Let's！自分探し！(仮)

第三章 かくれんぼだよ、全員集合！

#38 カタカナ

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「そうだ、あれなら…！」

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「えっ？カタカナ？何のこと？」
「この期に及んでそうきますか……」
「頭大丈夫？」
「花子ちゃんストレートすぎ。夏子さんみたいにオブラートに包もう？」
「いやいや一郎さん。太郎くんには、オブラートに包んだ言葉なんかは伝わりませんよ」
「それはいえてr……じゃなくて！！まあ、本人が覚えてなくても、僕達が覚えてるよね？」
「はあ…まあ、そうですね…」
「待って、何を話してるのかは難しくてよくわからないけど」
「「それはわかれよ」」
ほら。やっぱり一郎さんも、考えてることは同じじゃない。太郎くん、本当頭悪いなあ、、
「よくわからないけど！早く答えを教えてよ！！」
「…………………………もう、仕方ないなあ…まず、太郎くん、太郎くんが見つけたカタカナは、何だった？」
「だからわからないっt」
「嘘……………冗談でやってるんじゃなかったんだ……」
「俺はいつだって真面目だよ」
「…うん…そっか…(哀れみの目)」
「なんでそんな悲しそうな目してるの！？」
「悲しくはないです。哀れんでるんです。ああ太郎くん可哀想～」
「ちょ、失礼にも程があるでしょ、？」
「そんな言い回し知ってたんだ、太郎くんの癖に」
「まあまあ、落ち着いてよ、太郎くん、花子ちゃん」
「…そうですね。もたもたしてる場合ではありません。………で、太郎くん。じゃあこの地図で、読める？」