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7話、ジャイアントスコーピオン(6)“料理パート”
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[下ごしらえ]
①毒腺を取ったジャイアントスコーピオンのそれぞれの部位を切り揃え、下味を付けておく
「まずは腕の身ね、これはそのまま関節で落としちゃっていいわ」
「はーい、殻はどうするの?」
「取らなくていいわ、塩だけ振っておいて」
「ん、わかった!」
ラーナは短剣でザクッ、スパッと、どんどん切り落としていく。
一刀で次々と関節を落としていく姿は、見ていてとても気持ちがいい、リリはついつい見蕩れてしまった
「終わったよー、リリつぎは?」
「ん? あぁ次ね、尻尾の先、棘肉の下ごしらえね」
「ここ、ピリ辛でボク好きー」
つまみ食いをしようとするラーナ、それに気づいたリリは、めっ! と叱る。
ラーナはしょぼんとした素振りを見せるが、演技であろう。
「ラーナは、やっぱり辛いのが好きなのね?」
「うん! ピリピリして美味しいよね」
「じゃあこれはとびっきり辛くしよっか」
「やったー、ありがとう!」
飛び跳ねるように喜ぶラーナ。
「じゃあ一口サイズに切って、塩とスパイスに漬けておいて」
「スパイスはなにを使うの?」
「鷹の爪とニンニク!!」
「そのまま入れていいの?」
「軽くみじん切りにしちゃって」
「りょうかーい! ふん、ふふん」
手際よく殻から身を外すラーナは鼻歌交じりに捌くと、切り揃える。
(ラーナは器用ね、モンスターってあんな簡単に捌けるものじゃないわよね?)
そんな益体もないことを考えたが、思考をさっさと料理へと切り替えた。
「まっいっか、次は最後の一品用ね!」
「どこを使うの?」
「尻尾の身を使うわ」
「オッケー!」
明るく声を上げたラーナに、リリは下ごしらえの続きを説明する。
「殻を外して、筋肉の筋を断ち切るように直角に薄く切ってもらっていい?」
「輪切りにするってこと?」
「そう!」
「適当に切っちゃダメなの?」
ラーナの素直な質問に、リリは腰に手を置き、エッヘンと自慢気に答える。
「その方が柔らかくなるのよー」
「へぇ、切り方にも色々とあるんだねぇ」
「そうなのよー」
「わかった!」
反応の薄さに、少し満足がいかないリリだったが、ラーナが質問を続ける。
「薄くってどれぐらいの厚さ?」
「えーっと、ラーナのナイフと同じぐらいの厚さで!」
「えー、それじゃあ食べ応えがないよー!」
「わたしは顎がそんなに強くないし、口も小さいもの、ほらっ」
リリは、あーっと口を空けながら自分の口を指差す。
「そっか、なるほどねっ」
「それに一つぐらいはそんなのも良いじゃない、多少は違いを楽みましょ」
「違い……違いねぇー」
「全部、そのままかじるだけの料理じゃ面白くないでしょ?」
「たしかに、そうかも……」
少しだけ、納得がいっていないようだがリリの言葉にラーナは納得した。
「鍋でお湯を沸かしとくから、外した殻はここに入れといて」
「はぁーい」
ラーナはジャイアントスコーピオンの下ごしらえを進める、その横でリリは魔法で焚き火の上の鍋に水を溜め始めた。
“ジャイアントスコーピオンの腕肉の香草焼き”
①腕の断面に塩を振り、下味をつける
「もう少し、強めに塩を振ってもらっていい?」
「うんわかった、でもなんで強めなの?」
「殻のまま焼くからね、側面に味がつけられない分、味はしっかりつけないと」
「なるほどね! 塩だけでいいの?」
ラーナはゴリゴリと、塩を削りながら聞き返す。
「ニンニクも使おっか、半割りにして殻の隙間にツッコむの」
「んっ? どういう事?」
「ニンニクをそのまま塗ると匂いも味も強くなるでしょ?」
「まぁうん、そうだね」
「でも香りは欲しいの、だから間に挟んで匂いをつけるってこと」
「へぇー、面白いやりかただねぇ」
(お肉でやるやり方だけど、なんとかなるでしょ)
「っあ! はみ出さないようにね」
「焦げるから?」
「そうそう、さっすがラーナー!」
「あ、ありがとう……」
明るくリリが褒めると、慣れていないラーナはドギマギと答える。
照れ隠しなのか、焚き火から焼いた足を取り出しバリッ、ボリッとまた齧りだした。
「ラーナ、つまみ食いなんてずっるーい、わたしもお腹空いてるのにー」
「だって美味しいんだもん」
「だってじゃないわよー」
「でもリリは硬くて食べられないでしょ?」
ラーナの言い分にリリは反論ができないので、小さな小さな抵抗をすることにした。
②かまどに入れてゆっくりと火を入れる
「んーそんなことを言うラーナには、罰としてわたしの仕事をしてもらうから!」
「何をするの?」
「塩をなじませる間に石で洞窟を作る!」
「洞窟?」
「殻付きの腕と薪が中に入るぐらいの大きさで、ね!」
「あぁ竈ね! これって……もともとボクの仕事だよね?」
「っあ、バレました?」
リリはポーズを決め、テヘッと舌を出す。
「リリは本当にリリだなぁ、まぁ良いんだけどさ」
不満そうに言ったラーナだが、近くから手頃な石を集めては重ねだした
(わたしの名前を蔑称に使われた気がするんだけど……まぁラーナも打ち解けて来たってことに、しーとこっと)
勝手に決めつけ腕組みをしうんうんと頷くリリ、それを見たラーナは怪訝そうに聞く。
「リリはなにやってるの?」
「っえ? アハハ……」
リリは取り繕う様に頭を掻き、笑った。
「まぁいいや、こんな感じでいい?」
「いい感じ、あとはローズマリーの枝と薪を入れて焼きましょー!」
「ローズマリーは匂い付け?」
「ラーナもわかってきたわね! 入れたら半分ぐらい石で閉めちゃっていいわ」
「空気を通すためだね! オッケー!」
腕や薪を入れ、ガラガラと音を立て洞窟を塞いだ。
(即席オーブンも完成! 石ってホントーに便利だわー、砂しかなかった頃には出来なかったことがいろいろできる!)
③しっかり焼けたら取り出し、余熱で火を入れる
「それじゃあラーナ、腕の焼き具合を確認しましょう」
「空ければいいの?」
「熱いから、気をつけてね」
「大丈夫! これぐらいなら熱いうちに入らないよ」
(さすがはハイ・オーク! 皮膚が厚いのかな?)
ガラガラと音を立ててオーブンが開くと共に、物凄くいい香りが辺り一面に広がる。
「ローズマリーのいい匂い!」
「腕の焼けた香りも、すっごい良いね!」
「そうね! じゃあしばらく寝かすから、薪だけ出して暫く待つわよ」
「オッケー!!」
ラーナは気合を入れて手を上げた。
“尻尾の棘の辛味焼き”
①棘肉から出た余分な水分を取り除く
「尻尾の棘肉で作るわよ」
「ボク、これが一番楽しみだなぁ」
覗き込みながらニコニコと笑うラーナ、リリも覗き込んで見る。
「結構水分が出てきてるわね?」
「うん、結構出てるね。ベチャベチャだよ?」
塩に漬けておいたので、ボールの中には漬かるほどの水が出ていた。
「その水は絞っちゃって、身を潰さないようにね!」
「絞ったら焼くの?」
「そうね、そのままスキレットに並べて、重石をしながら焼くの」
「重石? なんで?」
ラーナが首を傾げて聞く。
「そうすると表面がカリッと焼けるのよ」
「ふーん、りょうかーい」
ラーナは明るい声で返事をした。
②スキレットに並べて焼いていく
「並べたよ?」
「じゃあ重石を乗っけて火にかけとこっか」
「それだけ?」
「それだけ!」
せっかく気合を入れたラーナだったが、リリの返答に少し肩透かしを食らったのか、ビックリした様に答えた。
“尻尾肉のしゃぶしゃぶ”
①しゃぶしゃぶ用の出汁を用意する
「尻尾はそのままで大丈夫。鍋にハーブだけ入れときましょ」
「ボク、生は嫌って言ったのにー生で食べさせる気?」
「まぁまぁ、任せなさいって!」
「……うん、わかった」
不満そうなラーナだが、リリは自信有り気に答えていた。
「鍋には何入れるの?」
「ローリエとパセリとタイムね」
「はーい」
「紐でまとめといてね」
「後で取り出すため?」
「そうね、食べるときじゃまになるから」
「ん、了解」
(ネギがあったら、もっと良かったんだけど)
リリは、無いものねだりをしては良くないなと、心の中で自分を戒めた。
②薄く切った尻尾肉を皿に並べる
「これは並べたらおっしまーい!!」
「ボク、生は嫌なんだけどなぁ」
(あとは一つずつ仕上げて盛り付けるだけね)
「ラーナ、待っている間に食卓の準備をしよ?」
「なにかするの? ボクはこのまま地面でもいいんだけど」
「ここには石がたくさんあるんだし、机と椅子ぐらい用意しない?」
「いいよー、いい感じの石を探しに行こっか!」
二人は洞窟の近場で、あぁでもない、こぅでもない、と石を拾っては捨てる。
『完成ー!!』
①毒腺を取ったジャイアントスコーピオンのそれぞれの部位を切り揃え、下味を付けておく
「まずは腕の身ね、これはそのまま関節で落としちゃっていいわ」
「はーい、殻はどうするの?」
「取らなくていいわ、塩だけ振っておいて」
「ん、わかった!」
ラーナは短剣でザクッ、スパッと、どんどん切り落としていく。
一刀で次々と関節を落としていく姿は、見ていてとても気持ちがいい、リリはついつい見蕩れてしまった
「終わったよー、リリつぎは?」
「ん? あぁ次ね、尻尾の先、棘肉の下ごしらえね」
「ここ、ピリ辛でボク好きー」
つまみ食いをしようとするラーナ、それに気づいたリリは、めっ! と叱る。
ラーナはしょぼんとした素振りを見せるが、演技であろう。
「ラーナは、やっぱり辛いのが好きなのね?」
「うん! ピリピリして美味しいよね」
「じゃあこれはとびっきり辛くしよっか」
「やったー、ありがとう!」
飛び跳ねるように喜ぶラーナ。
「じゃあ一口サイズに切って、塩とスパイスに漬けておいて」
「スパイスはなにを使うの?」
「鷹の爪とニンニク!!」
「そのまま入れていいの?」
「軽くみじん切りにしちゃって」
「りょうかーい! ふん、ふふん」
手際よく殻から身を外すラーナは鼻歌交じりに捌くと、切り揃える。
(ラーナは器用ね、モンスターってあんな簡単に捌けるものじゃないわよね?)
そんな益体もないことを考えたが、思考をさっさと料理へと切り替えた。
「まっいっか、次は最後の一品用ね!」
「どこを使うの?」
「尻尾の身を使うわ」
「オッケー!」
明るく声を上げたラーナに、リリは下ごしらえの続きを説明する。
「殻を外して、筋肉の筋を断ち切るように直角に薄く切ってもらっていい?」
「輪切りにするってこと?」
「そう!」
「適当に切っちゃダメなの?」
ラーナの素直な質問に、リリは腰に手を置き、エッヘンと自慢気に答える。
「その方が柔らかくなるのよー」
「へぇ、切り方にも色々とあるんだねぇ」
「そうなのよー」
「わかった!」
反応の薄さに、少し満足がいかないリリだったが、ラーナが質問を続ける。
「薄くってどれぐらいの厚さ?」
「えーっと、ラーナのナイフと同じぐらいの厚さで!」
「えー、それじゃあ食べ応えがないよー!」
「わたしは顎がそんなに強くないし、口も小さいもの、ほらっ」
リリは、あーっと口を空けながら自分の口を指差す。
「そっか、なるほどねっ」
「それに一つぐらいはそんなのも良いじゃない、多少は違いを楽みましょ」
「違い……違いねぇー」
「全部、そのままかじるだけの料理じゃ面白くないでしょ?」
「たしかに、そうかも……」
少しだけ、納得がいっていないようだがリリの言葉にラーナは納得した。
「鍋でお湯を沸かしとくから、外した殻はここに入れといて」
「はぁーい」
ラーナはジャイアントスコーピオンの下ごしらえを進める、その横でリリは魔法で焚き火の上の鍋に水を溜め始めた。
“ジャイアントスコーピオンの腕肉の香草焼き”
①腕の断面に塩を振り、下味をつける
「もう少し、強めに塩を振ってもらっていい?」
「うんわかった、でもなんで強めなの?」
「殻のまま焼くからね、側面に味がつけられない分、味はしっかりつけないと」
「なるほどね! 塩だけでいいの?」
ラーナはゴリゴリと、塩を削りながら聞き返す。
「ニンニクも使おっか、半割りにして殻の隙間にツッコむの」
「んっ? どういう事?」
「ニンニクをそのまま塗ると匂いも味も強くなるでしょ?」
「まぁうん、そうだね」
「でも香りは欲しいの、だから間に挟んで匂いをつけるってこと」
「へぇー、面白いやりかただねぇ」
(お肉でやるやり方だけど、なんとかなるでしょ)
「っあ! はみ出さないようにね」
「焦げるから?」
「そうそう、さっすがラーナー!」
「あ、ありがとう……」
明るくリリが褒めると、慣れていないラーナはドギマギと答える。
照れ隠しなのか、焚き火から焼いた足を取り出しバリッ、ボリッとまた齧りだした。
「ラーナ、つまみ食いなんてずっるーい、わたしもお腹空いてるのにー」
「だって美味しいんだもん」
「だってじゃないわよー」
「でもリリは硬くて食べられないでしょ?」
ラーナの言い分にリリは反論ができないので、小さな小さな抵抗をすることにした。
②かまどに入れてゆっくりと火を入れる
「んーそんなことを言うラーナには、罰としてわたしの仕事をしてもらうから!」
「何をするの?」
「塩をなじませる間に石で洞窟を作る!」
「洞窟?」
「殻付きの腕と薪が中に入るぐらいの大きさで、ね!」
「あぁ竈ね! これって……もともとボクの仕事だよね?」
「っあ、バレました?」
リリはポーズを決め、テヘッと舌を出す。
「リリは本当にリリだなぁ、まぁ良いんだけどさ」
不満そうに言ったラーナだが、近くから手頃な石を集めては重ねだした
(わたしの名前を蔑称に使われた気がするんだけど……まぁラーナも打ち解けて来たってことに、しーとこっと)
勝手に決めつけ腕組みをしうんうんと頷くリリ、それを見たラーナは怪訝そうに聞く。
「リリはなにやってるの?」
「っえ? アハハ……」
リリは取り繕う様に頭を掻き、笑った。
「まぁいいや、こんな感じでいい?」
「いい感じ、あとはローズマリーの枝と薪を入れて焼きましょー!」
「ローズマリーは匂い付け?」
「ラーナもわかってきたわね! 入れたら半分ぐらい石で閉めちゃっていいわ」
「空気を通すためだね! オッケー!」
腕や薪を入れ、ガラガラと音を立て洞窟を塞いだ。
(即席オーブンも完成! 石ってホントーに便利だわー、砂しかなかった頃には出来なかったことがいろいろできる!)
③しっかり焼けたら取り出し、余熱で火を入れる
「それじゃあラーナ、腕の焼き具合を確認しましょう」
「空ければいいの?」
「熱いから、気をつけてね」
「大丈夫! これぐらいなら熱いうちに入らないよ」
(さすがはハイ・オーク! 皮膚が厚いのかな?)
ガラガラと音を立ててオーブンが開くと共に、物凄くいい香りが辺り一面に広がる。
「ローズマリーのいい匂い!」
「腕の焼けた香りも、すっごい良いね!」
「そうね! じゃあしばらく寝かすから、薪だけ出して暫く待つわよ」
「オッケー!!」
ラーナは気合を入れて手を上げた。
“尻尾の棘の辛味焼き”
①棘肉から出た余分な水分を取り除く
「尻尾の棘肉で作るわよ」
「ボク、これが一番楽しみだなぁ」
覗き込みながらニコニコと笑うラーナ、リリも覗き込んで見る。
「結構水分が出てきてるわね?」
「うん、結構出てるね。ベチャベチャだよ?」
塩に漬けておいたので、ボールの中には漬かるほどの水が出ていた。
「その水は絞っちゃって、身を潰さないようにね!」
「絞ったら焼くの?」
「そうね、そのままスキレットに並べて、重石をしながら焼くの」
「重石? なんで?」
ラーナが首を傾げて聞く。
「そうすると表面がカリッと焼けるのよ」
「ふーん、りょうかーい」
ラーナは明るい声で返事をした。
②スキレットに並べて焼いていく
「並べたよ?」
「じゃあ重石を乗っけて火にかけとこっか」
「それだけ?」
「それだけ!」
せっかく気合を入れたラーナだったが、リリの返答に少し肩透かしを食らったのか、ビックリした様に答えた。
“尻尾肉のしゃぶしゃぶ”
①しゃぶしゃぶ用の出汁を用意する
「尻尾はそのままで大丈夫。鍋にハーブだけ入れときましょ」
「ボク、生は嫌って言ったのにー生で食べさせる気?」
「まぁまぁ、任せなさいって!」
「……うん、わかった」
不満そうなラーナだが、リリは自信有り気に答えていた。
「鍋には何入れるの?」
「ローリエとパセリとタイムね」
「はーい」
「紐でまとめといてね」
「後で取り出すため?」
「そうね、食べるときじゃまになるから」
「ん、了解」
(ネギがあったら、もっと良かったんだけど)
リリは、無いものねだりをしては良くないなと、心の中で自分を戒めた。
②薄く切った尻尾肉を皿に並べる
「これは並べたらおっしまーい!!」
「ボク、生は嫌なんだけどなぁ」
(あとは一つずつ仕上げて盛り付けるだけね)
「ラーナ、待っている間に食卓の準備をしよ?」
「なにかするの? ボクはこのまま地面でもいいんだけど」
「ここには石がたくさんあるんだし、机と椅子ぐらい用意しない?」
「いいよー、いい感じの石を探しに行こっか!」
二人は洞窟の近場で、あぁでもない、こぅでもない、と石を拾っては捨てる。
『完成ー!!』
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