ちょいクズ社畜の異世界ハーレム建国記

油揚メテオ

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第七章 王国剣術大会編

第311話 トモエちゃんと修行

 アサギリ城に引っ越してから、俺専属のメイドさん? というか 身の回りの世話をする人をつけてくれるとかセレナが言い出した。
 旧セレナ邸では、美人な吸血鬼さん達がメイド服を着てせっせと働いていたのを思い出す。
 メイドと言っても、あの三姉妹みたいなヤバいのではなく、普通のメイドさんだったように思う。
 なので、めちゃくちゃ期待していたのだが。

「……おぉ……あぉ……うぅ……」

 やってきたのは、グールのスミスさんだった。
 初めてセレナんちに行った時以来の再会。
 ぷーんと死臭が漂う。

「チェンジで!!!!」

「却下。スミスはうちの執事頭なのよ。光栄に思いなさい」

 セレナは無慈悲なことを言い残して、さっさとどこかへ行ってしまった。

「…………」

「……おぉ……あぉ……うぅ……」

 凹んでいたら、スミスさんが温かい紅茶を淹れてくれた。

「あ、どもっす」

 紅茶は普通に美味かった。
 そして、俺の肩をぽんぽんと叩くスミスさん。
 いや、良い人(?)だけれども!!!
 なんか納得行かねーーーーーーー!!!!


 と、そんなこんなで、上流階級の城ライフを満喫(?)していた俺。
 ある日、アサギリ城の廊下で、トモエちゃんに出会った。

「あ、先輩! お忙しいのは、わかっているんですけど……その、もう少し私のこともかまってほしいなって……」

 おずおずとセーラー服のボブカット美少女は目をくりくりさせて、そんなことを言っていた。
 え、なにこれ可愛い。
 ちなみに、忙しくはない。
 これからリュディアの尻を叩きに行こうとしていたので、どちらかと言うと暇だ。
 いや、分刻みで女を抱いているのは変わらないのだが、トモエちゃんに割く時間くらいある。

「一応、アダルフィンさんからの言いつけで、修行しなきゃいけないんです。だからコウ先輩。修行つけてください!」

「ほう……」

 修行とな。
 それはどんなエッチな修行でもいいってことだろうか。

「どんなことでも、俺についてくる自信はあるか?」

「は、はい……!!」

 言ったね!?
 これ完全な同意だかんね?
 何しても和姦だよね。

「よし、ならまずは格好からなんとかしなきゃな」

「格好!?」

「ああ、トモエちゃんのセーラーは素晴らしい。いや、あえて言うならすんばらしい。だが、それは身体を動かすのに適したものではない!! 君は体育の授業をそのセーラー服で受けていたのかい?」

「い、いえ、普通にTシャツと短パンでしたけど」

「Tシャツと短パン……」

 おじさんはしょぼんとした。
 違うじゃん。
 体育と言ったら——。

「よし、ついてきたまえ!」

「は、はい!」

 2人でバカでかいアサギリ城の中をてくてく歩く。
 そしてついたのは資材置き場。
 鉄から木材、布製品まで、制作魔法に使える資材が全部揃っている。
 そして、俺は羊毛を取り出すと。

「はあああああああっ!!!」

 鼻血を出しながら、全魔力を込めた。
 脳裏には、かつてよくで見ていたあの衣装を思い浮かべながら。
 あ、鼻血が出たのは、魔力を使いすぎたからであって。
 亀な仙人がよくやってるエロいことを考えた鼻血ブーじゃないかんね?
 たぶん。

 そしてポンと出来上がる赤いブルマと、白い体操服。
 パリパリと魔力の残滓が残っている。

『[卑猥な体操服]を生成しました。防御力補正+300。特殊効果:絶対魔法耐性、絶対耐刃耐性、絶対打撃耐性、絶対防水耐性、絶対防火耐性、自動自浄作用……』

 なんかまたもや変な特性がつきまくったが、とりあえず出来た。
 つうか卑猥て。

「コウ先輩。これって昭和の……」

「ぐはっ!!!」

 い、いや。最近のでも頻繁に登場していた衣装だ。
 決して昭和の異物ではない。
 おそらく平成生まれのトモエちゃんとの間にジェネレーションギャップなどない!

「……俺に稽古をつけてほしかったら、これを着るんだ。着替えたら、俺の部屋に来いっ! 思い切り厳しい修業をつけてやるっ!」

「は、はいっ! わかりましたっ!」

 トモエちゃんにポフッとブルマセットを渡すと、俺はワクワクしながら部屋に戻った。



「コウ先輩、来ましたよー」

 部屋で待っていると、ノックをしたトモエちゃんがやってくる。

「うっわ、すごいお部屋ですね」

 キョロキョロしながら、部屋を見渡すトモエちゃんは。
 鼻血が出るほどエロかった。
 やや小さめのブルマは、その大きな太ももに食い込み、大きなお尻を隠しきれずに、むにゅっと尻がはみ出ている。
 なぜか薄めに作られた体操着の上着は、トモエちゃんのピンク色のブラジャーをスケスケにさせていて、その綺麗な乳房のカタチがよく分かるようになっていた。

「どうしたんですか、コウ先輩? 鼻血出てますよ」

「う、うん。ちょっと鼻の粘膜が弱くてね……」

「はあ……」

 さすがに不審がるトモエちゃんを、寝室に案内する。

「ここってラブホなのでは……」

 ううむ、鋭いことを言う。
 なんて着眼点だ。
 ちょっとスケスケのシャワールームと、円形ジャグジーと、バカでかいベッドがあるだけなのに……。
 この部屋を注文する時に隠していた俺の深淵なる意図に気づくとは……。

「さあ、稽古だ!!」

「きゃっ!!」

 俺は両手刈りをするように、トモエちゃんのムニムニの太ももを掴むと、ベッドに押し倒した。
 そして、そのブラジャーで補強された乳房に顔をぐりぐりと押し付ける。

「ふがふがっ! まずは柔術の稽古だ! さあ、この押さえつけ? を解けるか!? ふがふがっ!!」

「な、なんで疑問形なんですか!? うーん、えいっ、えーいっ!」

 俺を跳ね除けようとがんばるトモエちゃん。
 その度に、おっぱいが俺の顔をムニムニする。
 女子高生の芳醇な香りを肺がいっぱいになるまで吸い込む。
 幸せ……。
 もう死んでも良い。

「だ、駄目です、コウ先輩! 払い退けられません!! うん? あ、あれ? コウ先輩、ポケットにケータイとか入れてます? なんか硬いものが……」

「よしちょっと休憩!!!」

 普通に勃起していた。
 バレたらアカンかったので、休憩を宣言する。
 あぶないあぶない。
 このままでは変態おじさんになるところだった。

「ふう、すごいですね。コウ先輩。ぜんぜん払い退けられませんでした」

 まあ、そりゃ大の男に伸し掛かられたらな。
 柔術というか、ただの体格差だった。

「あれなんて技なんですか?」

「ええっ!?」

 技!? ただの痴漢だけど、えーと。

「逆だいしゅきホールド?」

「逆大朱鬼ホールド……すごい名前ですね……!」

 なぜかトモエちゃんは戦慄していた。

「はあ……」

 その時、トモエちゃんはどこか浮かない顔をする。
 どどどどうしたんだろう。
 エロい格好させられて、俺に痴漢されているのに気づいてしまったのだろうか。

「これって戦争に行くための修行なんですよね……」

 いや、全然違うが。

「私、実は戦うのが嫌で……。それでルギア殿下にもやる気がないって、言われちゃって、稽古をつけてもらえなかったんです」

 ルギア……。
 トモエちゃんに稽古をつけないとか頭大丈夫だろうか。
 なぜトモエちゃんを捨てて軍人とチャンプを選んだのか。
 いや、俺からしたらありがとう!! しかないけれども。
 まあ、しかし。

「そんなに嫌なら、戦わなければ良い」

「ええ!?」

 トモエちゃんはなぜか意外そうな顔をしていた。

「戦に行きたくないんだろ? いいよ、行かなくて。俺からアダっちゃんに言っとくわ。トモエちゃんはうちでゆっくりと好きなことをしているといい」

「そ、そんなこと可能なんですか!?」

「うむ。なぜなら俺は偉いから!」

 アダっちゃん、コウちゃんと呼び合う仲である。
 コウちゃんとは呼ばれてないが。
 頼めばなんとかしてくれるだろう。
 最悪ゴネられたら、俺がトモエちゃんの分も戦果を上げると言えば良い。
 こんな可憐な女の子を戦争につれていくのが間違っているのだ。

「わ、私、自分の存在理由は戦うことだって教えられて、この世界につれてこられてからずっと怖くて……」

 目に涙を溜めながら、トモエちゃんは訴える。
 かわいそうに。
 思わず、トモエちゃんを抱きしめていた。

「コウ先輩、ふええええんっ!」

「大丈夫。もう絶対に戦争になんか行かせないよ。俺に任せて」

「ふえええん」

 俺の胸の中で大声で泣く少女。
 ポロポロとこぼれた涙は、その体操服を濡らす——ことなく一瞬で乾いていた。
 なんか変な権能がつきすぎた体操服は恐ろしい。

「あ、でも稽古は続けるよ? 健康のために良いし」

「ふふ、そうですね。コウ先輩のお稽古楽しいです。なんか殺伐としていなくて」

 まあ、稽古じゃないからな。
 しかし、楽しいとか言っている。
 これはもう少し攻められるのでは。

「よし、次は俺が思い切り尻を掴むから、頑張って抵抗してみるんだ!」

「は、はい! ちなみにそれは何ていう技なんですか!?」

「えええ!? ち、痴漢、チカーンかな」

血汗チカーン……なんて恐ろしそうな技……!」

 なんかチンギスカンみたいな当て字をしてきた。
 なんて都合のいい娘なんだ……!!

 そうして、俺の日課にトモエちゃんとのエッチな訓練が加わったのだった。
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