death after

kzeroen

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六道・門番編

chapter18 成仏

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霊華達は急いで門番へ向かった
そこには黒いオーラが纏った熊の怨霊
鋭く赤く光った目、二十センチはあると思う鎌のような爪、
発達した長い犬歯、そしてタテガミが目立つ巨大な熊
 
立ったら四メートルはあるだろうか、そいつが今よだれを垂らし飢えている
 
 
「ゲゲッ、なんでこいつが脱獄してるっすか?!確か牢屋厳重に封印てたはず」
 
「俺にもわからん、ただかなり飢えてるな。圭助がこの場に居なくて正解だ」
 
「うん、そうだね。今の圭助だと成仏どころか取り憑かれる… 」
 
「マジっすか?!とっとと倒さないとヤバいっすね…」
 
「うん怨霊の場合、裁判にかけてない霊魂に乗り移ったり、能力奪うことが出来るからね」
 
「そんなことしたら、冥界中滅茶苦茶っすよ!!」
 
そう悪霊と怨霊は、裁判でかけてない霊魂を食い力を付けていく
そして人間界に行って災害などをもたらす。もちろん冥界の人々も食う
だから霊華は、悪霊を圭助の前で悪霊を成仏させた 
 
「あぁ、だから圭助を俺が止めた。あいつが餌になるのは拝見したくない」
 
「うん、あたしも見たくない」
 
「俺もっす」
 
「こんなの逃がしたら冥界中大変な事になる、一気に成仏させよう」
 
「了解っす」「承知」
 
三人は戦闘体制に入る
冬至は距離を取りライフル、納は片手に仕込み刀、もう片方にリボルバーを構える
霊華鎌を後ろに構え両手で持つ

熊は間合いを取りながら、じっくりと三人を見る
まるで獲物を狙うようにしながら
 
均衡が続く…
 
"ダンッ"
冬至が熊の額を狙い撃ちしたと同時に、冬至目がけて襲いかかる!!
玉は目をかすって違う方向へ

熊は怯み後退する
 
撃った本人はもう一発右目を撃つ
 
「はあぁーっ!」 
 
熊が怯んだ瞬間霊華は横につき、思いっきり縦に鎌を振り胴に斬りかかる!
 
"ズシャッー"
 
赤黒い血が噴水のように飛び散る
どうやら鎌の刃は急所に入ったようだ
すかさず霊華は切り上げる!
 
「グオォー!!」
 
"ドンッ" 
熊は叫ぶと同時に、右に巨体が倒れる
 
すかさず後ろから納、前から冬至が連射する!
血が飛び散る、熊は瀕死状態に近づく
成仏まであと少しだ
霊華は少し距離をとり、鎌に力を込める
刃は青白く強く光った
『これで最期』
熊に目がけて思い切り鎌を降った
そう霊華の得意技、鎌鼬だ!
 
"ブッ"
 
「えっ、嘘っ…」
 
「視界がっ!前見えないっす」
 
だが鎌鼬が当たる瞬間大きな音がする
同時に周囲が黒くなる
熊は、お尻から黒い煙幕をだしたのだ
当たりが一瞬で黒くなり、三人の視界が奪われた…
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