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第一章 怖くて偉大で大きな木
22.大樹戦 静けさ
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体が冷える。なんだ?ここは?俺は今どこにいる?
体全体に異様な圧迫感を感じる。冷却された手足は思うように動かせない。少なくともここは安全な場ではないだろう。命が危機反応を起こしている。
息が…できない。
「ごぼぉぁ!?」
生命維持のための呼吸を封じられていることを了知したラザクは無理矢理に自分の目をこじ開ける。
しかし、瞼を開けても視覚はあまり効果を発揮しなかった。ただ、掠れた光景がかろうじて目に見えるのみであり。
しかし、ラザクが今の自分の状況を理解するにはそれだけで十分であった。ラザクが今いるこの場所はつまり、
ー水中か?
そんなことを思考しているうちに体は瀕死へと向かっていく。
ラザクはすぐさま体勢を立て直そうと試みる。水底へと落下中であったところを命が悲鳴をあげることでかろうじて意識が覚醒した。
だが、このままでは溺れ死んでしまうため、すぐさま水中から脱出しなければ、そこでお陀仏だ。
ラザクは空気を体内に摂取するするため上へと体を向ける。腕や足や腹部が痛んでいることに気づいたがそれより今は酸素の確保だ。
ラザクは痛んでいる両足で水を蹴り、なんとか水面から顔を出した。途端、耳には鈍く響くような音が聞こえてきた。大音する方を向くとそこには幾年もかけて自然が作り上げたのであろう大滝が目に映り込んだ。
「はぁっ、はぁっ、げほっ、うっ、がはっ」
急に空気を体内に取り込んだため、安定した呼吸ができない。それに、無意識のうちに多量の水分を吸い込んでしまっていたようだ。
えづきながらも空気を吸い、余計な水分を吐く、それを繰り返し、なんとか人体を正常な状態へと保たせにいく。
「はぁっ…、ふうーっ、はぁっ。」
かろうじて落ち着きを取り戻し、余裕ができたら周囲を確認する。視界に映るのは、大滝と森くらいであった。
ラザクはある程度頭を落ち着かせると、自分の身に起きたことを思い出す。
天樹の根に凄まじいくらいの勢いで叩きつけられ、ぶっ飛ばされた。かろうじて腕で腹あたりはガードしてはいたが、どうやら叩きつけられた腕も腹部も無事ではなさそうだ。
しかし、生きてはいる。あのまま、地面にでも衝突していたら頭が爆ぜて死んでいたかもしれないのだが、
「不幸中の幸いか。水中に落ちてよかったぜ。」
運が味方についたことで、ラザクの命は健在だ。大滝によってできた滝壺の水底は深くまで抉られていたため、水面に突入してすぐ地面に衝突ということもなかった。もし浅瀬だったのならと思うとゾッとせざるを得ない。
「まあ、深すぎたことで呼吸できなくて死にかけはしたけど。」
溺死しかけたことは否めないが、それでも今は生命を絶たれることはせずにすんだ。結果オーライというやつである。
「痛っつ!…」
気を落ち着かせた途端ラザクは体中が痛みを感じていることに気づく。過度な疲労に加え、根に叩きつけられた部分がジンジンと脈を打っていた。
特に、腕と腹部の損傷が酷く、見た限りでは濃い赤色になっている。おそらく骨折は免れていないようであった。
さらに、上体をひねると肋骨が軋んだ。そのほかの部位も所々でズキズキと痛んでいる。常に痛覚が纏わり付いている感覚だ。
「……。」
ラザクは岸を見つめる。とにかく今は陸地へ行き、自分の状態を整えなければ。
「…そういや、追ってきてねぇな。」
パシャリと水音を立てながらラザクは岸に上がり、先ほどまで死闘を繰り広げていた天樹のことを考えた。
無数の根に追いかけられ続け、無限に伸び続けるのではないのかと思わせるほどの根の長さを持ち合わせた敵だったのだが…、今はラザクの周囲には根を漂わせてきてはいないようだ。
ー俺を殺したとでも思っているのかねぇ
もしそうなら、それはそれで好都合だ。あの根に今の状態で追いかけられるのは厄介極まりない。なんにせよ、天樹がラザクを殺したと思っているのならその隙を打つまでだ。
しかし…懸念点は残してきたもう一人の仲間の安否。
「あいつ、くたばってねぇだろうな。」
ラザクは戦場の渦中に残してきてしまったカウラのことを考える。
ただでさえ、二人掛かりでも苦戦する相手である。あの怪物と一対一となると余程の苦労を強いられることだろう。
「死ぬんじゃねぇぞ…。」
ラザクはこの場にいない戦友に向けて告げる。その言葉が届くわけではないが、念じることがラザクなりの配慮だ。
カウラを庇うという自分らしくないことをしてしまったことで、ラザクは少しばかりの感傷に浸ってしまう。咄嗟だったとはいえ、自分の行動というものはわからないものだ。
ー早く戻らねぇとな。
ラザクは天樹の方向に目を向けながら、自分の愛刀を握りしめる。しかし、
「…あれ?」
いつも離さず常備している刀。それが自分の近くに見当たらない。ぶっ飛ばされた時に落としたのか。または、川底で握っていた手を離してしまったか。
ー勘弁しろよ
すかさず立ち上がりあたりを見回す。しかし、あたりには石ころや雑草しか目に入らない。あれを無くしてしまっては闘いなど無謀なだけだ。
今まで何度も手に握り、敵を葬り去ってきた相棒。戦場ではあの武器以外を使ったことは一度もない。ラザクが最も理解し、使いこなせる武器ははあの刀以外無いのだ。
「おいおい、おい。まじで無ぇのかよ。」
左手で赤く腫れた腹部を抑えながらラザクは勢いのない歩であたりを散策する。血眼に眼球を左へ右へと動かすが、探し求めるものは視界内に入ってこない。
ーやっぱ、こっちか?
ラザクは目線を変え、滝壺の方へと体を向ける。陸地にないのなら、水底に落ちている可能性はすこぶるあるだろう。
しかし、この状態でまともに水中で動けるだろうか。腕、肋骨はおそらく骨折しており、体中にもガタがきている。
それに、もし天樹が水中に入っている最中にやってきたらそれこそ一巻の終わりだ。
ーくそ、どうすっかな
「ねえ。」
「……⁈」
ラザクが川辺にて黙々としているところ、急に後ろから聞き覚えのない声がかけられた。
予想外の出来事にラザクは反射的に声の方向へと振り向いてしまう。しかし、そんな行動をしてしまうのも無理もない。こんな危なっかしい森の中で人間がいるなど本来ありえないはずなのだから。
「…おじさん、これ、探し物?」
ラザクは思わず目を見開いた。そこには未成熟の子供が一人、赤毛の髪の毛をなびかせながらラザクの愛刀を持って突っ立っていたのだから。
体全体に異様な圧迫感を感じる。冷却された手足は思うように動かせない。少なくともここは安全な場ではないだろう。命が危機反応を起こしている。
息が…できない。
「ごぼぉぁ!?」
生命維持のための呼吸を封じられていることを了知したラザクは無理矢理に自分の目をこじ開ける。
しかし、瞼を開けても視覚はあまり効果を発揮しなかった。ただ、掠れた光景がかろうじて目に見えるのみであり。
しかし、ラザクが今の自分の状況を理解するにはそれだけで十分であった。ラザクが今いるこの場所はつまり、
ー水中か?
そんなことを思考しているうちに体は瀕死へと向かっていく。
ラザクはすぐさま体勢を立て直そうと試みる。水底へと落下中であったところを命が悲鳴をあげることでかろうじて意識が覚醒した。
だが、このままでは溺れ死んでしまうため、すぐさま水中から脱出しなければ、そこでお陀仏だ。
ラザクは空気を体内に摂取するするため上へと体を向ける。腕や足や腹部が痛んでいることに気づいたがそれより今は酸素の確保だ。
ラザクは痛んでいる両足で水を蹴り、なんとか水面から顔を出した。途端、耳には鈍く響くような音が聞こえてきた。大音する方を向くとそこには幾年もかけて自然が作り上げたのであろう大滝が目に映り込んだ。
「はぁっ、はぁっ、げほっ、うっ、がはっ」
急に空気を体内に取り込んだため、安定した呼吸ができない。それに、無意識のうちに多量の水分を吸い込んでしまっていたようだ。
えづきながらも空気を吸い、余計な水分を吐く、それを繰り返し、なんとか人体を正常な状態へと保たせにいく。
「はぁっ…、ふうーっ、はぁっ。」
かろうじて落ち着きを取り戻し、余裕ができたら周囲を確認する。視界に映るのは、大滝と森くらいであった。
ラザクはある程度頭を落ち着かせると、自分の身に起きたことを思い出す。
天樹の根に凄まじいくらいの勢いで叩きつけられ、ぶっ飛ばされた。かろうじて腕で腹あたりはガードしてはいたが、どうやら叩きつけられた腕も腹部も無事ではなさそうだ。
しかし、生きてはいる。あのまま、地面にでも衝突していたら頭が爆ぜて死んでいたかもしれないのだが、
「不幸中の幸いか。水中に落ちてよかったぜ。」
運が味方についたことで、ラザクの命は健在だ。大滝によってできた滝壺の水底は深くまで抉られていたため、水面に突入してすぐ地面に衝突ということもなかった。もし浅瀬だったのならと思うとゾッとせざるを得ない。
「まあ、深すぎたことで呼吸できなくて死にかけはしたけど。」
溺死しかけたことは否めないが、それでも今は生命を絶たれることはせずにすんだ。結果オーライというやつである。
「痛っつ!…」
気を落ち着かせた途端ラザクは体中が痛みを感じていることに気づく。過度な疲労に加え、根に叩きつけられた部分がジンジンと脈を打っていた。
特に、腕と腹部の損傷が酷く、見た限りでは濃い赤色になっている。おそらく骨折は免れていないようであった。
さらに、上体をひねると肋骨が軋んだ。そのほかの部位も所々でズキズキと痛んでいる。常に痛覚が纏わり付いている感覚だ。
「……。」
ラザクは岸を見つめる。とにかく今は陸地へ行き、自分の状態を整えなければ。
「…そういや、追ってきてねぇな。」
パシャリと水音を立てながらラザクは岸に上がり、先ほどまで死闘を繰り広げていた天樹のことを考えた。
無数の根に追いかけられ続け、無限に伸び続けるのではないのかと思わせるほどの根の長さを持ち合わせた敵だったのだが…、今はラザクの周囲には根を漂わせてきてはいないようだ。
ー俺を殺したとでも思っているのかねぇ
もしそうなら、それはそれで好都合だ。あの根に今の状態で追いかけられるのは厄介極まりない。なんにせよ、天樹がラザクを殺したと思っているのならその隙を打つまでだ。
しかし…懸念点は残してきたもう一人の仲間の安否。
「あいつ、くたばってねぇだろうな。」
ラザクは戦場の渦中に残してきてしまったカウラのことを考える。
ただでさえ、二人掛かりでも苦戦する相手である。あの怪物と一対一となると余程の苦労を強いられることだろう。
「死ぬんじゃねぇぞ…。」
ラザクはこの場にいない戦友に向けて告げる。その言葉が届くわけではないが、念じることがラザクなりの配慮だ。
カウラを庇うという自分らしくないことをしてしまったことで、ラザクは少しばかりの感傷に浸ってしまう。咄嗟だったとはいえ、自分の行動というものはわからないものだ。
ー早く戻らねぇとな。
ラザクは天樹の方向に目を向けながら、自分の愛刀を握りしめる。しかし、
「…あれ?」
いつも離さず常備している刀。それが自分の近くに見当たらない。ぶっ飛ばされた時に落としたのか。または、川底で握っていた手を離してしまったか。
ー勘弁しろよ
すかさず立ち上がりあたりを見回す。しかし、あたりには石ころや雑草しか目に入らない。あれを無くしてしまっては闘いなど無謀なだけだ。
今まで何度も手に握り、敵を葬り去ってきた相棒。戦場ではあの武器以外を使ったことは一度もない。ラザクが最も理解し、使いこなせる武器ははあの刀以外無いのだ。
「おいおい、おい。まじで無ぇのかよ。」
左手で赤く腫れた腹部を抑えながらラザクは勢いのない歩であたりを散策する。血眼に眼球を左へ右へと動かすが、探し求めるものは視界内に入ってこない。
ーやっぱ、こっちか?
ラザクは目線を変え、滝壺の方へと体を向ける。陸地にないのなら、水底に落ちている可能性はすこぶるあるだろう。
しかし、この状態でまともに水中で動けるだろうか。腕、肋骨はおそらく骨折しており、体中にもガタがきている。
それに、もし天樹が水中に入っている最中にやってきたらそれこそ一巻の終わりだ。
ーくそ、どうすっかな
「ねえ。」
「……⁈」
ラザクが川辺にて黙々としているところ、急に後ろから聞き覚えのない声がかけられた。
予想外の出来事にラザクは反射的に声の方向へと振り向いてしまう。しかし、そんな行動をしてしまうのも無理もない。こんな危なっかしい森の中で人間がいるなど本来ありえないはずなのだから。
「…おじさん、これ、探し物?」
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