70 / 227
第70話 ふぇー。11
しおりを挟む
「いや……フルーツオレ買いに来たんすけど……」
柚子ちゃんとの貴重なコミュニケーションの時間を台無しにしやがって……。
「さあ、買うもん買ってとっととうちの店から出て行け」
「柚子ちゃん、店長とどんな会話してたの?」
「頭の上にゴミがついてますよって言ってるんですが……コミュニケーションが取れないんです」
「だそうですよ、店長」
「そんなこと言ってたの!?」
俺のクリスマスの予定を聞き出しているんじゃないかと勝手に想像して盛り上がっていたが全然違ったらしい。っつか柚子ちゃんにコミュニケーション取れないって言われている時点で何か終わりな気がする。
「これはもう柚子ちゃんの謎を本格的に解明するしかないっすね。通訳するのいい加減嫌ですし」
「そ、そうだな」
「私の謎ってなんですか……?」
「あ、そういえば俺から直接聞いたことないけど、店長に対してなんでふぇーって言うの?」
「え?ふぇー??」
「うん。いつもよく言ってるふぇーってやつ」
「ふぇーってなんですか?」
「ええ」
む、無意識……?
柚子ちゃんとの貴重なコミュニケーションの時間を台無しにしやがって……。
「さあ、買うもん買ってとっととうちの店から出て行け」
「柚子ちゃん、店長とどんな会話してたの?」
「頭の上にゴミがついてますよって言ってるんですが……コミュニケーションが取れないんです」
「だそうですよ、店長」
「そんなこと言ってたの!?」
俺のクリスマスの予定を聞き出しているんじゃないかと勝手に想像して盛り上がっていたが全然違ったらしい。っつか柚子ちゃんにコミュニケーション取れないって言われている時点で何か終わりな気がする。
「これはもう柚子ちゃんの謎を本格的に解明するしかないっすね。通訳するのいい加減嫌ですし」
「そ、そうだな」
「私の謎ってなんですか……?」
「あ、そういえば俺から直接聞いたことないけど、店長に対してなんでふぇーって言うの?」
「え?ふぇー??」
「うん。いつもよく言ってるふぇーってやつ」
「ふぇーってなんですか?」
「ええ」
む、無意識……?
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
212
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる