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18話、サウエム荒原(5)
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「く、腐る……クリスタは腐るのですか」
「あーなるほどねぇ、それで私に聞いてきたのか」
イヴァの話しを聞いたクリスタは青ざめ、ソフィアは納得したような反応をした。
「魔法で腐りにくくなっとるとはいえ、所詮ほ死人じゃからなぁ、長期間持たせるなら、なにかせんといかん」
「イヴァ! そんな重要な事、早く言いなさいよ! 急いで対処しないといけないことじゃないの?」
アワアワと飛び回りながら、リリが叫ぶ。
「そんなことを言ってものぉ、ここに来るまで、そんな空気じゃなかっただろうて」
「いやっでもさぁ……まぁいっか」
「まぁいっかって、リリ様も酷くありません?」
若干諦めた態度のリリに、クリスタが苦言をていする。
その言葉に、最初と関係性が変わったのを感じたリリは不謹慎ながらも嬉しくなった。
「まぁ鼻のいいラーナが何も言わないってことは、まだ腐り始めてないんじゃない? ならどうにかなりそうじゃない」
「はぁ……」
クリスタは不安半分、納得半分といった感じだ。
「手始めに塩やハーブとかスパイスにでも浸かってみる?」
「まぁ、それも考慮しますか……」
諦め肩を落としたクリスタは、ため息をつきソフィアを見る。
期待はしていなかったが、ソフィアは視線に気づき喋りだした。
「リリちゃんの手は良いんじゃないかいっ? 今できる対処としては、最善だと思うよ? 油も塗っちゃえば完璧だっ!
」
ソフィアの言葉を聞きクリスタは更に肩を落とす。
そんなクリスタを気にも止めず喋り続けた。
「まっそれでも、本格的な対応は雨季が過ぎてからだろうね、こんなに雨が降ってちゃどうしようもないからねっ」
「確かにこの湿気じゃあ効果も薄そうだものね」
(言ってもわたし、食材の保存方法しか知らないんだけどねぇ)
傍から見ていたクリスタには、うんうんと頷きながら話すソフィアとリリは不安しかなく、もうどうしょうもないと感じた。
ラーナの方をチラッと見たが、ラーナはラーナで興味を無くしたのか、雨を眺めながら楽しそうに肉を頬張っていた。
クリスタは一旦全てを諦めて、その場にちょこんと座ることにした。
* * *
ザーザザーッ、バチバチ、ザザーッ
先程の会話を終え暫くたったが、まるで滝のように地面を打ち付ける雨はとてつもない勢いだ。
それを見ていたリリは、なぜか少しだけ心配になった。
「こんなに降って大丈夫? 聞いてた以上に物凄い勢いなんだけど……」
「まぁ大丈夫じゃろ? ぱっと見た感じは氾濫しそうもないでの、たとえ氾濫したとしても周りに人はおらんしのー」
簡単に答えたのがイヴァだからこそ、更に不安を覚えたリリは疑って聞く。
「本当に?」
「見た感じじゃがのぉ」
リリはハァーッと大きくため息をつくと、語気を強めでソフィアに問いかけた。
「ソフィア、あんたなら詳しいこと知ってるんじゃない?」
「相変わらずリリちゃんは心配性だなぁ、大丈夫だよ」
「本当の本当に?」
「これぐらいなら毎回のことさっ、これぐらいじゃあオアシスも溢れることはないよっ?」
今までの事があってか信用してないリリ、対して分かっていながら軽く答えるソフィア。
そこに事も無さげに荷台へ腰掛け、足をプラプラさせながらロック鳥の燻製を頬張るラーナが、砂漠を指差し声を上げた。
「リリー見てみてー、デザートフィッシュの大群!」
「っえ!?」
「っあ! あっちにはジャイアントスコーピオン、美味しそうだねぇ」
「美味しそうって、ラーナらしいけど……やばくない?」
「遠いし大丈夫じゃない?」
高台から見える広大な砂漠には、いつのまにかデザートフィッシュが100や200ではきかないほどの大群で泳いでいた。
そこに向かうジャイアントスコーピオンがワラワラと四方八方から集まっている。
(あそこは……ラーナがデザートフィッシュを退治した場所?)
「あの時のラーナは強がってはいたけど正直怖かったなぁ、ハイ・オークここに有りって感じだったし」
「やっぱり、強がってたんだ」
「まぁね、最初のラーナは怖かったわ」
「リリ、ありがとっ」
ニコニコと笑いつつ過去を懐かしむリリとラーナ。
「この荒野にも、こんなにたくさんの生き物がいたのね、見れるとは思ってなかったわ」
「あんなに苦労してたのにねぇ」
「ほんとに、そうよねぇ」
大群のモンスターも遠目に見る分には怖くない、どこか人ごとに感じてしまう。
(街は大丈夫かしら?)
そんなリリの心配を他所に、研究肌の二人が語りだす。
「雨期じゃからかのぉ? 地中で、冬眠ならぬ砂眠でもしとったとかのかのぉ?」
「なるほど! イヴァちゃん、それは面白い見解だっ!」
「じゃろう?」
イヴァは認められて、とても嬉しそうだ。
ニコニコと笑顔で、声も上ずっている。
「確かに、その可能性は昔から議論されてきたんだよねぇ」
「ほぅ、人族にも酔狂な者がおるもんじゃな」
(イヴァが一番、酔狂でしょうに)
リリは心の中でツッコむ、しかし口には出さない、リリ自身も気になっていたからだ。
「それで、結論はどうだったんじゃ?」
「不明だったねっ」
「不明とな、なぜじゃ?」
「雨期に砂漠のど真ん中に出るようなバカはいない、ましてや戦闘力のない研究者ならなおさらだっ」
「それもそうかものぉ」
イヴァは天を仰ぎ、思いふける。
「っま、私の知る限りじゃ、勇敢な奴は誰もいなかったって話しさっ!」
「全く持って、残念じゃのぉ」
「揃いもそろって、研究に対する覚悟がない奴等だねっ」
明るく言うソフィアだが、傍から聞くリリにはそれがとても狂気的に見えた。
「捕獲したり実験したりしなかったかなぁ?」
「っお!? リリちゃんも興味しんしんかいっ?」
ついつい口から出た言葉にソフィアが大きく反応を示す。
「気にならないって言ったらウソね」
「なるほど、なるほど」
「なんかムカつく反応ね」
「まぁまぁ落ち着いて、さっきの疑問だが、もちろんしてみたさっ」
「それで?」
「分かったことといえば、わからないという結果だけだねっ」
「どういうこと?」
「捕まえられるモンスターは、活動をしている個体限定になるからねっ」
「あーなるほどー」
リリはその話を聞き、なにかないかと頭を悩ませる。
しかし研究者が散々考えたことだ。
ちらっと思いつきで考えただけのリリに答えなど出る訳もなかった。
(まぁ、いっか)
「じゃあここからは未知の世界ってこと?」
「だろうねっ、普通の神経をしてたら、モンスターの大群が出る雨期に、街からこんなにも離れないだろう?」
「それはそうね」
「おっと、ちょっと待っておくれ」
「なに?」
「あれはサンドワームじゃないかいっ?」
ソフィアが砂漠を指差す。
リリは惜しみつつも、視線をソフィアが指した方へと向けた。
(っあ、話しが終わっちゃった。まぁ暇つぶしだからいいんだけど、もう少し聞きたかったなぁ)
「あーなるほどねぇ、それで私に聞いてきたのか」
イヴァの話しを聞いたクリスタは青ざめ、ソフィアは納得したような反応をした。
「魔法で腐りにくくなっとるとはいえ、所詮ほ死人じゃからなぁ、長期間持たせるなら、なにかせんといかん」
「イヴァ! そんな重要な事、早く言いなさいよ! 急いで対処しないといけないことじゃないの?」
アワアワと飛び回りながら、リリが叫ぶ。
「そんなことを言ってものぉ、ここに来るまで、そんな空気じゃなかっただろうて」
「いやっでもさぁ……まぁいっか」
「まぁいっかって、リリ様も酷くありません?」
若干諦めた態度のリリに、クリスタが苦言をていする。
その言葉に、最初と関係性が変わったのを感じたリリは不謹慎ながらも嬉しくなった。
「まぁ鼻のいいラーナが何も言わないってことは、まだ腐り始めてないんじゃない? ならどうにかなりそうじゃない」
「はぁ……」
クリスタは不安半分、納得半分といった感じだ。
「手始めに塩やハーブとかスパイスにでも浸かってみる?」
「まぁ、それも考慮しますか……」
諦め肩を落としたクリスタは、ため息をつきソフィアを見る。
期待はしていなかったが、ソフィアは視線に気づき喋りだした。
「リリちゃんの手は良いんじゃないかいっ? 今できる対処としては、最善だと思うよ? 油も塗っちゃえば完璧だっ!
」
ソフィアの言葉を聞きクリスタは更に肩を落とす。
そんなクリスタを気にも止めず喋り続けた。
「まっそれでも、本格的な対応は雨季が過ぎてからだろうね、こんなに雨が降ってちゃどうしようもないからねっ」
「確かにこの湿気じゃあ効果も薄そうだものね」
(言ってもわたし、食材の保存方法しか知らないんだけどねぇ)
傍から見ていたクリスタには、うんうんと頷きながら話すソフィアとリリは不安しかなく、もうどうしょうもないと感じた。
ラーナの方をチラッと見たが、ラーナはラーナで興味を無くしたのか、雨を眺めながら楽しそうに肉を頬張っていた。
クリスタは一旦全てを諦めて、その場にちょこんと座ることにした。
* * *
ザーザザーッ、バチバチ、ザザーッ
先程の会話を終え暫くたったが、まるで滝のように地面を打ち付ける雨はとてつもない勢いだ。
それを見ていたリリは、なぜか少しだけ心配になった。
「こんなに降って大丈夫? 聞いてた以上に物凄い勢いなんだけど……」
「まぁ大丈夫じゃろ? ぱっと見た感じは氾濫しそうもないでの、たとえ氾濫したとしても周りに人はおらんしのー」
簡単に答えたのがイヴァだからこそ、更に不安を覚えたリリは疑って聞く。
「本当に?」
「見た感じじゃがのぉ」
リリはハァーッと大きくため息をつくと、語気を強めでソフィアに問いかけた。
「ソフィア、あんたなら詳しいこと知ってるんじゃない?」
「相変わらずリリちゃんは心配性だなぁ、大丈夫だよ」
「本当の本当に?」
「これぐらいなら毎回のことさっ、これぐらいじゃあオアシスも溢れることはないよっ?」
今までの事があってか信用してないリリ、対して分かっていながら軽く答えるソフィア。
そこに事も無さげに荷台へ腰掛け、足をプラプラさせながらロック鳥の燻製を頬張るラーナが、砂漠を指差し声を上げた。
「リリー見てみてー、デザートフィッシュの大群!」
「っえ!?」
「っあ! あっちにはジャイアントスコーピオン、美味しそうだねぇ」
「美味しそうって、ラーナらしいけど……やばくない?」
「遠いし大丈夫じゃない?」
高台から見える広大な砂漠には、いつのまにかデザートフィッシュが100や200ではきかないほどの大群で泳いでいた。
そこに向かうジャイアントスコーピオンがワラワラと四方八方から集まっている。
(あそこは……ラーナがデザートフィッシュを退治した場所?)
「あの時のラーナは強がってはいたけど正直怖かったなぁ、ハイ・オークここに有りって感じだったし」
「やっぱり、強がってたんだ」
「まぁね、最初のラーナは怖かったわ」
「リリ、ありがとっ」
ニコニコと笑いつつ過去を懐かしむリリとラーナ。
「この荒野にも、こんなにたくさんの生き物がいたのね、見れるとは思ってなかったわ」
「あんなに苦労してたのにねぇ」
「ほんとに、そうよねぇ」
大群のモンスターも遠目に見る分には怖くない、どこか人ごとに感じてしまう。
(街は大丈夫かしら?)
そんなリリの心配を他所に、研究肌の二人が語りだす。
「雨期じゃからかのぉ? 地中で、冬眠ならぬ砂眠でもしとったとかのかのぉ?」
「なるほど! イヴァちゃん、それは面白い見解だっ!」
「じゃろう?」
イヴァは認められて、とても嬉しそうだ。
ニコニコと笑顔で、声も上ずっている。
「確かに、その可能性は昔から議論されてきたんだよねぇ」
「ほぅ、人族にも酔狂な者がおるもんじゃな」
(イヴァが一番、酔狂でしょうに)
リリは心の中でツッコむ、しかし口には出さない、リリ自身も気になっていたからだ。
「それで、結論はどうだったんじゃ?」
「不明だったねっ」
「不明とな、なぜじゃ?」
「雨期に砂漠のど真ん中に出るようなバカはいない、ましてや戦闘力のない研究者ならなおさらだっ」
「それもそうかものぉ」
イヴァは天を仰ぎ、思いふける。
「っま、私の知る限りじゃ、勇敢な奴は誰もいなかったって話しさっ!」
「全く持って、残念じゃのぉ」
「揃いもそろって、研究に対する覚悟がない奴等だねっ」
明るく言うソフィアだが、傍から聞くリリにはそれがとても狂気的に見えた。
「捕獲したり実験したりしなかったかなぁ?」
「っお!? リリちゃんも興味しんしんかいっ?」
ついつい口から出た言葉にソフィアが大きく反応を示す。
「気にならないって言ったらウソね」
「なるほど、なるほど」
「なんかムカつく反応ね」
「まぁまぁ落ち着いて、さっきの疑問だが、もちろんしてみたさっ」
「それで?」
「分かったことといえば、わからないという結果だけだねっ」
「どういうこと?」
「捕まえられるモンスターは、活動をしている個体限定になるからねっ」
「あーなるほどー」
リリはその話を聞き、なにかないかと頭を悩ませる。
しかし研究者が散々考えたことだ。
ちらっと思いつきで考えただけのリリに答えなど出る訳もなかった。
(まぁ、いっか)
「じゃあここからは未知の世界ってこと?」
「だろうねっ、普通の神経をしてたら、モンスターの大群が出る雨期に、街からこんなにも離れないだろう?」
「それはそうね」
「おっと、ちょっと待っておくれ」
「なに?」
「あれはサンドワームじゃないかいっ?」
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