4 / 22
エターナル4
しおりを挟む
姉さんと僕は、よくそれで喧嘩になる
僕も姉さんも、お互いの物を勝手触る、使う、または持ち出したりする。
僕は、ある日いった
「姉さんだって勝手に僕の物触るじゃないか」
「あんたが先に触ったり持っていったりして、私の物ダメにしたの。小さい時から何度も何度も!!まずランドルフ、あなたが先にやめなさいよ。散々言われてやめないのは、なぜ!!」
「僕のはうっかりだけど、・・・ついこれはいいかなと思って.... 」姉さんは仁王立ちだ。
学校の美術の教科書に日本の仏像仁王像の写真が載っていて、先生が仁王像はと喋り出し、日本には『仁王立ち』と言う言葉があると言っていた。今まさにそれ、顔が仁王の顔で立っていて、怒り心頭がよくわかる
「・・・ それだと姉さんは、わかっていて僕の物勝手に使ってるって事にならない?そうだよね。姉さんのはワザとだね」我ながら上手く言ったと思った
姉さんの言う事は、オカシイと思ったから
「だから、ナニ!!何度言っても、治らないから、やり返すに決まっているでしょ。ナニが、悪いの!!」さらに、姉さんは大声を出し、父さんと母さんに
「あんた達が、ランドルフが私の物を勝手に触って使い壊したりするのを、弟だから許しなさい、お姉ちゃんなんだからこれぐらい我慢なさいって、これぐらいいいでしょを弟に許してきたから、ついうっかりが直らないバカが育ったのよ。今だによ、このバカ」と、父さん母さんもこうなるとばつが悪い(前回も似たような事で喧嘩して、言い合いになって、今後は僕が気をつけるで話は終わったんだけど。まあ僕も悪いんだけど。姉さんワザとしていて、僕はうっかりなんだよな。父さんと母さんにあんた達って、相当怒ってるなと思った)
その時、こうこうこうだからと姉さんを諭す事を母さんが言った瞬間、姉さんが半回転し突風の如く、リビングの食器棚に行き開き、母さんの大事な何万ものカップ、ソーサとティーポットセットを床に叩きつけ、父さんの学生の時からの相棒と言っていたギターを床に何度か叩きつけ、放り投げた。一回で壊れなかったから、凹みはしたけど、姉さんはそれが気にいらなかったようで、続けて2回叩きつけ、折れた。
2人とも、絶句して動けなかったようだ。
カップやソーサーは粉々、ギターは粉々迄いかなかったけど、父さんも母さんも声さえも出していなかった
「勿論、許してくれるわよね。買い直せばいいんだもの」姉さんは、ぶち切れた笑顔、カップもギターも壊した事が気持ちいいような、高揚感のある顔で続けた。
「私は、何回も買い直したの!自分のお小遣いから何度も。あなた達が出してくれる訳でもなく、弟に負担させる訳でもなく。当然許してくれるわよね。私に許しなさいと言ったのは、金額が低い物だったから買い直しても対した事ないと思ったから?子供のお小遣いから、買い直すがどれだけ大変と思うの?小さい私には、高額だったわ。弟には、ごめんなさいと言いなさいで済ませたんだもの。私もごめんなさいでいいわよね。許してくれるでしょ!ごめんなさい!!」
姉さんの怒りの声は、底冷えするような雰囲気を作り、姉さんは上に、階段を上がって、自分の部屋に戻りに
父さんが口を開いた
溜息をつき、憔悴しきった顔を僕に向けた
「まあ、そうだな。私達も悪かった訳だが、その都度注意すべきだったな、お前に。つい、うっかりが治らないのはどうしてだろう?何回も繰り返すなら、癖をつけてと言われても仕方ないと思う。人の大切な物は、他人にはわからない。度合いも。これは前にも言ったが、使用したい物は姉さんに許可を取りなさい。使用するなら、ちゃんと戻しなさい。怒られそうな物は、触らない、持ち出さないを徹底しなさい。それは、相手の大切な物でもあるから」と言われた。そして、
「母さんのカップやソーサ、集めてあげなさい」
母さんが、やっと口を開いた
「私が何をしたって言うの、いくらなんでもやり過ぎよ」母さんは、泣きそうな声をしていた。父さんが、ジェニーを怒らない事が心外のようだった
「やり過ぎとも思うけど、やりすぎかな。ジェニーも、自分が何をしたって思っていたんだよ。何回も」
父さんが考え込みながら言い、
「ランドルフ、家族だと相手の持ち物に無頓着になるのは、まあ多少は仕方ないが、気を回しなさい」と言われ、その後3人黙々と拾い集めた
あの時の諍いは確かに許可なく借りたけど、今回も許可取ってないけど、言いがかりと思う物だった。だって、たかだか便箋、絵のついた
→
エターナル4
僕も姉さんも、お互いの物を勝手触る、使う、または持ち出したりする。
僕は、ある日いった
「姉さんだって勝手に僕の物触るじゃないか」
「あんたが先に触ったり持っていったりして、私の物ダメにしたの。小さい時から何度も何度も!!まずランドルフ、あなたが先にやめなさいよ。散々言われてやめないのは、なぜ!!」
「僕のはうっかりだけど、・・・ついこれはいいかなと思って.... 」姉さんは仁王立ちだ。
学校の美術の教科書に日本の仏像仁王像の写真が載っていて、先生が仁王像はと喋り出し、日本には『仁王立ち』と言う言葉があると言っていた。今まさにそれ、顔が仁王の顔で立っていて、怒り心頭がよくわかる
「・・・ それだと姉さんは、わかっていて僕の物勝手に使ってるって事にならない?そうだよね。姉さんのはワザとだね」我ながら上手く言ったと思った
姉さんの言う事は、オカシイと思ったから
「だから、ナニ!!何度言っても、治らないから、やり返すに決まっているでしょ。ナニが、悪いの!!」さらに、姉さんは大声を出し、父さんと母さんに
「あんた達が、ランドルフが私の物を勝手に触って使い壊したりするのを、弟だから許しなさい、お姉ちゃんなんだからこれぐらい我慢なさいって、これぐらいいいでしょを弟に許してきたから、ついうっかりが直らないバカが育ったのよ。今だによ、このバカ」と、父さん母さんもこうなるとばつが悪い(前回も似たような事で喧嘩して、言い合いになって、今後は僕が気をつけるで話は終わったんだけど。まあ僕も悪いんだけど。姉さんワザとしていて、僕はうっかりなんだよな。父さんと母さんにあんた達って、相当怒ってるなと思った)
その時、こうこうこうだからと姉さんを諭す事を母さんが言った瞬間、姉さんが半回転し突風の如く、リビングの食器棚に行き開き、母さんの大事な何万ものカップ、ソーサとティーポットセットを床に叩きつけ、父さんの学生の時からの相棒と言っていたギターを床に何度か叩きつけ、放り投げた。一回で壊れなかったから、凹みはしたけど、姉さんはそれが気にいらなかったようで、続けて2回叩きつけ、折れた。
2人とも、絶句して動けなかったようだ。
カップやソーサーは粉々、ギターは粉々迄いかなかったけど、父さんも母さんも声さえも出していなかった
「勿論、許してくれるわよね。買い直せばいいんだもの」姉さんは、ぶち切れた笑顔、カップもギターも壊した事が気持ちいいような、高揚感のある顔で続けた。
「私は、何回も買い直したの!自分のお小遣いから何度も。あなた達が出してくれる訳でもなく、弟に負担させる訳でもなく。当然許してくれるわよね。私に許しなさいと言ったのは、金額が低い物だったから買い直しても対した事ないと思ったから?子供のお小遣いから、買い直すがどれだけ大変と思うの?小さい私には、高額だったわ。弟には、ごめんなさいと言いなさいで済ませたんだもの。私もごめんなさいでいいわよね。許してくれるでしょ!ごめんなさい!!」
姉さんの怒りの声は、底冷えするような雰囲気を作り、姉さんは上に、階段を上がって、自分の部屋に戻りに
父さんが口を開いた
溜息をつき、憔悴しきった顔を僕に向けた
「まあ、そうだな。私達も悪かった訳だが、その都度注意すべきだったな、お前に。つい、うっかりが治らないのはどうしてだろう?何回も繰り返すなら、癖をつけてと言われても仕方ないと思う。人の大切な物は、他人にはわからない。度合いも。これは前にも言ったが、使用したい物は姉さんに許可を取りなさい。使用するなら、ちゃんと戻しなさい。怒られそうな物は、触らない、持ち出さないを徹底しなさい。それは、相手の大切な物でもあるから」と言われた。そして、
「母さんのカップやソーサ、集めてあげなさい」
母さんが、やっと口を開いた
「私が何をしたって言うの、いくらなんでもやり過ぎよ」母さんは、泣きそうな声をしていた。父さんが、ジェニーを怒らない事が心外のようだった
「やり過ぎとも思うけど、やりすぎかな。ジェニーも、自分が何をしたって思っていたんだよ。何回も」
父さんが考え込みながら言い、
「ランドルフ、家族だと相手の持ち物に無頓着になるのは、まあ多少は仕方ないが、気を回しなさい」と言われ、その後3人黙々と拾い集めた
あの時の諍いは確かに許可なく借りたけど、今回も許可取ってないけど、言いがかりと思う物だった。だって、たかだか便箋、絵のついた
→
エターナル4
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
失った真実の愛を息子にバカにされて口車に乗せられた
しゃーりん
恋愛
20数年前、婚約者ではない令嬢を愛し、結婚した現国王。
すぐに産まれた王太子は2年前に結婚したが、まだ子供がいなかった。
早く後継者を望まれる王族として、王太子に側妃を娶る案が出る。
この案に王太子の返事は?
王太子である息子が国王である父を口車に乗せて側妃を娶らせるお話です。
十六歳の妹の誕生日、私はこの世を去る。
あいみ
恋愛
碌に手入れもされていない赤毛の伯爵令嬢、スカーレット。
宝石のように澄んだ青い髪をした伯爵令嬢、ルビア。
対極のような二人は姉妹。母親の違う。
お世辞にも美しいと言えない前妻の子供であるスカーレットは誰からも愛されない。
そばかすだらけで、笑顔が苦手な醜い姉。
天使のように愛らしく、誰からも好かれる可愛い妹。
生まれつき体の弱いルビアは長くは生きられないと宣告されていた。
両親の必死に看病や、“婚約者の献身的なサポート”のおかげで、日常生活が送れるようになるまで回復した。
だが……。運命とは残酷である。
ルビアの元に死神から知らせが届く。
十六歳の誕生日、ルビアの魂は天に還る、と。
美しい愛しているルビア。
失いたくない。殺されてなるものか。
それぞれのルビアを大切に思う想いが、一つの選択をさせた。
生まれてくる価値のなかった、醜いスカーレットを代わりに殺そう、と。
これは彼女が死ぬ前と死んだ後の、少しの物語。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
いいえ、望んでいません
わらびもち
恋愛
「お前を愛することはない!」
結婚初日、お決まりの台詞を吐かれ、別邸へと押し込まれた新妻ジュリエッタ。
だが彼女はそんな扱いに傷つくこともない。
なぜなら彼女は―――
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる