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ライフプラニング
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「……思ってたより、人が多いな」
ネズミーランド。
中に入ると人人人で110cmの翔琉を歩かせるのが危なく、葛城部長は翔琉を抱き抱え肩車した。
「アトラクション並びます?」
「2時間待ちとかですよ」
「あらかじめ、プレミアアクセスチケット購入してるから問題ない。翔琉が乗りたがっていたアトラクションは事前に予約を入れてる」
入園チケットに1人当たり1回2000円(税込)の追加料金を払えば、人気アトラクションを時間指定で予約できるという裏技で、翔琉の要望を聞き、葛城部長は計画的にチケットを購入していた。
「ママ、お腹すいた」
「サンドイッチとおにぎりあるよ。どっちがいい?」
「サンドイッチ」
1口サイズで食べられる間食を用意してた。
食べるものを購入するために30分も並びたくない。
「翔琉、眠そうだな」
はしゃぎ過ぎて夜のパレードが始まる直接、翔琉は肩車された状態で寝落ちしそうだった。
「うわー、マッキーマウスが僕に手を振ってくれた。コメマックスがいるよ!!」
ネズミーアニメを見せて育ったからか、翔琉はパレードに大興奮する。
1歳半までシアトルで育ったのもあり、シン⚪︎レラやティンカーベ⚪︎、ベ⚪︎やラプンツェ⚪︎が登場すると英語で話しかけていた。
「翔琉、英語話せるんだな」
「1歳半まではアメリカ居たし、幼稚園はインターナショナルスクールに通わせてるから」
海外留学中に出産したのもあり、生後2週間目から講義を受けるために大学に連れていき、多国籍の講義受講生から可愛がられたのもあり、バイリンガルに育った。
「翔琉、寝たわ」
午後8時15分、昼寝なしでアトラクションを楽しんだのもあり、夜のパレードが終わった途端に寝落ちした。
パレードの待ち時間に持ち込んだ間食を完食し、眠気がきたのもある。
「ホテルのルームサービス頼んでいて正解だったわ。お風呂は朝、入れるしかないな」
用意周到過ぎる男。
パレードが終わってホテルの部屋に戻って食事をする段取りをとっていた。
「よく眠ってるな……」
遊び疲れて翔琉はぐっすり眠ってる。
2人きりの密室の空間での食事に戸惑う。
「結衣、一緒にアメリカに行こう」
「……」
6月の終わりまでに本社異動の打診に関して返答しないといけない。
さすがに海外への異動だから無理強いはできず、拒否権はある。
「結衣、俺は結衣以外を愛せない。あんな別れ方をしたが、結衣以外の女と付き合ってない」
Googloで勤務しながら大学院に通いM.Eng.(工学修士)を取得した葛城部長。
遊ぶ暇なんてなかったと思い。
赴任してからもモテるのに社内の綺麗どころから誘惑されても、深夜からの本社開発とのリモートワークを理由に断っていた。
「結衣、愛してる。結衣以外の女を愛せないから」
ホテルの部屋に戻り、ルームサービスの食事をとってたら、アルコールないのに葛城部長が発情しだした。
「結衣、愛してる。ずっと側にいて欲しい」
ベッドに組み敷かれ、身動きできない。
「嫌なら俺を全力で殴れ」
「……」
拒否したいが、殴れない。
否定したいが体は葛城部長を求めてる。
抱き上げられベッドに連れてかれ、衣服を剥ぎ取られ、脚の付け根を貪られ、抵抗ができない。
「結衣、愛してる。家族になろう」
避妊なしで中出しされた。
だからといって妊娠した確証はない。
「結衣、俺は結衣しか愛せない。だから、結婚しよう」
避妊する気無しで生でやらかした葛城部長に殺気を感じるも、抵抗できなかった。
「最低ですね」
深夜に違和感で目覚め、葛城部長に抱きしめてられ眠りにつくも、繋がったままの状態で白濁が溢れてるのを見て恐怖を感じるも、もしものために用意していた緊急避妊薬を着用できなかった。
「結衣と生涯共にしたい。離れたくない。結衣、…‥愛してる」
葛城部長、英翔に愛されてる。
「喉乾いた」と夜中に起こしたら繋がったまま冷蔵庫の中にあるペットボトルの水をとってきて口打ちしで飲まされ、また腟内にも放出された。
「結衣、愛してる。俺に似た男の子と結衣に似た女の子と2人に似た子供3人と家族5人で幸せになろう。俺たちが設計したライフプランニング」
「………」
高校卒業時に進路が別れ、生涯を誓った時のライフプラニング。
そのために私は努力していた。
葛城部長、英翔の傍にいられるよう能力無いなりに努力してきた。
「夫婦になろう。ずっと側にいて離れないように。2度と離さない」
「……うん。私も英翔の側にいたい。死が2人を分かつまで」
翔琉がいるからもあるけど、英翔以外の男性と付き合う気にはなれなかった。
英翔以上に好きになれる人はいなかった。
「やっと、俺の事を名前で読んでくれた。結衣、2度と離さないから。愛してる」
思春期を共にし生涯を誓い合った恋人と、遠距離恋愛で離れ離れになったけど再会し、復縁した。
再会して1年2ヶ月かかったけど、元鞘に収まる運命だったのかもしれない。
「明日、籍入れるでOK?結衣が心変わりする前に」
「翔琉が可哀想。アトラクション、半分しか乗れてないよ」
「……だな。翔琉を最優先にしないとな」
私と英翔は恋人に戻り、かけがえのない子供の両親になった。
ネズミーランド。
中に入ると人人人で110cmの翔琉を歩かせるのが危なく、葛城部長は翔琉を抱き抱え肩車した。
「アトラクション並びます?」
「2時間待ちとかですよ」
「あらかじめ、プレミアアクセスチケット購入してるから問題ない。翔琉が乗りたがっていたアトラクションは事前に予約を入れてる」
入園チケットに1人当たり1回2000円(税込)の追加料金を払えば、人気アトラクションを時間指定で予約できるという裏技で、翔琉の要望を聞き、葛城部長は計画的にチケットを購入していた。
「ママ、お腹すいた」
「サンドイッチとおにぎりあるよ。どっちがいい?」
「サンドイッチ」
1口サイズで食べられる間食を用意してた。
食べるものを購入するために30分も並びたくない。
「翔琉、眠そうだな」
はしゃぎ過ぎて夜のパレードが始まる直接、翔琉は肩車された状態で寝落ちしそうだった。
「うわー、マッキーマウスが僕に手を振ってくれた。コメマックスがいるよ!!」
ネズミーアニメを見せて育ったからか、翔琉はパレードに大興奮する。
1歳半までシアトルで育ったのもあり、シン⚪︎レラやティンカーベ⚪︎、ベ⚪︎やラプンツェ⚪︎が登場すると英語で話しかけていた。
「翔琉、英語話せるんだな」
「1歳半まではアメリカ居たし、幼稚園はインターナショナルスクールに通わせてるから」
海外留学中に出産したのもあり、生後2週間目から講義を受けるために大学に連れていき、多国籍の講義受講生から可愛がられたのもあり、バイリンガルに育った。
「翔琉、寝たわ」
午後8時15分、昼寝なしでアトラクションを楽しんだのもあり、夜のパレードが終わった途端に寝落ちした。
パレードの待ち時間に持ち込んだ間食を完食し、眠気がきたのもある。
「ホテルのルームサービス頼んでいて正解だったわ。お風呂は朝、入れるしかないな」
用意周到過ぎる男。
パレードが終わってホテルの部屋に戻って食事をする段取りをとっていた。
「よく眠ってるな……」
遊び疲れて翔琉はぐっすり眠ってる。
2人きりの密室の空間での食事に戸惑う。
「結衣、一緒にアメリカに行こう」
「……」
6月の終わりまでに本社異動の打診に関して返答しないといけない。
さすがに海外への異動だから無理強いはできず、拒否権はある。
「結衣、俺は結衣以外を愛せない。あんな別れ方をしたが、結衣以外の女と付き合ってない」
Googloで勤務しながら大学院に通いM.Eng.(工学修士)を取得した葛城部長。
遊ぶ暇なんてなかったと思い。
赴任してからもモテるのに社内の綺麗どころから誘惑されても、深夜からの本社開発とのリモートワークを理由に断っていた。
「結衣、愛してる。結衣以外の女を愛せないから」
ホテルの部屋に戻り、ルームサービスの食事をとってたら、アルコールないのに葛城部長が発情しだした。
「結衣、愛してる。ずっと側にいて欲しい」
ベッドに組み敷かれ、身動きできない。
「嫌なら俺を全力で殴れ」
「……」
拒否したいが、殴れない。
否定したいが体は葛城部長を求めてる。
抱き上げられベッドに連れてかれ、衣服を剥ぎ取られ、脚の付け根を貪られ、抵抗ができない。
「結衣、愛してる。家族になろう」
避妊なしで中出しされた。
だからといって妊娠した確証はない。
「結衣、俺は結衣しか愛せない。だから、結婚しよう」
避妊する気無しで生でやらかした葛城部長に殺気を感じるも、抵抗できなかった。
「最低ですね」
深夜に違和感で目覚め、葛城部長に抱きしめてられ眠りにつくも、繋がったままの状態で白濁が溢れてるのを見て恐怖を感じるも、もしものために用意していた緊急避妊薬を着用できなかった。
「結衣と生涯共にしたい。離れたくない。結衣、…‥愛してる」
葛城部長、英翔に愛されてる。
「喉乾いた」と夜中に起こしたら繋がったまま冷蔵庫の中にあるペットボトルの水をとってきて口打ちしで飲まされ、また腟内にも放出された。
「結衣、愛してる。俺に似た男の子と結衣に似た女の子と2人に似た子供3人と家族5人で幸せになろう。俺たちが設計したライフプランニング」
「………」
高校卒業時に進路が別れ、生涯を誓った時のライフプラニング。
そのために私は努力していた。
葛城部長、英翔の傍にいられるよう能力無いなりに努力してきた。
「夫婦になろう。ずっと側にいて離れないように。2度と離さない」
「……うん。私も英翔の側にいたい。死が2人を分かつまで」
翔琉がいるからもあるけど、英翔以外の男性と付き合う気にはなれなかった。
英翔以上に好きになれる人はいなかった。
「やっと、俺の事を名前で読んでくれた。結衣、2度と離さないから。愛してる」
思春期を共にし生涯を誓い合った恋人と、遠距離恋愛で離れ離れになったけど再会し、復縁した。
再会して1年2ヶ月かかったけど、元鞘に収まる運命だったのかもしれない。
「明日、籍入れるでOK?結衣が心変わりする前に」
「翔琉が可哀想。アトラクション、半分しか乗れてないよ」
「……だな。翔琉を最優先にしないとな」
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