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愛していた彼女 side 葛城英翔
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遠距離恋愛は続かないもの。
国内ならまだしも海外となるとなおさら。
大学進学で中1の夏から交際していた彼女と超遠距離恋愛になった。
アメリカ留学した俺と、東京にある名門私立大学に進学した彼女。
留学しても夏のロング休暇は日本に帰国し、東京で独り暮らしをしている彼女の元で過ごせる。
例え離れて暮らしていても、毎日LINEでメッセージを交わしビデオ通話で顔を見て話せていたから、浮気なんてされないと俺は思っていた。
「英翔、会いたかった!!」
9ヶ月ぶりに再会した結衣。
大学生になってからおしゃれに目覚めた彼女は、会わないうちに一段と綺麗になった。
女性らしい丸みが帯びた体に、香水ではないフェロモン的な香りが俺を誘惑する。
「ずっと楽しみにしてた。3ヶ月間、一緒に居られるから嬉しい」
国立大附属中高一貫校で出会い、中1の夏から付き合い始め、大学1年の前期までは東京の国立大学に通っていた俺は常に彼女の側にいた。
「今日の夕ご飯、英翔が好きなハンバーグとマカロニサラダ作るね」
「楽しみ」
料理が得意な結衣。
付き合い始めてから毎日手作り弁当を作ってくれて、彼女に胃袋をしっかり捕まれてしまった。
「お昼は食べに行こうか」
「だね。回転寿司行きたい」
和食洋食イタリアンは食べに行くより結衣が作った料理の方が断然美味い。
外食はいつもラーメンか回転寿司に行った。
「結衣、いい?」
「う、……うん」
LINEテレビ電話で顔は合わせても、会えないから触れられない。
「……会わないうちに一段と綺麗になったから、離れて暮らすのが不安だ」
小柄で華奢だった結衣。
身長は中3でストップしたから156cmしかない。
小顔で肩幅が狭く、折れそうなほど細かった彼女。
手足腰はあいかわず細いままだが、胸が膨らみ、お尻にも肉がついた。
「や、やだ!!舐めないで!!」
ワンルームのベッドに押し倒し、衣服を全て剥ぎ取ると、甘い香りに誘われ、彼女の脚の付け根に顔を埋めた。
「結衣、びしょびしょ。挿れていい?」
「早いって!!」
「1回抜かせて。ずっとやってないから溜まってる。今日、5回抜く自信ある」
「……ならいい。挿れて!!」
成田空港まで迎えにきてくれた結衣。
お昼に回転寿司に行った後すぐに彼女が住んでいるマンションへ行き、ひたすら体を繋げた。
愛しい彼女と後5年半、離れて暮らさないといけない。
「3ヶ月間、毎日抱き潰すから」
「毎日は無理だよ。生理くるし」
結衣のマンションでの3ヶ月間。
彼女が大学に行ってる間はノートパソコンでできるプログラミングのバイトをして過ごし、彼女との束の間の同棲生活を楽しんだ。
大学が夏休みに入り、ずっと側にいられると思っていたのに、笑天グループインターンバイトをすると言い出した結衣。
大学がある時以上に時間を拘束され、一緒に居られる時間が減り、不満を感じずにはいられなかった。
さすがに2人目を育てる自信はなく焦る。
葛城部長に対して殺意しか沸かない。
国内ならまだしも海外となるとなおさら。
大学進学で中1の夏から交際していた彼女と超遠距離恋愛になった。
アメリカ留学した俺と、東京にある名門私立大学に進学した彼女。
留学しても夏のロング休暇は日本に帰国し、東京で独り暮らしをしている彼女の元で過ごせる。
例え離れて暮らしていても、毎日LINEでメッセージを交わしビデオ通話で顔を見て話せていたから、浮気なんてされないと俺は思っていた。
「英翔、会いたかった!!」
9ヶ月ぶりに再会した結衣。
大学生になってからおしゃれに目覚めた彼女は、会わないうちに一段と綺麗になった。
女性らしい丸みが帯びた体に、香水ではないフェロモン的な香りが俺を誘惑する。
「ずっと楽しみにしてた。3ヶ月間、一緒に居られるから嬉しい」
国立大附属中高一貫校で出会い、中1の夏から付き合い始め、大学1年の前期までは東京の国立大学に通っていた俺は常に彼女の側にいた。
「今日の夕ご飯、英翔が好きなハンバーグとマカロニサラダ作るね」
「楽しみ」
料理が得意な結衣。
付き合い始めてから毎日手作り弁当を作ってくれて、彼女に胃袋をしっかり捕まれてしまった。
「お昼は食べに行こうか」
「だね。回転寿司行きたい」
和食洋食イタリアンは食べに行くより結衣が作った料理の方が断然美味い。
外食はいつもラーメンか回転寿司に行った。
「結衣、いい?」
「う、……うん」
LINEテレビ電話で顔は合わせても、会えないから触れられない。
「……会わないうちに一段と綺麗になったから、離れて暮らすのが不安だ」
小柄で華奢だった結衣。
身長は中3でストップしたから156cmしかない。
小顔で肩幅が狭く、折れそうなほど細かった彼女。
手足腰はあいかわず細いままだが、胸が膨らみ、お尻にも肉がついた。
「や、やだ!!舐めないで!!」
ワンルームのベッドに押し倒し、衣服を全て剥ぎ取ると、甘い香りに誘われ、彼女の脚の付け根に顔を埋めた。
「結衣、びしょびしょ。挿れていい?」
「早いって!!」
「1回抜かせて。ずっとやってないから溜まってる。今日、5回抜く自信ある」
「……ならいい。挿れて!!」
成田空港まで迎えにきてくれた結衣。
お昼に回転寿司に行った後すぐに彼女が住んでいるマンションへ行き、ひたすら体を繋げた。
愛しい彼女と後5年半、離れて暮らさないといけない。
「3ヶ月間、毎日抱き潰すから」
「毎日は無理だよ。生理くるし」
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大学が夏休みに入り、ずっと側にいられると思っていたのに、笑天グループインターンバイトをすると言い出した結衣。
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