death after

kzeroen

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六道・門番編

chapter20 黒鳥

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俺はもう死ぬと覚悟した
明らかに違う力の差
そして今の自分の力は、確実に全員の足手まとい…
ならもう、成仏したほうがましだと思った
 
三メートル位の高さで熊に持ち上げられてる
圭助の血が滴る
熊も俺も致命傷だ
だが、どちらが先に死ぬかは明白だ
熊が叩きつけようと腕を上げた 
 
 
 ふと圭助が上を見上げた
黒い羽を広げな何かが、空から向かってるのが見える
そして、俺達に近づいてくる
 
「か、烏か…最期に烏を拝見するとは俺も縁起わりぃな…」
 
「誰が烏だよく見ろっ」
 
羽の生えた男は、そう言いながら急降下
そして熊の顔面目がけて双剣を、下に向ける
刃が赤く光沢した
 
「まさかこれって霊華の力と同じっ?!」
 
「フッ、あいつもこの力見せたのか」
 
男は薄笑い

「グォーー!!」
熊の顔面に刃が刺さり大量の出血
俺達は返り血を浴びる
そして一気に熊は消滅した
いや、成仏したのだ
 
熊が消え俺は下に落下しそうになる、
男は圭助を空中で受け止めた
着地し圭助を、静かに地面に寝かせる
 
彼は横で立ち膝をしてる
顔をよく見ると片目に傷、口を覆面で覆っている
髪は短髪、青年の様な顔立ちだ
黒の忍び装束を着てるためか、一見烏に間違えそうだ
 
「大丈夫か?早く手当てしないとな」

「あぁ、ありがとな」
 
「いいや、もう喋らない方がいい」
 
「あぁ」
 
俺はそのまま気絶した
『こいつ強い。おかげで命拾いしたぜ…』
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