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ガルガン王国
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「ガルガン王国が攻められている?だってSレベルの冒険者がいるんだろ?」
「よくご存じで。確かにいますが、もう引退をなされています」
「現在どこにいるか分からないのです」
ってことはガルガン王国にいないってことか。
なんだ、無駄足じゃないか。
と言っても聞いてしまっては「そうですか、大変ですねさようなら」とは言いづらい。
ゲームならまだしも今は違う。
断っていくのは気が引ける。
「ディラ」
「だめかな?」
「俺も同じことを考えていたよ、ガルガン王国を助けよう」
ファラとメルは助けようという目でこっちを見ていた。
なんとなくだけど、そう言っていると分かった。
昔から優しいもんな。
「ですが旅の者に助けてもらうには――」
「いいのよ。私たちのリーダーがやると言ったのだから」
「そうそう!大船乗ったつもりでいてよ!」
目的は変わったものの、元々ガルガン王国へ行くつもりだったんだ。
こっちの世界がどうなっているか知りたいし、無視するつもりはない。
「それでしたら国王様に報告させていただきます」
「まあ、普通はそうするよな」
「それで、国王へはどう説明したらいいでしょうか?」
「これでいいんじゃない?」
俺たちは貰ったばかりの冒険者カードを渡した。
「Sレベル……ですか」
「だからあのドラゴンと仲間なのですね」
「まあ、うん」
「それでお願いがあるのですが」
「出来る範囲なら」
「ドラゴンを連れて行くと国で騒がれてしまうので……」
同じSレベルのサリーさんでも驚くから国に連れて行けば大騒ぎだろうな。
見えてきたら手前らへんで降りようと思ったけど、この二人がいるなら別に歩いていいか。
「だってさファラ」
「わかったわ。ありがとうね、ディエイダム」
『もったいなきお言葉です。では私はこれで』
そう答えるとアバターが消えるエフェクトと同じようにディエイダムが消えた。
その下には先ほどの亀がいた。
「まさか召喚をされたんですか!?」
「そ、そうよ」
「おかしいですよ!!共にいるならまだしも、あの伝説の――」
「待って、それはもう聞いたから」
同じ反応だな。
やっぱり驚いていたんだな。
下手に騒いで怒らせないようにしていたのかも。
「それにしても二人でこいつを運ぶ気だったのか?」
「はい、私が多少ですが魔法を使えるので」
副隊長のミラさんは自慢げに答えた。
残念だがここにいる3人は普通に運べるぞ。
「いきます。軽量化網」
半透明の網を出すと、そのままイグザタートルに巻き付いた。
この魔法は見たことが無いな。
「何が変わったの?」
「このままだと重いので軽くさせました。あとは、浮遊」
さきほど網で囲まれたイグザタートルが浮いた。
この魔法はゲームでもあった。
「その魔法使うなら網でまとめなくてもよかったんじゃないのか?」
「私だと重すぎて持てないので……」
ゲームでは浮遊に重さ制限なんてなかった。
同じ魔法でも少し異なっている部分があるのか。
「それでは行きましょう。ご案内します」
「ここからだとどれぐらいかかる?」
「およそ30分というところです」
思っていたより近いな。
あのまま降りていたらまた騒がれていたんだろう。
助けて本当に良かった。
「よくご存じで。確かにいますが、もう引退をなされています」
「現在どこにいるか分からないのです」
ってことはガルガン王国にいないってことか。
なんだ、無駄足じゃないか。
と言っても聞いてしまっては「そうですか、大変ですねさようなら」とは言いづらい。
ゲームならまだしも今は違う。
断っていくのは気が引ける。
「ディラ」
「だめかな?」
「俺も同じことを考えていたよ、ガルガン王国を助けよう」
ファラとメルは助けようという目でこっちを見ていた。
なんとなくだけど、そう言っていると分かった。
昔から優しいもんな。
「ですが旅の者に助けてもらうには――」
「いいのよ。私たちのリーダーがやると言ったのだから」
「そうそう!大船乗ったつもりでいてよ!」
目的は変わったものの、元々ガルガン王国へ行くつもりだったんだ。
こっちの世界がどうなっているか知りたいし、無視するつもりはない。
「それでしたら国王様に報告させていただきます」
「まあ、普通はそうするよな」
「それで、国王へはどう説明したらいいでしょうか?」
「これでいいんじゃない?」
俺たちは貰ったばかりの冒険者カードを渡した。
「Sレベル……ですか」
「だからあのドラゴンと仲間なのですね」
「まあ、うん」
「それでお願いがあるのですが」
「出来る範囲なら」
「ドラゴンを連れて行くと国で騒がれてしまうので……」
同じSレベルのサリーさんでも驚くから国に連れて行けば大騒ぎだろうな。
見えてきたら手前らへんで降りようと思ったけど、この二人がいるなら別に歩いていいか。
「だってさファラ」
「わかったわ。ありがとうね、ディエイダム」
『もったいなきお言葉です。では私はこれで』
そう答えるとアバターが消えるエフェクトと同じようにディエイダムが消えた。
その下には先ほどの亀がいた。
「まさか召喚をされたんですか!?」
「そ、そうよ」
「おかしいですよ!!共にいるならまだしも、あの伝説の――」
「待って、それはもう聞いたから」
同じ反応だな。
やっぱり驚いていたんだな。
下手に騒いで怒らせないようにしていたのかも。
「それにしても二人でこいつを運ぶ気だったのか?」
「はい、私が多少ですが魔法を使えるので」
副隊長のミラさんは自慢げに答えた。
残念だがここにいる3人は普通に運べるぞ。
「いきます。軽量化網」
半透明の網を出すと、そのままイグザタートルに巻き付いた。
この魔法は見たことが無いな。
「何が変わったの?」
「このままだと重いので軽くさせました。あとは、浮遊」
さきほど網で囲まれたイグザタートルが浮いた。
この魔法はゲームでもあった。
「その魔法使うなら網でまとめなくてもよかったんじゃないのか?」
「私だと重すぎて持てないので……」
ゲームでは浮遊に重さ制限なんてなかった。
同じ魔法でも少し異なっている部分があるのか。
「それでは行きましょう。ご案内します」
「ここからだとどれぐらいかかる?」
「およそ30分というところです」
思っていたより近いな。
あのまま降りていたらまた騒がれていたんだろう。
助けて本当に良かった。
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