Sランクパーティから追放された俺、勇者の力に目覚めて最強になる。

石八

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元Sランクの俺、自己紹介をする

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 黒竜姫に言われた通り少しゆっくりめにリルネスタ達の元に戻ったレンは、そこに黒竜姫とライゴルグの姿が消えていることに気付く。

 だがきっとこれは黒竜姫がライゴルグに事情を伝え、嫌っていながらも面倒事を避けるために一時的にその場から避難したのだろうとレンは瞬時に察し、帰りを待つリルネスタやシキ達の近くまで進んで行く。

 すると真っ先に困り顔になりかけているリルネスタが目の前まで飛んできた。

「レン、おかえり!」

「おう、ただいま」

 きっと1人残されて不安だったのだろう。
 リルネスタはレンに声をかけるとまるで壁にするかのように斜め後ろに回り込んでシキ達と距離を開けてしまう。 

 そしてレンは早速改めて自己紹介をしようとするが、ここで黒竜姫やライゴルグのことを聞かないと仲間なのに不自然だと思われるかもしれないので、レンはもしものことを考えてあえて黒竜姫とライゴルグのことについて言及した。

「あれ、リルネスタ。あいつらは?」

「あー、なんか魔物の気配がするから、ちょっと見に行くらしいよ?」

「俺様達も手伝おうとしたのだがな。2人で大丈夫だと断られてしまった! ガッハッハッ!」

「…………索敵能力に優れてるのは、いいこと」

 どうやらジダースやメアは黒竜姫やライゴルグを少しも疑うことは無く、素直に信じているらしい。

 だがパーティの中で索敵能力が秀でているのか、フィールは少し頬に指を当てて魔物の気配があったら悩んでいたが、考えても仕方がないと判断したのかすぐに考えるのをやめ、魔物が生息する森の中でバカ笑いするジダースのみぞおちを殴って静かにさせていた。

 毎度かなり強力な一撃をお見舞するので、レンは先程からジダースは無理をしてるのではないかと様子を伺っていたのだが、ジダースは特に痛がる素振りは見せず、むしろ平気なのか再び笑い声を上げる。

 それによりフィールは頭を抱えるものの、シキがフィールの肩に手を置いて諦めろとアイコンタクトで伝えていた。

「騒がせてすまない。では、早速だけどオレから。オレの名はシキ。周りはオレのことを覇剣のシキって呼ぶけど、普通に親しくシキって呼んでほしい。これからよろしく」

「そうね……シキは真面目だから、わたし達の分まで紹介してほしいな。ジダースの自己紹介はうるさいし、そもそも私は自分のことを話すのそこまで得意じゃないし」

「…………メアも、フィールに賛成」

「そうか。なら全部オレが説明するよ」

 シキがそう言うと、フィールとメアは微笑みながら頷いて再びレン達に体を向ける。

 やはりこういうお願いができるのは、互いのことを信頼してる証拠である。

 自分のことを他人に説明させるということは少なくともその人のことを信用していないとできないことで、それに対し迷わず了承するシキも心が広い『良い奴』なのだろう。

 だが約1名。ジダースは自己紹介したかったのか手をシキに伸ばしていたが、フィールがその腕を掴んで関節技を決めていたので、なにも言えずに終わっていた。

「まず、オレの隣にいるこの男はジダース。武器や防具を持たず筋肉で闘う熱い男で、単純な力勝負ならジダースより強いヤツはいないくらいだ。チームの盛り上げ役で、全良の心の持ち主だ」

「ガッハッハッ! そう言われると照れるな! これからよろしく頼むぞ! 俺様のことは気軽にジダースでいいからな!」

 シキが紹介を終えるや否やジダースはレンの元へ一歩歩み寄り、何倍以上も大きな手を差し伸べて握手を求めてくる。

 そんなまるで魔物の手に間違えるほどの大きな手に掴まれたらひとたまりもないと思うレンは一度躊躇するが、それでは失礼なのでしっかりと差し伸べられた手を掴んで握手をする。

 すると意外なことにジダースはしっかりと力加減をしてくれ、リルネスタも特に痛がる様子は見せず、すんなりと終わってしまったのでレンは呆気にとられた顔になってしまっていた。

「そして、ジダースの隣で立つ緑色の髪の彼女はフィール。弓や魔法を使うけど、肉弾戦が得意なちょっと変わった冒険者だ。どれも達人並の腕があって、知識量も多い。それに真面目で曲がったことが嫌いだから、チームをまとめてくれる大事な存在だ」

「任せたのはわたしだけど……なにか恥ずかしいわね、これ。まぁいいわ。気付いてるかもしれないけど、わたしはエルフ。もしかしたら初めて見るかもしれないけど、人間とそこまで変わらない種族だから気にしないでほしいわ。わたしのことはフィールでもフィールさんでも、好きに呼んで。これからよろしく頼むわ」

 レンは篭手を外したフィールの小さく柔らかな手と握手するが、手の表面が女性の手とは思えないほどゴツゴツしており、指のところどころにはマメができていることに気付き、日頃から努力している努力家であることを知る。

 そもそも弓や魔法を使うのに、近接戦闘が得意なのは珍しいことで、普通の人ならどちらかを極めるかで終わるはずなのだ。

 しかしフィールは弓や魔法は遠距離に優れているものの、近距離には滅法に弱いため、独学とジダースの協力によってコンパクトかつテクニカルな体術を習得したのである。

「同じ魔法職として、これからよろしくね」

「は、はいっ! よ、よろしくお願いします……!」

 緊張しているのか、リルネスタの声が裏返ってしまうものの、しっかりと手を握り返していた。

 そこでリルネスタもレンと同様フィールの鍛えられた手に気付いたのか、小さく『あっ……』と声を漏らして手を離す。

 そして自分の手を見比べ、リルネスタの中でフィールは自分よりも強い人物であると認めたのか、手を握りしめてなにやら小さく頷いていた。

「フィールさんは、私の理想なのかもしれません」

「えっ? それって、どういう……」

「私の理想は冒険者のお父さんとお母さんですけど、そうじゃなくて……えーっと、冒険者としての理想はフィールさんなのかもしれません。自分で自分のことを守れるって、カッコイイと思うんですよ!」

「そ、そうかしら? 意外だわ。まさかこんな目で見られるなんて……普通なら、変って思われるのだけれど」

 いつも守られてきたリルネスタにとって、同じ魔法職なのに近接戦闘もできるフィールが大きく見えているのだろう。

 まるで魔法職の本来あるべき姿。
 自分の弱さを自分で補う模範的なフィールの姿に、リルネスタは一目惚れしてしまったのである。

 そして一方のフィールも少し焦ってはいるものの、素直に尊敬の眼差しを向けられて嬉しいのか、照れながらも頬が綻ばないように腕を組んでなんとかSランクとしての威厳を保っていた。

 だがリルネスタの愛嬌があり、まるで小動物のような眼差しには勝てなかったのか、リルネスタの肩に手を置いて抱きしめたいという欲を抑えていた。

「フィ、フィールさん……?」

「な、なんでもないわ。これは、その、あれよ。あなたでもわたしのようになれるわよっていう勇気づけみたいなものよ。えぇ、そうに違いないわ」

 なんとか持ちこたえたフィールはリルネスタから手を離しシキの元に戻ってしまうが、その後ろ姿はどこかチャンスを逃したのを悔やんでいるように小さくなってしまっていた。

 リルネスタはフィールがどうしてそんなことになってしまっているのか分からずにいたが、シキやメアはそんなフィールの心情を察したのか笑いを堪えていた。

 いつも通り、ジダースだけそもそもフィールの変化に気付けていないのは説明しなくても分かるだろう。

「……よし、最後にジダースとは反対側の隣に立つ黒いフードを被っているのはメア。隠密行動と索敵が得意で、主に斥候職として活躍してるんだ。メアの情報聴取能力や収集能力は他にないほど正確で、メアの情報のおかげでSランク冒険者になれたと言ってもいいくらい大きな存在だ」

「…………それは言い過ぎ。でも、認められてる証拠だから、嬉しい。これからよろしくね」

 礼儀正しいのか、メアはフードを上げてレン達と握手をする。

 レンはフィールよりも小さく華奢な手に驚き、リルネスタは綺麗な瞳と髪の毛に見入っており、メアと長いこと握手を交わしていた。

 それによりメアが嫌がることはなく、むしろ自分に興味を向けられて嬉しいのか自分から離すことはなく、リルネスタが気付いて手を離すまでジッと静かに待機していた。

 そして気付いたリルネスタが一言謝罪を入れるが、メアは素直にその謝罪を受け入れて自分の元いた場所に戻るのであった。

「次は俺らか。そうだな……俺はレン。主に光と聖属性の魔法を使用した剣技で戦う。武器は聖剣で、防具は重いと動きづらいし汗が蒸れるからつけない。レンでも、好きに呼んでくれて構わない。よろしく頼む」

「わ、私はリルネスタって言います! え、えーっと……レンとは違って魔法で戦ったり、支援したりします! 得意な魔法は……だ、だいたい全部です! よろしくお願いしますっ!」

 未だに緊張しているのか、リルネスタはガチガチになりながらも自分の自己紹介を終えるが、噛んでしまったことが恥ずかしいのか顔を赤らめてレンの後ろに隠れてしまっていた。

 その姿に心を奪われたのか、フィールは胸を抑えてうずくまってしまうが、直ぐに周囲の目線に気付いて平静を取り戻す。

 さすがのフィールも恥ずかしいのか耳の先を赤らめていたが、自由奔放のジダースがリルネスタにフォローを入れたので、レンやシキ達の視線がフィールから逸れる。

 それに感謝しているのかフィールがジダースに礼を言うが、やはりジダースは何も分かっていないのか『む? なんのことだ?』と首を傾げていた。

「あと2人仲間はいるが、今はいないからまた今度でいいか? それに日も暮れてきたし、俺たちはこれからギルドに向かわないといけないんだ」

「ならオレ達も同行していいかな? 一応、この森に侵入したワイバーンを倒す名目で来たから早くギルドに戻らないとみんなに心配をかけてしまう」

「そうか。じゃ、ギルドまでよろしく頼む」

「あぁ、よろしく」

 パーティのリーダー同士が話を決めている中、リルネスタはフィール達に囲まれて和気あいあいと談笑していた。

 リルネスタはまだ慣れないながらも積極的で友好的なフィール達に心を開きつつあるのか、ぎこちなかった笑顔もいつも通りの純粋無垢な笑顔に戻っていた。

 そんなリルネスタを横目見つつ、レンはシキ達がこちらを探っているような悪い連中ではないと認め、ケルアのある方角へ歩みを進めていく。

「オレが知る限りだと、レンさんは誰よりも早く、そして誰よりも若くしてSランクという高みへ登り詰めた人だから、前々から手合わせしてみたかったんだ。どうだい? 時間が合えば、決闘でもしてみないか?」

「……そうだな。俺の事を気遣ってくれた礼もある。お互いの時間が合えば俺は構わないぞ」

「決まりだね。あ、そうそう。オレ達はレンさんの過去を誰かに明かすことはないから、安心してほしい。口外禁止を約束する」

「それは助かる。それに、俺はレンって呼んでくれていい。そっちの方が親しみやすいからな」

「そう呼びたいけど、オレもメアと同じでレンさんに憧れてる部分があるんだ。だから呼び捨てはできないよ」

 いったいどこに憧れているのかは不明だが、シキがこう言っている以上無理に変えさせるのも悪いので、レンは仕方なく『そうか』と告げる。

 そしてケルアに向かう道中魔物に一切出会うことなく、時間をかけてケルアの東門に到着する。

 途中シキに黒竜姫やライゴルグを置いてきてもよかったのかと聞かれたが、レンは黒竜姫のことを信じていたので心配することはないと伝えると、シキはレンのことを疑うことなく話を中断させる。

 無駄に相手のプライベートなところまで足を踏み入れてこないのはいいことだが、さすがに相手を信じすぎではないかとレンは一瞬シキを疑ってしまう。

 だがさすがにここで疑うのは人が悪いと感じたのか、そんな邪な考えはしてはいけないと首を振っていた。

 そんな様々な葛藤に悩んでいるといつの間にかレン一行はギルド前にたどり着いており、シキ達は一足先にギルドの中へ進んでいってしまう。

 そしてレンはやけに笑顔なリルネスタと共に何日かぶりのギルドの扉を押し開くのであった。
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