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元Sランクの俺、少女と共に強敵に挑む
しおりを挟むあれほど静かだった森が騒がしくなりつつある。空気もイーテルウルフのときよりもピリピリとしており、なにより自分の呼吸音しか聞こえないのがなにより不気味であった。
一応頭上に《ライト》を展開してるため予想外の奇襲はある程度防ぐことはできるものの、ライト程度では怯みもしない魔物だってこの森の奥には存在する。
なのでレンは耳を澄ませ、小さな物音すらも聞き逃さないように徹底した。
「おい! さっき助けを求めたのは誰だ!? 助けに来たぞ!」
一度木々が全くない平地にやって来たレンは救援を要請した声の正体を探るため、息を大きく吸い込んで自分の存在をアピールする。
だがそれに対しての返答はなし。ただ自分の声が反響するだけで終わり、目に見えた成果をあげることはできなかった。
「ここじゃないのか……? こっち方面から聞こえたと思ったんだが、もしかしたら間違えたか?」
頭を抱えながらレンはその場に立ち尽くし、状況を整理する。
あの悲鳴は確かに人間のものであった。一部人間の声を真似て獲物をおびき寄せる魔物は存在するものの、この森に生息しているはずがないため、あの悲鳴の発生源が人間であることは間違いないだろう。
だがその人間がどこかに消えてしまった。悲鳴が聞こえてから既に3分以上は経っているので、もしかしたらと最悪な場合を想像してしまう。
「くそっ、頼むから生きていてくれよ……!」
これでもし既に魔物の餌食になっていたら。きっともっと早く気付いていればと自分を責めてしまい、後悔してしまうだろう。
自分は決して悪くはない。悪いのは魔物を倒せないのにこの森にやってきた者の方なのだが、やはりそれでなにも感じないと言われたら嘘になってしまう。
それだけは避けて通りたい結末であった。なのでレンは悪態をつきながらも、正面の暗い森の中へ飛び込もうとする。
その瞬間。目の前の草むらから暗い影が伸び、レンの服を掴んで草むらの中に引きずり込んだ。
あまりにも突然の出来事だったので、レンは聖剣を抜くことすらできず体勢を崩したまま草むらの奥まで吸い込まれてしまった。
「ぐっ!? くそっ! 離しやがれ!」
「あっ、ちょ──」
いい加減引きずられるのも癪なので、レンは服を掴む黒い影を掴み、今度は自分の元へ引きずり込む。
そのときなにやら女性の声が聞こえたような気もしたが、レンは自分を引きずり回した黒い影に夢中になっており、容赦なく地面へと叩きつけていた。
「い、痛たた……う~、なんで私がこんな目にぃ……」
「え……お、女の子……?」
そこに倒れていたのは魔物でもなんでもなく、正真正銘人間であった。しかもその声はついさっき聞いた悲鳴に類似しており、レンは頭の中でクエスチョンマークを浮かべていた。
「なんでいきなり地面に叩きつけるの!? 下手したら頭を打って死んでたよ!?」
「いや! それはお前がいきなりこんな草むらの中に引きずり込んで来るからだろ!?」
「うぅ……それは悪かったけど~……これにはちゃんと深いわけがあるんだよ! って、そろそろ手を離してくれない!? この体勢すごく痛いし恥ずかしいんだけど!?」
「あ……す、すまん。急だったもので、なにも考えてなかった」
一言謝り、レンが手を離すと目の前の少女はブツブツと呟きながらその場に立ち上がり、背中や尻に着いた砂を叩いて落としていた。
その少女はとても異質な見た目をしていた。フードのある黒いローブに、赤い刺繍が施された短めのスカート。そして背中に背負われた先端に赤い球体が付いた黒い木の杖。
さながら魔法使いと言うべきであろうか。今までたくさんの魔法使いに会ってきたが、ここまで本格的な魔法使いに会うのは生まれて初めてであった。
「で、なんでこんなことをしたんだ? まさか、イタズラでしたわけじゃないんだよな?」
「当たり前だよ! 理由もなく見知らぬ人を草むらに引きずり込むほど私は悪人じゃないから!」
引きずり込んだ理由がまだ分からないため、レンは若干目の前の少女を警戒していた。もしかしたらなにか悪事を企んでいるかもしれないと、バレないように聖剣の柄に手を伸ばしていた。
「むー……その目疑ってるよね? 言っておくけど、ちゃんとした理由があるんだからね!」
「ならさっさとその理由を言ってくれ。もしちゃんとした理由じゃないなら……分かってるよな?」
レンが目の前で拳を固く握りしめると、少女は「ひっ!」と情けない声を出して後ずさっていた。
そして尻餅をつき、自分の豊かに実った胸を隠してなにやら軽蔑の眼差しを向け始めた。もしかしたらとんでもない勘違いをしているのではないだろうか。
「あー……その。変に威圧して悪かった。俺も急な出来事でな、ちょっとイライラしてたんだ。えーと、いつまでもお前って呼ぶのもあれだし、名前を教えてくれないか? 俺はレンって言うんだ、よろしく」
「いや、それは私も悪かったから……えーと、レンって言うんだね。私はリルネスタ! ちなみに、私は《大賢者》と呼ばれるスキルを取得してるんだ。すごいでしょ」
大賢者というスキル名を聞き、レンは「はぁ?」と無意識のうちに言葉を発していた。
そうなるのは当然。大賢者のスキルというのは、過去に世界を平和をもたらした者達が取得していたもので、《四大能力》と呼ばれるほど希少なスキルであった。
大賢者のスキルを取得する条件。それはハッキリしていないものの、魔法という魔法の真理を知る必要があるという言い伝えがあった。
なぜここまで曖昧なのか。それはそのはず、大賢者のスキルを開花させたのはまだこの世で1人しかいないからである。なので研究するにも研究することができないのだ。
だが、一つだけ分かっていることがある。それは大賢者が言い残した証拠で、知らない人はいないと言われるほど有名なものであった。
「《大賢者》を含めた《四大能力》を持つ者の体には黒い紋章が浮かび上がるんだろ? もしリルネスタが本当に大賢者のスキルを取得してるなら、もちろんあるってことだよな」
「うん。あるにはあるんだよ? でも、その……あまり見せたくないというか、なんというか……」
なにやら両手を太ももで挟み、どこかむず痒そうにしていた。確かに見知らぬ人に自分の肌を晒すのは抵抗はあると思うが、実際見てみないと分からないためこればかりは仕方なかった。
だがいつまで経っても紋章を見せようとしてこない。きっと、見栄を張って嘘をついてしまったのだろう。
レンがそれを指摘しようとした瞬間、突如異常なほどの地響きがレンたちを襲う。何事かとレンは立ち上がるがリルネスタがレンにしがみつき、レンは背中から地面に押し倒されてしまった。
「お、おい! いきなりなにする──」
「シーッ! 静かにして! ヤツにバレちゃう!」
「ヤ、ヤツ……?」
レンがリルネスタの言葉をオウム返しすると、リルネスタはその場でピタリと動かなくなり、草むらの外をじっと見つめていた。
その様子が不思議でレンが音を立てずに体を起こし、リルネスタを真似て草むらの外を見るとそこには黒い鱗がビッシリと生えた全長10メートルは超えるであろう大蛇の姿があった。
「こ、こいつは……」
「かなり大きめのスレイヴスネークだね。さっき森の中に響いた狼の遠吠えで目を覚ましちゃったのか、昼間なのに獲物を探してこの辺りを巡回しているんだよ」
狼の遠吠え。きっとそれはイーテルウルフが天井に潜む仲間に合図を送った時に発せられたものだろう。
まさかあの遠吠えがこのような自体を引き起こすとは想定できるはずもなく、ただレンは息を殺しながら目の前を通り過ぎていくスレイヴスネークの背中を見えなくなるまで見続けていた。
「なるほど、ちなみに俺は助けを求める声が聞こえたからここに来たんだけど、もしかしてリルネスタが助けを求めたのか?」
「うん、そうだよ。まさか本当に助けが来るとは思わなかったけどね。とりあえず一度は逃げ切ったんだけど、次はないと思う」
確かにあれだけ大きければ、いくら逃げてもすぐに追いつかれるか回り込まれるかして捕まってしまうだろう。
むしろリルネスタはよく逃げ切ったと思う。なぜならスレイヴスネークはなんとBランクの魔物であり、過去にレンが戦ったグリーンサーペントよりも賢く、素早い魔物なのである。
そしてスレイヴスネークの習性として、スレイヴスネークは獲物を見つけても一度あえて見逃し、他の獲物が寄ってくるのを待ち、まとめて丸呑みするという驚異的な頭脳の持ち主なのだ。
「え、ちょっと待てよ……?」
スレイヴスネークの習性を確認している最中に、レンはとある疑問を抱く。
なぜあれほど賢く、素早いスレイヴスネークからリルネスタが逃げ切ることができたのだろう──と。
「ま、まさか……!」
「え、なになに!? きゃあ!」
レンは嫌な予感を感じ取り、なにも考えずリルネスタを抱き抱えて草むらから飛び出し、前方へ転がり込む。
そしてその直後、レンたちがいた場所にスレイヴスネークの大岩さえも丸呑みしてしまうくらい巨大な口が現れ、ガチン! と音を立てて森の中へ消えていってしまったのだ。
「え? え!? どういうこと!?」
「リルネスタはまんまとスレイヴスネークの策略にハマってたんだよ! もし今俺がスレイヴスネークの習性を思いださなかったら今頃腹の中だったぞ!?」
紛うことなき真実を伝えると、リルネスタは絶句しているのか驚きの声すらあげられずにいた。
もしレンが助けてくれなかったら今頃死んでいた。そんなことを考えているのか、リルネスタは腰を抜かしてその場でペタリと座り込んでいた。
「おい、今すぐ立て。戦うぞ」
「む、無理だよ! スレイヴスネークなんて、いくら大賢者の私でも……」
「無理とか無理じゃないとかそういう問題じゃねぇ! もう俺たちは絶対にスレイヴスネークから逃げられない状況下に立たされている! このままだと確実に食い殺される。俺はそれが嫌だから、戦うんだ……!」
正直、勝てる見込みはなかった。
全盛期の頃の自分なら、多少は手こずるもののスレイヴスネークを1人で討伐することは可能である。
だが今は違う。今は全盛期とは比べ物にならないくらい弱いのである。単純な力も速さも、瞬発力も動体視力も平凡並みかそれ以下だろう。
そんな状況でBランクのスレイヴスネークを倒すなんて無理な話だ。でもやるしかないのである。レンには必ず強くなり、自分を追放したギリュウたちを見返すという目的があるからだ。
「俺だけなら絶対に倒せない。でも、リルネスタが支援してくれるなら。もし本当に大賢者のスキルがあるなら、力を合わせれば勝てるかもしれない」
そんなレンの言葉のおかげか、リルネスタは目元をローブで拭いて立ち上がり、背負っていた立派な杖を掴み、戦闘態勢に移行していた。
それを見てレンは一安心し、聖剣を鞘から抜いてリルネスタとは反対方向に向かって剣を構える。
「……っ! リルネスタ! 俺から見て右方向にある草むらに魔法を撃て!」
「う、うん! ……氷の槍よ、敵を穿て! アイスランス!」
リルネスタの魔法の腕は相当良いものなのか、覚えることが難しい《アイスランス》を展開し、レンが指示した通りの場所に魔法を撃ち込む。
すると命中したのかアイスランスが飛んでいった周囲の木がなぎ倒され、スレイヴスネークの全貌が明らかになっていた。
「よし……リルネスタ。死にたくなかったら絶対に攻撃を緩めるなよ」
「わ、分かった……!」
レンとリルネスタは互いに動きやすい距離を取り、敵であるスレイヴスネークの様子を伺う。
スレイヴスネークの胴体にはアイスランスが刺さったのか少し大きめな穴が空いており、血が絶え間なく流れ続けていた。
それでもなにもなかったかのように、スレイヴスネークはレンとリルネスタの周りを徐々に距離を詰めながら動き回る。
勝率でいえば2割も満たさない相手。だがレンは決して諦め、絶望することなくスレイヴスネークに向かって立ち向かっていった。
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