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最初の村
確かにお前を誘おうと思っていたが。
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「ユウキ!」
「レン、遅かったな」
「うん、俺、旅に出ることにした」
「? うん、そうだろうな」
「あんまり自信はないけどさ、でも、なんかできそうな気がするし」
「お、おう、そうか」
「広い世界を見てみたいんだ。自分の可能性ってやつ、知りたいって思って」
「……あ、ああ」
「うわー、照れるなこのセリフ。でさ」
「うん……」
「あ、もうわかっちゃった?」
「その……全然わからない」
ユウキが困ったように頭を搔いている。
「あの、つまり……俺、旅に出るんだけどさ、一緒に来てくれる?」
「……あ、そうか! 一緒に行かない選択肢があると思ってたのか!!」
「おい」
「いや、俺の幼馴染で、俺が旅に行きたいって思った以上、もうお前がついてくるのは絶対だったからさ、お前にも決定権があるって忘れてた」
「おい」
「っつーか、旅に出るくらいのことで、そんなに緊張するんだな。すげー新鮮」
「馬鹿にしてんのか! 俺、結構悩んで決意したのに!」
「いや……本当に新鮮だよ。こんな感情もあったって思い出してる。これ、なんていうんだったかな」
「ワクワク?」
「……それ!!」
「俺もワクワクしてる! じゃーまずは」
「魔王城? 煉獄? それとも天空要塞?」
「……隣町かな」
「レン、遅かったな」
「うん、俺、旅に出ることにした」
「? うん、そうだろうな」
「あんまり自信はないけどさ、でも、なんかできそうな気がするし」
「お、おう、そうか」
「広い世界を見てみたいんだ。自分の可能性ってやつ、知りたいって思って」
「……あ、ああ」
「うわー、照れるなこのセリフ。でさ」
「うん……」
「あ、もうわかっちゃった?」
「その……全然わからない」
ユウキが困ったように頭を搔いている。
「あの、つまり……俺、旅に出るんだけどさ、一緒に来てくれる?」
「……あ、そうか! 一緒に行かない選択肢があると思ってたのか!!」
「おい」
「いや、俺の幼馴染で、俺が旅に行きたいって思った以上、もうお前がついてくるのは絶対だったからさ、お前にも決定権があるって忘れてた」
「おい」
「っつーか、旅に出るくらいのことで、そんなに緊張するんだな。すげー新鮮」
「馬鹿にしてんのか! 俺、結構悩んで決意したのに!」
「いや……本当に新鮮だよ。こんな感情もあったって思い出してる。これ、なんていうんだったかな」
「ワクワク?」
「……それ!!」
「俺もワクワクしてる! じゃーまずは」
「魔王城? 煉獄? それとも天空要塞?」
「……隣町かな」
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