54 / 336
ノームのリュウグ
しおりを挟む
取り敢えず俺はノームの女の子をリュウグと呼んだ。名前が長すぎて覚えられない。それはルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール並みに覚えにくいので短くしたのだ。
「詳しく話を聞く前に、店へ弁償代を払ったほうがいいな」
「お金なんかないで。飛空艇代で全部消えたから」
「はぁ・・・? じゃあ立て替えとくよ。いくら?」
俺はムチムチの猫人のバーテンダーに訊いた。すると猫人女の片頬が上がった。
「ざっと見積もって、金貨二枚ってとこですかにゃ」
たっか! まぁそうか。カウンターは半壊してるし、高そうなお酒や食器もあったもんな・・・。
「ほら」
俺は自分の財布の革袋から金貨二枚を出して、猫人に握らせた。
「これで後腐れなしな?」
恐らくこの商売っ気に満ちた猫人の女は多めに見積もっているだろうから、慰謝料込みの金額だと暗に念を押す。
リュウグも悪いと思ったのか、少し大人しい。
「うーん、もっと大々的に全快祝いをしたかったけど、場所がないなら仕方ない。ホッチさんの家の庭でこぢんまりとやるか・・・。お前も来いよ」
「えっ! ええの?」
「腹減ってんだろ? さっきから腹が鳴ってる」
リュウグはお腹を押さえて顔を赤くした。
ノームか・・・。イメージ的には髭の爺さんって感じだけど、女は普通なんだな。
耳たぶが若干大きいぐらいで、背は地走り族よりも更に小さい。
顔も小さいなー。黒目も大きいし、妖精に近い感じがする。
彼女の髪の色はメリィと同じく銀色に見えるけど、マットな灰色に近い。チッチに似たクリクリの癖毛が可愛いな。ほんとこの星は可愛いが溢れている。
「ええ! オビオが人殺しオーガ? あり得ないわ!」
ホッチさんが驚いて丸い目を更に丸くしている。そうでしょう、もっと言ってあげてください。
「寧ろ人助けオーガだよね、お母さん」
チッチはそう言うと、鳥の丸焼き(醤油味)の脚に噛みついて鼻の穴を大きくした。
「わぁ! 香ばしくて美味しい!」
「うはぁ! 美味しいね! 助けてもらった上にこんなご馳走まで作ってくれるオビオ君が、人殺しなんてするわけがない」
アッチさんもそう喜んでくれている。メリィが治すまで土気色した顔をしていたのが嘘のようだ。
「でも・・・。殺人現場を調査してくれた司祭様は、現場にあった血塗れのロングソードを鑑定して持ち主を調べてくれたもの。そしたら持ち主の名前はミチ・オビオだって・・・」
「俺のロングソードは亜空間・・・、無限鞄に入ってるけど? それに鑑定の魔法で詳細を知ることができるのは、魔法をかけた本人だけだ。つまり複数人に鑑定してもらわないと、情報なんていくらでも捏造できるぜ?」
「そやな・・・。私も頭に血が上ってたわ・・・。はぁ・・・。ポルロンドに家族旅行なんか、行かんかったらよかったわ」
「ポルロンドで両親は殺されたのぉ? 遺体は?」
神聖国モティに関して調査しているメリィは、俺のあげたメモ用紙とペンでメモを取っている。忘れっぽい性格をしていると聞いたのであげたのだ。
修道女メリィが、この上等な紙と無限にインクが出てくるボールペンに驚き、喜んでくれるのは想像できていたけど、嬉しさのあまり、ほっぺにチューをしてくれたのには驚いた。
この世界の女子は凄く嬉しいと、高確率で頬にキスをしてくれる。
正直、それは嬉しいので今後は、女子が喜びそうなデザートを作っていこうと思う。キリッ!
「よく解らない肉塊になってた。怪力のオーガだからできる芸当だって・・・。私が商店街で買い物をしているときに、両親はオーガに裏路地に連れ込まれて殺されたって・・・」
「待て、オビオの筋力は12しかないのだぞ。オーガは基本的に筋力値や生命力に補正がかかるのだが、オビオはどういうわけかそれがない。だからストレートに12という、戦士として最低限の筋力しかないというわけだ。私よりも腕力の弱いオビオが、ノームを肉塊にするには、相当時間がかかるだろう。その間に目撃者は何をしていた? 通報なり騒ぐなりできただろう。それにリュウグの両親だって抵抗はするだろうし」
珍しく俺に味方してくれるサーカさんが頼もしい。
感謝の意味を込めて彼女に素早くウィンクをして、口だけの投げキッスをした。
しかしサーカは鼻に皺を寄せ、歯をむき出しにして声に出さず「死ね」と返してきた。酷い・・・。
「でもオビオは樹族国に来るまでの記憶がないんだろ? 殺人犯の可能性はまだ残ってるじゃん」
ピーターがまた悪い顔してまーす! 先生! あの顔はいけないと思いまーす!
「でもぉ、リュウグちゃんの両親が殺されたのは最近だよねぇ? オビオはぁ、ずっと私たちと一緒にいたよ? ねー?」
メリィの「ねー!」は可愛さの破壊力抜群だ。俺の顔を見て、首を傾げるのはズルイですぞぉ!
「メリィ、擁護してくれてありがとな? な? これな? お礼な? な? な?」
事後のオッサンが若い娘にお金を握らせるように、俺はチョコ菓子をメリィに握らせた。
「わぁ~! お菓子~!」
メリィは素直に喜ぶから可愛い。どこかの誰かさんと違って。
「確かにオビオにはアリバイがあるからなぁ。どう転んでも、その司祭が嘘を言っているのは間違いねぇぜ」
俺はスッと立ち上がるとトウスさんのところへ行って、メリィ同様チョコ菓子を握らせた。
「オビオぉ! 賄賂渡してんじゃねぇぞ!」
「うるせぇ、ピーター! どの道、俺は無実だから賄賂じゃねぇ! ところでリュウグ。両親の遺品か何か持ってないか?」
リュウグは胸のシャツからお守りを取り出す。その時ピーターが素早く彼女の胸元を見て、小さな声で「B」と囁いて残念そうな顔をした。胸のサイズを目で測ってじゃねぇよ! スケベが!
「これだけは死体の近くに、綺麗なままで落ちてたんや・・・」
「なるほど、上位鑑定の指輪で手がかりを探るのか」
サーカは豆のスープを食べていた手を止めて、スプーンで俺の指輪を指した。
「そういう事。上位鑑定の指輪は、俺の成長に合わせて視れる情報が増えていく。何か解るかもしれない」
早速俺はお守りに触れて意識を集中する。魔法陣が描かれた金属のペンダントはひんやりと冷たい。
鑑定の指輪は物に触れてから、鑑定するぞ! という意識を持たないと、基本的に効果を発揮してくれない。時々勝手に視させてくる時もあるけどさ・・・。
「視えてきた・・・。あ! また四角い顔の司祭! カルト教団のホキキが、こいつに跪いていたのを、前に見たぞ! 路地裏に言葉巧みに連れ込んで、なにかの魔法をリュウグの両親にかけて、連れ去ったようだ。肉塊になんてなってなさそうだけど・・・?」
「四角い顔の司祭? それやったら事件現場を鑑定してくれた司祭様と同じや! ほな、両親は生きてるって事か? あの目撃者もグルやったって事?」
「その可能性はあるな。どうすんだ? 探すのか?」
「うん、探すで!」
「当てはあるのか? 路銀は?」
そう訊くとリュウグはテーブルに突っ伏して、肩を細かく震わせた。
「どっちもない・・・。うぐっ・・・! ぐすっ! なんで私がこんな目に遭わないかんの? 両親が生きてるって分かっても、今度は探し出すのに、お金とかいるし!」
うぉ・・・。リュウグが泣いている。可哀想になってきた。俺はそっとリュウグの肩に触れて慰めようとした。がついつい能力値を見てしまう。
種族はノーム。適正職業が機工士。実力値10。実力値ってのは、10から伸び悩むみたいだな。能力的には体力と信仰心と器用さと魅力と運の数値が高い。何気に優秀だな。
「もしよければ、俺たちと一緒に来るか? 地図で見る限りブラッド領から、ポルロンドまでそんなに遠くないし。魔法をかけて連れ去ったって事は、リュウグの両親を何かに利用するって事だろ? だったら殺したりはしないと思う。ブラッド辺境伯に剣を返したら、すぐに向かおう」
「ええの?」
顔をガバっと上げたリュウグは鼻水を垂らしていたので、俺はティッシュでさっと拭く。
「いいーんです」
どうせ気ままに旅するつもりだったしな。サーカが嫌そうな顔してるが、無視無視。
「オビオはお節介だなぁ。これからもそうやって、色々な事に首を突っ込みそうな予感がするよ」
ピーターが呆れながらも肉に夢中になっている。
その同族のピーターに、ホッチとチッチが反論してくれた。
「オビオに任せれば、なんだって解決するわよ!」
「そうだよ! オビオは良いオーガなんだから!」
俺はまたスッと立ち上がるとホッチさんとチッチの席まで行き、二人の前にチョコ菓子を更に山盛り入れて置いた。
「やったー!」
「賄賂すな!」
ピーターがお菓子を羨ましそうに見てそう言う。
だが菓子はやらんぞ。
俺の印象を貶めようとしたからな。
「詳しく話を聞く前に、店へ弁償代を払ったほうがいいな」
「お金なんかないで。飛空艇代で全部消えたから」
「はぁ・・・? じゃあ立て替えとくよ。いくら?」
俺はムチムチの猫人のバーテンダーに訊いた。すると猫人女の片頬が上がった。
「ざっと見積もって、金貨二枚ってとこですかにゃ」
たっか! まぁそうか。カウンターは半壊してるし、高そうなお酒や食器もあったもんな・・・。
「ほら」
俺は自分の財布の革袋から金貨二枚を出して、猫人に握らせた。
「これで後腐れなしな?」
恐らくこの商売っ気に満ちた猫人の女は多めに見積もっているだろうから、慰謝料込みの金額だと暗に念を押す。
リュウグも悪いと思ったのか、少し大人しい。
「うーん、もっと大々的に全快祝いをしたかったけど、場所がないなら仕方ない。ホッチさんの家の庭でこぢんまりとやるか・・・。お前も来いよ」
「えっ! ええの?」
「腹減ってんだろ? さっきから腹が鳴ってる」
リュウグはお腹を押さえて顔を赤くした。
ノームか・・・。イメージ的には髭の爺さんって感じだけど、女は普通なんだな。
耳たぶが若干大きいぐらいで、背は地走り族よりも更に小さい。
顔も小さいなー。黒目も大きいし、妖精に近い感じがする。
彼女の髪の色はメリィと同じく銀色に見えるけど、マットな灰色に近い。チッチに似たクリクリの癖毛が可愛いな。ほんとこの星は可愛いが溢れている。
「ええ! オビオが人殺しオーガ? あり得ないわ!」
ホッチさんが驚いて丸い目を更に丸くしている。そうでしょう、もっと言ってあげてください。
「寧ろ人助けオーガだよね、お母さん」
チッチはそう言うと、鳥の丸焼き(醤油味)の脚に噛みついて鼻の穴を大きくした。
「わぁ! 香ばしくて美味しい!」
「うはぁ! 美味しいね! 助けてもらった上にこんなご馳走まで作ってくれるオビオ君が、人殺しなんてするわけがない」
アッチさんもそう喜んでくれている。メリィが治すまで土気色した顔をしていたのが嘘のようだ。
「でも・・・。殺人現場を調査してくれた司祭様は、現場にあった血塗れのロングソードを鑑定して持ち主を調べてくれたもの。そしたら持ち主の名前はミチ・オビオだって・・・」
「俺のロングソードは亜空間・・・、無限鞄に入ってるけど? それに鑑定の魔法で詳細を知ることができるのは、魔法をかけた本人だけだ。つまり複数人に鑑定してもらわないと、情報なんていくらでも捏造できるぜ?」
「そやな・・・。私も頭に血が上ってたわ・・・。はぁ・・・。ポルロンドに家族旅行なんか、行かんかったらよかったわ」
「ポルロンドで両親は殺されたのぉ? 遺体は?」
神聖国モティに関して調査しているメリィは、俺のあげたメモ用紙とペンでメモを取っている。忘れっぽい性格をしていると聞いたのであげたのだ。
修道女メリィが、この上等な紙と無限にインクが出てくるボールペンに驚き、喜んでくれるのは想像できていたけど、嬉しさのあまり、ほっぺにチューをしてくれたのには驚いた。
この世界の女子は凄く嬉しいと、高確率で頬にキスをしてくれる。
正直、それは嬉しいので今後は、女子が喜びそうなデザートを作っていこうと思う。キリッ!
「よく解らない肉塊になってた。怪力のオーガだからできる芸当だって・・・。私が商店街で買い物をしているときに、両親はオーガに裏路地に連れ込まれて殺されたって・・・」
「待て、オビオの筋力は12しかないのだぞ。オーガは基本的に筋力値や生命力に補正がかかるのだが、オビオはどういうわけかそれがない。だからストレートに12という、戦士として最低限の筋力しかないというわけだ。私よりも腕力の弱いオビオが、ノームを肉塊にするには、相当時間がかかるだろう。その間に目撃者は何をしていた? 通報なり騒ぐなりできただろう。それにリュウグの両親だって抵抗はするだろうし」
珍しく俺に味方してくれるサーカさんが頼もしい。
感謝の意味を込めて彼女に素早くウィンクをして、口だけの投げキッスをした。
しかしサーカは鼻に皺を寄せ、歯をむき出しにして声に出さず「死ね」と返してきた。酷い・・・。
「でもオビオは樹族国に来るまでの記憶がないんだろ? 殺人犯の可能性はまだ残ってるじゃん」
ピーターがまた悪い顔してまーす! 先生! あの顔はいけないと思いまーす!
「でもぉ、リュウグちゃんの両親が殺されたのは最近だよねぇ? オビオはぁ、ずっと私たちと一緒にいたよ? ねー?」
メリィの「ねー!」は可愛さの破壊力抜群だ。俺の顔を見て、首を傾げるのはズルイですぞぉ!
「メリィ、擁護してくれてありがとな? な? これな? お礼な? な? な?」
事後のオッサンが若い娘にお金を握らせるように、俺はチョコ菓子をメリィに握らせた。
「わぁ~! お菓子~!」
メリィは素直に喜ぶから可愛い。どこかの誰かさんと違って。
「確かにオビオにはアリバイがあるからなぁ。どう転んでも、その司祭が嘘を言っているのは間違いねぇぜ」
俺はスッと立ち上がるとトウスさんのところへ行って、メリィ同様チョコ菓子を握らせた。
「オビオぉ! 賄賂渡してんじゃねぇぞ!」
「うるせぇ、ピーター! どの道、俺は無実だから賄賂じゃねぇ! ところでリュウグ。両親の遺品か何か持ってないか?」
リュウグは胸のシャツからお守りを取り出す。その時ピーターが素早く彼女の胸元を見て、小さな声で「B」と囁いて残念そうな顔をした。胸のサイズを目で測ってじゃねぇよ! スケベが!
「これだけは死体の近くに、綺麗なままで落ちてたんや・・・」
「なるほど、上位鑑定の指輪で手がかりを探るのか」
サーカは豆のスープを食べていた手を止めて、スプーンで俺の指輪を指した。
「そういう事。上位鑑定の指輪は、俺の成長に合わせて視れる情報が増えていく。何か解るかもしれない」
早速俺はお守りに触れて意識を集中する。魔法陣が描かれた金属のペンダントはひんやりと冷たい。
鑑定の指輪は物に触れてから、鑑定するぞ! という意識を持たないと、基本的に効果を発揮してくれない。時々勝手に視させてくる時もあるけどさ・・・。
「視えてきた・・・。あ! また四角い顔の司祭! カルト教団のホキキが、こいつに跪いていたのを、前に見たぞ! 路地裏に言葉巧みに連れ込んで、なにかの魔法をリュウグの両親にかけて、連れ去ったようだ。肉塊になんてなってなさそうだけど・・・?」
「四角い顔の司祭? それやったら事件現場を鑑定してくれた司祭様と同じや! ほな、両親は生きてるって事か? あの目撃者もグルやったって事?」
「その可能性はあるな。どうすんだ? 探すのか?」
「うん、探すで!」
「当てはあるのか? 路銀は?」
そう訊くとリュウグはテーブルに突っ伏して、肩を細かく震わせた。
「どっちもない・・・。うぐっ・・・! ぐすっ! なんで私がこんな目に遭わないかんの? 両親が生きてるって分かっても、今度は探し出すのに、お金とかいるし!」
うぉ・・・。リュウグが泣いている。可哀想になってきた。俺はそっとリュウグの肩に触れて慰めようとした。がついつい能力値を見てしまう。
種族はノーム。適正職業が機工士。実力値10。実力値ってのは、10から伸び悩むみたいだな。能力的には体力と信仰心と器用さと魅力と運の数値が高い。何気に優秀だな。
「もしよければ、俺たちと一緒に来るか? 地図で見る限りブラッド領から、ポルロンドまでそんなに遠くないし。魔法をかけて連れ去ったって事は、リュウグの両親を何かに利用するって事だろ? だったら殺したりはしないと思う。ブラッド辺境伯に剣を返したら、すぐに向かおう」
「ええの?」
顔をガバっと上げたリュウグは鼻水を垂らしていたので、俺はティッシュでさっと拭く。
「いいーんです」
どうせ気ままに旅するつもりだったしな。サーカが嫌そうな顔してるが、無視無視。
「オビオはお節介だなぁ。これからもそうやって、色々な事に首を突っ込みそうな予感がするよ」
ピーターが呆れながらも肉に夢中になっている。
その同族のピーターに、ホッチとチッチが反論してくれた。
「オビオに任せれば、なんだって解決するわよ!」
「そうだよ! オビオは良いオーガなんだから!」
俺はまたスッと立ち上がるとホッチさんとチッチの席まで行き、二人の前にチョコ菓子を更に山盛り入れて置いた。
「やったー!」
「賄賂すな!」
ピーターがお菓子を羨ましそうに見てそう言う。
だが菓子はやらんぞ。
俺の印象を貶めようとしたからな。
0
あなたにおすすめの小説
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
家の庭にダンジョンができたので、会社辞めました。
希羽
ファンタジー
都内のブラックIT企業で働く社畜・佐藤健太(27歳)。
手取り18万、残業100時間。唯一の資産は、亡き祖母から相続した郊外のボロ戸建てだけ。
「このまま死ぬのかな……」
そう絶望していたある夜、庭の物置の裏に謎の穴が出現する。
そこは、なぜか最弱モンスターしか出ないのに、ドロップアイテムだけは最高ランクという、奇跡のボーナスダンジョンだった。
試しにスライムを叩いたら、出てきた宝石の査定額はなんと――【1,000,000円】。
「……え、これ一個で、俺の年収の3分の1?」
スマホアプリで即換金、ドローン配送で手間いらず。
たった10分の庭仕事で5000万円を稼ぎ出した健太は、翌朝、上司に辞表を叩きつけることを決意する。
※本作は小説家になろうでも投稿しています。
キャンピングカーで、異世界キャンプ旅
風来坊
ファンタジー
東京の夜を走り続けるタクシードライバー、清水翔。
ハンドル捌きと道の知識には自信があり、理不尽な客にも笑顔で対応できる――不器用ながらも芯の強い男だ。
そんな翔が、偶然立ち寄った銀座の宝くじ売り場で一人の女性・松田忍と出会う。
彼女との再会をきっかけに、人生は思いもよらぬ方向へ動き出した。
宝くじの大当たり、そして「夢を追う旅」という衝動。
二人は豪華にバスコンをカスタムしたキャンピングカー「ブレイザー」を相棒に、日本一周を計画する。
――だが、最初のキャンプの日。
雷の直撃が二人を異世界へと連れ去った。
二つの月が照らす森で、翔は持ち前の度胸と行動力を武器に、忍を守りながら立ち向かう。
魔力で進化したブレイザー、忍の「鑑定スキル」、そして翔の判断力と腕力。
全てを駆使して、この未知の世界を切り開いていく。
焚き火の炎の向こうに広がるのは、戦いと冒険、そして新しい絆。
タクシードライバーから異世界の冒険者へ――翔と忍のキャンピングカー旅が、今始まる。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
美少女に転生して料理して生きてくことになりました。
ゆーぞー
ファンタジー
田中真理子32歳、独身、失業中。
飲めないお酒を飲んでぶったおれた。
気がついたらマリアンヌという12歳の美少女になっていた。
その世界は加護を受けた人間しか料理をすることができない世界だった
魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します
burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。
その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
ある日、俺の部屋にダンジョンの入り口が!? こうなったら配信者で天下を取ってやろう!
さかいおさむ
ファンタジー
ダンジョンが出現し【冒険者】という職業が出来た日本。
冒険者は探索だけではなく、【配信者】としてダンジョンでの冒険を配信するようになる。
底辺サラリーマンのアキラもダンジョン配信者の大ファンだ。
そんなある日、彼の部屋にダンジョンの入り口が現れた。
部屋にダンジョンの入り口が出来るという奇跡のおかげで、アキラも配信者になる。
ダンジョン配信オタクの美人がプロデューサーになり、アキラのダンジョン配信は人気が出てくる。
『アキラちゃんねる』は配信収益で一攫千金を狙う!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる