射手の統領

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射手の統領111 宰府到着

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射手の統領
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№111 宰府到着

 商都を出航した廻船はセットの内海をゆるゆると進む。
 セットの内海は、その名が示す通り、和の島の西和と南の島と西の島に挟まれた内海なので、基本的には穏やかだ。基本的に、と断ったのは、セットの内海の所々に、海底地形と潮の満干と海流が複雑に合わさって、きつい潮の流れになり、ひどいと渦を巻いたりする難所があるからだ。さらに、無数の子島があるので暗礁や浅瀬が多い。
 凪いだ海での高速航行は無駄に波を立ててまわりに影響を及ぼすし、潮の流れがきつい難所や、点在する暗礁や浅瀬に備える観点からも、セットの内海では、高速航行はできない。

 商都を出た後、進路を西に取り、オミョシ分家本拠があるアーカとワージ島の間をすり抜けるのが日暮時。その後、西南西に進路を取って、四の島のすぐ北東にあるアズキ島の南を回るのが明け方で、ここまで来るともう四の島の屋府は眼の前だ。四の島とアズキ島の間を西に進んで、四の島の屋府に到着するのが午前中の予定だ。

 俺たちはいつもの6人部屋和室に追加布団2組を入れて、8人部屋として使っている。嫁たちはお気に入りのネグリジェに着替えてリラックスモード、俺もゴロンと横になって寛ぎモード。すかさずキョウちゃんズが俺の両横で添い寝するいつものパターンだ。ああ、落ち着く。

 ウトウトしていると大人嫁たちが、商都で買い込んだお好み焼き、紅ショウガ天、がっちょの唐揚げなどで呑み会を始めた。ちなみにがっちょの唐揚げとは、メゴチの唐揚げのことで、商都の南の地域一帯の名物だ。

 お好み焼きの匂いにつられて、食いしん坊のキョウちゃんズは嫁呑みに行ってしまった。最近キョウちゃんズは、体も成長して来ているが、味覚も成長して来ており、甘いカクテルや果実のサワーなどは呑めるようになった。

 俺が、いつものように船旅には欠かせない至福の惰眠を貪っていると、キョウちゃんズに起こされた。
「アタル兄、起きて。なぁ、起きてぇな。」
「ん?うーん、どした?」
「そろそろ日が暮れて来たさかい、甲板に行こ。」
「ああ、そう言えば日暮時にアーカ沖を通過するって言ってたな。」
 そろそろ春だが、外はまだ寒い。
 大人嫁たちを見やると、「いってらっしゃーい。」と、笑顔で手を振っている。行く気はまったくナッシング。

 俺はキョウちゃんズと、濃紺の外套を着込んで甲板に出でた。やっぱ寒ぃわ。辺りはやや暮れて来ており、船員に聞くと指さしてアーカの港町を教えてくれた。
 ふたりはアーカをジーッと見つめている。俺の両手をそれぞれ握っていたキョウちゃんズの手に、同時に力が入る。こう言うところも双子だなぁ。としみじみ思う。

 アーカはキョウちゃんズの故郷だが、陰の術を1つしか習得できなかったふたりは、オミョシの古い掟により、13歳になってすぐにアーカを追放された。その4ヶ月後に、西都で俺たちと出会った訳だ。
 追放の間は、キョウちゃんズの兄のシエンが何かとふたりの面倒を見ていたが、大層心細かったのだろう。シエンがオミョシ分家を継いで、古い掟を撤廃し、オミョシ分家の姫としての身分を取り戻したふたりだが、いろいろ複雑な想いがあるに違いない。
「アタル兄、うちら大丈夫え。」
「せや、アタル兄のお陰や。」
「お前ら、俺の心が読めるのか?」ちょっと引くわ。
「ううん、切なそうな顔してうちらを見とったからな。」
「うちら、アタル兄とは以心伝心やで。」
 ふたりが左右から寄り添って来た。まじかわいい♪

 それにしてもふたりは背が伸びたな。いつの間にか俺の肩に並んでるじゃん。大人嫁たちに追い付いた?まぁいずれは大人嫁たちよりも高くなるな。毎日あれだけ食ってるしな。体の方は…、もう少しかな。むにょん程度だし、ツルツルだし。
「アタル兄、今、失礼なこと考えたやろ?」
「せやな、よく食うくせに背ぇしか伸びひんって、思うとったんやないの?」
「え?」マジで心が読めるのか?
「そのリアクション、図星やわ。」
「マジで心が読めるんか?って思っとるやろ。」
「…。」読・め・ま・す・の・か?
「うちらの頭のてっぺん見て、ほのぼのとした顔したやん?こんとき、背ぇ伸びたなて思うたはずや。」
「それから、フッてにやけよった。あれはよく食うとるしなて思ったとこやろな。」
「その後、うちらの胸に眼が行ったで。背えが伸びたほどには育っとらんなーってとこやな。」
「で、すぐ小馬鹿にした感じでニヤッとしたさかい、ついでにツルツルやしな、とか思うたやろ?」

 凄い!マジ凄い!この洞察力。やはりふたりには軍師の才がある。間違いない!
『小娘、よき洞察力よな。』『まさに図星よ。』うおいっ!暴露すなっ!
「いや、あ…、う…。」俺、お口パクパク酸欠金魚。
『ふっ、慌てておるわ。』
『アタルよ、もっと胆力を鍛えよ。先程も今も、小娘たちに表情を読まれておるのだ。』
 あ、ドヤ顔キョウちゃんズがニマニマしてる。ちくしょう!
「敵わないな。」と言ってふたりをぎゅっと抱き締めたら、ニマニマのドヤ顔×2が、真っ赤×2になった。ふふん、大逆転だぜ。

 日が暮れてもアーカの港町は、町の灯が見えるばかりになったので、俺たちは船室に戻った。皆での部屋呑みを大いに楽しんだのだった。

 翌朝、四の島の首府の、屋府に入港した。
 屋府は、四の島の北東の港町で、和の国の歴史上で名高い、紅の軍と白の軍の戦いにおいて、西都落ちした紅の軍の重要な拠点であった。

 古の和の国では、東都はまだなく、西都が政の中心であった。当時の武家は、紅の軍と白の軍に分かれ、西都でそれぞれが公家衆に仕えていた。そんな中で紅の軍と白の軍の、武家の覇権争いが起こったのは、ごく自然の流れであったと言える。
 勢力争いの初期でこそ、西都の覇権争いに勝利し、白の軍を東北和に追い落とした紅の軍であったが、その後は奢り昂り、公家の真似事をして雅にうつつを抜かし、武家としての精悍さを失って行った。一方、東北和に追いやられ、虐げられた白の軍は、臥薪嘗胆、武を練り、巻き返しを狙っていた。

 数十年後、雌伏の時を過ごした白の軍が東北和で決起すると、一気に形勢は逆転、白の軍は西都に攻め上り、西都を奪還して紅の軍を西都から追い落とした。その際、紅の軍が当時の幼帝を奉じて拠点としたのが、四の島の屋府である。
 紅の軍は、水軍を擁してセットの内海の制海権を握っていたので、西都を押さえた白の軍と、セットの内海を挟んだ四の島の屋府で対峙することになった。

 白の軍は、少数精鋭の屋府奇襲部隊を送った。奇襲部隊は、嵐の夜に商都から四の島の東端の港町のトクシに渡り、トクシから陸路屋府を目指した。
 屋府での紅の軍は、白の軍の襲来は海から来るとばかり考えていたので、トクシで上陸し、陸路を進んで来た奇襲部隊の侵攻経路には、まったく無警戒であった。海を警戒していたところを、背後の陸からの奇襲に虚を突かれた紅の軍は、あっさり屋府を落とされ、水軍でセットの内海に逃げ延びた。
 紅の軍は、海上から水軍で何度か屋府奪還を試みるが、その際に有名な名場面が起きている。紅の軍の水軍の中から女官が乗った小舟が扇の的を立てて「これを射てみよ。」と白の軍を挑発し、白の軍の弓の名手が見事射落としたのだ。
 これは、この後の紅の軍の滅亡を予感させる一幕であり、武門第一等は弓の技であることを示す逸話である。

 せっかく屋府へ来たのだから、その古戦場に行き、古の弓の名手のように海上の扇の的を射落としてみたいと思うのだが、遠征の途中ではそれもままならぬ。しかしいつか必ず訪ねようと思うのだ。
 今回は取り敢えず屋府ギルドに向かって、金剛鏑の情報を探してみることにした。屋府ギルドへは俺ひとりで向かい、嫁たちは港に残った。

 港からさほど離れていない屋府ギルドに着くと、俺は受付に冒険者カードを提示して、ギルマスへの取次ぎを頼んだ。
「俺はセプトのアタルだ。ノーアポですまないが、ギルマスがいるなら会いたい。ギルマスの都合を聞いてくれ。」
「はぁ?いきなりそんなこと言われましても…え?プラチナカード?」プラチナカードを見た受付嬢は眼を見開いて、俺とSランクを示すプラチナの冒険者カードを交互に見比べた。と思った瞬間、ダダーッと駆け出して奥にすっ飛んで行った。笑

 俺はすぐにギルマスルームに通された。
「セプトのアタルか?わしはギルマスのホチマタや。よう来たな。これが噂の濃紺の外套かいな。ま、座り。」
「すまんな。内海航路の廻船で寄港中なのであまり時間がない。早速だが、金剛鏑の情報はないか?」
「金剛鏑か。イーヤ峡谷やな。詳しゅうはイーヤの秘境温泉の辺りで聞いてくれ。」
「イーヤ峡谷?どこだ?」
ホチマタは四の島の地図を出して来て広げた。
「ここやな。」四の島の真ん中やや東寄りだ。
「随分山奥なんだな。」
「せや。いわゆる秘境やな。」
「馬車は通れるか?」
「どうやろなぁ。この辺りまでは行けるが、こっから先のことは、わしはよう分からん。」
「分かった。情報、感謝する。」結局ギリで通れたんだけどね。それは後日譚。
 俺は屋府ギルドに流邏石ひとつを登録して、港へ向かった。

 港で嫁たちと合流し、昼餉には屋府一帯の名物であるうどんを食べることにした。屋府うどん、別名ヌキサーうどん。
 腰のあるうどんに、かつお出汁の利いた熱々の汁を掛け、刻みネギと生姜と天かすを適量入れて食う。これがベースだが、トッピングはいろいろな天ぷらがあり、その組み合わせは自由自在。
 俺はオーソドックスなかけうどんにしたが、茹で上がったうどんを丼に盛り付け、汁を掛けずに出汁醤油をちょろっと垂らして食う釜揚げうどんも人気だ。釜揚げうどんに生卵を絡めるのが釜玉である。

 そしてうどん玉の量も選べる。
 俺はふた玉の特盛、大人嫁たちはひと玉半の大盛、キョウちゃんズは3玉のメガ盛かと思いきや…、
「おっちゃん、釜玉ギガ盛、卵はふたつなー。」
「うちも、釜玉ギガ盛、卵ふたつー。」
 ギガ盛=4玉である。おい、子供がそんなに食えるのか!とツッコみたくなったが、最近、背がぐんぐん伸びているキョウちゃんズは、身長が大人嫁たちに追いついて来ており、あながち子供とも言い切れない。

「嬢ちゃんたち、ギガ盛、食い切れるんか?」店主が聞いて来た。
「あったり前やがな。ギガ盛の上があったら、それでも行けるで。」
「おっちゃん、子供だ言うて見くびったらあかんえ。」
「ほう、ほなら、テラ盛出したるで。食い切ったらタダでええよ。その代わり残したら罰金で倍額や。どや?やるか?」
 テラ盛=5玉なのかな?メニュー表にないから裏メニュー?
「おっちゃん、おおきに。」「お代わりしてもええの?」食い切る気満々どころか、お代わりの交渉までしている。笑
「テラ盛食うてお代わりかいな。嬢ちゃん、よう言うた。もしお代わりも食い切ったら賞金銀貨1枚出したるわ。」
 笑っていた店主の顔が引きつるのに大して時間は掛からなかった。ものの15分で、
「おっちゃん、テラ盛お代わり。」「うちもテラ盛や。」

 30分後、ふたりともテラ盛の卵2個入り釜玉を2杯ずつ平らげ、放心する店主から賞金銀貨1枚ずつをゲットしていたのであった。笑
 しかしよく食い切ったな。腹が狸の置物のようにポッコリ膨れている。結局、ふたりはそれぞれうどん10玉と卵4個を食べた計算になる。

 昼過ぎに廻船は屋府港を出航し、セットの内海を西南西へと進んだ。船室ではキョウちゃんズが、うどんが詰まっているポッコリお腹を見せてくれた。うん、まるで妊婦さんじゃんよ。苦笑

 翌日の払暁にはゲヨ諸島の島々の間を縫うように進み、最後の難所のドーンの瀬戸を慎重に抜けるとレックの港町だ。
 ドーンの瀬戸は非常に狭く、その幅は200m程度しかない。言い伝えによると、紅の軍と白の軍の戦いの初期において、白の軍を追い落とした紅の軍の総大将が掘削させたそうだ。しかしそんな昔に、このドーンの瀬戸を掘削する土木技術があったのかは、甚だ疑問である。
 ちなみにこの総大将の死とともに紅の軍は凋落の一途を辿り、白の軍の巻き返しに遭うことになった。やはり、優秀過ぎるカリスマも考え物だ。そのカリスマひとりに依存して、まわりに人材が育たなくなってしまい、結局はそのカリスマがいなくなると一気に衰退してしまうのだ。古今東西、似たような事例は数多くある。

 さて、レックの港町だが、天然の良港で、その地形を生かして造船が盛んである。山髙屋の大型廻船の多くは、ここレックの造船所で作られている。
 また、レック一帯は和の国有数のカキの産地としても有名だ。当然、昼餉はカキづくしの店に入った。海のミルクとはよく言ったもので、ぷりっぷりのカキはとても濃厚だ。やはり生ガキが一番うまい。俺たちはカキづくしを堪能した。
 そうだ、レックには、またカキを食いに来よう。そう思った俺は、表向きは西和南岸の中央で、しかも四の島のマチャマにも渡し航路で行けるから、と言うことにして流邏石をひとつ、レック港で登録した。

 昼を回ってから廻船はレックの港町を出航した。廻船はセットの内海をゆるりと西南西に進み、そして翌朝過ぎにはウブの港町に入港した。
 ウブも含めて和の島と三ノ島の海峡一帯はなんといってもフグが産地であるが、昼間っから豪勢なフグと言うのは流石にね。ちなみにこの辺りではフグではなく「ふく」と言うそうだ。
 ウブの名産のひとつは車エビで、そうなると昼餉は車エビづくしな訳だが、昨日のレックでのカキづくしと言い、今日のウブでの車エビづくしと言い、遠征の醍醐味のひとつは行った先々の地の物を食うことだ。
 しかし船旅は、食っちゃ寝、食っちゃ寝なので、運動不足になる。スレンダーな嫁たちが何となくぽっちゃりして来たような気がするが、それを口に出して言うほど俺は馬鹿ではない。

 車エビづくしは、車エビの刺身に、天ぷら、フライ、塩茹でといろんな料理が出て来たが、俺はシンプルな塩茹でが一番気に入った。
「あーん、こんなに食うたら太ってまうがなー。」
「ほんまやー。もう、車エビのいけずー。」
 と言いながらパクパク食べてるキョウちゃんズ。屋府でうどん10玉に、卵4個をペロッと平らげたどの口が言うんだ?
「しかしキョウちゃんズではないが、ほんとに太ってしまうな。食べた分は、しっかり筋トレをせねばなるまいな。」
「私も動きの切れが悪くなってると思うから、絞らないと。ね、サジ。」
 こくり。
「ほんとにぃ、切実だわぁ。」いや、タヅナのその口調、全然切実に聞こえないぞ。笑

「ところでウブは、蒲鉾と外郎も有名らしいぞ。部屋呑み用に買ってくか?」
 嫁全員のジト目が飛んで来た。
「アタル、私たちの会話、聞いてませんでしたの?」
「え?聞いてたよ。」
「そうでしたら、なんでまた夜呑みを助長するようなことを言うんですか?」
「え?だって全然太ってないじゃん。」もちろんこのひと言は社交辞令であるが。苦笑
「いろいろ…見えない…とこが…。」
「え?そうなの?」と言いつつ下っ腹に視線を移してしまったのだが、これが失敗だった。
「「「「「「「やっぱ太ったと思ってるだろー!」」」」」」」と、批難轟々、一切言い訳を聞いてもらえなかった。泣

 ま、でも結局、蒲鉾と外郎はもれなく買い込んだのだがな。
 午後に出航した廻船の船室は、エクササイズルームと化し、俺は早々に甲板へ逃走した。
 夕刻、部屋に戻ると盥があった。エクササイズで汗を掻き、盥湯を注文して全身を拭いたのだろう。部屋の中は、嫁たちの芳しい体臭で充満しており、船旅禁欲4日目の俺には大層刺激的だった。やばい、今夜は悶々として眠れないかもしれない。
 で、ウブの蒲鉾と外郎をつまみに部屋呑みが始まったのだった。

 翌朝、和の島と三の島の間の和三海峡を通過し、廻船は和の国海へ出た。
 和三海峡は、時間帯によって潮の流れが変わる海の難所だ。古の和の国の武家が、紅の軍と白の軍に二分して覇を争った戦いの決着がついたのが、ここ和三海峡だ。
 白の軍の統領の弟が総大将として、ついに紅の軍を滅ぼした。その際、潮の流れの変化を計算した戦術が、勝敗を分けたと言い伝えられている。もっとも、白の軍は、それまでは禁じ手として暗黙の了解だった非戦闘員の水夫かこを射ると言う、えげつない攻撃を用いたのだがな。
 しかしこの総大将も、やがて兄である白の軍の統領と対立し、滅ぼされる運命なのだ。

 なお、ここ和三海峡を挟んで、和の島西端シモノと、三の島の南東端のジーモが、渡し航路で結ばれている。

 三の島を弓手側に見ながら廻船は西へと進む。セットの内海から和の国海に出て、若干揺れが出て来たが、和の国の南と東に延々と広がる大海原ほどではない。
 今日は春の日差しのため暖かで、そろそろ外套はいらなくなるだろう。廻船は進路を西から南に変え、三の島に向かって進む。湾に入ってさらに南東に進路を変えると、ハタカの港町が正面に見えて来た。

 ハタカに北斗号で上陸すると、取り敢えず港で流邏石ひとつを登録した。
 それからすぐに港の飯屋に入って、噂に聞くハタカ名物の辛子明太子で、遅めの朝餉を摂る。なるほどこれは旨い。たらこの塩味に、トウガラシの程よい辛さがアクセントとなっている。生もいいが炙ったのもしっかり焼いたのも旨い。うー、和酒が欲しい。
 ハタカは他にももつ鍋や水炊き、フグ料理=ふく料理、そして豚骨細麺のハタカラーメンなんかが有名だ。次に来たときは、絶対に全部食ってやる。

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設定を更新しました。R4/9/4

更新は月水金の週3日ペースを予定しています。

2作品同時発表です。
「精霊の加護」も、合わせてよろしくお願いします。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/836586739

カクヨム様、小説家になろう様にも投稿します。
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