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第19話 アイス。2
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「なんでアイスケースに入ろうとしてんの?」
「げっ」
振り返ると、目の前には馬鹿先輩の姿があった。あーあー。まじかよ……。タイミング悪りぃー。
「そんな所にいたら風邪引いちゃうよ?」
「いや、あの……着眼点おかしいっす」
せっかくのチャンスだったのに……。後でタイミングを見計らって、入ることにするか……。
ってかなんで馬鹿先輩ここにいるの?
「何か用事っすか?」
「え、バイトの時間だから来たんだよ」
「あれ……先輩ってたしか今日夜勤っすよ」
「あれ?20時16分からじゃなかったっけ?」
「店長分刻みでシフト管理してないっす」
改めて思うけど、この人マジで馬鹿だなって思う。なんでそんな中途半端な時間からバイトあると思ったんだろう。
「まーあれじゃないっすか。一旦家に帰ったらどうっすか?」
「いやいや。せっかく来たし、今から働くことにするよ」
「あー……まじっすか」
「よし、それじゃレジの点検から始めよっかな」
「それは俺やるんで、先輩は床掃除しといてください」
「了解」
あーあー……。アイスケースに入りたかったな……。
◇
あかっち一人に任せて大丈夫だったろうか……。少々不安だが、考えても仕方ない。無事、我が家であるボロアパートに着いた俺は、布団を敷き、寝る事にした。……しかし、
……コンコンッ!……コンコンッ!
突然のノックの音で目が覚めた。一体誰だ……こんな時間に。
俺は玄関のドアを開けた。
「夜分遅くすいません。面接をして頂きたいのですが」
「……は?」
目の前には見知らぬ女性が立っていた。
「げっ」
振り返ると、目の前には馬鹿先輩の姿があった。あーあー。まじかよ……。タイミング悪りぃー。
「そんな所にいたら風邪引いちゃうよ?」
「いや、あの……着眼点おかしいっす」
せっかくのチャンスだったのに……。後でタイミングを見計らって、入ることにするか……。
ってかなんで馬鹿先輩ここにいるの?
「何か用事っすか?」
「え、バイトの時間だから来たんだよ」
「あれ……先輩ってたしか今日夜勤っすよ」
「あれ?20時16分からじゃなかったっけ?」
「店長分刻みでシフト管理してないっす」
改めて思うけど、この人マジで馬鹿だなって思う。なんでそんな中途半端な時間からバイトあると思ったんだろう。
「まーあれじゃないっすか。一旦家に帰ったらどうっすか?」
「いやいや。せっかく来たし、今から働くことにするよ」
「あー……まじっすか」
「よし、それじゃレジの点検から始めよっかな」
「それは俺やるんで、先輩は床掃除しといてください」
「了解」
あーあー……。アイスケースに入りたかったな……。
◇
あかっち一人に任せて大丈夫だったろうか……。少々不安だが、考えても仕方ない。無事、我が家であるボロアパートに着いた俺は、布団を敷き、寝る事にした。……しかし、
……コンコンッ!……コンコンッ!
突然のノックの音で目が覚めた。一体誰だ……こんな時間に。
俺は玄関のドアを開けた。
「夜分遅くすいません。面接をして頂きたいのですが」
「……は?」
目の前には見知らぬ女性が立っていた。
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