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西の大陸ゴデの街
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俺とビャクヤは丸太を組んだ足場の上で海を眺めていた。
限りない海と空。
そして南国の初夏の太陽。できれば下に見える白い砂浜に寝そべって、のんびりしていたいもんだ。
「誰も見送りに来なくて良かったぜ。来られるとあれこれ話しかけてきてうっとおしいからな」
絶対に見送りに来ると思っていたクライネは、団長の仕事があるのでこの場にはいない。
英雄を見送りたいと申し出る村人も多数いたが、ビャクヤは上位転移魔法の存在をあまり知られたくないので、それを断った。魔法を隠そうとするのはビャクヤに限らずで、メイジや能力者は手の内を知られるのを嫌う。
なので今は二人、いや腰のアマリを含めて三人で、潮風を浴びながら水平線を見つめている。
「故郷へのイメージは掴めそうか? やっぱ時代が違うと駄目なのかねぇ?」
ビャクヤは未来人なので、過去の故郷のイメージを掴めるか不安で、中々集中できないようだ。
「多分、吾輩のいた時代とそう変わってはいないと思うがッ! 若かりし頃の現人神様にッ! これから会うと考えると緊張でッ! 心がぞわぞわしてくるのだよッ!」
そう言ってペンダントを握って何か祈っている。
「なんだ? 神様に無事に転移できますようにって祈っているのか?」
「いや、主様に祈っているのだッ! このロケットペンダントには主様の髪の毛が入っているッ!」
「そういや泣きながら、リンネの墓穴を掘って埋めてたのは、お前だったもんな。普通は父親がやりそうな仕事だけどよ・・・」
「泣いてなどいないッ!」
「いいっていいって。泣くのは恥じゃねぇ。(ヒヒヒ、泣き糞虫め)」
「聞こえているのだがねッ! 泣き虫は解るッ! だが、泣き”糞“虫とはなんだねッ! 失礼なッ!」
ビャクヤはここ最近【読心】の魔法を常駐させていなかったので、今のは油断してたわ。
変態仮面の怒りを逸らそうと俺は話題を変えた。
「アトラスはよ・・・。ありゃあ隠れクズ人間だぜ」
「どうしてそう思うのかねッ!」
「死んだリンネの顔を見ようともしなかったろ。心が折れるから死に顔は見たくないなんて言ってたが、ありゃ単純に使い捨てのリンネに関心がなかっただけだぜ。それに生き返ったアンナに欲情してたしよ。リンネの蘇生だって俺たちに任せっきりだしな」
「悪魔らしい陰口を叩くね。吾輩もアトラス様には思うところはあるッ! だがそこまで悪くは見ていないッ! 確かにリンネ様には関心がなさそうだったがッ! 親であるアトラス様が我が子の遺体を見て、心が折れるというのならそうなのだろうッ! アンナ様に欲情するのも解る気がするッ! アンナ様はリンネ様に似て美しいからねッ! 十数年ぶりに当時の姿のまま復活した妻を見てッ! 欲情してしまうのもあり得るッ! 嬉しさのあまり、思い出と劣情が蘇っても不思議ではないよッ! それにアトラス様が名誉の回復をした今、騎士の仕事が沢山あるだろうからねッ! リンネ様復活をッ! 我らに託すのも致し方なしッ!」
「ケッ!お人好しが。せっかく人の心を読む魔法を持ってんだからよ、他人の裏側にあるドロドロとした淀みを知れ。俺ばっかりに読心の魔法を使ってないでよ」
「前にも言ったが【読心】の魔法は危険なのだよ。上手く使わないとッ! 自分の心が疲弊してしまう! かつて偉大なる闇魔女様はッ! 【読心】を使い過ぎたせいで心が脆くなり、そのせいで怒りの精霊に支配されてしまったのだッ! 暴走した彼女が突然戦場に現れて、大量の敵を即死させたという伝説も残っている。吾輩は怒りの精霊に心を支配されるなんてまっぴら御免でごんスっ!」
ビャクヤはちょっとは元気になったようだな。以前のようにシュバシュバ動きながら喋っている。
「もう吹っ切れたのか? ビャクヤ」
「ええ。生き返ってくれるならリンネ様が赤ん坊でもいいッ!! と、段々そう思えるようになってきたのだよ」
「へぇ。前向きだな。まぁいつまでもメソメソしてたら、皆の前でパンツずり下ろしてやろうかと思ってたがよ」
「そんな事をすれば、全国一千万人いるビャクヤファンの女性がッ! 吾輩の一本しかないタケリタケに群がるではないかッ!」
「言ってろ、アホが」
「それに我々魔人族は樹族同様、寿命が近くなるまで歳を取らない。リンネ様が成長するのをゆっくりと待つさッ!」
「赤ん坊の時から付きまとうストーカーか。キモイな。ところで、お前ら魔人族は何歳まで生きるんだ?」
「百八十歳から二百歳の間に死ぬッ!」
「はぁ? マジか? また嘘をついているな?」
ブチャラティみたいに顔を舐めて、嘘をついているかどうか確かめようと思ったが、ビャクヤは仮面を付けている。
「嘘ではないよッ! それは西の大陸に行けば解る事さッ! よし、そろそろ転移できそうだッ! キリマルと話したお陰で緊張がほぐれてきた! たまには吾輩の役に立つのだねッ!」
「ひでぇ言い様だな」
さっさと飛べ。転移酔いの覚悟はできている。それに、びゅうびゅうと顔を叩く潮風と自分の髪がうっとおしいしな。以前にリンネがくれたリボンで後ろに結んでなけりゃ、メデューサの頭で激しく蠢く蛇みたいになってたろうよ。
「それではいきますよッ! グレェタァァァ!! テレポ~テーションぬッ!」
珍しく転移酔いをしなかったぜ。うん? 不自然に薄暗いな・・・。
「ここはどこだ? ビャクヤ」
俺は薄暗い中で、文字盤が光る腕時計で時間を確認する。昼過ぎか。
腕時計の他に時間を知る手段でもあったスマホは、充電ができずにただの四角くて薄い箱になっていた。なので今はビャクヤの無限鞄の中で漂っている。
それにしてもこの五百円で買った腕時計が、こんなにありがたいものになるとは思ってなかったぜ。ブランド名はSEIKOならぬSELKOだ。Lが微妙にIに見えて紛らわしい。元は中国にある日本企業の下請けが作ったOEM品なのでそこそこ丈夫なんだわ。
「聖地ゴデだ。現人神様の住んでいた・・・、いやこの時代は住んでいるのかッ! そう、現人神様の住む街!」
ビャクヤの仮面が、ワクワクした表情を作っている。
「まだ昼間なのに何でこんな暗いんだ? それに最近、嫌って程聞いたうめき声が、そこら中から聞こえてくるんだがよ」
「キリマル、後ろッ! 危ないんぬッ!」
いや、お前の後ろも危ないが?
「ゾンビに囲まれているな・・・。はぁ・・・またゾンビかよ!」
まぁこの程度なら何とかなるが。問題は、あの変な蜘蛛女に乗る地走り族と、素早く動く禿坊主のメイジだな。あいつら目の前のゾンビと戦うのに必死で、後ろのゾンビに気が付いてねぇぞ。
限りない海と空。
そして南国の初夏の太陽。できれば下に見える白い砂浜に寝そべって、のんびりしていたいもんだ。
「誰も見送りに来なくて良かったぜ。来られるとあれこれ話しかけてきてうっとおしいからな」
絶対に見送りに来ると思っていたクライネは、団長の仕事があるのでこの場にはいない。
英雄を見送りたいと申し出る村人も多数いたが、ビャクヤは上位転移魔法の存在をあまり知られたくないので、それを断った。魔法を隠そうとするのはビャクヤに限らずで、メイジや能力者は手の内を知られるのを嫌う。
なので今は二人、いや腰のアマリを含めて三人で、潮風を浴びながら水平線を見つめている。
「故郷へのイメージは掴めそうか? やっぱ時代が違うと駄目なのかねぇ?」
ビャクヤは未来人なので、過去の故郷のイメージを掴めるか不安で、中々集中できないようだ。
「多分、吾輩のいた時代とそう変わってはいないと思うがッ! 若かりし頃の現人神様にッ! これから会うと考えると緊張でッ! 心がぞわぞわしてくるのだよッ!」
そう言ってペンダントを握って何か祈っている。
「なんだ? 神様に無事に転移できますようにって祈っているのか?」
「いや、主様に祈っているのだッ! このロケットペンダントには主様の髪の毛が入っているッ!」
「そういや泣きながら、リンネの墓穴を掘って埋めてたのは、お前だったもんな。普通は父親がやりそうな仕事だけどよ・・・」
「泣いてなどいないッ!」
「いいっていいって。泣くのは恥じゃねぇ。(ヒヒヒ、泣き糞虫め)」
「聞こえているのだがねッ! 泣き虫は解るッ! だが、泣き”糞“虫とはなんだねッ! 失礼なッ!」
ビャクヤはここ最近【読心】の魔法を常駐させていなかったので、今のは油断してたわ。
変態仮面の怒りを逸らそうと俺は話題を変えた。
「アトラスはよ・・・。ありゃあ隠れクズ人間だぜ」
「どうしてそう思うのかねッ!」
「死んだリンネの顔を見ようともしなかったろ。心が折れるから死に顔は見たくないなんて言ってたが、ありゃ単純に使い捨てのリンネに関心がなかっただけだぜ。それに生き返ったアンナに欲情してたしよ。リンネの蘇生だって俺たちに任せっきりだしな」
「悪魔らしい陰口を叩くね。吾輩もアトラス様には思うところはあるッ! だがそこまで悪くは見ていないッ! 確かにリンネ様には関心がなさそうだったがッ! 親であるアトラス様が我が子の遺体を見て、心が折れるというのならそうなのだろうッ! アンナ様に欲情するのも解る気がするッ! アンナ様はリンネ様に似て美しいからねッ! 十数年ぶりに当時の姿のまま復活した妻を見てッ! 欲情してしまうのもあり得るッ! 嬉しさのあまり、思い出と劣情が蘇っても不思議ではないよッ! それにアトラス様が名誉の回復をした今、騎士の仕事が沢山あるだろうからねッ! リンネ様復活をッ! 我らに託すのも致し方なしッ!」
「ケッ!お人好しが。せっかく人の心を読む魔法を持ってんだからよ、他人の裏側にあるドロドロとした淀みを知れ。俺ばっかりに読心の魔法を使ってないでよ」
「前にも言ったが【読心】の魔法は危険なのだよ。上手く使わないとッ! 自分の心が疲弊してしまう! かつて偉大なる闇魔女様はッ! 【読心】を使い過ぎたせいで心が脆くなり、そのせいで怒りの精霊に支配されてしまったのだッ! 暴走した彼女が突然戦場に現れて、大量の敵を即死させたという伝説も残っている。吾輩は怒りの精霊に心を支配されるなんてまっぴら御免でごんスっ!」
ビャクヤはちょっとは元気になったようだな。以前のようにシュバシュバ動きながら喋っている。
「もう吹っ切れたのか? ビャクヤ」
「ええ。生き返ってくれるならリンネ様が赤ん坊でもいいッ!! と、段々そう思えるようになってきたのだよ」
「へぇ。前向きだな。まぁいつまでもメソメソしてたら、皆の前でパンツずり下ろしてやろうかと思ってたがよ」
「そんな事をすれば、全国一千万人いるビャクヤファンの女性がッ! 吾輩の一本しかないタケリタケに群がるではないかッ!」
「言ってろ、アホが」
「それに我々魔人族は樹族同様、寿命が近くなるまで歳を取らない。リンネ様が成長するのをゆっくりと待つさッ!」
「赤ん坊の時から付きまとうストーカーか。キモイな。ところで、お前ら魔人族は何歳まで生きるんだ?」
「百八十歳から二百歳の間に死ぬッ!」
「はぁ? マジか? また嘘をついているな?」
ブチャラティみたいに顔を舐めて、嘘をついているかどうか確かめようと思ったが、ビャクヤは仮面を付けている。
「嘘ではないよッ! それは西の大陸に行けば解る事さッ! よし、そろそろ転移できそうだッ! キリマルと話したお陰で緊張がほぐれてきた! たまには吾輩の役に立つのだねッ!」
「ひでぇ言い様だな」
さっさと飛べ。転移酔いの覚悟はできている。それに、びゅうびゅうと顔を叩く潮風と自分の髪がうっとおしいしな。以前にリンネがくれたリボンで後ろに結んでなけりゃ、メデューサの頭で激しく蠢く蛇みたいになってたろうよ。
「それではいきますよッ! グレェタァァァ!! テレポ~テーションぬッ!」
珍しく転移酔いをしなかったぜ。うん? 不自然に薄暗いな・・・。
「ここはどこだ? ビャクヤ」
俺は薄暗い中で、文字盤が光る腕時計で時間を確認する。昼過ぎか。
腕時計の他に時間を知る手段でもあったスマホは、充電ができずにただの四角くて薄い箱になっていた。なので今はビャクヤの無限鞄の中で漂っている。
それにしてもこの五百円で買った腕時計が、こんなにありがたいものになるとは思ってなかったぜ。ブランド名はSEIKOならぬSELKOだ。Lが微妙にIに見えて紛らわしい。元は中国にある日本企業の下請けが作ったOEM品なのでそこそこ丈夫なんだわ。
「聖地ゴデだ。現人神様の住んでいた・・・、いやこの時代は住んでいるのかッ! そう、現人神様の住む街!」
ビャクヤの仮面が、ワクワクした表情を作っている。
「まだ昼間なのに何でこんな暗いんだ? それに最近、嫌って程聞いたうめき声が、そこら中から聞こえてくるんだがよ」
「キリマル、後ろッ! 危ないんぬッ!」
いや、お前の後ろも危ないが?
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