130 / 227
第130話 無人島。
しおりを挟む
「お客さん今日少ないですね……。からあげ棒が結構残っちゃってます」
「そだねー。セール中だけど、これ以上作ると廃棄になりそうだから、一旦ストップしよっか」
「了解です」
午後3時を超えた辺りから急にお客さんの数が減ってしまった。お客さんの波というのは結構読み辛いもので、天候一つで変わってきたりする。慣れてくるとなんとなくわかるんだけど……やっぱり何回も同じ時間帯のシフトに入ってないとわからないものである。
「ところであかっちさん。無人島に何か一つ持っていくなら、何を持っていきますか?」
「滅茶苦茶急だね」
七海ちゃんと普段こんなにがっつり喋ったことはなかったけど、いじってたせいか、今日はかなり積極的に話しかけてくれる。無人島に何を持っていくかねぇ……。ちょっと考えてみよう。
「んー……。食料を大量に乗せた船かなー。無人島で遊ぶだけ遊んで、飽きたら帰るって感じで」
「なんか卑怯な回答ですね……。食料か船か選んでください」
「んー。じゃあ船でいいや。ちなみに七海ちゃんは何を持っていくの?」
「私ですか?私は店長さんです。……あかっちさんには絶対に渡しませんからね」
七海ちゃんがめっちゃ睨み付けてくる。まさか、わざわざこれを言うためにこの話題振ってきたのか。心配しなくても取らないって。
「でもさ、無人島に店長なんか持って行って何すんの?」
「べ、別に何もしませんよ!……ただ一緒に入れるならいいです」
「ふーん……。……あっ!さっきの話でいくと、七海ちゃんも店長の服か、裸の店長か選ばなきゃいけないんじゃない?」
「屁理屈言わないでください!…………じゃあ裸の店長さんを選びます」
「……そ、そう」
聞いといてあれだけど、若干引いてしまった。
「そだねー。セール中だけど、これ以上作ると廃棄になりそうだから、一旦ストップしよっか」
「了解です」
午後3時を超えた辺りから急にお客さんの数が減ってしまった。お客さんの波というのは結構読み辛いもので、天候一つで変わってきたりする。慣れてくるとなんとなくわかるんだけど……やっぱり何回も同じ時間帯のシフトに入ってないとわからないものである。
「ところであかっちさん。無人島に何か一つ持っていくなら、何を持っていきますか?」
「滅茶苦茶急だね」
七海ちゃんと普段こんなにがっつり喋ったことはなかったけど、いじってたせいか、今日はかなり積極的に話しかけてくれる。無人島に何を持っていくかねぇ……。ちょっと考えてみよう。
「んー……。食料を大量に乗せた船かなー。無人島で遊ぶだけ遊んで、飽きたら帰るって感じで」
「なんか卑怯な回答ですね……。食料か船か選んでください」
「んー。じゃあ船でいいや。ちなみに七海ちゃんは何を持っていくの?」
「私ですか?私は店長さんです。……あかっちさんには絶対に渡しませんからね」
七海ちゃんがめっちゃ睨み付けてくる。まさか、わざわざこれを言うためにこの話題振ってきたのか。心配しなくても取らないって。
「でもさ、無人島に店長なんか持って行って何すんの?」
「べ、別に何もしませんよ!……ただ一緒に入れるならいいです」
「ふーん……。……あっ!さっきの話でいくと、七海ちゃんも店長の服か、裸の店長か選ばなきゃいけないんじゃない?」
「屁理屈言わないでください!…………じゃあ裸の店長さんを選びます」
「……そ、そう」
聞いといてあれだけど、若干引いてしまった。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺にだけツンツンする学園一の美少女が、最近ちょっとデレてきた件。
甘酢ニノ
恋愛
彼女いない歴=年齢の高校生・相沢蓮。
平凡な日々を送る彼の前に立ちはだかるのは──
学園一の美少女・黒瀬葵。
なぜか彼女は、俺にだけやたらとツンツンしてくる。
冷たくて、意地っ張りで、でも時々見せるその“素”が、どうしようもなく気になる。
最初はただの勘違いだったはずの関係。
けれど、小さな出来事の積み重ねが、少しずつ2人の距離を変えていく。
ツンデレな彼女と、不器用な俺がすれ違いながら少しずつ近づく、
焦れったくて甘酸っぱい、青春ラブコメディ。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる