【完結】 魔王戦隊 ゴオニンジャー

セカンド・シーズン

天界&裏話 ネタバレあり ⑫

【ヘパイストスsaid 】

   俺は オリュンポスの鍛冶神 ヘパイストス

   とある事があり この世界の管理している神であるユリリンを義妹にした。
そのユリリンと光介の頼みで魔族の戦士の為に変身ベルトを開発した。

   信じられない事にこのユリリン達が管理する世界は人間………否、ヒト族の方が邪悪なのだ。
   魔族の方が真面目で思いやりのある種族なんだよな～。

   それは、さておき変身ベルトだが ジパングの『お面ライダー』からヒントを得て作ったんだよな。
本当に人間の想像力、発想力は凄いと思う。

   お袋女神 へらからの依頼も重なって、とんだデスマーチだったが納得のいくモノが出来た。

   俺がジパングの栄養剤を飲んでいると、アノ馬鹿軍神 アレスが やってきた。

【アレスside 】

    ヘパイストスがジパングの栄養剤を飲んでいるのを見て改めて聞いてみた。

アレス
「 母ちゃん女神 ヘラに超特急で頼まれたとは云え以前作ったモノで徹夜して倒れるなんて………
本当は何を作っていたんだ ？」

ヘパイストス
「 …………只のアホ かと思ったが腐っても軍神だな。
お前アレスの言う通り新発明をしていたんだよ ！
   そこに、おふくろ から過去テレビの注文が入ったから仕事が増えて てんてこ舞いをした訳なんだよ 」

アレス
「 俺は腐ってなんか無いからな ！
それより新発明を教えてくれよ ！  誰にも言わないからよぉー！ 」

ヘパイストス
「 ………その言葉、信じるからな ！
現物は発送済みだから ここには無いが、取り扱い説明書ならあるから見てみるか ？ 」

   ヘパイストスから取り扱い説明書を受け取り
その新発明品に心が踊った。

アレス
「 なあ、ヘパイストス………頼みが有るんだが……」

ヘパイストス
「 駄目だ ！  アレは彼らの為に作ったモノだ。
それにお前アレスには必要が無いだろう ！」

アレス
「 確かにそうなんだが………漢おとことして、コレを見たら欲しく成っても仕方無いだろう ！ 」


ヘパイストス
「………わかった  わかったよ ！
プロトタイプなら有るから調整してから渡すから待っていてくれ ！」

アレス
「 約束だぞ ！ しかしコレ新発明品を貰えた奴らが羨ましいぞ ！」

   俺はヘパイストスの新発明品のプロトタイプを貰う時を楽しみにしていた。