「密教僧の娘」4

夢幻

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「密教僧の娘」4

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あやね4



先々週の半ドン土曜日
あのお弁当ご馳から2週半

駅近くの池のある公園のベンチで、あの土方の兄ちゃんと、またお弁当買って貰って、一緒に食べていた
仲良く、気持ちの良い空の下でお弁当を食べていた

気まぐれで行って見る気になった、駅のホームから見える大きな公園
まだ言った事なかったなって思ったのと、ワゴンカーのクレープを食べればいいしっと思って、ふらっと公園を風の流れる中、歩いていたら、「お弁当」の旗が風に靡いていて売りに来てるのかとなんとなく、買ってる人達を見ていた。

ゲっと、あやねは思った。あの土方の兄ちゃんは、超度売りに来てる弁当を買っている所で、気づいて
「あれ、お前、この間のっ」って言われて「学校終わって退屈できたんだろ、まだ食べてないよな、お昼。一緒に食べようぜ、そこにベンチあるし、お弁当屋の女性も
「この人そこの現場で働いていて、何回も来てるから大丈夫よ」と言われて、今に至る

青い空の下、仲良く もぐもぐ食べていた

天気は、いい
夏前で、暑いけど
風もあって、気持ちいい
ヤツは、もう食べ終わった。餃子と唐揚げ、焼売大盛り弁当を、まあ早い早い、早いのは当然だなっとあやねは、ため息つきながら思っていると、土方の兄ちゃんは唐突に行った

「俺たちって、はたから見ると兄妹かな?それとも親戚、友達や知り合いの妹って感じに見えるのかな」
確かに5つ7つ位の差かなって思ったが、つい、出た言葉が
「ねこに小判」
「えっ?!、ねこに小判?それは見た目的にと言うか、価値的に?!」
そうと頷く、あやね
「俺がねこで、キミが小判か」
「傍目からは、そう見えると思いますよ。どう見ても、そう見えるかと」
あやねはつい、言っていた
「俺が野良ねこで、キミが小判」
そう、あやねは口に一杯放り込んだ所だったので、相手に向けて頷いた
「お昼、二回もご馳した俺に、言う?」
「うな重、ご馳走した訳でもあるまいし。第一、強制ご馳じゃないですか」
「まあ、それは...  確かに強制ですがw」
「女子高生に、お金払って(弁当だけど)おしゃべりの相手してもらってるって。傍から見えるかも。パパ活には見えないでしょうけど、お弁当だし」
「・・・」
(パパ活って、俺まだ24... だけど、彼女16なら8歳離れている事になるから、ロリって言われても仕方ないのか...  ?
「私が女子高生なので、ねこは小判に興味ないは通じません」
「確かに、キミは女子高生で小判ですね。俺はロリじゃない。顔色が悪すぎる、食わせた方がいいかなって思うんだよ」
「地です、顔色。みんなに、よく言われます。本当に悪くないのって、あの日は4時限目持久走で、お腹空きすぎてただけで、普段より具合悪く見えただけですよ」
「武器だなぁ、それ。ほんとダイエットしてるとか、持病とかないの?ちょっと細身」
「ない、です!普通に食べてます」
「子供の頃病弱で、病院のベッドによくいたとか」
「私は、五体満足で健康です」


会話が聞こえてたようで
お弁当屋のお姉さんが、笑ってた

end 

続く

「密教僧の娘」5

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