪いが成人していないEランク以下の冒険者は街の人達の避難誘導などを任せる!」

この人ギルマスだったのかよ。

「マスター!敵の数を教えてくれ!」

「すまない!現在調査中だ!」

「ふざけるな!数もわからないのに対策がたてられるか!」

「うるせぇ!今から俺達が見てきてやるから黙ってろ!」

おぉ!みんな黙った…流石信頼されてるねぇ~。

「まぁ、バルネスが行くなら…大丈夫か?」

「頼んだぜ!バルネス!」

「おぅ!任せろや!」

「メンバーは揃ったのか?」

「俺とケールとマサヤだな!んじゃ行ってくるぜ!」

バルネスさんの決め顔が決まったあと俺らはギルドが用意してくれた馬に乗って走り出す。

「マサヤはこんなのは初めてか?」

「そうですね…私の記憶が確かなら初めてだと思います!」

「なら俺がリーダーになろう。」

「ケールは経験が?」

「俺はスタンピードを昔違う街で見たことがある。その時の俺はまだガキで冒険者成り立てだったんだ。だから俺は戦わなくてすんだ…戦いに行ったやつは殆どが死んだよ…。その中に俺の師匠もいたから流石にへこんだよ。ま、いい経験だったさ…。」

「暗い話をしてんじゃねぇよ…俺達が生き残ればいいんだよ!」
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