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1章 春
綺麗になーれ!
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汚れて、色がわからなかったのに、丁寧にこすると本当の色が見えてくる。
茶色だった、石の壁が綺麗な色に生まれ変わった。
「ふー。けっこう綺麗になったね」
「うん!一日で、こんなにできるなんてねー」
私は、ずっとしゃがみ込んでいた足を、うーんと伸ばした。由衣が今、磨いている
石は、もとは白色だった。だが、長い年月が経ち、苔などが生え、黒く、茶色く
なっている。そんな石の壁を綺麗にしよう!と考えたのは、由衣だった。
今日は、遊ぶ約束もしていなくて、雨華と暇していたのだ。
そんな時、由衣は、おばあちゃんの家の前にある、墓の石壁を見て、
汚くなっていることに目がいった。そこで、綺麗にしたら、
どんな感じになるんだろう?と思ったのだ。
「雨華ー!水かけてー!」
「ほーい」
私が磨いた石に、雨華が水をかける。すると、茶色い水が流れ、やがて、
綺麗な白い石が姿を現した。
「綺麗になったー!」
「わー、ほんとだー!!こっちも、綺麗になったよ!」
雨華が指さす方向には、由衣が磨いた石より、はるかに大きな石が。
藍色のような色をしたその石は、丁寧にブラシで磨いてある。
すごー!雨華、細か!!めっちゃ綺麗!
由衣が思ったことを伝えると、雨華は、誇らしげに言った。
「でしょー!まだ、お父さん来ないし、たくさん綺麗にするぞー!」
「だね!頑張るぞー!!」
私たちは、喋りながら、新しい石を磨き始めた。
茶色だった、石の壁が綺麗な色に生まれ変わった。
「ふー。けっこう綺麗になったね」
「うん!一日で、こんなにできるなんてねー」
私は、ずっとしゃがみ込んでいた足を、うーんと伸ばした。由衣が今、磨いている
石は、もとは白色だった。だが、長い年月が経ち、苔などが生え、黒く、茶色く
なっている。そんな石の壁を綺麗にしよう!と考えたのは、由衣だった。
今日は、遊ぶ約束もしていなくて、雨華と暇していたのだ。
そんな時、由衣は、おばあちゃんの家の前にある、墓の石壁を見て、
汚くなっていることに目がいった。そこで、綺麗にしたら、
どんな感じになるんだろう?と思ったのだ。
「雨華ー!水かけてー!」
「ほーい」
私が磨いた石に、雨華が水をかける。すると、茶色い水が流れ、やがて、
綺麗な白い石が姿を現した。
「綺麗になったー!」
「わー、ほんとだー!!こっちも、綺麗になったよ!」
雨華が指さす方向には、由衣が磨いた石より、はるかに大きな石が。
藍色のような色をしたその石は、丁寧にブラシで磨いてある。
すごー!雨華、細か!!めっちゃ綺麗!
由衣が思ったことを伝えると、雨華は、誇らしげに言った。
「でしょー!まだ、お父さん来ないし、たくさん綺麗にするぞー!」
「だね!頑張るぞー!!」
私たちは、喋りながら、新しい石を磨き始めた。
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