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思わぬ試験官
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召使がサイドテーブルに置いた紅茶の一式を、ビャッコは払いのけて憤怒する。
「逃げた先の樹族国で、奴ら色に染まったか! トウスめ! お前は自分の意思でここに来たのではなかったか?」
茶碗や小皿が割れる音を聞きながら、トウスは耳を後ろにやり、肩を竦める。それはまるで嵐が過ぎ去るのを待つ子猫のようだった。
「あぁ、来ると決めたのは俺だ。だから言っただろ。騙す事になるって」
「黙れ! 小僧! 貴様というやつは・・・」
父親の親友―――、トウスが知るビャッコは、良き理解者でもあったが、怒ると意固地になる一面がある。なので硬い岩盤を少しづつ割るように、説得をする必要があった。
「いや、黙らないぜ。確かに俺ぁ、樹族と手を組んでいるが、それは利害が一致したからだ。それ以上でも以下でもねぇ」
「あの謀略と騙し合いの中に身を置く樹族の言葉を、真に受けている時点でよぉ、お前は奴らの土俵に上がってんだよ!」
「真に受けて何が悪い? それに土俵に上がらなけりゃ、組み合う事できねぇだろ! 俺はそれが最善だと思ったから、今こうやって行動してんだ。おっさんが思ってるほど、あの国は悪い奴ばかりじゃねぇんだぜ?」
「樹族に良い奴がいるとでも言いたいのか!? ハッ!」
背中を向けていたトウスだったが、今は立ち上がってビャッコと向き合っている。説得が苦手でも、今はそれをする以外に選択肢がないのだから。
「いいから、おっさんこそ、黙って聞け! レオンには! 既に王国近衛兵騎士団の独立部隊が入り込んでいる! それはよぉ! 国力を弱体化させるためじゃねぇ。猿どもが樹族国に仕掛ける戦争を阻止、或いは戦いを有利にするためだ!」
ビャッコは、―――説き伏せようと必死な、トウスの魔法の皮鎧の肩当に手を置き爪を立てる。無論、その程度では、傷一つ付かない逸品である。
「よしんば、俺がお前に味方したとして、猿どもに勝利したとしよう。その後はどうなるか、考えた事があるか?」
ここでトウスの心が揺らいだ。いや、樹族への信頼が揺らいだと言うべきか。トウスとて、心の底から信頼している樹族は片手で数える程度だ。
「それは・・・」
言葉に詰まる親友の息子を見て、ビャッコは少し冷静さを取り戻した。
「はぁ。お前は昔から機転は利くが、政に疎かったのを忘れていたわ。例えギンガーが戦争発起人だとしてもだな、レオンが樹族国に負ければ、奴らはこの国の利権を根こそぎう奪うだろう。最悪、俺たちは支配される。折角、ご先祖様が苦労して、得たこの土地を樹族に奪われ、民は奴隷に逆戻りだ」
「いや、最悪な事態にはならねぇな。何故ならば、樹族国は奴隷制度を廃止した。現人神様のお陰でな」
「馬鹿か。お前は樹族国で何を見てきた! 奴隷制度が無くなって、獣人の地位は向上したか? まだまだ被差別対象であろう? それに樹族と円満に袂を分かったリンクス共和国の現状を見てみろ。今は分断され、一方は富み、一方は飢えているではないか!」
取り戻したはずの冷静さが、現人神という胡散臭いワードで一気に乱れ始める。それでも爆発しそうな感情を抑え、ビャッコはトウスの次の言葉を待った。
「その富んでいる東リンクスは、樹族国の支援があってこそだろうがよ、ビャッコのおっさん」
「ではなぜ、西リンクスにまで、樹族国は支援に行かんのだ!」
「樹族も一枚岩じゃねぇってこったろ。リボンみたいな形のリンクス共和国のど真ん中に、商業都市国家ポルロンドを作ったのは、主に神聖国モティだ。そのモティと最も仲の悪い国はどこだ? 樹族国だろう? 迂回ルートすら封鎖されてんのに、支援に向かえないのは、仕方ねぇ事じゃねぇか!」
「ふん、事実はどうだかな!!」
「おっさんは少し感情的になり過ぎだ。冷静に落ち着いてよく考えろや。親父やフレアが敵側についた今、まともに張り合えるのは、勇猛果敢な虎族だけだ。他の部族は猿側についたり、動こうとしねぇのもいる。そうなるとシルビィ隊の力や、樹族国の後ろ盾は、喉から手が出るほど欲しいだろうがよ。少なくとも俺はそうだ。そのためにバトルコック団で知名度を上げ、彼らと接点を持つための努力をしたんだ。まぁ、結局、俺は政治的な事に関しては、力不足だったがよ」
「わかってんじゃねぇか。政治に疎いお前の努力なぞ、リス族が顔を真っ赤にしてひり出す屁に等しいわ。駄目だ、駄目だ。樹族どもが裏切らないという確証がねぇ以上、味方はしてやれねぇな」
「確証と言っても、何をもってそう言うんだ? あの王の盾の娘でも連れてきて、人質にするってか?」
「そうだな、それぐらいの保証は欲しいものだ」
「アホか! シルビィは戦時下になると総大将の権限があるんだぞ。人質になんかできるレベルじゃねぇっつーの。あれは雲の上の存在! おっさんこそ、政に疎いんじゃねぇのか?」
「ええい! 埒が明かん。口で言ってもわからんのなら、昔のように、ぶん殴って分からせてやるわ!」
ビャッコが牙を剝いて、トウスに飛びかかろうとしたその時―――。
「キャアー!!」
これまで静かにしていた猫族の召使が悲鳴を上げたので、二人してそちらを見る。
「何か情報を掴めないかと、帰ったフリをして見せたのは正解でしたねぇ。オッホッホ」
少し離れた場所で、声の主は召使を人質に取っていた。
「なぁ、おっさんよ。こんな汚ねぇ事する猿の方が、樹族よりマシだと思うか?」
「汚さでは、どっこいどっこいだ」
「石頭め! おい、猿!」
「はい、なんでしょう? なんなりと、どうぞ!」
飄々とする猿族の道化師は、返事をしながらも、召使の首の薄皮をダガーで斬って、トウスの反応を窺った。
「人質を解放しろ」
「あなたが投降するのなら、ね☆」
「するわけねぇだろ!!」
トウスは自分の影を魔剣で刺し、そこに潜む暗殺者の脳天を刺すと引き抜き、一気に道化師との間合いを詰め、ダガーを持つ右腕だけを狙った。
召使の喉を掻き切る前に、魔剣必中が肩の筋を斬ったので、道化師はたまらず「キャキャー!」と甲高い悲鳴を上げ、影に沈む。
「逃がすか!」
建物の陰に溶け込もうとする影を狙って、トウスは魔剣を投げた。
「ギャァァァ!!」
悲鳴が響いた後、宮殿の床に猿族の死体が二つ浮き出る。
「弱いな。道化師つっても、こんなもんかよ」
死体から魔剣を引き抜き、血を振り払うと鞘に納め、まだ恐怖に怯える召使の首を確認する。
「よし、問題ねぇな」
「あぁぁ、ありがとうございます!」
暑い南国では誰もが肌を露出する。感謝する召使もその例に漏れず。トウスは目のやり場に困って、ビャッコの方を向いた。
「ちったぁ、急所を守れるような恰好ぐらいはさせろよ、おっさん。俺でも昔は、太い首輪で喉を守っていたし、鎖帷子くらいは身に着けてたぞ」
「ハッハ! 召使にまで、それを要求するな。しかし、あの白面の猿を簡単に屠ってしまうとはな。予想以上に強くなったな、トウス」
「まぁ、神国ヒジランドで鉄騎士とトレーニングする機会に恵まれたし、悪魔と戦って死にもしたからな」
一瞬、キリマルの残虐な笑顔が、トウスの頭を過って消えた。
「正直、俺はお前の実力を測りかねていた。果たして、反逆の狼煙としての役目が担えるのか、その資格があるのか。だから一芝居うったのだ」
「頑固なふりをして、俺を怒らせ、殴り合いで実力を試そうと?」
「そうだ。その通り」
「うそくせぇー。樹族嫌いのあんたは、本気で俺に腹を立てていただろうが!」
「まぁ、そう言うな。それに試験官の役目は、図らずも猿がやってくれたってわけだしよ。どの道、お前はここで猿を殺してしまったのだ。俺とお前は一蓮托生。もう引き返せねぇ。手を貸すぜ、トウス。ガハハハ!」
説得が成功したにもかかわらず、トウスは浮かない顔をする。
「俺が猿を殺した話もすぐに広がるだろうな。ここにも小鳥は沢山いる。猿が死んだ事で、報復として親父とフレアが殺されなければいいんだが」
小鳥とは、得た情報を売る者の事である。例え自分の命を救ってくれた者の情報でも売る。小物はそうやって日銭を稼ぐのだ。
現に先ほど助けた召使が、他の召使と交代した後、そそくさと宮殿の外へ続く通路へと消えていった。
弱者の小銭稼ぎに一々腹を立てる者はおらず、それらの行為は半ば公認となっており、情報を買う相手の大半は吟遊詩人である。
囀られたくなくば、使用人に対し、もっと金払いを良くするか、自身の魅力を磨くしかないが、それは貴族がやる小賢しい事だと、ビャッコは思っている。
「猿どもが簡単に手駒を捨てるものか。トウバとフレアは戦場にて、必ず俺たちに当ててくる。それまでは安全だ。だから無駄に心配すんな」
「そうか。だったら、おっさんの言う通り、心配するのは止めにするぜ。さてと、ニャットとニャンゾウの依頼はこなした。この後は・・・。ぐぅむ。俺はどうすればいいんだ?」
「はぁ。お前は、本当に、その辺の事が苦手なんだな。いよいよパンダ族に見えてきたぞ。いいから大人しくここで待て。樹族の事だ。勝手に接触してくるだろ」
「ならそうさせてもらうか。部屋ァ借りるぜ、おっさん」
トウスは呆れるビャッコに照れ笑いを見せて、適当な空き部屋を見つけると、ベッドに寝転び、すぐに高いびきをかいた。
「逃げた先の樹族国で、奴ら色に染まったか! トウスめ! お前は自分の意思でここに来たのではなかったか?」
茶碗や小皿が割れる音を聞きながら、トウスは耳を後ろにやり、肩を竦める。それはまるで嵐が過ぎ去るのを待つ子猫のようだった。
「あぁ、来ると決めたのは俺だ。だから言っただろ。騙す事になるって」
「黙れ! 小僧! 貴様というやつは・・・」
父親の親友―――、トウスが知るビャッコは、良き理解者でもあったが、怒ると意固地になる一面がある。なので硬い岩盤を少しづつ割るように、説得をする必要があった。
「いや、黙らないぜ。確かに俺ぁ、樹族と手を組んでいるが、それは利害が一致したからだ。それ以上でも以下でもねぇ」
「あの謀略と騙し合いの中に身を置く樹族の言葉を、真に受けている時点でよぉ、お前は奴らの土俵に上がってんだよ!」
「真に受けて何が悪い? それに土俵に上がらなけりゃ、組み合う事できねぇだろ! 俺はそれが最善だと思ったから、今こうやって行動してんだ。おっさんが思ってるほど、あの国は悪い奴ばかりじゃねぇんだぜ?」
「樹族に良い奴がいるとでも言いたいのか!? ハッ!」
背中を向けていたトウスだったが、今は立ち上がってビャッコと向き合っている。説得が苦手でも、今はそれをする以外に選択肢がないのだから。
「いいから、おっさんこそ、黙って聞け! レオンには! 既に王国近衛兵騎士団の独立部隊が入り込んでいる! それはよぉ! 国力を弱体化させるためじゃねぇ。猿どもが樹族国に仕掛ける戦争を阻止、或いは戦いを有利にするためだ!」
ビャッコは、―――説き伏せようと必死な、トウスの魔法の皮鎧の肩当に手を置き爪を立てる。無論、その程度では、傷一つ付かない逸品である。
「よしんば、俺がお前に味方したとして、猿どもに勝利したとしよう。その後はどうなるか、考えた事があるか?」
ここでトウスの心が揺らいだ。いや、樹族への信頼が揺らいだと言うべきか。トウスとて、心の底から信頼している樹族は片手で数える程度だ。
「それは・・・」
言葉に詰まる親友の息子を見て、ビャッコは少し冷静さを取り戻した。
「はぁ。お前は昔から機転は利くが、政に疎かったのを忘れていたわ。例えギンガーが戦争発起人だとしてもだな、レオンが樹族国に負ければ、奴らはこの国の利権を根こそぎう奪うだろう。最悪、俺たちは支配される。折角、ご先祖様が苦労して、得たこの土地を樹族に奪われ、民は奴隷に逆戻りだ」
「いや、最悪な事態にはならねぇな。何故ならば、樹族国は奴隷制度を廃止した。現人神様のお陰でな」
「馬鹿か。お前は樹族国で何を見てきた! 奴隷制度が無くなって、獣人の地位は向上したか? まだまだ被差別対象であろう? それに樹族と円満に袂を分かったリンクス共和国の現状を見てみろ。今は分断され、一方は富み、一方は飢えているではないか!」
取り戻したはずの冷静さが、現人神という胡散臭いワードで一気に乱れ始める。それでも爆発しそうな感情を抑え、ビャッコはトウスの次の言葉を待った。
「その富んでいる東リンクスは、樹族国の支援があってこそだろうがよ、ビャッコのおっさん」
「ではなぜ、西リンクスにまで、樹族国は支援に行かんのだ!」
「樹族も一枚岩じゃねぇってこったろ。リボンみたいな形のリンクス共和国のど真ん中に、商業都市国家ポルロンドを作ったのは、主に神聖国モティだ。そのモティと最も仲の悪い国はどこだ? 樹族国だろう? 迂回ルートすら封鎖されてんのに、支援に向かえないのは、仕方ねぇ事じゃねぇか!」
「ふん、事実はどうだかな!!」
「おっさんは少し感情的になり過ぎだ。冷静に落ち着いてよく考えろや。親父やフレアが敵側についた今、まともに張り合えるのは、勇猛果敢な虎族だけだ。他の部族は猿側についたり、動こうとしねぇのもいる。そうなるとシルビィ隊の力や、樹族国の後ろ盾は、喉から手が出るほど欲しいだろうがよ。少なくとも俺はそうだ。そのためにバトルコック団で知名度を上げ、彼らと接点を持つための努力をしたんだ。まぁ、結局、俺は政治的な事に関しては、力不足だったがよ」
「わかってんじゃねぇか。政治に疎いお前の努力なぞ、リス族が顔を真っ赤にしてひり出す屁に等しいわ。駄目だ、駄目だ。樹族どもが裏切らないという確証がねぇ以上、味方はしてやれねぇな」
「確証と言っても、何をもってそう言うんだ? あの王の盾の娘でも連れてきて、人質にするってか?」
「そうだな、それぐらいの保証は欲しいものだ」
「アホか! シルビィは戦時下になると総大将の権限があるんだぞ。人質になんかできるレベルじゃねぇっつーの。あれは雲の上の存在! おっさんこそ、政に疎いんじゃねぇのか?」
「ええい! 埒が明かん。口で言ってもわからんのなら、昔のように、ぶん殴って分からせてやるわ!」
ビャッコが牙を剝いて、トウスに飛びかかろうとしたその時―――。
「キャアー!!」
これまで静かにしていた猫族の召使が悲鳴を上げたので、二人してそちらを見る。
「何か情報を掴めないかと、帰ったフリをして見せたのは正解でしたねぇ。オッホッホ」
少し離れた場所で、声の主は召使を人質に取っていた。
「なぁ、おっさんよ。こんな汚ねぇ事する猿の方が、樹族よりマシだと思うか?」
「汚さでは、どっこいどっこいだ」
「石頭め! おい、猿!」
「はい、なんでしょう? なんなりと、どうぞ!」
飄々とする猿族の道化師は、返事をしながらも、召使の首の薄皮をダガーで斬って、トウスの反応を窺った。
「人質を解放しろ」
「あなたが投降するのなら、ね☆」
「するわけねぇだろ!!」
トウスは自分の影を魔剣で刺し、そこに潜む暗殺者の脳天を刺すと引き抜き、一気に道化師との間合いを詰め、ダガーを持つ右腕だけを狙った。
召使の喉を掻き切る前に、魔剣必中が肩の筋を斬ったので、道化師はたまらず「キャキャー!」と甲高い悲鳴を上げ、影に沈む。
「逃がすか!」
建物の陰に溶け込もうとする影を狙って、トウスは魔剣を投げた。
「ギャァァァ!!」
悲鳴が響いた後、宮殿の床に猿族の死体が二つ浮き出る。
「弱いな。道化師つっても、こんなもんかよ」
死体から魔剣を引き抜き、血を振り払うと鞘に納め、まだ恐怖に怯える召使の首を確認する。
「よし、問題ねぇな」
「あぁぁ、ありがとうございます!」
暑い南国では誰もが肌を露出する。感謝する召使もその例に漏れず。トウスは目のやり場に困って、ビャッコの方を向いた。
「ちったぁ、急所を守れるような恰好ぐらいはさせろよ、おっさん。俺でも昔は、太い首輪で喉を守っていたし、鎖帷子くらいは身に着けてたぞ」
「ハッハ! 召使にまで、それを要求するな。しかし、あの白面の猿を簡単に屠ってしまうとはな。予想以上に強くなったな、トウス」
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一瞬、キリマルの残虐な笑顔が、トウスの頭を過って消えた。
「正直、俺はお前の実力を測りかねていた。果たして、反逆の狼煙としての役目が担えるのか、その資格があるのか。だから一芝居うったのだ」
「頑固なふりをして、俺を怒らせ、殴り合いで実力を試そうと?」
「そうだ。その通り」
「うそくせぇー。樹族嫌いのあんたは、本気で俺に腹を立てていただろうが!」
「まぁ、そう言うな。それに試験官の役目は、図らずも猿がやってくれたってわけだしよ。どの道、お前はここで猿を殺してしまったのだ。俺とお前は一蓮托生。もう引き返せねぇ。手を貸すぜ、トウス。ガハハハ!」
説得が成功したにもかかわらず、トウスは浮かない顔をする。
「俺が猿を殺した話もすぐに広がるだろうな。ここにも小鳥は沢山いる。猿が死んだ事で、報復として親父とフレアが殺されなければいいんだが」
小鳥とは、得た情報を売る者の事である。例え自分の命を救ってくれた者の情報でも売る。小物はそうやって日銭を稼ぐのだ。
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