Sランクパーティから追放された俺、勇者の力に目覚めて最強になる。

石八

文字の大きさ
8 / 99

元Sランクの俺、少女と共に強敵に挑む

しおりを挟む





 あれほど静かだった森が騒がしくなりつつある。空気もイーテルウルフのときよりもピリピリとしており、なにより自分の呼吸音しか聞こえないのがなにより不気味であった。

 一応頭上に《ライト》を展開してるため予想外の奇襲はある程度防ぐことはできるものの、ライト程度では怯みもしない魔物だってこの森の奥には存在する。

 なのでレンは耳を澄ませ、小さな物音すらも聞き逃さないように徹底した。

「おい! さっき助けを求めたのは誰だ!? 助けに来たぞ!」

 一度木々が全くない平地にやって来たレンは救援を要請した声の正体を探るため、息を大きく吸い込んで自分の存在をアピールする。

 だがそれに対しての返答はなし。ただ自分の声が反響するだけで終わり、目に見えた成果をあげることはできなかった。

「ここじゃないのか……? こっち方面から聞こえたと思ったんだが、もしかしたら間違えたか?」

 頭を抱えながらレンはその場に立ち尽くし、状況を整理する。

 あの悲鳴は確かに人間のものであった。一部人間の声を真似て獲物をおびき寄せる魔物は存在するものの、この森に生息しているはずがないため、あの悲鳴の発生源が人間であることは間違いないだろう。

 だがその人間がどこかに消えてしまった。悲鳴が聞こえてから既に3分以上は経っているので、もしかしたらと最悪な場合を想像してしまう。

「くそっ、頼むから生きていてくれよ……!」

 これでもし既に魔物の餌食になっていたら。きっともっと早く気付いていればと自分を責めてしまい、後悔してしまうだろう。

 自分は決して悪くはない。悪いのは魔物を倒せないのにこの森にやってきた者の方なのだが、やはりそれでなにも感じないと言われたら嘘になってしまう。

 それだけは避けて通りたい結末であった。なのでレンは悪態をつきながらも、正面の暗い森の中へ飛び込もうとする。

 その瞬間。目の前の草むらから暗い影が伸び、レンの服を掴んで草むらの中に引きずり込んだ。

 あまりにも突然の出来事だったので、レンは聖剣を抜くことすらできず体勢を崩したまま草むらの奥まで吸い込まれてしまった。

「ぐっ!? くそっ! 離しやがれ!」

「あっ、ちょ──」

 いい加減引きずられるのも癪なので、レンは服を掴む黒い影を掴み、今度は自分の元へ引きずり込む。

 そのときなにやら女性の声が聞こえたような気もしたが、レンは自分を引きずり回した黒い影に夢中になっており、容赦なく地面へと叩きつけていた。

「い、痛たた……う~、なんで私がこんな目にぃ……」

「え……お、女の子……?」

 そこに倒れていたのは魔物でもなんでもなく、正真正銘人間であった。しかもその声はついさっき聞いた悲鳴に類似しており、レンは頭の中でクエスチョンマークを浮かべていた。

「なんでいきなり地面に叩きつけるの!? 下手したら頭を打って死んでたよ!?」

「いや! それはお前がいきなりこんな草むらの中に引きずり込んで来るからだろ!?」

「うぅ……それは悪かったけど~……これにはちゃんと深いわけがあるんだよ! って、そろそろ手を離してくれない!? この体勢すごく痛いし恥ずかしいんだけど!?」

「あ……す、すまん。急だったもので、なにも考えてなかった」

 一言謝り、レンが手を離すと目の前の少女はブツブツと呟きながらその場に立ち上がり、背中や尻に着いた砂を叩いて落としていた。

 その少女はとても異質な見た目をしていた。フードのある黒いローブに、赤い刺繍が施された短めのスカート。そして背中に背負われた先端に赤い球体が付いた黒い木の杖。

 さながら魔法使いと言うべきであろうか。今までたくさんの魔法使いに会ってきたが、ここまで本格的な魔法使いに会うのは生まれて初めてであった。

「で、なんでこんなことをしたんだ? まさか、イタズラでしたわけじゃないんだよな?」

「当たり前だよ! 理由もなく見知らぬ人を草むらに引きずり込むほど私は悪人じゃないから!」

 引きずり込んだ理由がまだ分からないため、レンは若干目の前の少女を警戒していた。もしかしたらなにか悪事を企んでいるかもしれないと、バレないように聖剣の柄に手を伸ばしていた。

「むー……その目疑ってるよね? 言っておくけど、ちゃんとした理由があるんだからね!」

「ならさっさとその理由を言ってくれ。もしちゃんとした理由じゃないなら……分かってるよな?」

 レンが目の前で拳を固く握りしめると、少女は「ひっ!」と情けない声を出して後ずさっていた。

 そして尻餅をつき、自分の豊かに実った胸を隠してなにやら軽蔑の眼差しを向け始めた。もしかしたらとんでもない勘違いをしているのではないだろうか。

「あー……その。変に威圧して悪かった。俺も急な出来事でな、ちょっとイライラしてたんだ。えーと、いつまでもお前って呼ぶのもあれだし、名前を教えてくれないか? 俺はレンって言うんだ、よろしく」

「いや、それは私も悪かったから……えーと、レンって言うんだね。私はリルネスタ! ちなみに、私は《大賢者》と呼ばれるスキルを取得してるんだ。すごいでしょ」

 大賢者というスキル名を聞き、レンは「はぁ?」と無意識のうちに言葉を発していた。

 そうなるのは当然。大賢者のスキルというのは、過去に世界を平和をもたらした者達が取得していたもので、《四大能力レジェンダリー》と呼ばれるほど希少なスキルであった。

 大賢者のスキルを取得する条件。それはハッキリしていないものの、魔法という魔法の真理を知る必要があるという言い伝えがあった。

 なぜここまで曖昧なのか。それはそのはず、大賢者のスキルを開花させたのはまだこの世で1人しかいないからである。なので研究するにも研究することができないのだ。

 だが、一つだけ分かっていることがある。それは大賢者が言い残した証拠で、知らない人はいないと言われるほど有名なものであった。

「《大賢者》を含めた《四大能力レジェンダリー》を持つ者の体には黒い紋章が浮かび上がるんだろ? もしリルネスタが本当に大賢者のスキルを取得してるなら、もちろんあるってことだよな」

「うん。あるにはあるんだよ? でも、その……あまり見せたくないというか、なんというか……」

 なにやら両手を太ももで挟み、どこかむず痒そうにしていた。確かに見知らぬ人に自分の肌を晒すのは抵抗はあると思うが、実際見てみないと分からないためこればかりは仕方なかった。

 だがいつまで経っても紋章を見せようとしてこない。きっと、見栄を張って嘘をついてしまったのだろう。

 レンがそれを指摘しようとした瞬間、突如異常なほどの地響きがレンたちを襲う。何事かとレンは立ち上がるがリルネスタがレンにしがみつき、レンは背中から地面に押し倒されてしまった。

「お、おい! いきなりなにする──」

「シーッ! 静かにして! にバレちゃう!」

「ヤ、ヤツ……?」

 レンがリルネスタの言葉をオウム返しすると、リルネスタはその場でピタリと動かなくなり、草むらの外をじっと見つめていた。

 その様子が不思議でレンが音を立てずに体を起こし、リルネスタを真似て草むらの外を見るとそこには黒い鱗がビッシリと生えた全長10メートルは超えるであろう大蛇の姿があった。

「こ、こいつは……」

「かなり大きめのスレイヴスネークだね。さっき森の中に響いた狼の遠吠えで目を覚ましちゃったのか、昼間なのに獲物を探してこの辺りを巡回しているんだよ」

 狼の遠吠え。きっとそれはイーテルウルフが天井に潜む仲間に合図を送った時に発せられたものだろう。

 まさかあの遠吠えがこのような自体を引き起こすとは想定できるはずもなく、ただレンは息を殺しながら目の前を通り過ぎていくスレイヴスネークの背中を見えなくなるまで見続けていた。

「なるほど、ちなみに俺は助けを求める声が聞こえたからここに来たんだけど、もしかしてリルネスタが助けを求めたのか?」

「うん、そうだよ。まさか本当に助けが来るとは思わなかったけどね。とりあえず一度は逃げ切ったんだけど、次はないと思う」

 確かにあれだけ大きければ、いくら逃げてもすぐに追いつかれるか回り込まれるかして捕まってしまうだろう。

 むしろリルネスタはよく逃げ切ったと思う。なぜならスレイヴスネークはなんとBランクの魔物であり、過去にレンが戦ったグリーンサーペントよりも賢く、素早い魔物なのである。

 そしてスレイヴスネークの習性として、スレイヴスネークは獲物を見つけても一度あえて見逃し、他の獲物が寄ってくるのを待ち、まとめて丸呑みするという驚異的な頭脳の持ち主なのだ。

「え、ちょっと待てよ……?」

 スレイヴスネークの習性を確認している最中に、レンはとある疑問を抱く。

 なぜあれほど賢く、素早いスレイヴスネークからリルネスタが逃げ切ることができたのだろう──と。

「ま、まさか……!」

「え、なになに!? きゃあ!」

 レンは嫌な予感を感じ取り、なにも考えずリルネスタを抱き抱えて草むらから飛び出し、前方へ転がり込む。

 そしてその直後、レンたちがいた場所にスレイヴスネークの大岩さえも丸呑みしてしまうくらい巨大な口が現れ、ガチン! と音を立てて森の中へ消えていってしまったのだ。

「え? え!? どういうこと!?」

「リルネスタはまんまとスレイヴスネークの策略にハマってたんだよ! もし今俺がスレイヴスネークの習性を思いださなかったら今頃腹の中だったぞ!?」

 紛うことなき真実を伝えると、リルネスタは絶句しているのか驚きの声すらあげられずにいた。

 もしレンが助けてくれなかったら今頃死んでいた。そんなことを考えているのか、リルネスタは腰を抜かしてその場でペタリと座り込んでいた。

「おい、今すぐ立て。戦うぞ」

「む、無理だよ! スレイヴスネークなんて、いくら大賢者の私でも……」

「無理とか無理じゃないとかそういう問題じゃねぇ! もう俺たちは絶対にスレイヴスネークから逃げられない状況下に立たされている! このままだと確実に食い殺される。俺はそれが嫌だから、戦うんだ……!」

 正直、勝てる見込みはなかった。
 全盛期の頃の自分なら、多少は手こずるもののスレイヴスネークを1人で討伐することは可能である。

 だが今は違う。今は全盛期とは比べ物にならないくらい弱いのである。単純な力も速さも、瞬発力も動体視力も平凡並みかそれ以下だろう。

 そんな状況でBランクのスレイヴスネークを倒すなんて無理な話だ。でもやるしかないのである。レンには必ず強くなり、自分を追放したギリュウたちを見返すという目的があるからだ。

「俺だけなら絶対に倒せない。でも、リルネスタが支援してくれるなら。もし本当に大賢者のスキルがあるなら、力を合わせれば勝てるかもしれない」

 そんなレンの言葉のおかげか、リルネスタは目元をローブで拭いて立ち上がり、背負っていた立派な杖を掴み、戦闘態勢に移行していた。

 それを見てレンは一安心し、聖剣を鞘から抜いてリルネスタとは反対方向に向かって剣を構える。

「……っ! リルネスタ! 俺から見て右方向にある草むらに魔法を撃て!」

「う、うん! ……氷の槍よ、敵を穿て! アイスランス!」

 リルネスタの魔法の腕は相当良いものなのか、覚えることが難しい《アイスランス》を展開し、レンが指示した通りの場所に魔法を撃ち込む。

 すると命中したのかアイスランスが飛んでいった周囲の木がなぎ倒され、スレイヴスネークの全貌が明らかになっていた。

「よし……リルネスタ。死にたくなかったら絶対に攻撃を緩めるなよ」

「わ、分かった……!」

 レンとリルネスタは互いに動きやすい距離を取り、敵であるスレイヴスネークの様子を伺う。

 スレイヴスネークの胴体にはアイスランスが刺さったのか少し大きめな穴が空いており、血が絶え間なく流れ続けていた。

 それでもなにもなかったかのように、スレイヴスネークはレンとリルネスタの周りを徐々に距離を詰めながら動き回る。

 勝率でいえば2割も満たさない相手。だがレンは決して諦め、絶望することなくスレイヴスネークに向かって立ち向かっていった。
しおりを挟む
感想 109

あなたにおすすめの小説

【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた

きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました! 「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」 魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。 魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。 信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。 悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。 かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。 ※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。 ※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~

名無し
ファンタジー
 突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。  自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。  もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。  だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。  グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。  人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。

防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました

かにくくり
ファンタジー
 魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。  しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。  しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。  勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。  そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。  相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。 ※小説家になろうにも掲載しています。

【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】 【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】 ~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~  ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。  学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。  何か実力を隠す特別な理由があるのか。  いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。  そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。  貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。  オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。    世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな! ※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。

チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?

桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」  その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。  影響するステータスは『運』。  聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。  第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。  すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。  より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!  真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。 【簡単な流れ】 勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ 【原題】 『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』

【完】転職ばかりしていたらパーティーを追放された私〜実は88種の職業の全スキル極めて勇者以上にチートな存在になっていたけど、もうどうでもいい

冬月光輝
ファンタジー
【勇者】のパーティーの一員であったルシアは職業を極めては転職を繰り返していたが、ある日、勇者から追放(クビ)を宣告される。 何もかもに疲れたルシアは適当に隠居先でも見つけようと旅に出たが、【天界】から追放された元(もと)【守護天使】の【堕天使】ラミアを【悪魔】の手から救ったことで新たな物語が始まる。 「わたくし達、追放仲間ですね」、「一生お慕いします」とラミアからの熱烈なアプローチに折れて仕方なくルシアは共に旅をすることにした。 その後、隣国の王女エリスに力を認められ、仕えるようになり、2人は数奇な運命に巻き込まれることに……。 追放コンビは不運な運命を逆転できるのか? (完結記念に澄石アラン様からラミアのイラストを頂きましたので、表紙に使用させてもらいました)

お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~

志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」 この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。 父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。 ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。 今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。 その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。

処理中です...