3 / 8
兄からの暴言に傷つく 1
しおりを挟む
築50年と老朽化が進むショッピングモールやスーパーの建屋を建て替えるため、近くの土地を買収し新規建築をし、建て壊す建屋を高く売却する仕事をしている優志さん。
178cmで細マッチョな躰。
鼻筋がすっと通っている高い鼻に形のいい唇、まつ毛も長く、男らしいというより容姿端麗な甘い顔立ちをした優志さん。
人の第一印象は見た目からというのもあるのか、商談が思うままに上手くいっているらしい。
コミュニケーション能力も高く人懐こい性格なのもある。
だけど、安く土地を買収し、建て壊す建屋を高く売却している事に驚愕した。
新規建設の建屋もゼネコンと交渉を重ね、最安値で引き受けてくれるとこに委託。
「優志はスゲェよ」
ケンショクの次期代表取締役会長兼社長兼CEOの翔琉兄さんが仕事をサボってマンションを訪ねてきた。
居留守を使うもしれっとマンション内に入り込み、高速階専用エレベーターに乗り込み、玄関前まできてけたたましくドアベルを鳴らすからコンシェルジュに110番されそうになり、開けるしかなかった。
「兄さん、優志さんを見習ったらどうですか!!」
ソファーにドカッと座り、私が淹れたコーヒーを飲んでいる兄に苦言する。
「お前に言われたくない。俺は仕事はちゃんとこなしている!!」
外食産業はかなり大変な時。
コロンウイルスの流行で営業時間短縮にアルコール提供規制で集客数がガクッと減ってる。
デリバリーや宅食にも手を出すものの収益が伸び悩んでいる。
「経営赤字は出してないし、今が踏ん張りどき。売り上げが伸びない店舗は手放し、新規店舗出店し、収益を伸ばすよう動いてる」
田舎のポツンとある店舗を容赦なく閉店させてる兄。
人が集まるショッピングセンターもしくはオフィス街に店舗を置き、コスト削減でメタボ対策と言って価格はそのままで料理の量をしれっと減らしてるようだった。
兄が跡を継いだらケンショクホールディングスはすぐに倒産してしまう気がしてならない。
「 優志が新規建設のショッピングモールとスーパーのフードコートにうちの系列店を優先的に入れてくれると約束してくれた。優志は美優の事を溺愛してるからな。美優、お前、優志ととっとと結婚しろっ!!」
「………」
優志さんと同棲していて夫婦みたいな関係でいるからか、結婚の話が出た事はなかった。
「馬島建設や松中工務店の御令嬢が優志を狙ってるぞ!!縁組で考えるとうちよりかなりメリットがある。美優、うちの仕事手伝わないなら、優志と結婚てオアシスと縁組の駒になれ!!」
仕事をサボってきてるから言いたい事だけ言うと、兄はマンションの部屋から出て行った。
兄のせいで気分が悪くなり、今日撮影しようと思っていたレシピ動画を明日にする。
“愛子ちゃん、お昼に会えない?”
“いいよ。うちの会社まで来れる?”
“大丈夫。今から行けば間に合う”
オアシス本社に近い幕張海辺公園側のタワーマンションに住んでいて、都内に出るにはJRで3回乗り換えをし1時間かけて行かないといけない。
ショルダーバックにスマホを入れ、マンションから飛び出し、東銀座に向かう。
愛子ちゃんは冷凍食品メーカーレイショクの御令嬢。
本社で社長秘書をしてる。
「美優ちゃん、久しぶりね!!」
仕立てのいいグレーのタイトスカートのスーツを着こなした愛子ちゃん。
「また、翔琉に虐められた!?」
「うん。仕事しないなら優志さんと、とっとと結婚して縁駒になれって言われた!!」
愛子ちゃんは兄の恋人。
会社絡みのお見合いではなく、兄が惚れ込んで口説いて付き合って貰っている彼女。
「……あいつ、1ヶ月シカトの刑だわ。美優ちゃん、可哀想に。美味しいご飯食べて、元気出して!!」
タクシーで愛子ちゃんが予約を入れてくれた帝王ホテル内にあるレストランのアフタヌーンティーをスマホで写真撮影しながら頂く。
甘い物だけでなく、キッシュやサンドイッチ、マリネなどがあり、最高に美味しかった。
178cmで細マッチョな躰。
鼻筋がすっと通っている高い鼻に形のいい唇、まつ毛も長く、男らしいというより容姿端麗な甘い顔立ちをした優志さん。
人の第一印象は見た目からというのもあるのか、商談が思うままに上手くいっているらしい。
コミュニケーション能力も高く人懐こい性格なのもある。
だけど、安く土地を買収し、建て壊す建屋を高く売却している事に驚愕した。
新規建設の建屋もゼネコンと交渉を重ね、最安値で引き受けてくれるとこに委託。
「優志はスゲェよ」
ケンショクの次期代表取締役会長兼社長兼CEOの翔琉兄さんが仕事をサボってマンションを訪ねてきた。
居留守を使うもしれっとマンション内に入り込み、高速階専用エレベーターに乗り込み、玄関前まできてけたたましくドアベルを鳴らすからコンシェルジュに110番されそうになり、開けるしかなかった。
「兄さん、優志さんを見習ったらどうですか!!」
ソファーにドカッと座り、私が淹れたコーヒーを飲んでいる兄に苦言する。
「お前に言われたくない。俺は仕事はちゃんとこなしている!!」
外食産業はかなり大変な時。
コロンウイルスの流行で営業時間短縮にアルコール提供規制で集客数がガクッと減ってる。
デリバリーや宅食にも手を出すものの収益が伸び悩んでいる。
「経営赤字は出してないし、今が踏ん張りどき。売り上げが伸びない店舗は手放し、新規店舗出店し、収益を伸ばすよう動いてる」
田舎のポツンとある店舗を容赦なく閉店させてる兄。
人が集まるショッピングセンターもしくはオフィス街に店舗を置き、コスト削減でメタボ対策と言って価格はそのままで料理の量をしれっと減らしてるようだった。
兄が跡を継いだらケンショクホールディングスはすぐに倒産してしまう気がしてならない。
「 優志が新規建設のショッピングモールとスーパーのフードコートにうちの系列店を優先的に入れてくれると約束してくれた。優志は美優の事を溺愛してるからな。美優、お前、優志ととっとと結婚しろっ!!」
「………」
優志さんと同棲していて夫婦みたいな関係でいるからか、結婚の話が出た事はなかった。
「馬島建設や松中工務店の御令嬢が優志を狙ってるぞ!!縁組で考えるとうちよりかなりメリットがある。美優、うちの仕事手伝わないなら、優志と結婚てオアシスと縁組の駒になれ!!」
仕事をサボってきてるから言いたい事だけ言うと、兄はマンションの部屋から出て行った。
兄のせいで気分が悪くなり、今日撮影しようと思っていたレシピ動画を明日にする。
“愛子ちゃん、お昼に会えない?”
“いいよ。うちの会社まで来れる?”
“大丈夫。今から行けば間に合う”
オアシス本社に近い幕張海辺公園側のタワーマンションに住んでいて、都内に出るにはJRで3回乗り換えをし1時間かけて行かないといけない。
ショルダーバックにスマホを入れ、マンションから飛び出し、東銀座に向かう。
愛子ちゃんは冷凍食品メーカーレイショクの御令嬢。
本社で社長秘書をしてる。
「美優ちゃん、久しぶりね!!」
仕立てのいいグレーのタイトスカートのスーツを着こなした愛子ちゃん。
「また、翔琉に虐められた!?」
「うん。仕事しないなら優志さんと、とっとと結婚して縁駒になれって言われた!!」
愛子ちゃんは兄の恋人。
会社絡みのお見合いではなく、兄が惚れ込んで口説いて付き合って貰っている彼女。
「……あいつ、1ヶ月シカトの刑だわ。美優ちゃん、可哀想に。美味しいご飯食べて、元気出して!!」
タクシーで愛子ちゃんが予約を入れてくれた帝王ホテル内にあるレストランのアフタヌーンティーをスマホで写真撮影しながら頂く。
甘い物だけでなく、キッシュやサンドイッチ、マリネなどがあり、最高に美味しかった。
12
あなたにおすすめの小説
【完結】朝になれば同級生なんか他人だからさ
染西 乱
恋愛
切り捨てた中学生時代の友達から同窓会に誘われて、これもまた付き合い、経験かと参加したが、それは同窓会というよりも合コンだった。うんざりした気分になり二次会にはいかずに帰ろうとしたが、家の鍵を持ってくるのを忘れてしまったことに気づく。
どうやって親が帰ってくる朝まで時間を潰すか考えていると、同窓会合コンに参加していた池内が「それなら俺の家来る?」なんて言い出した。
池内にはあまりいい記憶のない私だったが……
旦那さま、誘惑させていただきます!
永久(時永)めぐる
恋愛
オタクで、恋愛には縁のない生活を送っていた佐久間桃子は、弁護士の久瀬厳と見合いの末、めでたく結婚した。
顔良し(強面だけれど)、スタイル良し、性格良し。非の打ちどころがない完璧な旦那様との新婚生活は楽しくて幸せいっぱい。
しかし、ひとつだけ気がかりがあった。
悩んだ彼女は大胆な計画を立てたけれど……?
※書籍化のため、2016年9月17日をもちまして本編及び一部番外編を引き下げました。
※書籍化にあたりタイトルを少々変更いたしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる