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第三章:初めての恋に
第41話 恋情
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いろいろと楽しんだ翌日、ハルカと茶を飲んでいたカレヴィはおもむろに切り出した。
「ティカ殿からおまえに支払う金額を聞いたが、下手したら城の使用人よりも低い金額じゃないか。俺はおまえにそんな金額を払いたくないぞ」
「えええっ」
大仰なくらい驚いてすがりついてくるハルカをカレヴィはつい抱き寄せる。
「……払いたくないって、払わないってこと?」
顔に「まさに衝撃です」と書いてハルカが尋ねてくる。
「払わないとは言っていない。ただ金額が少なすぎると言っているだけだ」
それは実際カレヴィが気の毒に思うくらいの金額だった。
恋愛感情を抜きにしても、最初は政略として王妃とすることにしたハルカにはもっと払ってしかるべきだ。
そう思っているうちにハルカはカレヴィの腕から抜け出して言った。
「普通の事務員がいきなり高額な給料になったら、税務署に怪しまれるよ。わたしは満足してるんだから、それでいいじゃない」
欲がないハルカにも金銭欲はあると思ったが、どうやらそれはごくささやかなものらしい。
カレヴィは以前ハルカが「預金通帳に地道にお金が増えていくのを見るのが楽しいんじゃない」と彼には理解できないことを本当に楽しそうに言っていたのを思い出した。
「……だがな、王妃ともなる者にそのような少額を渡すなど、俺の沽券に関わる」
カレヴィがそう言うと、ハルカは困ったような顔になった。
「衣装とか、装飾品とかでもかなり使ってるでしょう? その一部と思えばいいじゃない」
「それでも俺は納得できないぞ。……では、おまえの父母に金品を渡すのはどうだ」
当の本人が受け取らないなら仕方ない。それならば、ハルカの家へ金品を贈ればいい。
ハルカの両親にはあまりよい感情はないが、本人が受け取らない以上それも仕方がないだろう。
「面倒なことになりそうだから駄目」
「なんだ、面倒なこととは」
ここまでいっても強情に断るのは、その面倒があるからか? とカレヴィは思ってハルカに尋ねる。
「向こうにはいろいろあるの。下手したら不正を疑われるかもしれないし」
「それは困るな」
……ハルカの両親が罪に問われるかもしれないのは確かにまずい。
カレヴィが知らないあちらの世界は、彼が思うよりもかなり制約が多いのかもしれなかった。
カレヴィは渋面を作ると、それ以外にハルカが喜びそうなことを考えてみた。
そういえば、ハルカはエーメが好きと言っていたか。
ほとんどの日本人は好きだと思うよーとも言っていたが。
「それならば、おまえのために離宮を造り、そこにおまえの好きな桜を植えさせよう。そうすればおまえがしたがっていた夜の花見もし放題だぞ。……どうだ?」
カレヴィは割とよい案だと思ったのだが、それを聞いたハルカは目を丸くして固まった。
──俺はなにか妙なことを言ったか?
そう思ったが、カレヴィはその理由が思い浮かばず、ただ首を捻るだけだった。
「いや、どうだって言われても……。わたしのためにそんなにお金使うなら、むしろ国民のために使ってほしいんだけど」
半ば呆然としてハルカが言った言葉に、カレヴィは思わず感激してしまった。
自分のことより、まだよく知らないであろうザクトアリアの国民のことを気にかけるとは。
「国民にまで気を遣うとは、おまえはやはり王妃にふさわしいな。やはり、俺はおまえとの婚礼の記念に離宮を建てるぞ」
そう言うと、ハルカは瞳を更に見開いた。
「……わたしは、庭園の桜で充分なのに」
「本当におまえは欲がないな」
既に植わっているエーメでいいなんて慎ましすぎる。ハルカはもう少し物を欲しがったほうがいい。
……もっとも、肝心のハルカからそういう要望が一向にないので、今回のカレヴィの提案になったわけだが。
「欲がないわけじゃないけど、今までだって随分と良くしてもらってるし、これ以上なにかしてもらうなんて悪いよ。ただでさえ、わたしは恵まれすぎなんだから」
「おまえがそんなことを気にすることはない。ただ俺がおまえになにかしてやりたいだけだ」
戸惑っているハルカをカレヴィが抱き寄せる。
ハルカは強くは言わなかったが、離宮建設に気が乗らないのは明白だった。
しかし、カレヴィとしてはハルカとの婚礼の証をどうしても残しておきたかったのだ。
そんなことを思っていると、ふいにカレヴィの腕の中にいたハルカが溜息をついた。
「どうした?」
ひょっとしてこの離宮建設の案が重いと思っているのかもしれないと、カレヴィはハルカを覗きこみながら尋ねる。
ハルカは少々ためらった後、正直に自分の意見を口にした。
「わたし、カレヴィのことを人としては好きだけど、恋愛感情があるかどうかは分からない」
離宮建築とそれがどう繋がるのかとカレヴィは一瞬戸惑ったが、どうやらハルカは一方的に彼に想われているのが重荷らしい。
「……そうか」
カレヴィが苦く笑うと、ハルカはその身を小さくした。
──そんなにハルカが気にすることもないのだがな。
それに、この短い間に俺のことを好きになれと言うのは酷だろう。
「おまえとは元が政略のようなものだから仕方ないのかもしれないな」
そう思ってはいても、できればハルカに想われたい。
己の身勝手さにカレヴィが苦笑していると、ハルカは慌てたように言ってきた。
「ごめん、ごめんね。わたし、そういう感情が実はどういうものかよく分からないんだ。もしかしたら、感情に欠陥があるのかも」
「ハルカ」
カレヴィはハルカの唇に指を置いて、彼女の言葉を封じた。
「ハルカ、俺は言ったはずだぞ。自分を卑下するのはやめろ。おまえは確かに少し変わってはいるが、俺にはどこかに欠陥があるとは思えない。……それに、おまえが俺に恋愛感情を持てないからといって気に病むこともない」
「カレヴィ、でもそれじゃわたしあなたに申し訳ないよ」
眉を下げて言ってくるハルカは一途にそう思っているらしく、つい抱きしめたくなる。
──これでハルカに想われていれば、俺はどんなことでもしてしまうだろうな。
そんな自分が想像できるだけに、それが少し恐ろしくもある。
恋とはどれだけ人を盲目にさせるのだろう。
カレヴィは内心で苦笑すると、ハルカに向き合って言った。
「申し訳ないという気持ちで、好きな振りをされる方が余程残酷だ。俺が勝手におまえのことを好きなだけだ、ハルカは気にするな。……もちろん、おまえに好きになってもらうために俺も努力するつもりだがな」
カレヴィはハルカを再び膝の上に乗せると、想いを込めて彼女を見つめる。
そのカレヴィの視線にハルカはびくりと体を揺らすと、戸惑ったように彼を見てきた。
カレヴィはハルカを強く抱きしめると、唇に口づける。
──俺を好きになれ、ハルカ。
熱情を注ぐようにハルカに口づけながら、その合間にカレヴィは愛の言葉を紡ぐ。
ハルカは素直にそれを受け止めていて、それだけがカレヴィの救いだった。
「ティカ殿からおまえに支払う金額を聞いたが、下手したら城の使用人よりも低い金額じゃないか。俺はおまえにそんな金額を払いたくないぞ」
「えええっ」
大仰なくらい驚いてすがりついてくるハルカをカレヴィはつい抱き寄せる。
「……払いたくないって、払わないってこと?」
顔に「まさに衝撃です」と書いてハルカが尋ねてくる。
「払わないとは言っていない。ただ金額が少なすぎると言っているだけだ」
それは実際カレヴィが気の毒に思うくらいの金額だった。
恋愛感情を抜きにしても、最初は政略として王妃とすることにしたハルカにはもっと払ってしかるべきだ。
そう思っているうちにハルカはカレヴィの腕から抜け出して言った。
「普通の事務員がいきなり高額な給料になったら、税務署に怪しまれるよ。わたしは満足してるんだから、それでいいじゃない」
欲がないハルカにも金銭欲はあると思ったが、どうやらそれはごくささやかなものらしい。
カレヴィは以前ハルカが「預金通帳に地道にお金が増えていくのを見るのが楽しいんじゃない」と彼には理解できないことを本当に楽しそうに言っていたのを思い出した。
「……だがな、王妃ともなる者にそのような少額を渡すなど、俺の沽券に関わる」
カレヴィがそう言うと、ハルカは困ったような顔になった。
「衣装とか、装飾品とかでもかなり使ってるでしょう? その一部と思えばいいじゃない」
「それでも俺は納得できないぞ。……では、おまえの父母に金品を渡すのはどうだ」
当の本人が受け取らないなら仕方ない。それならば、ハルカの家へ金品を贈ればいい。
ハルカの両親にはあまりよい感情はないが、本人が受け取らない以上それも仕方がないだろう。
「面倒なことになりそうだから駄目」
「なんだ、面倒なこととは」
ここまでいっても強情に断るのは、その面倒があるからか? とカレヴィは思ってハルカに尋ねる。
「向こうにはいろいろあるの。下手したら不正を疑われるかもしれないし」
「それは困るな」
……ハルカの両親が罪に問われるかもしれないのは確かにまずい。
カレヴィが知らないあちらの世界は、彼が思うよりもかなり制約が多いのかもしれなかった。
カレヴィは渋面を作ると、それ以外にハルカが喜びそうなことを考えてみた。
そういえば、ハルカはエーメが好きと言っていたか。
ほとんどの日本人は好きだと思うよーとも言っていたが。
「それならば、おまえのために離宮を造り、そこにおまえの好きな桜を植えさせよう。そうすればおまえがしたがっていた夜の花見もし放題だぞ。……どうだ?」
カレヴィは割とよい案だと思ったのだが、それを聞いたハルカは目を丸くして固まった。
──俺はなにか妙なことを言ったか?
そう思ったが、カレヴィはその理由が思い浮かばず、ただ首を捻るだけだった。
「いや、どうだって言われても……。わたしのためにそんなにお金使うなら、むしろ国民のために使ってほしいんだけど」
半ば呆然としてハルカが言った言葉に、カレヴィは思わず感激してしまった。
自分のことより、まだよく知らないであろうザクトアリアの国民のことを気にかけるとは。
「国民にまで気を遣うとは、おまえはやはり王妃にふさわしいな。やはり、俺はおまえとの婚礼の記念に離宮を建てるぞ」
そう言うと、ハルカは瞳を更に見開いた。
「……わたしは、庭園の桜で充分なのに」
「本当におまえは欲がないな」
既に植わっているエーメでいいなんて慎ましすぎる。ハルカはもう少し物を欲しがったほうがいい。
……もっとも、肝心のハルカからそういう要望が一向にないので、今回のカレヴィの提案になったわけだが。
「欲がないわけじゃないけど、今までだって随分と良くしてもらってるし、これ以上なにかしてもらうなんて悪いよ。ただでさえ、わたしは恵まれすぎなんだから」
「おまえがそんなことを気にすることはない。ただ俺がおまえになにかしてやりたいだけだ」
戸惑っているハルカをカレヴィが抱き寄せる。
ハルカは強くは言わなかったが、離宮建設に気が乗らないのは明白だった。
しかし、カレヴィとしてはハルカとの婚礼の証をどうしても残しておきたかったのだ。
そんなことを思っていると、ふいにカレヴィの腕の中にいたハルカが溜息をついた。
「どうした?」
ひょっとしてこの離宮建設の案が重いと思っているのかもしれないと、カレヴィはハルカを覗きこみながら尋ねる。
ハルカは少々ためらった後、正直に自分の意見を口にした。
「わたし、カレヴィのことを人としては好きだけど、恋愛感情があるかどうかは分からない」
離宮建築とそれがどう繋がるのかとカレヴィは一瞬戸惑ったが、どうやらハルカは一方的に彼に想われているのが重荷らしい。
「……そうか」
カレヴィが苦く笑うと、ハルカはその身を小さくした。
──そんなにハルカが気にすることもないのだがな。
それに、この短い間に俺のことを好きになれと言うのは酷だろう。
「おまえとは元が政略のようなものだから仕方ないのかもしれないな」
そう思ってはいても、できればハルカに想われたい。
己の身勝手さにカレヴィが苦笑していると、ハルカは慌てたように言ってきた。
「ごめん、ごめんね。わたし、そういう感情が実はどういうものかよく分からないんだ。もしかしたら、感情に欠陥があるのかも」
「ハルカ」
カレヴィはハルカの唇に指を置いて、彼女の言葉を封じた。
「ハルカ、俺は言ったはずだぞ。自分を卑下するのはやめろ。おまえは確かに少し変わってはいるが、俺にはどこかに欠陥があるとは思えない。……それに、おまえが俺に恋愛感情を持てないからといって気に病むこともない」
「カレヴィ、でもそれじゃわたしあなたに申し訳ないよ」
眉を下げて言ってくるハルカは一途にそう思っているらしく、つい抱きしめたくなる。
──これでハルカに想われていれば、俺はどんなことでもしてしまうだろうな。
そんな自分が想像できるだけに、それが少し恐ろしくもある。
恋とはどれだけ人を盲目にさせるのだろう。
カレヴィは内心で苦笑すると、ハルカに向き合って言った。
「申し訳ないという気持ちで、好きな振りをされる方が余程残酷だ。俺が勝手におまえのことを好きなだけだ、ハルカは気にするな。……もちろん、おまえに好きになってもらうために俺も努力するつもりだがな」
カレヴィはハルカを再び膝の上に乗せると、想いを込めて彼女を見つめる。
そのカレヴィの視線にハルカはびくりと体を揺らすと、戸惑ったように彼を見てきた。
カレヴィはハルカを強く抱きしめると、唇に口づける。
──俺を好きになれ、ハルカ。
熱情を注ぐようにハルカに口づけながら、その合間にカレヴィは愛の言葉を紡ぐ。
ハルカは素直にそれを受け止めていて、それだけがカレヴィの救いだった。
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