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子供が欲しかった俺 side拓磨
灯里が妊娠したらと毎夜抱いて胎内に精を送ってた。
だから、2ヶ月間、生理がきてないならもしかしたら子供ができてるかもしれないと、俺は期待してた。
俺と結婚して1度生理がきてたから、それ以降は俺以外の男が灯里に手を出してないから妊娠していたら俺の子に間違いない。
凛子は妊娠してすぐから悪阻があった。
匂いに敏感になり、よく吐いてたが灯里はそういう症状がなく、ストレスで生理が止まってるだけかもしれないから確信は持てなかった。
昨日の夜、2ヶ月半ぶりに生理がきた灯里は体調がかなり悪そうで、夜中に冷や汗をかいていて、かなり心配だった。
だから、外出ついでに無理やり病院へ連れていった。
そして、医師からとんでもない事を聞かされた。
「堕胎後は1週間ほど貧血や痛みで体調不良になります。これは仕方がない事です。子供を産んで育てられないなら確実に避妊して下さい!!」
内診室に入ると灯里の診察をした女医に俺は睨まれた。
灯里が堕胎したなんて信じられなかった。
女医が看護師に指示して、灯里は1時間半、病院のベッドに横になり、鉄分補給と痛み止めの点滴を打って貰った。
「……ごめんなさい」
と2人きりになると泣きながら俺に顔を背けて灯里は呟いた。
灯里が堕胎したのは俺の子を産んで育てる自信がなかったのかもしれない。
灯里が産まれ育った環境から、仕方がなかったのかもしれない。
政略結婚で両親が仮面夫婦で、それ故に両親が実の子なのに、浮気相手との間に産まれた子は可愛がっていても、灯里の事は愛してなかった。
灯里と結婚してから一緒に暮らすようになってから、俺なりに灯里を大切に愛してた。
だが、灯里にそれが伝わってなかったのかもしれない。
俺に背を向けてベッドの中で声を殺して泣いてる灯里。
俺が側にいない方が灯里の心が休まるかもしれないが、灯里を1人にできなかった。
「……灯里、ごめんな。灯里の気持ちを考えずに無責任に俺が灯里を妊娠させたから。つらかったな。灯里、俺、子供はいなくていい。灯里が側にいてくれさえすればいい。灯里が俺の事を好きになってくれて信用できるようになるまで俺は灯里を愛し続ける」
点滴が終わってた灯里の手を握り、婦人科を出てから歩いてマンションまで戻る。
有川に灯里を看病するから会社には戻らないと連絡を入れた。
マンションに着くと地下の食品スーパーで鯛とホタテ、サーモンの刺身用の冊を購入し、サニーレタスとオリオンスライスサラダを購入してカルパッチョにした。
後、パスタを茹でて、カルボナーラを作る。
ダイニングテーブルに料理を並べてからソファーに座ってる灯里に声をかけた。
ゆっくり食べ進め完食してくれたからほっとする。
食後の片付けを終えて、シャワーを浴びた後、やる事もなく、灯里とベッドに入り、ただ灯里を抱きしめてた。
傷ついてる灯里を慰める方法が、それしか思いつかなかった。
だから、2ヶ月間、生理がきてないならもしかしたら子供ができてるかもしれないと、俺は期待してた。
俺と結婚して1度生理がきてたから、それ以降は俺以外の男が灯里に手を出してないから妊娠していたら俺の子に間違いない。
凛子は妊娠してすぐから悪阻があった。
匂いに敏感になり、よく吐いてたが灯里はそういう症状がなく、ストレスで生理が止まってるだけかもしれないから確信は持てなかった。
昨日の夜、2ヶ月半ぶりに生理がきた灯里は体調がかなり悪そうで、夜中に冷や汗をかいていて、かなり心配だった。
だから、外出ついでに無理やり病院へ連れていった。
そして、医師からとんでもない事を聞かされた。
「堕胎後は1週間ほど貧血や痛みで体調不良になります。これは仕方がない事です。子供を産んで育てられないなら確実に避妊して下さい!!」
内診室に入ると灯里の診察をした女医に俺は睨まれた。
灯里が堕胎したなんて信じられなかった。
女医が看護師に指示して、灯里は1時間半、病院のベッドに横になり、鉄分補給と痛み止めの点滴を打って貰った。
「……ごめんなさい」
と2人きりになると泣きながら俺に顔を背けて灯里は呟いた。
灯里が堕胎したのは俺の子を産んで育てる自信がなかったのかもしれない。
灯里が産まれ育った環境から、仕方がなかったのかもしれない。
政略結婚で両親が仮面夫婦で、それ故に両親が実の子なのに、浮気相手との間に産まれた子は可愛がっていても、灯里の事は愛してなかった。
灯里と結婚してから一緒に暮らすようになってから、俺なりに灯里を大切に愛してた。
だが、灯里にそれが伝わってなかったのかもしれない。
俺に背を向けてベッドの中で声を殺して泣いてる灯里。
俺が側にいない方が灯里の心が休まるかもしれないが、灯里を1人にできなかった。
「……灯里、ごめんな。灯里の気持ちを考えずに無責任に俺が灯里を妊娠させたから。つらかったな。灯里、俺、子供はいなくていい。灯里が側にいてくれさえすればいい。灯里が俺の事を好きになってくれて信用できるようになるまで俺は灯里を愛し続ける」
点滴が終わってた灯里の手を握り、婦人科を出てから歩いてマンションまで戻る。
有川に灯里を看病するから会社には戻らないと連絡を入れた。
マンションに着くと地下の食品スーパーで鯛とホタテ、サーモンの刺身用の冊を購入し、サニーレタスとオリオンスライスサラダを購入してカルパッチョにした。
後、パスタを茹でて、カルボナーラを作る。
ダイニングテーブルに料理を並べてからソファーに座ってる灯里に声をかけた。
ゆっくり食べ進め完食してくれたからほっとする。
食後の片付けを終えて、シャワーを浴びた後、やる事もなく、灯里とベッドに入り、ただ灯里を抱きしめてた。
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