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偽神のマサヨシ
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煮えたぎるようなエネルギーの球は刹那の間に拡散したが、砦の住人に届く前にヤイバの虚無の魔法でかき消された。
それでも熱の残滓は人々を焼こうとしている。
それを防いだのがヤイバの防御スキル、守りの盾だ。
これは身を犠牲にして誰かを庇うスキルと違って、使い手が犠牲になることはねぇ。
守る対象の前に大きな盾が現れて、物理攻撃を吸収する。
どれぐらい防げるかはスキル発動者の経験や能力によって違う。
これだけの大勢を完璧に守りきったヤイバの防御術が如何に凄いかが分かり、少し腹が立った。
なぜ腹が立つかと言うと俺に無いものを奴は持っているからだ。攻撃特化の俺は誰かを守ることなんてできねぇ。精々相手を挑発して注意を引きつけるぐらいだ。
苛つきながらヤイバを見ていると、盾を支えにして灰色のオーラが消えて動かなくなった。
かなりの疲労なんだろうな。虚無魔法を唱えつつ、こんな大勢を同時に守ったんだからよ。
「暫く休ませてもらうよ」
ハァハァと息を吐きながら神の子は、それでもしゃがもうとも膝を突こうともしない。こいつは絶対に膝をつかねぇな。プライドの高さがそうさせているのだろう。立っているのもやっとだろうによ。
鉄巨人は虚無魔法に吸い込まれて消え、ガヤガヤと砦の連中の安堵する声が聞こえてくる。
だが、まだ赤い具現化の扉は残ったままだ。ということは、だ・・・。
「ビャクヤぁ! 櫓に登れ! 水平線の向こう側はどうなっている?」
子供の母親を見つけたビャクヤは俺の声にすぐに反応し、砦の櫓に軽快に登っていく。それから白々しく手で庇を作って遠くを見る。
「んんん、変化無しっ!」
「ちっ! やっぱり駄目か。世界の終わりという事象を具現化させるのは、そうは簡単にいかねぇな。砦の連中に恐怖を染み込ませて、魔王を信じ込ませたまでは良かったが」
少し声がでかかったか。ヤイバに独り言を聞かれていた。
「世界の・・・。終わりだと?!」
俯いてスタミナ回復に集中していたヤイバがゆっくりとこちらを向く。
「どういうことですか? キリマル君」
ツィガル帝国鉄騎士団団長のリツ・フーリーの息子だけあって言葉遣いがよく似ている。
「聞こえたか。しょうがねぇな。勝手に読み取りやがれ」
俺は心を開いて情報を頭に思い浮かべる。口に出して言わないのは、想像・創造の贄でもある砦の連中にネタバラシをしたくないからだ。
読心の魔法で容赦なく心に触れてくるヤイバに不快感を覚えつつも、俺は大きな門を見た。
そして今度こそ、世界の終わりを終わらせるレベルの具現化をしてくれと願う。
俺の内心を読み取ったヤイバの表情がみるみる驚きに変わっていく。青ざめていくと言ったほうがいいか。
「未来で僕の父さんはこの星と地球を救った。でも君は・・・。悪魔なのに!」
「それ以上は何も言うな。だから言ったろ。俺は欲望に忠実だと。俺の願いは唯一つ。(殺しと)子孫の繁栄だ」
唯一と言いながら二つあるじゃねぇかと自分でツッコんで、俺は閉じていた赤い門の扉が開くのを見る。
「次が来るぞ!」
ドリャップが遠くで叫んだ。まぁ砦の連中は大抵遠巻きに見ている。建物影に隠れ、こちらを窺っているのだ。
近くにいるのは好奇心旺盛な、阿呆の地走り族だけだ。
「さぁ次のお客さんは誰だ?」
鉄巨人が出てこれる大きな門から小さな人影が静かに現れた。
狐のように細い目、短い黒髪。そして何より目を引いたのが、ツィガルで見た帝国兵の黒い制服だ。
彼の制服は特別製なのか、うぐいす色の縁取りがある。色白の顔も日本人っぽい。
「あ、あれは!」
ヤイバが声を上げる。
「誰だ?」
「マサヨシさんですよ!」
「はぁ? 豚人イコール、マサヨシだろ。あんな涼しい顔のイケメンが、マサヨシなわけあるか!」
「いえ、彼はダイエットに成功していますから」
「ダイエットでどうこうなる見た目じゃねぇけどな」
俺はふと思い出した。ツィガル皇帝が使い魔に与える支払いをマサヨシが代わりにしている。支払いとは勿論、スペルマだ。つまりサキュバスと毎日交わっているのだ。
確かウェイロニーという名前の淫魔だったか?
サキュバスは少しずつマサヨシを自分好みの姿に変えている。現に前に出会った時も頭頂部に産毛が生えていた。だから偽スヌー○ーの禿がシュッとしたイケメンになっても不思議ではねぇ。
「どのみち、奴はマサヨシではねぇな。この中でマサヨシと関わりが深かったのは・・・。恐らくお前だろう、ヤイバ。あの化け物はお前の想像が加わって具現化したんだ」
三十路目前の見た目のヤイバは、どの時間軸からやって来たのかはわからねぇ。だが、ツィガルの鉄騎士が皇帝に近い人物と疎遠ってことはねぇだろ。
「そんな・・・。彼は味方だと頼りないですが、敵に回ると厄介ですよ。なにせ・・・」
――――そう。なにせ奴は自分の思い通りに事象を曲げ、確率を変える。
あの神モドキは最も神に近い能力を持っているのだ。コズミックペンの次ぐらいにな。
当の本人はその能力を自覚しておらず、使い方も知らねぇ。だが、俺は悪魔の目でしっかりとマサヨシの能力を見たから間違いはねぇ。
この偽物がその力を引き継いでいて、能力の使い方を自覚しているとすれば、とんでもねぇ強敵だぞ。
奴が世界の終わりを背負うだけの象徴となっても何もおかしくはねぇ。
オフッオフッと笑い声が聞こえてきた。笑い方まで本物と一緒なのか。嫌な予感がするな。
「――――朕に跪け」
その途端、ヤイバと俺以外の全員が跪いて頭を垂れた。
ヤイバは虚無のオーラを再び纏っている。拒絶の力でもあるサカモト粒子は、マサヨシの能力を辛うじて跳ね返したんだろうよ。
偽マサヨシの言葉に屈しまいとするヤイバの震える膝を見て、俺が出張るしかねぇなと爪を伸ばす。
「クハハ! 俺は完全に世界の理の外にいるからな! お前の戯言に付き合う気はねぇぞ! ページ上の蝿とはよく言ったもんだ、Qのババァは!」
「グフッ!」
まるで死刑宣告をされた麻原彰晃のように、意味不明な笑い声を偽マサヨシは漏らした。
「それでもキリマルは物語の中にいる以上は影響を受けますし、お寿司」
「あ?」
「拙者、違いなく世界の終わりを顕現せり。見事退けてみせよ、オフッ!」
マサヨシは手をこちらに向けた。
すると近くで跪くビャクヤが喉を抑えて苦しみだした。
「ビャクヤ!」
あぁ! 俺の大事な子孫の身に一体なにが?!
「うぐぐッ! 急に喉に何かがッ! コハァ!」
やべぇやべぇやべぇ。呼吸音でわかる。ろくすっぽ息が出来てねぇんだ。
「口を開けて見せてみろ」
ビャクヤは仮面を外すと口を大きく開いた。多分。モザイクで分からねぇが。
しかし、喉奥の異物はしっかりと見える。
「こ、これは・・・!」
俺はその物体を見た途端、怒りの咆哮を上げた。
それでも熱の残滓は人々を焼こうとしている。
それを防いだのがヤイバの防御スキル、守りの盾だ。
これは身を犠牲にして誰かを庇うスキルと違って、使い手が犠牲になることはねぇ。
守る対象の前に大きな盾が現れて、物理攻撃を吸収する。
どれぐらい防げるかはスキル発動者の経験や能力によって違う。
これだけの大勢を完璧に守りきったヤイバの防御術が如何に凄いかが分かり、少し腹が立った。
なぜ腹が立つかと言うと俺に無いものを奴は持っているからだ。攻撃特化の俺は誰かを守ることなんてできねぇ。精々相手を挑発して注意を引きつけるぐらいだ。
苛つきながらヤイバを見ていると、盾を支えにして灰色のオーラが消えて動かなくなった。
かなりの疲労なんだろうな。虚無魔法を唱えつつ、こんな大勢を同時に守ったんだからよ。
「暫く休ませてもらうよ」
ハァハァと息を吐きながら神の子は、それでもしゃがもうとも膝を突こうともしない。こいつは絶対に膝をつかねぇな。プライドの高さがそうさせているのだろう。立っているのもやっとだろうによ。
鉄巨人は虚無魔法に吸い込まれて消え、ガヤガヤと砦の連中の安堵する声が聞こえてくる。
だが、まだ赤い具現化の扉は残ったままだ。ということは、だ・・・。
「ビャクヤぁ! 櫓に登れ! 水平線の向こう側はどうなっている?」
子供の母親を見つけたビャクヤは俺の声にすぐに反応し、砦の櫓に軽快に登っていく。それから白々しく手で庇を作って遠くを見る。
「んんん、変化無しっ!」
「ちっ! やっぱり駄目か。世界の終わりという事象を具現化させるのは、そうは簡単にいかねぇな。砦の連中に恐怖を染み込ませて、魔王を信じ込ませたまでは良かったが」
少し声がでかかったか。ヤイバに独り言を聞かれていた。
「世界の・・・。終わりだと?!」
俯いてスタミナ回復に集中していたヤイバがゆっくりとこちらを向く。
「どういうことですか? キリマル君」
ツィガル帝国鉄騎士団団長のリツ・フーリーの息子だけあって言葉遣いがよく似ている。
「聞こえたか。しょうがねぇな。勝手に読み取りやがれ」
俺は心を開いて情報を頭に思い浮かべる。口に出して言わないのは、想像・創造の贄でもある砦の連中にネタバラシをしたくないからだ。
読心の魔法で容赦なく心に触れてくるヤイバに不快感を覚えつつも、俺は大きな門を見た。
そして今度こそ、世界の終わりを終わらせるレベルの具現化をしてくれと願う。
俺の内心を読み取ったヤイバの表情がみるみる驚きに変わっていく。青ざめていくと言ったほうがいいか。
「未来で僕の父さんはこの星と地球を救った。でも君は・・・。悪魔なのに!」
「それ以上は何も言うな。だから言ったろ。俺は欲望に忠実だと。俺の願いは唯一つ。(殺しと)子孫の繁栄だ」
唯一と言いながら二つあるじゃねぇかと自分でツッコんで、俺は閉じていた赤い門の扉が開くのを見る。
「次が来るぞ!」
ドリャップが遠くで叫んだ。まぁ砦の連中は大抵遠巻きに見ている。建物影に隠れ、こちらを窺っているのだ。
近くにいるのは好奇心旺盛な、阿呆の地走り族だけだ。
「さぁ次のお客さんは誰だ?」
鉄巨人が出てこれる大きな門から小さな人影が静かに現れた。
狐のように細い目、短い黒髪。そして何より目を引いたのが、ツィガルで見た帝国兵の黒い制服だ。
彼の制服は特別製なのか、うぐいす色の縁取りがある。色白の顔も日本人っぽい。
「あ、あれは!」
ヤイバが声を上げる。
「誰だ?」
「マサヨシさんですよ!」
「はぁ? 豚人イコール、マサヨシだろ。あんな涼しい顔のイケメンが、マサヨシなわけあるか!」
「いえ、彼はダイエットに成功していますから」
「ダイエットでどうこうなる見た目じゃねぇけどな」
俺はふと思い出した。ツィガル皇帝が使い魔に与える支払いをマサヨシが代わりにしている。支払いとは勿論、スペルマだ。つまりサキュバスと毎日交わっているのだ。
確かウェイロニーという名前の淫魔だったか?
サキュバスは少しずつマサヨシを自分好みの姿に変えている。現に前に出会った時も頭頂部に産毛が生えていた。だから偽スヌー○ーの禿がシュッとしたイケメンになっても不思議ではねぇ。
「どのみち、奴はマサヨシではねぇな。この中でマサヨシと関わりが深かったのは・・・。恐らくお前だろう、ヤイバ。あの化け物はお前の想像が加わって具現化したんだ」
三十路目前の見た目のヤイバは、どの時間軸からやって来たのかはわからねぇ。だが、ツィガルの鉄騎士が皇帝に近い人物と疎遠ってことはねぇだろ。
「そんな・・・。彼は味方だと頼りないですが、敵に回ると厄介ですよ。なにせ・・・」
――――そう。なにせ奴は自分の思い通りに事象を曲げ、確率を変える。
あの神モドキは最も神に近い能力を持っているのだ。コズミックペンの次ぐらいにな。
当の本人はその能力を自覚しておらず、使い方も知らねぇ。だが、俺は悪魔の目でしっかりとマサヨシの能力を見たから間違いはねぇ。
この偽物がその力を引き継いでいて、能力の使い方を自覚しているとすれば、とんでもねぇ強敵だぞ。
奴が世界の終わりを背負うだけの象徴となっても何もおかしくはねぇ。
オフッオフッと笑い声が聞こえてきた。笑い方まで本物と一緒なのか。嫌な予感がするな。
「――――朕に跪け」
その途端、ヤイバと俺以外の全員が跪いて頭を垂れた。
ヤイバは虚無のオーラを再び纏っている。拒絶の力でもあるサカモト粒子は、マサヨシの能力を辛うじて跳ね返したんだろうよ。
偽マサヨシの言葉に屈しまいとするヤイバの震える膝を見て、俺が出張るしかねぇなと爪を伸ばす。
「クハハ! 俺は完全に世界の理の外にいるからな! お前の戯言に付き合う気はねぇぞ! ページ上の蝿とはよく言ったもんだ、Qのババァは!」
「グフッ!」
まるで死刑宣告をされた麻原彰晃のように、意味不明な笑い声を偽マサヨシは漏らした。
「それでもキリマルは物語の中にいる以上は影響を受けますし、お寿司」
「あ?」
「拙者、違いなく世界の終わりを顕現せり。見事退けてみせよ、オフッ!」
マサヨシは手をこちらに向けた。
すると近くで跪くビャクヤが喉を抑えて苦しみだした。
「ビャクヤ!」
あぁ! 俺の大事な子孫の身に一体なにが?!
「うぐぐッ! 急に喉に何かがッ! コハァ!」
やべぇやべぇやべぇ。呼吸音でわかる。ろくすっぽ息が出来てねぇんだ。
「口を開けて見せてみろ」
ビャクヤは仮面を外すと口を大きく開いた。多分。モザイクで分からねぇが。
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