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vsメルメシア王国
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サルベルクは自分が指揮をすべきだと証明するために国の外までやってきた。
ついてきたのはサルベルクと俺たち3人、それにデルガンさんだけ。
俺たちとデルガンさんは門の高い場所にある監視塔から見ている。
先ほど会議室にいた他の3人はというと、国を守るために動いている。
休んでいる国王の護衛や町の人々を守るため、みんな行動が早かった。
「A班は私と一緒に接近戦、B班はA班より少し後ろで待機をし、命令したらすぐに支援魔法を。
C班は合図を出したらすぐ遠距離魔法を使えるように一番後ろで待機していてください」
「「「「「はっ!」」」」」
指示は的確に分かりやすく早めに。
自分が指示したほうがいいと名乗り出るだけはあるな。
だが、ここからが本番だ。
敵の軍隊の前にいる者が命令を下した。
「相手は1番隊だ!確かに強いが、我々にはご加護がある!心配無用、突撃いいいい!!」
敵軍が一斉に攻め込んできた。
およそ千名による一斉攻撃を仕掛けてくるのに対し、1番隊は約百名。
10倍の相手に本当に大丈夫なのだろうか。
「今です!」
「「「「「降り注ぐ光の雨!!」」」」」
複数人で発動させる魔法か。
30人弱で魔法を発動させただけあって威力が高い。
最前線にいる敵の多くが倒れた。
「少し威力不足だわ」
「いや、ファラを基準に考えないでよ……」
ファラなら一人でこれ以上の威力がある魔法を使える。
ただ単にファラが魔法に関して異常なだけだ。
「加護とやらはいったい何だったんでしょうかね。私たちもいきますよ!!」
「くっ!怯むな!前へ進めぇ!!」
敵の軍隊は怯むことなく前へ前へと進み始めた。
それに対抗するようにサルベルクとA班が前へ進み、ぶつかり合った。
「B班!支援魔法を!」
「「「「「攻撃力上昇!」」」」」
「「「「「速度上昇!」」」」」
ゲームでよく使われていた初心者が好む支援魔法。
ただ最初のほうしか使い道がなく、Lv.1000を超えるときには使っても意味がなかった。
使われなくなった理由は何倍とかではなく加算されるため。
1億に5を足しても雀の涙だ。差は変わらない。
「このまま行きますよ!敵が復活しないよう、しっかり止めを刺しなさい!」
「それはさせないぞ、サルベルク!」
最前線にいたサルベルクの前に一人の男が空から降ってきた。
「ソウ・ルーン……ですか」
どうやらお互い知っているみたい。
「知り合いなのか?」
「はい。ソウは元々1番隊の優秀な兵士でしたが、模擬戦でサルベルクに屈辱的な負けをしたため、この国を離れてしまいました」
「……それが原因で国王に嫌われたのか?」
「ええ、まあ他にも原因はありますが。
サルベルクは自分が上に立つために、相手が二度と立ち上がれないようなことをしてきました。最近1番隊隊長になり、ようやく落ち着いてきたところです」
デルガンさんの話から考えるに、ただの自己中。
それと、自分が上に立つために邪魔な奴は全力で蹴り落とすタイプか。
「実力が十分なのに、もったいないな」
「ええ。彼が国王様のように心優しい方でしたら皆、尊敬していたでしょう」
もしそうだとしたら、他のみんなもよかっただろうに。
本当に惜しい人だ。
「貴様に負けてから俺は国を去り、新しい土地で修行をしていた。そして加護までもらえた……」
「そうですか。それはお疲れ様でした」
「いつまでも余裕でいられると思うなよ!」
ソウは加護を発動させたことにより、全身が光りだした。
エフェクト的に何かの能力向上だが、どの能力向上なのかが分からない。
「それが加護というものですか?」
「ふんっ!!」
「ほう!随分と力が上がりましたね」
「この力があれば貴様なぞ一捻りだ」
剣を大きく地面に向けて振ると、地面に大きな地割れができた。
それだけ力があるなら大剣とか使えばいいのに。
「うおおお!!」
ソウはサルベルクに向かって大きく剣を振りかぶった。
大きな音と共に砂ぼこりが舞い、二人を覆った。
やがて砂ぼこりが消え始めた時、中にはまだ二人いた。
「な、なぜだ!?なぜ止められる!!」
「選ばれし者。私専用の魔法ですよ」
「そんな馬鹿なことがあってたまるかああ!!」
「無駄な努力、お疲れ様です」
「くそったれがああああ!!」
サルベルクはニコリと笑うと、無慈悲にソウを斬り捨てた。
「さて、これで大きく戦力を減らせたはずです。このまま――」
『敗者には罰を与える』
「えっ?」
次の瞬間、斬られて倒れていたソウは大きな爆音と共に爆発した。
ついてきたのはサルベルクと俺たち3人、それにデルガンさんだけ。
俺たちとデルガンさんは門の高い場所にある監視塔から見ている。
先ほど会議室にいた他の3人はというと、国を守るために動いている。
休んでいる国王の護衛や町の人々を守るため、みんな行動が早かった。
「A班は私と一緒に接近戦、B班はA班より少し後ろで待機をし、命令したらすぐに支援魔法を。
C班は合図を出したらすぐ遠距離魔法を使えるように一番後ろで待機していてください」
「「「「「はっ!」」」」」
指示は的確に分かりやすく早めに。
自分が指示したほうがいいと名乗り出るだけはあるな。
だが、ここからが本番だ。
敵の軍隊の前にいる者が命令を下した。
「相手は1番隊だ!確かに強いが、我々にはご加護がある!心配無用、突撃いいいい!!」
敵軍が一斉に攻め込んできた。
およそ千名による一斉攻撃を仕掛けてくるのに対し、1番隊は約百名。
10倍の相手に本当に大丈夫なのだろうか。
「今です!」
「「「「「降り注ぐ光の雨!!」」」」」
複数人で発動させる魔法か。
30人弱で魔法を発動させただけあって威力が高い。
最前線にいる敵の多くが倒れた。
「少し威力不足だわ」
「いや、ファラを基準に考えないでよ……」
ファラなら一人でこれ以上の威力がある魔法を使える。
ただ単にファラが魔法に関して異常なだけだ。
「加護とやらはいったい何だったんでしょうかね。私たちもいきますよ!!」
「くっ!怯むな!前へ進めぇ!!」
敵の軍隊は怯むことなく前へ前へと進み始めた。
それに対抗するようにサルベルクとA班が前へ進み、ぶつかり合った。
「B班!支援魔法を!」
「「「「「攻撃力上昇!」」」」」
「「「「「速度上昇!」」」」」
ゲームでよく使われていた初心者が好む支援魔法。
ただ最初のほうしか使い道がなく、Lv.1000を超えるときには使っても意味がなかった。
使われなくなった理由は何倍とかではなく加算されるため。
1億に5を足しても雀の涙だ。差は変わらない。
「このまま行きますよ!敵が復活しないよう、しっかり止めを刺しなさい!」
「それはさせないぞ、サルベルク!」
最前線にいたサルベルクの前に一人の男が空から降ってきた。
「ソウ・ルーン……ですか」
どうやらお互い知っているみたい。
「知り合いなのか?」
「はい。ソウは元々1番隊の優秀な兵士でしたが、模擬戦でサルベルクに屈辱的な負けをしたため、この国を離れてしまいました」
「……それが原因で国王に嫌われたのか?」
「ええ、まあ他にも原因はありますが。
サルベルクは自分が上に立つために、相手が二度と立ち上がれないようなことをしてきました。最近1番隊隊長になり、ようやく落ち着いてきたところです」
デルガンさんの話から考えるに、ただの自己中。
それと、自分が上に立つために邪魔な奴は全力で蹴り落とすタイプか。
「実力が十分なのに、もったいないな」
「ええ。彼が国王様のように心優しい方でしたら皆、尊敬していたでしょう」
もしそうだとしたら、他のみんなもよかっただろうに。
本当に惜しい人だ。
「貴様に負けてから俺は国を去り、新しい土地で修行をしていた。そして加護までもらえた……」
「そうですか。それはお疲れ様でした」
「いつまでも余裕でいられると思うなよ!」
ソウは加護を発動させたことにより、全身が光りだした。
エフェクト的に何かの能力向上だが、どの能力向上なのかが分からない。
「それが加護というものですか?」
「ふんっ!!」
「ほう!随分と力が上がりましたね」
「この力があれば貴様なぞ一捻りだ」
剣を大きく地面に向けて振ると、地面に大きな地割れができた。
それだけ力があるなら大剣とか使えばいいのに。
「うおおお!!」
ソウはサルベルクに向かって大きく剣を振りかぶった。
大きな音と共に砂ぼこりが舞い、二人を覆った。
やがて砂ぼこりが消え始めた時、中にはまだ二人いた。
「な、なぜだ!?なぜ止められる!!」
「選ばれし者。私専用の魔法ですよ」
「そんな馬鹿なことがあってたまるかああ!!」
「無駄な努力、お疲れ様です」
「くそったれがああああ!!」
サルベルクはニコリと笑うと、無慈悲にソウを斬り捨てた。
「さて、これで大きく戦力を減らせたはずです。このまま――」
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「えっ?」
次の瞬間、斬られて倒れていたソウは大きな爆音と共に爆発した。
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