35 / 99
元Sランクの俺、仲間を作る
しおりを挟む決闘が終わり、鳴り止まない歓声の中。
レンはリルネスタとティエリナに勝利のガッツポーズを向けた後、軽く数メートルは吹き飛んだユークの元へ歩み寄る。
力加減はしたつもりなのだが、一撃で気絶してしまうところを見ると当たりどころが良かったのだろう。
だとしても、たった一撃、しかもレンにとって軽く振った一振りで勝敗が決まった。これでBランクとSランクの明確な『差』が明らかになっただろう。
「おーい、大丈夫かー?」
手で揺するのは気が引けるので、鞘に収められた状態の剣の先で頬辺りをつつく。
するとそのおかげで意識が戻ったのか、ユークは苦しそうな声を洩らしながら瞼を開いた。
「……ここは──っ!? ゴホッゴホッ!?」
「お、おいバカ。いきなり体を動かしたら痛むに決まってるだろ」
レンが辺りを見渡すと、決闘場の入口方面に見覚えがある人物を見つけ、声をかける。
その女性はユークがリルネスタを勧誘する時に後ろで待っていた者で、レンが呼びかけるとすぐさまユークの元に駆け寄り、回復魔法の魔言を唱えてユークを回復させていた。
「あ、ありがとう。システィ」
「大丈夫よ、お疲れ様」
「回復魔法が使えるのか、ならもう安心だな」
レンがユークの安否を確認し、その場を去ろうと立ち上がり、背を向ける。
するとまるで呻き声のような声を上げてユークはレンの名前を呼ぶ。それに対し、素直にレンは反応することにした。
「キミに……いや、レンに話したいことがある」
「話したいこと?」
「あぁ、その……なんだ。色々とすまなかった。レンへと態度や、その他……例えばレンの大事な仲間を勧誘したこと。そして平常心を失い、危険な剣技を使おうとしたことも」
「……別に、もう過ぎたことだ。それなら、俺も悪かった。舐めたような口を聞いて」
男同志、やはり面と向かって謝罪し合うのは恥ずかしいのか、レンは顔を少し背けていた。
だがユークは恥ずかしいとは思っていないのか、レンから顔を背けず真っ直ぐに謝罪する。それに気付き、レンはくだらない羞恥心を捨ててユークに応えるように顔を向ける。
その様子を見て、ユークの仲間であるシスティは静かに笑っていた。
「レンは強いんだな。僕が本気を出しても擦り傷一つ付けられなかった」
「いや、そんなことはない。ユーク、お前だって十分に──」
「やめてくれ、お世辞はいらないよ」
レンがユークを元気付けるためフォローを入れようとするが、ユークはそれを聞き入れたくないのか首を横に振って食い気味に切り捨てる。
「レン、キミは本気を出さなかっただろ? なぜあえて一撃で僕を倒したのか。なぜ剣を鞘に収めたまま剣技を使用したのか。なぜそれなのに一振りで壁に浅い切れ込みが入っているのか」
「観察力があるんだな」
まさかこの数分で壁に出来た切れ込みに気付かれるとは思いもしなかったレンは、驚きを隠しながらギリギリ思い付いた言葉を発する。
だがそれに対してユークが肯定も否定もすることなく、口を閉ざさず話を続ける。
「決闘というのは、『決意を決めた者が行う闘い』だ。勝つために皆ルールの範疇内なら反則ギリギリの行為をしてでも勝利を勝ち取ろうとする。だがレンはまず第一に勝つことではなく僕を死なせない選択をとった。決闘中に相手の生死を気遣うということは、レンは手を抜いてるということだ」
「…………そんな、まさか」
「いいや、その言葉も偽りだ。僕が何回、何十回……いや、何千回レンに挑戦しても勝てないだろう。そして、レンが本気を出したら僕を殺すことなんて赤子の手を捻るより簡単であると」
ユークから向けられる真っ直ぐな視線に、殺意や敵意というものはない。だがほんの少しだけ怒りという感情は感じられた。
しかし、その感情もすぐに無くなる。
きっと自分の中で話がついたのだろう。ユークは頭を押さえて笑い声を上げていた。
「まったく。レン、僕は怒ってないんだ。嬉しいんだ。僕達のギルドに、僕達の街にキミみたいな冒険者がいてくれて」
「そうか」
「あぁ、Bランク冒険者を倒したEランクなんて、すぐに噂が広まる。これから大変だぞ」
「……はぁ、まじかよ」
正直あまり目立ちたくないレンは、嫌そうな顔をして深いため息を吐く。
自分よりはるか上のランクを持つ冒険者からの決闘を受け入れた時点でそれは本末転倒なのだが、諦めるしかないだろう。
そんな中、レンの耳にある声が届く。
それは今の決闘をギャラリーで見ていた野次馬達のくだらない会話であった。
「あーぁ、ユーク負けちゃった。ガッカリなんだけど~」
「ねー! 私、ユークが勝つと思って賭けたのに、お金無駄にしちゃった~」
どうやら個人で勝手にどちらが勝つかという賭け事をしていたようで、ギャラリーからユークに対する嫌味の声が聞こえてくる。
それを聞き、ユークは下唇を噛んでいた。
ここで反論したとして、どう足掻いても勝つことは出来ないと分かっていたからだ。
死人に口無し──それを引用して作られた敗者に口無し。それは決闘で負けた者は負けたことに対し文句や反論を言えないことであった。
別に言ったことで罰金等が生じることはない。ただ文句や反論すると、冒険者としてのプライドや名誉がすり減っていくのだ。
負けた癖に何様だ、と。
「大体さ、BランクなのにEランクに負けるとかありえなくない?」
「笑えるよね。本当は大したこと──」
「おい、お前ら!」
レンがユークを貶す者達に向けて声を荒らげる。
それに真っ先に反応したのはユークであった。いったいなにをする気だと、そんな目でレンを見つめていた。
そしてそんなユークより数秒遅れて反応した二人の女性は、レンに呼びかけに素直に反応し、身を乗り出して目を輝かせていた。
「なになにどうしたの!? もしかして一緒にお食事とか!?」
「えー! 私困っちゃう~! でも、あなたは強いから大歓迎よ!」
勝手な解釈で有頂天になる女性達を無視して、レンは鞘から聖剣を抜き出す。
そして、敵意を込めた視線で睨みつけ、鋭い剣先を迷うことなく真っ直ぐに向けていた。
「お前達はなにかしたのか? お前達にユークを貶す資格はあるのか?」
レンが冷ややかなトーンで言い放つと、ユークは目を見開いてレンを見上げる。
ユークにとって、レンはどのように見えていただろう。だがユークは怯むことなく自分の意見を言うレンを見て頬を濡らしていた。
「お前達だけじゃない。そこや、そこや、そこ。文句があるのならユークに言わず、俺に言え。そして俺に勝ってからユークをバカにしろ。だが、俺と戦ったらバカにされるのはお前らになるぞ」
地獄耳で聞いていたのか、ユークには気付かなかった声をレンはしっかりと聞いており、剣先でユークをバカにした者達を一人のずつ順番に指していく。
そして、まるでギャラリーで見ていた者達全員に喧嘩を売るように、レンは静かに言い放った。
そんなレンの剣幕に圧されたのか、バツが悪そうに指された者達がギャラリーからそそくさと出ていってしまう。
全員出ていったことを確認し終えたレンは聖剣を鞘に収め、再びユークの元に歩み寄った。
「な、なぜあんな真似を……あんなの、レンにとって利益なんてないじゃないか……」
「利益だとか、損失だとか俺は気にしない。俺は昔から人の上から見下すように蹴落とす奴らが嫌いなだけだ。それに、今のは俺が勝手にしたただの自己満足だ。気にすることはない」
「だ、だが…………」
「それでも、今の俺の行為を否定するなら、俺もお前もその程度ってことだ」
「……っ」
レンはポケットに手を突っ込み、周りにバレないように辺りを見渡す。
どうやら先ほどの演説は良い意味でも悪い意味でもギャラリーの野次馬達に伝わったようで、勇気のある行動を褒め称える者、調子に乗っていると見下す者など様々だった。
いくらレンが正当な事を言ったとしても、やはりランクという壁を破壊するのは難しいことだ。
もしこれが『Sランクの言葉』だとしたら、この場にいたほとんどの者がレンに賛同しただろう。
だがいくら正論を言ったとしてもランクが自分より下だったら。心理上、反発したくなってしまうのだ。
その面から考えても、やはり冒険者という世界はめんどくさく、そして面白いのだ。
「目を見れば分かるよ。レンは僕より強く、そして僕には想像もできないほどの修羅場を乗り越えたって」
「そんなの信用できることじゃない。ただの妄想だろ」
「Bランクになるとね、なんとなく分かるんだよ。もしこれが僕の妄想だとしても、僕はこの妄想を捨てることはないよ」
爽やかに笑ってみせるユークに、レンは小さくため息を吐く。
自分もこんな風に笑って過ごしていた過去があったなと、ユークの笑顔と自分の過去を照らし合わせていた。
いつか、いつかでいい。
またこのように、純粋に笑えるようになるのなら。レンはそんなことを考え、ユークから目を背けた。
「レン、僕はキミが好きだよ」
「…………はぁ? 悪いが、男はお断りだ」
「ははは、残念ながら、僕も男はごめんだ。それに僕にはシスティがいるからさ」
そう言うと、ユークはシスティの肩に手を回してそっと引き寄せる。やはりイケメンがすることは想像ができない。
システィもシスティで嬉しそうに頬を紅潮させている。こんな仲がいいのにリルネスタを誘うということは、よほどリルネスタの力を認めていたということになる。
それをシスティが許したかは分からない。表では良いと言ったとしても、裏では悪いと言ってるかもしれない。
だとしてもレンの目には二人の関係がどこか羨ましいように見えていた。
「だから……こんな僕でよければ友達になってくれないか?」
「……俺と、友達にか?」
「あぁ、別に深い意味は無いよ。ただ単純に友好的な関係になるだけさ」
ユークは立ち上がり、レンに向けて手を差し伸べる。
その表情はどこか恥ずかしそうで、後頭部をポリポリと掻いていたが、レンから視線を少したりとも外すことはなかった。
「……悪いが、俺は友達は作らない」
だがレンはそんなユークの期待とは裏腹に、差し伸べられた手を手で払い除ける。
「そ、そうか……」
「この歳になって友達とか背筋が痒くなる。なるならせめて……仲間だな」
「っ!」
断られたことに落胆するユークであったが、レンの言葉を聞いて暗くなりかけていた雰囲気が明るくなる。
ユークは『ありがとう!』とレンに伝えるが、一方のレンは自分でもくさいことを言ったなと目元を押さえて今すぐにでも忘れようと努力していた。
「レン! キミと仲間になれたこと、光栄に思うよ!」
「……そうか、好きにしてくれ」
「あぁ! 好きにさせてもらうよ!」
分かった、きっとユークは俺と違ってどんなことにも真っ直ぐ進んでいくタイプなのだろう。
パッと見て最初は頭脳派かと思ったが、言動や戦法は意外と勢い任せなものが多い。
自分もこれくらい素直に相手に物事を伝えられたらどれだけ楽になるか。レンはそんなことを考えて決闘場の出口へ向かうと、途中であることを思い出す。
そして、道中で立ち止まって腕を組み、頭を悩ませる。それを見ていたユークとシスティは首を傾げていたが、レンは小さく頷いてユークの元へ歩み寄った。
「とりあえず、銀貨20枚な」
「……えっ?」
「いや~、忘れてた忘れてた。確か俺に負けたら語尾に『にゃん』を付けるんだったよな。で、付けなかったら罰として銀貨1枚。そして俺が勝ってからユークは20回以上は語尾に『にゃん』を付けなかっただろ? だが今回は初回だから20枚で許そう」
レンがどこか黒い笑顔を見せると、ユークの隣で見ていたシスティは『ゲ、ゲスい……!』と呟いていた。
「まぁ、仲間になったといっても約束は約束だからな。しかもリルネスタを賭けた約束だから、破るのは無しだぜ?」
「キ、キミって奴は……!」
プルプルと震えるユークは、システィに預けていたカバンを受け取り、中から片手では持ちきれない数の銀貨を取り出す。
そしてそれをレンの手のひらに乗せると、顔を真っ赤にしながら涙目で決闘場の出口に向かって走り出してしまった。
「やっぱり、レンのことは嫌いだぁあぁぁぁ!!」
「今『にゃん』って言ってない」
「う、うるさいにゃぁあぁぁぁああぁん!!」
「あ、言うんだ」
泣きっ面に蜂。レンが指摘するとユークはレンに向かって銀貨1枚を投擲して決闘場を出ていってしまう。
そんなユークを追うため、システィが丁寧にお辞儀をしてその場を後にする。
「なんだ、いい仲間じゃないか」
レンは半ば強引に獲得した銀貨をポーチの中にある貨幣袋に詰め込み、ジャラジャラと銀貨が擦れ合う音を聞いて満足気な表情になる。
そして自分の帰りを待つリルネスタとティエリナの元へ向かうため、ほとんど誰もいなくなったギャラリーを後にした。
そんな中、ギャラリーの片隅でレンを見つめる者がいたなんて、レンは知りもしないだろう。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~
名無し
ファンタジー
突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。
自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。
もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。
だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。
グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。
人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
【完】転職ばかりしていたらパーティーを追放された私〜実は88種の職業の全スキル極めて勇者以上にチートな存在になっていたけど、もうどうでもいい
冬月光輝
ファンタジー
【勇者】のパーティーの一員であったルシアは職業を極めては転職を繰り返していたが、ある日、勇者から追放(クビ)を宣告される。
何もかもに疲れたルシアは適当に隠居先でも見つけようと旅に出たが、【天界】から追放された元(もと)【守護天使】の【堕天使】ラミアを【悪魔】の手から救ったことで新たな物語が始まる。
「わたくし達、追放仲間ですね」、「一生お慕いします」とラミアからの熱烈なアプローチに折れて仕方なくルシアは共に旅をすることにした。
その後、隣国の王女エリスに力を認められ、仕えるようになり、2人は数奇な運命に巻き込まれることに……。
追放コンビは不運な運命を逆転できるのか?
(完結記念に澄石アラン様からラミアのイラストを頂きましたので、表紙に使用させてもらいました)
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる