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1章 宇宙遭難編
18話 忘れ物
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飛行機から見える惑星は球状でなくなり、辛うじて球状になっていると気づくほど遠方に地平線が見えた、攻撃を受けるといけないからこの高度で様子見といくか。
俺は力を使い飛行機の進行方向を90度曲げ惑星に対して水平に機体を向た。
突然向きを変えたので、座席に座らずに浮きながら外を見ていた美憂は機内の後方に流された、回転しながら進む体は運良く俺の顔に美憂のお尻が直撃した。
「ふも・・か、固い・・・な」
俺は顔で美憂のお尻を受け止めた、筋肉質で固いイメージを想像していたがそこは若き乙女、程よい弾力が心地いい。
「わ、悪い」
美憂はそう言うと無言のまま上半身をひねり体全体をきれいに回転させ座席に座りシートベルトをして体を座席に固定した。
あれ? <キャー>とか<イヤー>と言う叫びは無かったし、特に恥じらう様子もなかったな、これは押せばいける性格の子かな?
そんなことを思いながら美憂を見ていると瑠偉が俺の方見ていた。
「美憂はいい子なので駄目ですよ、あと、避けれたような気がしますが?
まさかワザとそうなる様に力を使ってるとかないでしょうね?」
と瑠偉は憐れむような眼で俺を見ていた。
「何もしてないんだけど・・・でも、なんかゴメン」
本当に偶然なのだが今後の関係の為に一応誤っておく、でも癪なので不機嫌そうに答え首のマッサージをしながらごく自然に瑠偉から視線を外して全員に向かって次の行動を話しておく。
「よし、このまま自然に流されていう状態でしばらく惑星を周回して様子見だ、俺の力を少しでも回復しておかないと攻撃を受けた時に対処できないからな」
「攻撃されたら防げるんですか?」
と瑠偉が聞いてきた。
「銃は余裕で防げるが、あとはロケットランチャーも防げたな、核ミサイルとかはまだ体験してないからなどう対応するか悩みどころだな。
まあ最悪は俺だけでもテレポートで逃げきるから問題なしだ」
「最低ですね・・・」
彼女たちは一斉に振り返り瑠偉が最初に俺を見下すような目つきで言った。
「えっ? どの辺が?」
美憂は聞き逃したのか、理解していないのか、不思議な表情で俺と瑠偉を見比べている。
「さすが鬼畜だね」
麻衣は笑顔で言った。
「じょ、冗談だよ・・・無言で外しか見てなかったから試しただけだ、ちゃんと君達と一緒に逃げるから安心してくれ」
「ホントに頼みますよ」
瑠偉はそう言うと同時に外を再び見始める、美憂と麻衣も同時に窓に顔を向け外を見続けている、そんな彼女たちを見ているのも飽きたので、俺は目を閉じ座席を倒して少しでも仮眠して力を回復させておこう。
暫らくしてなにか、何か大事なことを忘れているような気がする、そんな気分になった、そこでよく考えるととても重要なことを思い出した。
「あぁぁーーしまったぁー!」
と俺は大声で叫ぶと窓の外を眺めていた彼女たちは一瞬体をびくつかせて一斉に俺を見た。
「なんですが?」
「な、なに?」
「ほへ?」
「重大な事に今気が付いてしまった・・・すまない」
彼女たちは俺の言葉に驚いているようで、そのまま黙り込み次の俺の言葉を待っていた。
「言語が通じないことを忘れてました・・・・なんかゴメンな」
「「「ええええぇ」」」
と3人声を揃えて驚いてた。
俺は力を使い飛行機の進行方向を90度曲げ惑星に対して水平に機体を向た。
突然向きを変えたので、座席に座らずに浮きながら外を見ていた美憂は機内の後方に流された、回転しながら進む体は運良く俺の顔に美憂のお尻が直撃した。
「ふも・・か、固い・・・な」
俺は顔で美憂のお尻を受け止めた、筋肉質で固いイメージを想像していたがそこは若き乙女、程よい弾力が心地いい。
「わ、悪い」
美憂はそう言うと無言のまま上半身をひねり体全体をきれいに回転させ座席に座りシートベルトをして体を座席に固定した。
あれ? <キャー>とか<イヤー>と言う叫びは無かったし、特に恥じらう様子もなかったな、これは押せばいける性格の子かな?
そんなことを思いながら美憂を見ていると瑠偉が俺の方見ていた。
「美憂はいい子なので駄目ですよ、あと、避けれたような気がしますが?
まさかワザとそうなる様に力を使ってるとかないでしょうね?」
と瑠偉は憐れむような眼で俺を見ていた。
「何もしてないんだけど・・・でも、なんかゴメン」
本当に偶然なのだが今後の関係の為に一応誤っておく、でも癪なので不機嫌そうに答え首のマッサージをしながらごく自然に瑠偉から視線を外して全員に向かって次の行動を話しておく。
「よし、このまま自然に流されていう状態でしばらく惑星を周回して様子見だ、俺の力を少しでも回復しておかないと攻撃を受けた時に対処できないからな」
「攻撃されたら防げるんですか?」
と瑠偉が聞いてきた。
「銃は余裕で防げるが、あとはロケットランチャーも防げたな、核ミサイルとかはまだ体験してないからなどう対応するか悩みどころだな。
まあ最悪は俺だけでもテレポートで逃げきるから問題なしだ」
「最低ですね・・・」
彼女たちは一斉に振り返り瑠偉が最初に俺を見下すような目つきで言った。
「えっ? どの辺が?」
美憂は聞き逃したのか、理解していないのか、不思議な表情で俺と瑠偉を見比べている。
「さすが鬼畜だね」
麻衣は笑顔で言った。
「じょ、冗談だよ・・・無言で外しか見てなかったから試しただけだ、ちゃんと君達と一緒に逃げるから安心してくれ」
「ホントに頼みますよ」
瑠偉はそう言うと同時に外を再び見始める、美憂と麻衣も同時に窓に顔を向け外を見続けている、そんな彼女たちを見ているのも飽きたので、俺は目を閉じ座席を倒して少しでも仮眠して力を回復させておこう。
暫らくしてなにか、何か大事なことを忘れているような気がする、そんな気分になった、そこでよく考えるととても重要なことを思い出した。
「あぁぁーーしまったぁー!」
と俺は大声で叫ぶと窓の外を眺めていた彼女たちは一瞬体をびくつかせて一斉に俺を見た。
「なんですが?」
「な、なに?」
「ほへ?」
「重大な事に今気が付いてしまった・・・すまない」
彼女たちは俺の言葉に驚いているようで、そのまま黙り込み次の俺の言葉を待っていた。
「言語が通じないことを忘れてました・・・・なんかゴメンな」
「「「ええええぇ」」」
と3人声を揃えて驚いてた。
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