Sランクパーティから追放された俺、勇者の力に目覚めて最強になる。

石八

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元Sランクの俺、ティエリナ家に訪れる

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 ティエリナに連れられ、公共の施設よりも大きいであろう屋敷の敷地内に足を踏み入れ、綺麗に整えられた石畳の上を進んでいく。

 辺りを見渡せばまずケルアのギルド並に大きな屋敷が目に入るのだが、それ以外にも土蔵のような倉庫に、鯉が泳いでいる池。

 他にも剪定された丸々とした庭木と、意味があるのかは不明だが等間隔に置かれたそれぞれ形の違う岩など、凡人にはあまり理解出来ない芸術が庭にはあった。

 しかもそれが1つや2つではなく、探そうと思えば3つや4つと見つかるので、あのローザも『ふむ、これは中々……』と喉を鳴らしていた。

「なぁ、ティエリナ。ティエリナの家ってどれくらい大きいんだ?」

「そうですね……確か、1000坪はあると聞いたことがあります」

「うーん……1000坪って、どれくらいの大きさなのかな?」

『そうですね、大雑把ですが、一辺の長さは大体50メートルと少しくらいです。ですがここまでですと、1000は超えているかもしれませんね』

 頭の良いライネリアがリルネスタに1000坪がどれくらい大きいのかを伝えると、リルネスタはあまりの大きさに驚きの声すら上げず、頭の中でライネリアの言葉を整理しているのか目を回しながらあれやこれやと呟いていた。

「ティエリナの家ってかなり裕福なんだな」

「いえいえ、そんなでもありませんよ? この家はグランニールが出来た当初から建てられたらしく、その時は土地の価格も低くく人気のない丘の上を選んだらしいので、無駄に大きいだけなんですよ」

「へぇ、そういうことだったのか。ということは、建てられてから結構年代が建ってるんだな」

「そういうことですね。あ、少しお待ちください。今から親を呼んできますね」

 門からしばらく歩いてやっと玄関にたどり着いたので、ティエリナはレンとの会話を丁度いいところで切り上げ、玄関の扉をガラガラと横にスライドさせて親の名を呼ぶ。

 だが反応がないのか、中々戻ってこない。
 なので手持ち無沙汰になったレンが改めて庭を眺めようと後ろを振り向くと、そこには先程までいなかったはずの女性がローザの後ろで柔らかく微笑んでいた。

「あらあら、もしかしてティエリナのお友達かしら」

 頬に手を添えて女性がそう呟くと、ライネリアとローザはビクッと肩を震わせ、目を大きくしながら振り向いていた。

 どうやらその女性はライネリアとローザでも気配を察知出来なかったのか、いつの間にか見知らぬ女性に背中をとられたことに二人はありえないと言いたげな顔で一歩引き下がっていた。

「あらあら。驚かせてしまったかしら? それならごめんなさいね?」

「え、えーと……その、あなたは?」

「わたくしはティエリナの母親であるリアーナと申します。よろしくお願いしますね」

「リアーナさん……って、ティエリナさんのお母さんなんですか!?」

 騒がしくするリルネスタだが、リルネスタがそう騒がしくなるのも分からなくはない。

 なぜならリアーナは母親と呼ぶにはあまりにも若く見え、未成年と言われても疑わないくらいの美しさと、謎の艶やかさがあった。

 ティエリナの母親ということは少なくとも40歳に届くか届かないくらいの年齢だと思うが、例えそうだとしてもあまりにも若々しかった。

「すみません、どうやら今は不在──ではなかったようですね。お母さん、そうやってお客様を驚かせるのは控えてと前から言っているのに……」

「うふふ、いいじゃないの。久しぶりにティエリナが帰ってくると思ったら、こんなに沢山お友達を連れてくるんですから。お母さんだって、ちょっとははしゃぎたくなるものですよ」

「だとしても、お母さんはいつもはしゃぎすぎて迷惑かけてるんですから。今回は普通にしてください」

「あらあら、分かってるわよ。では皆様、こちらですよ~」

 微笑みながらティエリナと会話を交わすリアーナは、ティエリナの前に出てから玄関を開き、レン達を歓迎する。

 そんなリアーナに従って屋敷の中に踏み込むレン達であったが、ライネリアとローザはリアーナが気になるのか少し警戒色を顕にしていた。

「ねぇねぇ。リアーナさんって、ティエリナさんのお母さんなんだよね?」

「あぁ。会話から察するに、そうだと思うが」

「だよね。でもさ、最初見た時、私ティエリナさんのお姉さんだと思ったんだよね」

「あー……分からなくもないな」

 リアーナは落ち着いた藍色の和服を着ているのでティエリナよりも歳上に見えるが、もしティエリナとリアーナが服を交換したらと考えると、下手したらティエリナとリアーナが同い歳に見えていたかもしれない。

 だがこれをティエリナに伝えてしまうと確実に落ち込んでしまうので、レンはリルネスタにその話題はあまり口にするなと釘を刺しておき、木で出来た長く続く廊下を歩き続けていく。

 そしてある程度歩き進めると正面には襖と呼ばれる扉が見えてくる。

 その襖をリアーナが開けると、そこは門からは見えなかった池や庭木が見える大部屋が広がっていた。

「ただいま、お父さん」

「おぉ、ティエリナではないか。予想よりも少しばかり早い気がするが、よく戻ってきてくれたな。そして、その者達は……」

「この人達は私の友達。紹介するね」

 いつもよりも口調が柔らかいティエリナに続き、レン、リルネスタと畳が敷き詰められた部屋に入り、並んでいく。

 そしてローザが入ってから最後にリアーナが襖を閉めると、ティエリナの父親であろう男はツヤツヤと光を反射する木の机に手を付き、立ち上がっていた。

「わたしはグザン。ティエリナの父親だ」

 それだけ言い、グザンは渋い和服の袖に手と手を通して座り込んでしまう。

 そんな堅苦しいグザンにティエリナは顔に手を当てながらため息を吐きつつも、レンから順に名前を紹介していく。

 そして一通り紹介し終わるとリアーナが皆に座るよう告げ、レン達はリアーナに従って各々机を囲うように座っていった。

「グザンさん、久しぶりですね!」

「そうだな。ところで、カラリアよ。ティエリナは迷惑をかけていないか?」

「迷惑なんて、全然! むしろボクが迷惑をかけちゃってるくらいですよ~!」

 気さくなカラリアはこんな空気の中でも平気なのか、重々しい空気を取り払うべく積極的にグザンと会話を交わし、場を沸かせる。

 一方のグザンもそんなカラリアと目を合わせながら話しているので、ただ堅いだけで悪い人ではないと、レンは感じていた。

「ふむ、そうだな。リアーナよ、客人を部屋に案内してやりなさい」

「はい、分かりました」

「いや、待て。確か……レンと言ったかな?」

「えっ、あ、はい。そうですが……」

「キミとティエリナは残ってくれるかな?」

「わ、私も?」

 ティエリナが自分に指をさすとグザンは『うむ』と頷き、リアーナに目で合図してリルネスタ達を部屋から出して客室へと向かわせてしまう。

 そして静かになった部屋の中、レンはなぜ自分が残されたのだと、足の指先がピーンと真っ直ぐになってしまっていた。

 だがグザンは一向に口を開こうとしない。
 なのでレンが何用かと口を開こうとすると、グザンがいきなり咳き込みをしたと思えば、おもむろに天井を見つめだしていた。

「一体、キミはティエリナどどういった関係なのだ?」

「どういった関係……ティエリナさんは自分の専属受付嬢として役務を果たしてくれています」

「専属……とな。つまり、キミはティエリナの想い人ではないのだね?」

 突然グザンが『想い人』と言うので、ティエリナは軽く吹き出して『お父さん!?』と顔を真っ赤にしていた。

 レンにはグザンの意図が汲み取れなかったが、とりあえず『違います』と首を横に振りながらすぐさま否定をする。

 これでティエリナも安心しただろうとレンがティエリナに顔を向けると、そこにはなぜかどこか不貞腐れたようなティエリナが『即答ですか……』と頬を膨らませていた。

「ふむ、ならいいんだ。ティエリナ、客室へと案内してやりなさい」

「はい。レンさん、行きましょう」

「あ、あぁ。そうだな」

 予想以上に早く解放され、今の問答に一体どのような意味があるのだとレンは考え込むが、どれだけ考えてもグザンの考えが分からず、空回りしてしまう。

 そして客室へと案内されているときもティエリナはレンから目を背けていたので、それも相まってレンの頭の中は疑問で溢れかえっていた。

「着きました。ここですよ」

 案内された場所は庭の見える廊下で、そこにある障子の戸を開けると、そこには普段レンが泊まっている宿の部屋より二倍は大きいであろう部屋が広がっていた。

 床は畳が敷き詰められ、背の低い机や座布団。
 そして押し入れには布団があり、1人で生活するには充分過ぎるほどの部屋が用意されていた。

「あれ、リルネスタ達とは違う部屋なんだな」

「当たり前じゃないですか。それとも、リルネスタさん達と同じ部屋が良かったですか?」

「いや、宿ではリルネスタやライネリアと同じ部屋だったからな。久しぶりに1人でゆっくり出来そうだなと思っただけだ」

「なるほど、そういうことですか。では夕方になったら先程の部屋で食事なので、時間になったら呼びますね」

「あぁ、頼む。ありがとな、ティエリナ」

 礼を言われて少し機嫌が戻ったのか、ティエリナはふんわりと微笑みながら静かに障子を閉じ、トン、トン、と廊下に響く足音が遠くなっていく。

 そして自分の呼吸音以外聞こえなくなり、レンが荷物を整理して背筋を伸ばしながら座布団に座る。

 だがやることがない。
 夕方には食事らしいのだが、それまでどう時間を潰そうかレンは頬杖をつく。

 結局なにも思い浮かばず、既に整理されたポーチの中を整理しようとポーチに手を伸ばそうとすると、突然障子がガラッと開かれ、壁に衝突してタンッという音が鳴り響く。

 一体誰が来たのかとレンが障子の方を向こうとするが。

「レン、遊びに来たよー!」

 という軽快な声を聞き、レンは呆れ半分のため息を吐き出す。

 だが心のどこかではリルネスタがやって来たのを喜んでいる自分がいるとレンは気付いていたが、その正体が暇を潰せるからなのかそれ以外なのかは不明であった。

『レン様、失礼します──あら、リルネスタ様もいらっしゃったのですね』

 リルネスタがやって来てからライネリアが静かに障子を開け、レンから承諾を得てから部屋に入り、礼儀正しく正座をする。

『邪魔するぞ。いや、実は暇でな──む? なんじゃ、妾だけじゃなかったのか』

 レンの許可なく部屋にズカズカと入り込むローザは、ライネリアとは対照的な場所に座り、一息つく。

「結局大集合じゃねぇか」

「でも、暇よりはいいでしょ?」

「まぁ……それもあるな」

 ペタンと割座しながらリルネスタが前屈み気味に覗き込んでくるので、レンは目を逸らしながらもリルネスタの意見に賛同する。

 だがリルネスタは目を逸らされたことが気になるのかレンの顔を掴んで振り向かせようとするが、レンはリルネスタの手首を掴んで必死に抵抗する。

 そんな2人を眺めているライネリアは楽しそうに笑みをこぼしており、ローザは呆れたような目でやれやれとため息を吐いていたが、珍しくリルネスタがレンに勝てそうになると愉快そうに笑い、今だ、やれと激を飛ばしていた。

 結局結果はリルネスタが力負けしてしまったのだが、それでもリルネスタは息を切らしながらも満足そうに笑っていた。

 そしてレンは夕方までリルネスタとライネリア、ローザの4人で他愛のない話をすることになる。

 だが途中からは本来の目的である四大能力の話になり、明日の昼前からグランニールのギルドに向かうことが決まり、レン達はティエリナとカラリアに呼ばれ、夕食を食べるべく最初に訪れた大部屋へと向かうのであった。
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