射手の統領

Zu-Y

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射手の統領124 紫嵐龍攻略

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射手の統領
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№124 紫嵐龍攻略

 部屋を出て食堂に行くまでの間も、食堂に行ってからも、サキョウとウキョウは俺の両腕にしがみ付き、べったり俺の傍から離れない。
 朝餉の席で、両横からの「「あーん。」」は止めてくれ。流石にこれには大人嫁たちも苦笑していた。

 朝餉を終え、温泉宿の外に出ると、暴風は収まっていた。丸5日も続けて暴れ回った紫嵐龍が、休息に入ったものと思われる。おそらくライの5倍雷撃矢を数本受けてダメージを負ったのだろう。ダメージから回復する前にリベンジを仕掛けないとな。

 俺はサキョウとウキョウを連れてガヒューに飛んだ。陽の術の効果を引き出す陽の杖を購入するためだ。
 装備屋に行き、陽の杖を手に取ったサキョウとウキョウは、ご満悦である。サジ姉が、回復用と状態異常用の2本の薬師の杖を使いこなすように、サキョウとウキョウも陰の杖と陽の杖を使いこなすことになる。

 サキョウとウキョウに、それぞれ陽の杖を買い与え、ズシミの温泉宿に戻って大人嫁たちと合流した。
 陽の術を実際に使って慣れるために、海に面する高台の温泉宿から、東の海に向かって、キョウちゃんズが得た陽の術を大人嫁たちに披露することになった。
「まずは、うちから行くで。」サキョウが陽の術を構え、水弾を放った。遠くの海へ着弾して、大人嫁たちは感心している。
「次はうちやな。」ウキョウが石弾を放つと、サキョウのときと同様に遠くの海へ着弾した。大人嫁たちはやはり感心している。
 さらにサキョウの火弾、ウキョウの氷弾を試し、すべて大評判だった。

「次は目一杯溜めてみよや。」
「せやな。」
 陽の杖で水弾と石弾がひと抱えもある大きさになってから飛んで行き、さっきの半分くらいの飛距離だが、着弾と同時に凄まじい水柱を上げた。絶句する俺たち。
「こりゃあかんわ。」
「せやね、飛んでくのが遅いし、射程も短うなってしもた。」
 いやいや、止まってる相手や建物には十分効果があるだろ!

「なぁ、ウキョウ、うち、思い付いたんやけどな、…。連射とかな…。」
「サキョウもかいな。うちもそれ試したかってん。…。それとな、両手でな…。」
 サキョウとウキョウが何やら相談しており、断片的に聞こえて来るが、何を相談しているんだか。笑
「アタル兄、うちら試したいことがあるねん。」
「多分やけどな、上手く行くと思うねん。」
「そうか。じゃぁ好きなようにやって見せてくれよ。」
 ぶっちゃけ、度肝を抜かれた。
 サキョウもウキョウも、無尽蔵とも言える気力量を誇っている。大体この桁外れの気力量を維持するために栄養がすべて使われ、成長が止まってたくらいだからな。
 サキョウとウキョウがまず試したのは、陽の術の連射だった。ボッボッボッボッとふたりから水弾と石弾が絶え間なく打ち出された。続いて、火弾と氷弾もである。
 俺も大人嫁も、お口パクパク酸欠金魚。

「こんなもんやね。」
「上手く行きよったね。まぁ、ひとつひとつが小さなったのはしゃあないけどな。」
「せやね。もうちょい威力があったら、言うことないねんけどな。でも速さはええんちゃう?」
「小っちゃなった分、速よなったんやろね。」
「お前ら、気力量は大丈夫か?気力切れとかになんねえの?」
「アタル兄、うちらの気力量が桁外れなの、知っとるやん。」
「せやで、全然余裕のよっちゃんやがな。」出た、親父ギャグ。笑
 腰に手を当てて踏ん反り返るキョウちゃんズなのである。

「まだあんねん。サキョウ、陽の杖、貸してんか?」サキョウから陽の杖を受け取ったウキョウは、自分の陽の杖とともに両手に陽の杖を持って、
「たぁー!」と、気合一閃。なんと、右手の陽の杖から石弾、左手の陽の杖から氷弾を同時に放った。おいおいマジかよ。
「ウキョウ、上手く行ったやないの。次はうちの番や。」ウキョウから陽の杖2本を受け取ったサキョウは、やはり陽の手を両手に持って、
「たぁー!」と言う裂ぱくの気合とともに、左手の陽の杖から水弾、右手の陽の杖から火弾を同時に放った。ふたりとも、両手から別系統の陽の術を同時に放つって、どれだけ天才なんだよ。

「サキョウ、ウキョウ。もう一度ガヒューの装備屋に行くぞ。」
「「うん。」」
 それから俺は、サキョウとウキョウを連れてもう一度、ガヒューに飛んで装備屋に行った。
 俺たちの再訪に目を丸くしている店員を他所に、キョウちゃんズにさらに1本ずつ追加で陽の杖を買うと、店員が怪訝な顔をして見て来た。そんなに陽の杖ばかり買って何に使うんだ?と顔に書いてある。笑

 再びズシミに戻ると、キョウちゃんズは最後の実験と言って、ふたり揃って両手に陽の杖を持ち、2属性の陽の術を同時に連射しやがった。もう開いた口が塞がんねぇ。と言うか、何も言えねぇ。ってか、言葉になんねぇ。
 俺たちセプトは、物凄い遠距離の攻撃力を手に入れたことになる。俺の存在価値、危うし。苦笑

 さらに驚いたことに、一連の実験で、あれだけ陽の術をぶっ放したにも関わらず、キョウちゃんズが消費した気力は、全体の2割にもならないんだそうだ。8割以上の気力がばっちり残ってるって、なんかさー、ほとんど無限って言ってもいいくらい、術を撃ちまくれるんじゃね?てか、このふたり、気力切れとか起こすことあんの?もう、マジでチート過ぎっしょ。

 8割以上の気力が残ってるなら、完全回復を待つことはない。それよりも、暴風が止んでる今は紫嵐龍が休息しているはず。この機を逃さず拙速に攻めるが、古の兵法書の示すところだ。いざ、短期決戦だ!

 温泉宿の大浴場を借り切って、皆で禊用の白い薄手の浴衣に着替え、全員で頭から湯を浴びて禊をしつつ、一心不乱に戦勝を祈願する。
 とは言え白い薄手の浴衣は、湯を浴びると透ける。ついつい小振りな双丘の頂のポチリに眼が行きそうになるのを必死に堪え、必勝を祈る。俺にとっては、結構ハードルの高い難行である。泣
 そう言えば、昨日はこの儀式もやってなかったわ。負けるはずだよなー。

 浴衣から装備に着替え、いざ出陣。第一陣は、サヤ姉、サジ姉、ホサキの3名。ハーネスでしっかり固定し、流邏矢で、昨日登録したズリの断崖岬に飛ぶ。
 案の定、紫嵐龍はズリの断崖岬の最先端でとぐろを巻いて眠っていた。ホサキが自在の盾を展開し、拠点を確保する。
 俺は流邏石で温泉宿に戻り、第二陣のキョウちゃんズを運ぶ。さらに第三陣のアキナとタヅナを運んで戦闘態勢完了。

 自在の盾を前面に押し出し、その陰に皆で隠れてじりじりと眠っている紫嵐龍に近付く。
 ウキョウが皆に各種バフの術を掛けるとともに、サキョウが各種デバフの術を紫嵐龍に放った。戦闘開始だ。
 眠っていた紫嵐龍はデバフの術を受けてその不快さに眼を覚まし、
「ぐぬぅ。何だこの不快さは。
 なんだ?またおのれらか!」
 サキョウのデバフの術が効いたことを見極めて、サジ姉も麻痺の術を放った。

 しかし、紫嵐龍は位置的優位性を得るためにすかさず飛翔した。このせいで、サジ姉の麻痺の術は掠った程度だったので、紫嵐龍にはあまり効かなかったようだ。
 陰の杖から陽の杖2本に持ち替えたキョウちゃんズは、紫嵐龍に向かって、ふたりが2系統ずつ計4系統の属性の術を、絶え間ない連射で放ち出した。最初こそ何とか躱していた紫嵐龍だが、なんとキョウちゃんズは、4種類の気弾の軌道までをコントロールし出したのだ!
 4方向から襲い来る4系統の気弾の連射が紫嵐龍を襲う。当然、紫嵐龍はすぐに避け切れなくなって、連射される水弾、石弾、氷弾、火弾を雨あられと叩き込まれた。まるでサンドバッグ状態だ。
「グオオオオ。」空中でのた打ち回る紫嵐龍。

「よし今だ。ライ、ウズ、シン、レイ、エン、5倍。」
『『『『『おう。』』』』』
 俺は、5倍雷撃矢、5倍水撃矢、5倍震撃矢、5倍氷撃矢、5倍炎撃矢を撃ち込んだ。
「グオオオオ。黄金龍だけではないのかぁ!」耐えきれず紫嵐龍はズリの断崖岬の先端に不時着した。
 そこへ、サヤ姉とタヅナが突撃した。二刀流剣舞と旋回切りが紫嵐龍を襲う。
「ようやく出番ね。」
「そうねぇ。これでもぉ、食らえぇ。」
 紫嵐龍はふたりを追い払うべく、尻尾を振り回したので、ふたりは深追いせず、疾風の靴の華麗なステップで後退した。
 そこをサジ姉の麻痺の術が襲った。アキナの援護の遠矢も、ダメージこそ与えられないが紫嵐龍の注意を引き、苛立たせるには十分だ。

 俺は操龍弓に、金剛鏑を装着した封龍矢を番えてそのときを待つ。

「おのれー。」暴風のブレスを吐こうと開けた口に、サキョウとウキョウからの4系統の陽の術が連射で撃ち込まれ、結局紫嵐龍は、暴風のブレスを吐くことはできなかった。
「ならばこれじゃぁ。舐めるなよ、小僧ども!」紫嵐龍が気を溜め始めた。気を高めて一気に放出する起死回生の大技だ。しかし…!

 来た!俺が待っていたのはこのときだ。

 俺は操龍弓を高く掲げ、金剛鏑を装着させていた封龍矢を引き絞った。操龍弓が紫嵐龍の高まる気に呼応し、封龍矢の纏う気がぐんぐん高まって行く。封龍矢が物凄い気の高まりで輝きを放ち出した。
「なにぃ?」紫嵐龍が気付いたときはもう手遅れだ。

 次の瞬間、俺が放った封龍矢は、紫嵐龍の急所の眉間を正確に捉えた。眉間にめり込んだ封龍矢の金剛鏑から、凄まじい量の気が四散した。と思った刹那、散らばった気が反転してそのまま紫嵐龍に収束した。紫嵐龍はそのまま収束する気に包まれた後、紫色に激しく輝いた。

「グオオオオオ!」凄まじい咆哮とともに、紫嵐龍の全身は無数の紫色の粒子になったかと思うと、その粒子は渦を巻きながら金剛鏑に吸い込まれて行く。
 凄ぇ。ほんと、何回見てもこの光景は凄ぇよ。

 間もなく戻りの箙に封龍矢が戻ると、封龍矢に装着している金剛鏑は紫色に輝いていた。その紫色に輝く金剛鏑を、封龍矢から取り外して覗き込んだ。
 金剛鏑の中で紫色の光の粒子が渦を巻いて、やがて紫嵐龍の形に変化して行った。ライ、ウズ、シン、レイ、エンのときとまったく同じだ。
 そして、紫嵐龍の形が完成すると念話が飛んで来た。
『今日は負けたわ。完敗だ。』
「昨日は俺たちが負けたからな。勝敗は紙一重だった。」
『昨日、屠ったと思ったが、あのふたりの小娘は無傷だったのだな。』
「ああ。今日はしっかりリベンジしてくれたよ。」
『うむ。まぁそなたにトドメを刺されたが、あのふたりの小娘には消耗させられた。あれだけ続けて撃てるとは、相当膨大な気力量よな。』
「ああ。あのふたりは天才だよ。」

『ところで、昨日の話だが、そなたは十分な力を示した。余の主として認めようぞ。ご主人、名を所望する。』
「ノワでどうだ?野分のノワだ。」野分は台風の古語である。
『余にぴったりよな。ひょっとしてすでに考えていたのか?』
「まぁそうだな。」
『本気で余を従える気であったのだな。』
「もちろんだ。俺のことはアタルと呼んでくれ。」
『承知。そう言えばアタルは他の神龍も従えているようだな。』
「そのとおり。ノワよ。ライ、ウズ、シン、レイ、エンとともに俺に力を貸してくれ。そして俺の良き相談相手となってほしい。これからよろしくな。」
『うむ。承知した。それから奥方たちもよろしくな。ノワだ。』
「「「「よろしく。」」」」「よろ…。」「「ノワはん、よろしゅう。」」

『ところでアタルよ。小娘ふたりに余を持たせよ。』
「ああ、そうか。サキョウ。」俺はノワ鏑をサキョウに手渡した。するとサキョウの体が紫色に輝き始めた。サキョウはそのまま両手でノワ鏑を握り、お祈りポーズでノワ鏑を胸に当てた。
「あああ、ノワはんがうちの中に入って来よった。」サキョウがふらついたので俺はしっかり受け止めた。
「ああ、アタル兄。おおき…。」おおきに。と言おうとしたのだろうな。しかし、サキョウは俺の腕の中でひくひくと痙攣している。絶頂を迎えて昇天したらしい。

 サキョウを寝かせ、ノワ鏑を受け取った。
「ウキョウ。」俺はノワ鏑をウキョウに手渡した。するとウキョウの体が紫色に輝き始めた。サキョウのときと同じく、ウキョウはそのまま両手でノワ鏑を握ってお祈りポーズを取り、ノワ鏑を胸に当てた。
「あああ、ノワはんがうちの中に入って来よった。」ウキョウはサキョウと同じことを言った。この後どうせふらつくので、あらかじめ受け止めた。
「アタル兄。おおきに。あっ…。」ウキョウも俺の腕の中で絶頂を迎えて昇天したようだ。恍惚の表情でひくひくと痙攣している。

 ウキョウをサキョウの隣に寝かせてノワ鏑を受け取り、鏑シャツの左胸ポケットにしノワ鏑をしまった。

 そして寝かせているサキョウとウキョウを抱え起こそうとしたが、ふたりともぐったりしていて意識が朦朧としてるようなので、俺はその場に座り、俺にもたれ掛からせて、気が付くのを待つことにした。
 しかしあれかね?ふたりともイッちゃった感じだから、やっぱ濡れてんのかね?そう思って、ふたりの術士のローブの裾から中に手を突っ込んで、股間をまさぐってみると、ふたりとも下着はすでにぐちょぐちょだった。やっぱりな、思った通りだ。

 パシーン!「痛っ。」
 頭を引っ叩かれて見上げると、憤怒の表情のサヤ姉が仁王立ちになっていた。
「あんた、いったい何やってんのよ。」
「あ、いや。ふたりともイッちゃったみたいだから濡れてるのかなーと。」
「最っ…低…。」え?サジ姉、その蔑む眼、むっちゃ怖いんですけど…。
「あ、ごめん。その…、悪気はなくて。」
「悪気はないだと?気を失ってる女の子の股間をまさぐっておいて、悪気はないで通る訳がなかろう?」やば、ホサキも怒ってる。
「アタル、悪気の塊です。」「まったくぅ、信じられないわぁ。」アキナとタヅナもだ。四面楚歌。大人嫁全員が敵に回ってしまった。俺、お口パクパク酸欠金魚。

 絶体絶命の窮地に追い込まれた、まさにそのとき、
「うーん。」サキョウが目覚めた。サキョウ、ナイスタイミング。
「サキョウ。大丈夫か?」大人嫁たちの追及の魔の手を一旦躱す。
「え?あ、うん。」
「うーん。」ウキョウも目覚めた。ウキョウも、グッジョブ。
「ウキョウも起きたか?大丈夫か?」大人嫁たちに、さらなる非難の隙を与えない。

「うん。大丈夫や。」
「ふたりとも立てるか?」
「「あ、えっとー。」」もぞもぞしている。あ、そう言うことね。
「なぁ、下着が濡れてて気持ち悪いなら脱いじゃえば?」
「「!」」ふたりが真っ赤になって、キッと俺を睨んだ。と思った瞬間、パシーン×2。
 ふたりに両頬を引っ叩かれた。なぜに?泣

 ふたりはプンプンしながら立ち上がると、ズリの断崖岬の先端から、南の洋上に向かって風弾を連射した。試し撃ちである。
 俺も一緒になって、風撃矢を試した。風撃矢は、着弾と同時に旋風を引き起こす。なかなかいい塩梅である。
 ところで、結局ふたりは濡れた下着のままだったなぁと思ったが、口にすると飛んでもないことになるのは目に見えてるので黙ってた。

 俺もひと通りの風撃矢の試射を終えたので、俺たちは、流邏石でズシミの温泉宿に帰還した。

 まずは汚れを落とそう。大浴場に向かうと、女湯の前で俺はシャットアウトされてしまった。
「え?混浴は?貸切だからいいだろ?」
「あんたねぇ、キョウちゃんズにあんなことしておいて、今日はダメに決まってるでしょ!」
「「ぐすっ。うちら、もうお嫁に行けへん。」」
「おい!お前らはもう俺の嫁だろうがっ!」
「「てへ。」」てへ。じゃねぇっつの!

「いや、しかしだな、いくら嫁とは言え、あんなところでいきなりと股間をまさぐ…。うぐっ…。ん、ん、ん、ぷはぁ。な、何をするのだ。」
 ホサキの口を塞いでやった。
「嫁にキスだ。悪いか?」
「開き…直っ…。あ…。ん、ん、ん、ぷはぁ…。」サジ姉の口も塞いでやった。そしてサヤ姉にずんずんと近付く!
「な、なによ。ちょ、ちょっ…。ん、ん、ん、ぷはぁ。」後退るサヤ姉も捕まえて、口も塞いでやった。
「アキナ、来い。」「え?あ、はい。ん、ん、ん、ぷはぁ。」
「次、タヅナ。」「んもぅ。ん、ん、ん、ぷはぁ。」
 アキナとタヅナの口も塞いでやった。
「「うちらも。」」上目遣いでおねだりして来たキョウちゃんズの唇も堪能し、そのまま勢いで押し切って混浴に持ち込んだ。

 ふむ、嫁たちには存外、強引な手法が効果的なのだな。メモメモ。φ(..)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

設定を更新しました。R4/10/2

更新は月水金の週3日ペースを予定しています。

2作品同時発表です。
「精霊の加護」も、合わせてよろしくお願いします。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/121143041/836586739

カクヨム様、小説家になろう様にも投稿します。
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