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ごめんなさい
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理人さんと暮らすマンション。
家賃も光熱費も食費等を全て理人さんが支払ってくれてる。
名鉄知立駅側のスーパーが側にあるマンションの最上階に住まわせて貰ってる。
わたしは名鉄で10分で会社に着くけど、理人さんは車で40分でかけて通勤してる。
わたしに合わせて、知立駅側の3LDKのマンションを分譲購入した。
お盆休みの終盤の土曜日に理人さんがボストンから帰ってきた。
コロンが元気で実家に居ても暇だからと名古屋のマンションに先に戻ってる事はLINEで伝えてた。
19時前に戻ってきて、日本食が恋しいと思ったから味噌汁と肉じゃがを作り、新鮮なお刺身の盛り合わせを用意した。
「結花、会いたかった」
ドアが開き、玄関に駆けつけるとボストンバッグを置き、わたしを抱きしめる理人さん。
そして、わたしの唇に唇を押し付け、舌を入れ込み濃厚なキスをしてくる。
「……ご飯の準備できてるよ。ご飯、食べよう」
いつからだろう……。同棲している恋人同士だからキスもそれ以上の行為も当たり前の愛情表現なのに、それがストレスに感じるようになった。
理人さんに気づかれないよう義務的に応じてる。
8日ぶりに会うから、今日の夜は寝かせて貰えないかもと思うと気持ちが沈む……。
夕ご飯を食べ終え片付けをし、理人さんがお風呂から上がった後に入浴する。
お気に入りのLUSHのバラの香りがするバスボブが入った広い浴槽に浸かる。
21時過ぎ、お風呂から上がってからの時間が億劫で堪らなかった。
お風呂を上がり、歯磨きをしてリビングダイニングへ行き、冷蔵庫の中のミネラルウォーターのペットボトルを出し飲む。
55V型のテレビをつけてソファに座ってニュースを見てる理人さん。
いつも通り隣に座る。
「結花、話したい事がある」
わたしが理人さんから気持ちが離れた事を察したのかとドキリとした。
「……出会って3年経った。そろそろ結婚しないか」
わたしの方を見て真剣にプロポーズする理人さんはボストンで購入してきたらしいハリーウィンストンのダイヤの指輪をわたしの左手薬指にはめた。
「結花、愛してる。俺の奥さんになって」
わたしの唇に唇を重ね、啄むようなキスをし、舌を入れわたしをソファに押し倒して濃厚なキスをし、わたしをお姫様抱っこし寝室のキングサイズのベッドの上におろした。
理人さんに結婚に対する承諾はしてないけれど流されてるからイエスと受け取られたと思う。
8日ぶりの情事は朝方まで続き、理人さんに対する恋心や愛情は無くても、慣らされた身体は理人さんを受け入れ喜び絶頂を迎える。
疲れと時差ボケで眠りについた理人さんの隣で左手薬指にはめられたダイヤの指輪を眺めながら、これからどうしたらいいかわたしは悩んだ。
理人さんから11月に挙式を挙げて籍を入れたいと次の日の日曜日にいわれ、結婚式場の予約と来週と再来週に京都のわたしの実家と東京の理人さんの実家にいつ報告に行く段取りをすると具体的な話し合いをされた。
「……わたし、まだ、結婚はしたくない。結婚したら理人さんの奥さんだから制御ECUシステムに詳しいんだと今以上にいわれるし、他のメーカーの仕事を請け負うのがスパイ行為みたいに感じるし独身でいたい」
このままでは流されて結婚する事になると思い、わたしは意を決して言った。
「……結花には言ってなかったけど俺はデンタの創業者一族で現社長は俺の親父。将来的に俺が跡を継ぐ。だから、今期でトミタは退職してデンタの技術本部長になる事が決まってる。だから、結花の側に常にいて守る。結花が気がすむまで仕事に打ち込んで、満足したら俺の子を産んで欲しい」
理人さんがデンタの次期社長と知り、まさかの展開に焦る。
朝っぱらなのにソファにわたしを押し倒してわたしに濃厚たキスをしかけ、わたしを身体を翻弄させて理人さんは結婚に持ち込もうとする。
「結花、何も心配しないでいい。今の関係のままだから。結婚しよう」
日曜日。真昼間からわたしは理人さんに抱き潰された。
朝ごはんは食べたけど昼ごはんを抜きで、11時過ぎから18時過ぎまでベッドの上に敷きひかれ、理人さんに焦らされ鳴かされ快感の渦にのまれた。
でも、『結婚する』とは一言も言わなかった。
理人さんといつもと変わらない生活を続けるわたし。
結婚する気はなく、理人さん、に対する気持ちが冷めてる。
このままの関係を続けたらいけないと思いつつも、理人さんに『別れよう』と言って、理人さんの家から出て行く事ができなかった。
「結花、俺と結婚するのが嫌か?」
わたしを抱いた後にわたしを抱きしめて理人さんは言う。
「……理人さん、わたし、しばらく1人になって今後について考えたい。だからレオパレスで部屋を借りてしばらくそこで暮らしていい?」
「えっ……俺といるのが嫌なのか」
嫌ではない。でも、何も言えなかった。
「……俺が1ヶ月間出て行く。結花はここで暮らして」
「わたしが出て行く」
「お願いだ。心配だからここにいてくれ。来月からしばらく仕事が多忙になるから会社の側に部屋を借りる」
わたしの頭を撫で、理人さんは切なそうな表情を浮かべ、わたしをぎゅっと抱きしめ何も言わなくなった。
こんな事があっても、朝起きたらいつも通りの関係で生活を送る。
でも、9月に入ってすぐに理人さんはマンションから出て行った。
9月に入り、新型ビッツのハイブリッド仕様のエンジンECUシステム開発の仕事が始まり、週2回、トミタに出向して走行動作試験を繰り返しながらシステム開発を進める事になった。
ビッツはプリセスとアクアスと違ってパラレル方式を採用し、ユニットをコンパクトにまとめてバッテリーを後部席下に配置する事でガソリンエンジン仕様と変わらない室内空間を確保するためかなり無理な配置になっていて、それによる不具合なのかモーターモードシステムに切り替える際にエンジンが止まって車が停車してしまう。
パラレル方式はエンジンとモーターの出力軸は同じで、発進時や加速時などパワーが必要なときにモーターがエンジンをサポートする仕組みで、ホンタで低速走行時にモーターのみに切り替える事は成功していて、問題はモーターとバッテリーなどの配置としか思えなかった。
トミタに出向し、毎日システムを試行錯誤してもエンジンが止まる。
ゼミの飲み会の後、恋人同士になった咲香ちゃんと結城くん。
ランチタイムに仲よさそうにしてるのを見てほっとする。
システムでどうする事もできない先が見えない仕事を共に支え会えながら取り組めるのがどんなに心強いか。
予定の納期に間に合いそうになくて、でもどうしようもできなくて、胃が痛くて辛くて仕事から逃げたかった。
システムが問題ではなくハードに問題があるとしか思えず、トミタに出向するたびに気持ちが沈む。
結城もハードが原因と思ってるようだった。
理人さんがわたしの側にいたらたぶん泣きついてた。
ホンマのパラレル方式でモーターモード切替成功してる部品の配置をわたしは知ってる。
だから、ビッツのこの配置に違和感しかなく、でも言えない。
理人さんと別居を始め2ヶ月目に入った。
いつもわたしがトミタに出向したら顔を出す理人さんは別居してからはきてくれなくて、かなり案件的にまずいのに放置され、気持ちがより一層離れてた。
仕事を辞めて神戸に帰ろうかとさえ思った。
結花ちゃんが理人さんがわたしに会いに来ないことを不審に感じてて、だから別居してる事を伝えた。
わたしの中で無責任だけど、仕事を辞めて地元に戻ろうという思いが芽生えてた。
理人さんがデンタの次期社長でこんな感じで別れたらデンタに勤め続けるのは無理。
デンタに退職届を出して、地元に帰ろうと思った。
10月第1週の火曜日、午後2時に試作工場に理人さんがきた。
理人さんはバッテリーを交換し、燃料噴射量を増やし、それでエンジンが止まる現象を無くした。
低燃費を実現しないといけなくて燃料噴射量を増やす事はできなかった。
「これで量産にいける!!」
先が見えなかったからプロジェクトに関わる社員一同から歓喜の声が上がる。
理人さんはバッテリー開発に携わっていたらしく寝不足で疲労困憊な感じだった。
「理人さん、話をしたい」
終業時間になり、理人さんに話しかけた。
「量産に向けての書類を作成しないといけないから、マンションで待っててくれる」
わたしの頭に手を置き、優しく理人さんは微笑んだ。
理人さんは車の駆動系に関して幅広く勉強をしてる。
理人さんのおかげで、この後先見えないシステム開発を乗り越えれた。
終業後、家に帰り、理人さんが好物のハンバーグとエビフライを作った。
22時過ぎに1ヶ月ぶりに帰ってきた理人さんに抱きついたわたし。
理人さんはわたしを抱きしめてくれた。
「理人さんの隣にいたい。理人さんの奥さんにして下さい」
理人さんが玄関でわたしの唇に唇を合わせ、舌を挿れ込み濃厚なキスをしてきた。
「結花、ありがとう。1ヶ月ぶりだから抑えられない。抱かせて」
手によりをかけて夕ご飯を作ったのに、理人さんにお姫様抱っこされて寝室に運ばれて、ベッドの上でわたしの身体を堪能された。
せっかく作った夕食は朝食になり、始業ギリギリに出勤したわたしと理人さん。
11月に籍を入れて3月に結婚式を挙げる事にした。
そして、子作りも開始した。
家賃も光熱費も食費等を全て理人さんが支払ってくれてる。
名鉄知立駅側のスーパーが側にあるマンションの最上階に住まわせて貰ってる。
わたしは名鉄で10分で会社に着くけど、理人さんは車で40分でかけて通勤してる。
わたしに合わせて、知立駅側の3LDKのマンションを分譲購入した。
お盆休みの終盤の土曜日に理人さんがボストンから帰ってきた。
コロンが元気で実家に居ても暇だからと名古屋のマンションに先に戻ってる事はLINEで伝えてた。
19時前に戻ってきて、日本食が恋しいと思ったから味噌汁と肉じゃがを作り、新鮮なお刺身の盛り合わせを用意した。
「結花、会いたかった」
ドアが開き、玄関に駆けつけるとボストンバッグを置き、わたしを抱きしめる理人さん。
そして、わたしの唇に唇を押し付け、舌を入れ込み濃厚なキスをしてくる。
「……ご飯の準備できてるよ。ご飯、食べよう」
いつからだろう……。同棲している恋人同士だからキスもそれ以上の行為も当たり前の愛情表現なのに、それがストレスに感じるようになった。
理人さんに気づかれないよう義務的に応じてる。
8日ぶりに会うから、今日の夜は寝かせて貰えないかもと思うと気持ちが沈む……。
夕ご飯を食べ終え片付けをし、理人さんがお風呂から上がった後に入浴する。
お気に入りのLUSHのバラの香りがするバスボブが入った広い浴槽に浸かる。
21時過ぎ、お風呂から上がってからの時間が億劫で堪らなかった。
お風呂を上がり、歯磨きをしてリビングダイニングへ行き、冷蔵庫の中のミネラルウォーターのペットボトルを出し飲む。
55V型のテレビをつけてソファに座ってニュースを見てる理人さん。
いつも通り隣に座る。
「結花、話したい事がある」
わたしが理人さんから気持ちが離れた事を察したのかとドキリとした。
「……出会って3年経った。そろそろ結婚しないか」
わたしの方を見て真剣にプロポーズする理人さんはボストンで購入してきたらしいハリーウィンストンのダイヤの指輪をわたしの左手薬指にはめた。
「結花、愛してる。俺の奥さんになって」
わたしの唇に唇を重ね、啄むようなキスをし、舌を入れわたしをソファに押し倒して濃厚なキスをし、わたしをお姫様抱っこし寝室のキングサイズのベッドの上におろした。
理人さんに結婚に対する承諾はしてないけれど流されてるからイエスと受け取られたと思う。
8日ぶりの情事は朝方まで続き、理人さんに対する恋心や愛情は無くても、慣らされた身体は理人さんを受け入れ喜び絶頂を迎える。
疲れと時差ボケで眠りについた理人さんの隣で左手薬指にはめられたダイヤの指輪を眺めながら、これからどうしたらいいかわたしは悩んだ。
理人さんから11月に挙式を挙げて籍を入れたいと次の日の日曜日にいわれ、結婚式場の予約と来週と再来週に京都のわたしの実家と東京の理人さんの実家にいつ報告に行く段取りをすると具体的な話し合いをされた。
「……わたし、まだ、結婚はしたくない。結婚したら理人さんの奥さんだから制御ECUシステムに詳しいんだと今以上にいわれるし、他のメーカーの仕事を請け負うのがスパイ行為みたいに感じるし独身でいたい」
このままでは流されて結婚する事になると思い、わたしは意を決して言った。
「……結花には言ってなかったけど俺はデンタの創業者一族で現社長は俺の親父。将来的に俺が跡を継ぐ。だから、今期でトミタは退職してデンタの技術本部長になる事が決まってる。だから、結花の側に常にいて守る。結花が気がすむまで仕事に打ち込んで、満足したら俺の子を産んで欲しい」
理人さんがデンタの次期社長と知り、まさかの展開に焦る。
朝っぱらなのにソファにわたしを押し倒してわたしに濃厚たキスをしかけ、わたしを身体を翻弄させて理人さんは結婚に持ち込もうとする。
「結花、何も心配しないでいい。今の関係のままだから。結婚しよう」
日曜日。真昼間からわたしは理人さんに抱き潰された。
朝ごはんは食べたけど昼ごはんを抜きで、11時過ぎから18時過ぎまでベッドの上に敷きひかれ、理人さんに焦らされ鳴かされ快感の渦にのまれた。
でも、『結婚する』とは一言も言わなかった。
理人さんといつもと変わらない生活を続けるわたし。
結婚する気はなく、理人さん、に対する気持ちが冷めてる。
このままの関係を続けたらいけないと思いつつも、理人さんに『別れよう』と言って、理人さんの家から出て行く事ができなかった。
「結花、俺と結婚するのが嫌か?」
わたしを抱いた後にわたしを抱きしめて理人さんは言う。
「……理人さん、わたし、しばらく1人になって今後について考えたい。だからレオパレスで部屋を借りてしばらくそこで暮らしていい?」
「えっ……俺といるのが嫌なのか」
嫌ではない。でも、何も言えなかった。
「……俺が1ヶ月間出て行く。結花はここで暮らして」
「わたしが出て行く」
「お願いだ。心配だからここにいてくれ。来月からしばらく仕事が多忙になるから会社の側に部屋を借りる」
わたしの頭を撫で、理人さんは切なそうな表情を浮かべ、わたしをぎゅっと抱きしめ何も言わなくなった。
こんな事があっても、朝起きたらいつも通りの関係で生活を送る。
でも、9月に入ってすぐに理人さんはマンションから出て行った。
9月に入り、新型ビッツのハイブリッド仕様のエンジンECUシステム開発の仕事が始まり、週2回、トミタに出向して走行動作試験を繰り返しながらシステム開発を進める事になった。
ビッツはプリセスとアクアスと違ってパラレル方式を採用し、ユニットをコンパクトにまとめてバッテリーを後部席下に配置する事でガソリンエンジン仕様と変わらない室内空間を確保するためかなり無理な配置になっていて、それによる不具合なのかモーターモードシステムに切り替える際にエンジンが止まって車が停車してしまう。
パラレル方式はエンジンとモーターの出力軸は同じで、発進時や加速時などパワーが必要なときにモーターがエンジンをサポートする仕組みで、ホンタで低速走行時にモーターのみに切り替える事は成功していて、問題はモーターとバッテリーなどの配置としか思えなかった。
トミタに出向し、毎日システムを試行錯誤してもエンジンが止まる。
ゼミの飲み会の後、恋人同士になった咲香ちゃんと結城くん。
ランチタイムに仲よさそうにしてるのを見てほっとする。
システムでどうする事もできない先が見えない仕事を共に支え会えながら取り組めるのがどんなに心強いか。
予定の納期に間に合いそうになくて、でもどうしようもできなくて、胃が痛くて辛くて仕事から逃げたかった。
システムが問題ではなくハードに問題があるとしか思えず、トミタに出向するたびに気持ちが沈む。
結城もハードが原因と思ってるようだった。
理人さんがわたしの側にいたらたぶん泣きついてた。
ホンマのパラレル方式でモーターモード切替成功してる部品の配置をわたしは知ってる。
だから、ビッツのこの配置に違和感しかなく、でも言えない。
理人さんと別居を始め2ヶ月目に入った。
いつもわたしがトミタに出向したら顔を出す理人さんは別居してからはきてくれなくて、かなり案件的にまずいのに放置され、気持ちがより一層離れてた。
仕事を辞めて神戸に帰ろうかとさえ思った。
結花ちゃんが理人さんがわたしに会いに来ないことを不審に感じてて、だから別居してる事を伝えた。
わたしの中で無責任だけど、仕事を辞めて地元に戻ろうという思いが芽生えてた。
理人さんがデンタの次期社長でこんな感じで別れたらデンタに勤め続けるのは無理。
デンタに退職届を出して、地元に帰ろうと思った。
10月第1週の火曜日、午後2時に試作工場に理人さんがきた。
理人さんはバッテリーを交換し、燃料噴射量を増やし、それでエンジンが止まる現象を無くした。
低燃費を実現しないといけなくて燃料噴射量を増やす事はできなかった。
「これで量産にいける!!」
先が見えなかったからプロジェクトに関わる社員一同から歓喜の声が上がる。
理人さんはバッテリー開発に携わっていたらしく寝不足で疲労困憊な感じだった。
「理人さん、話をしたい」
終業時間になり、理人さんに話しかけた。
「量産に向けての書類を作成しないといけないから、マンションで待っててくれる」
わたしの頭に手を置き、優しく理人さんは微笑んだ。
理人さんは車の駆動系に関して幅広く勉強をしてる。
理人さんのおかげで、この後先見えないシステム開発を乗り越えれた。
終業後、家に帰り、理人さんが好物のハンバーグとエビフライを作った。
22時過ぎに1ヶ月ぶりに帰ってきた理人さんに抱きついたわたし。
理人さんはわたしを抱きしめてくれた。
「理人さんの隣にいたい。理人さんの奥さんにして下さい」
理人さんが玄関でわたしの唇に唇を合わせ、舌を挿れ込み濃厚なキスをしてきた。
「結花、ありがとう。1ヶ月ぶりだから抑えられない。抱かせて」
手によりをかけて夕ご飯を作ったのに、理人さんにお姫様抱っこされて寝室に運ばれて、ベッドの上でわたしの身体を堪能された。
せっかく作った夕食は朝食になり、始業ギリギリに出勤したわたしと理人さん。
11月に籍を入れて3月に結婚式を挙げる事にした。
そして、子作りも開始した。
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