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ヤイバーさん
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「ほう、未来に危機が」
客間の背の低いテーブル前でコーヒーを飲むヒジリは、ヤイバの説明に落ち着いて返事をした。
「部屋の中では兜を脱いだらどうです?」
ウメボシの指摘に、すみませんと答えたのはリンネだった。
単眼の球体はヤイバに言ったのだが、代わりにリンネが兜を脱いで金髪碧眼を晒す。
「僕は兜を脱ぎません。来たるべき時が来るまで」
自分がヒジリにとって何者なのかを薄々ウメボシに気が付かれていると知りつつも、自由騎士セイバーは決して正体を明かそうとはしなかった。
「僕は未来で異変が起こる度に、時空を捻じ曲げて過去に赴き、最小限の修正を行ってきました。しかし、今回ばかりは僕の力ではどうしようもないと悟ったのです」
「ほう?」
黒髪の王は相変わらず余裕のある顔でコーヒーを一口飲み、カップをテーブルの上に置いてソファに深く座った。
「では聞かせてもらおうか、その事実とやらを」
「・・・」
言うべきかどうか悩む自由騎士に対して、合理主義者の片眉が上がる。まるでこの時間が無駄だと言わんばかりに。
「では君は何をしに来たのかね」
「コロネさんが先程の争いに巻き込まれて、死んでしまう過去を変えるためにこの時代に来ました」
自由騎士は兜の奥から探るようにダークを見て、その後にリンネとピーターを見る。
すると外から怒声が聞こえてきた。
「あとちょっとで勝てていたのに! くそったれが!」
「いいや、お前に勝ち目はなかった! 賭けは俺の勝ちだ!」
「お前、仲間のくせに相手に賭けてたのかよ! ベンキ!」
「一目で暗黒騎士のほうが強いと見抜いていたからな」
「冷てぇ相棒だな、おい。俺はギルドの中でも弱くはねぇぞ!」
「だが強くもない。最近は新米のドォスンにも負けているだろう。そのうちザックにも負ける」
「なにィ! おまえなんかセコい手で生き延びてきたタイプだろがよ。俺よりも弱いくせに生意気だぞ! その瓶底眼鏡を、この勇み立つ強固なナッコォで割ってやろうか、参謀さんよぉ!」
同じ砦の戦士にからかわれたスカーが城門前で大声で喚いていたのだ。
「全く・・・。スカー様、ベンキ様ときたら・・・。マスター、神国ヒジランドにおいて賭け事を禁止にしましょう」
ウメボシがうんざりしながら主に提案する。
「今はまだ早い。もう少し彼らの精神的進化を見てからだ。すまないね、セイバー。話を進めよう。ここに来たのはコロネの死を止めるだけではないのだろう?」
「ええ、コロネさんの死は過去の歪みの予兆に過ぎません。いわゆるバタフライ効果の影響であり、本当は彼女を救う事が本筋ではありません。勿論コロネさんは大事ですが・・・。その後に起きた事が重要なのです」
「あのイタズラ好きのレンジャーは、私にとっても大事な存在だ」
ヒジリも頷く。自分が面倒を見て、貴族にまで押し上げたサヴェリフェ姉妹。
今の所、ウメボシ以外で愛着を持っているのはあの地走り族の姉妹だけだ。誰一人寿命以外で欠ける事があってはならない。
「で、未来で何を見たね? ネタばらしは嫌いだが、今はそんな悠長な事を言っている場合ではなかろう?」
「そう・・・。そうなんです! おとう・・・ヒジリさんは現在、この世界が他の世界に侵食されているのをご存知ですか?」
セイバーが落ち着いていないことに気づいたウメボシが、水の入ったコップを持ってきて差し出す。
セイバーは水を飲もうとして兜に手をかけたが、「あぶない!」と言って兜を脱ぐのを止めた。そして、ウメボシの策略に気がついてよかったと安堵する。
「もう! ウメボシさん!」
「うふふ。バレましたか~!」
ウメボシとセイバーのじゃれ合いを気にせず、ヒジリは顎を撫でる。
「いや。感知はしていない。となると魔法的な何かなのだろう」
「その通りです。これまで集めた情報ではどうも誰かが禁断の箱庭というマジックアイテムを発動させたみたいなのです。そもそもそのアイテムはこの世界を模して、少し先を予想するアイテムなのですが」
「なるほど、シミュレーターのようなものか」
「しむ・・・? 多分・・・、それです」
「で、その箱庭の世界が地中で菌糸を伸ばすキノコが如く、この世界を侵食していると?」
「はい」
「何が問題なのかね?」
「え?」
ヒジリの退屈そうな返事にセイバーは驚いて背筋を伸ばす。
「結果、同じ世界に塗り替えられるだけだ。問題はなかろう」
「何から何まで同じになれば・・・、そうでしょうね」
「未来では上手くいっていないと?」
「そうです。未来は突然弾けて無くなるのです」
「馬鹿な。その出来事が禁断の箱庭の影響なのか、それともこの時間軸本来の影響なのか・・・。大体君はその弾け消えた世界からどうやって・・・。虚無魔法を発動させる時間もなかったのだろう?」
「何が影響を与えているのかはもう少し調査しないとわかりません。僕は禁断の箱庭が原因ではないかと睨んでいます。それから僕が生きているのは奇跡ですね。瞬時に消えた他の誰よりも、僕は長く生き延びて、無の空間の中を浮いていましたから」
「本当の無だったなら、君は存在する事はできなかったはずだ。この世界が多重構造の世界であれば、他の世界と干渉し合う粒子を糧にして環境適合ナノマシンが守ってくれる。そうすれば一時間は生き延びられるだろう。地球人ならばな。君の場合は体を包んで守る自然発生的なサカモト粒子(虚無魔法)か・・・」
ヒジリの目が遠くなる。脳内の思考に意識が集中している証拠だ。
探求者はすぐにこうなるのが厄介だとセイバーは溜息をつく。
「待って下さい! 今は呑気に思考の深淵を覗いている場合じゃないのですよ、ヒジランドの王様。僕は少しでもこの緊急事態に対処できる情報がないかを・・・」
「なれば!」
これまでずっと部屋の隅で腕を組んで話を聞いていたダークがリンネを見て頷く。
「そうね、ダーク」
リンネは真剣な眼差しをセイバーに向けて、恋人を助ける事ができるかもしれない可能性にも向き合う。
「きっとそれは過去に飛ばされたビャクヤたちが関係していると思います! ヤイバーさん!」
そんな確証はない。この言葉の結果、自由騎士を利用する形になるかもしれない。
だが、このタイミングで時間に関する事ならば、間違いなくビャクヤとキリマルがその先にいるとリンネは感じるのだ。
「ぼ、僕の名前はセイバーだ!」
セイバーは細い眼鏡の真ん中を人差し指で上げて、即座にリンネの呼び間違えを修正した。
客間の背の低いテーブル前でコーヒーを飲むヒジリは、ヤイバの説明に落ち着いて返事をした。
「部屋の中では兜を脱いだらどうです?」
ウメボシの指摘に、すみませんと答えたのはリンネだった。
単眼の球体はヤイバに言ったのだが、代わりにリンネが兜を脱いで金髪碧眼を晒す。
「僕は兜を脱ぎません。来たるべき時が来るまで」
自分がヒジリにとって何者なのかを薄々ウメボシに気が付かれていると知りつつも、自由騎士セイバーは決して正体を明かそうとはしなかった。
「僕は未来で異変が起こる度に、時空を捻じ曲げて過去に赴き、最小限の修正を行ってきました。しかし、今回ばかりは僕の力ではどうしようもないと悟ったのです」
「ほう?」
黒髪の王は相変わらず余裕のある顔でコーヒーを一口飲み、カップをテーブルの上に置いてソファに深く座った。
「では聞かせてもらおうか、その事実とやらを」
「・・・」
言うべきかどうか悩む自由騎士に対して、合理主義者の片眉が上がる。まるでこの時間が無駄だと言わんばかりに。
「では君は何をしに来たのかね」
「コロネさんが先程の争いに巻き込まれて、死んでしまう過去を変えるためにこの時代に来ました」
自由騎士は兜の奥から探るようにダークを見て、その後にリンネとピーターを見る。
すると外から怒声が聞こえてきた。
「あとちょっとで勝てていたのに! くそったれが!」
「いいや、お前に勝ち目はなかった! 賭けは俺の勝ちだ!」
「お前、仲間のくせに相手に賭けてたのかよ! ベンキ!」
「一目で暗黒騎士のほうが強いと見抜いていたからな」
「冷てぇ相棒だな、おい。俺はギルドの中でも弱くはねぇぞ!」
「だが強くもない。最近は新米のドォスンにも負けているだろう。そのうちザックにも負ける」
「なにィ! おまえなんかセコい手で生き延びてきたタイプだろがよ。俺よりも弱いくせに生意気だぞ! その瓶底眼鏡を、この勇み立つ強固なナッコォで割ってやろうか、参謀さんよぉ!」
同じ砦の戦士にからかわれたスカーが城門前で大声で喚いていたのだ。
「全く・・・。スカー様、ベンキ様ときたら・・・。マスター、神国ヒジランドにおいて賭け事を禁止にしましょう」
ウメボシがうんざりしながら主に提案する。
「今はまだ早い。もう少し彼らの精神的進化を見てからだ。すまないね、セイバー。話を進めよう。ここに来たのはコロネの死を止めるだけではないのだろう?」
「ええ、コロネさんの死は過去の歪みの予兆に過ぎません。いわゆるバタフライ効果の影響であり、本当は彼女を救う事が本筋ではありません。勿論コロネさんは大事ですが・・・。その後に起きた事が重要なのです」
「あのイタズラ好きのレンジャーは、私にとっても大事な存在だ」
ヒジリも頷く。自分が面倒を見て、貴族にまで押し上げたサヴェリフェ姉妹。
今の所、ウメボシ以外で愛着を持っているのはあの地走り族の姉妹だけだ。誰一人寿命以外で欠ける事があってはならない。
「で、未来で何を見たね? ネタばらしは嫌いだが、今はそんな悠長な事を言っている場合ではなかろう?」
「そう・・・。そうなんです! おとう・・・ヒジリさんは現在、この世界が他の世界に侵食されているのをご存知ですか?」
セイバーが落ち着いていないことに気づいたウメボシが、水の入ったコップを持ってきて差し出す。
セイバーは水を飲もうとして兜に手をかけたが、「あぶない!」と言って兜を脱ぐのを止めた。そして、ウメボシの策略に気がついてよかったと安堵する。
「もう! ウメボシさん!」
「うふふ。バレましたか~!」
ウメボシとセイバーのじゃれ合いを気にせず、ヒジリは顎を撫でる。
「いや。感知はしていない。となると魔法的な何かなのだろう」
「その通りです。これまで集めた情報ではどうも誰かが禁断の箱庭というマジックアイテムを発動させたみたいなのです。そもそもそのアイテムはこの世界を模して、少し先を予想するアイテムなのですが」
「なるほど、シミュレーターのようなものか」
「しむ・・・? 多分・・・、それです」
「で、その箱庭の世界が地中で菌糸を伸ばすキノコが如く、この世界を侵食していると?」
「はい」
「何が問題なのかね?」
「え?」
ヒジリの退屈そうな返事にセイバーは驚いて背筋を伸ばす。
「結果、同じ世界に塗り替えられるだけだ。問題はなかろう」
「何から何まで同じになれば・・・、そうでしょうね」
「未来では上手くいっていないと?」
「そうです。未来は突然弾けて無くなるのです」
「馬鹿な。その出来事が禁断の箱庭の影響なのか、それともこの時間軸本来の影響なのか・・・。大体君はその弾け消えた世界からどうやって・・・。虚無魔法を発動させる時間もなかったのだろう?」
「何が影響を与えているのかはもう少し調査しないとわかりません。僕は禁断の箱庭が原因ではないかと睨んでいます。それから僕が生きているのは奇跡ですね。瞬時に消えた他の誰よりも、僕は長く生き延びて、無の空間の中を浮いていましたから」
「本当の無だったなら、君は存在する事はできなかったはずだ。この世界が多重構造の世界であれば、他の世界と干渉し合う粒子を糧にして環境適合ナノマシンが守ってくれる。そうすれば一時間は生き延びられるだろう。地球人ならばな。君の場合は体を包んで守る自然発生的なサカモト粒子(虚無魔法)か・・・」
ヒジリの目が遠くなる。脳内の思考に意識が集中している証拠だ。
探求者はすぐにこうなるのが厄介だとセイバーは溜息をつく。
「待って下さい! 今は呑気に思考の深淵を覗いている場合じゃないのですよ、ヒジランドの王様。僕は少しでもこの緊急事態に対処できる情報がないかを・・・」
「なれば!」
これまでずっと部屋の隅で腕を組んで話を聞いていたダークがリンネを見て頷く。
「そうね、ダーク」
リンネは真剣な眼差しをセイバーに向けて、恋人を助ける事ができるかもしれない可能性にも向き合う。
「きっとそれは過去に飛ばされたビャクヤたちが関係していると思います! ヤイバーさん!」
そんな確証はない。この言葉の結果、自由騎士を利用する形になるかもしれない。
だが、このタイミングで時間に関する事ならば、間違いなくビャクヤとキリマルがその先にいるとリンネは感じるのだ。
「ぼ、僕の名前はセイバーだ!」
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