明日天気になれ。

桜猫

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第1章 1話 天気予報

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『本日○○日、月曜日。皆さんおはようございます。今日の天気はくもりのち晴れ。気温は32℃と蒸し暑い天気になりそうです。お洗濯予報は○日中は風もありすぐに乾きそうです。
熱中症にはくれぐれも注意してください』
「今日も暑いな。洗濯物と布団干しておこう」私の1日はこうして始まる。
「今日から夏休みだし、何をしようかな」そう言って洗濯機のスイッチを入れる。
「たまには散歩にでも出かけようかな?」
布団を持ち上げて物干し竿に
かけ・・・かけ・・・れない。
「五月蝿いな。届かないんだ!仕方ないでしょ」
ああ神様何故こんなちんちくりんにしてしまったのだ。「おい、怒るぞ」
おやとどいたんだね!おめでとう!!
「この位とどく!」
そんなにカリカリするなよ。
食べられる梅にでもなるのかい?
「五月蝿い!私あれは好きじゃない」
美味しいのに。勿体無い。
「おやつなのか、おかずなのか
はっきりしないないでしょ!」
まあ、それもごもっともだね。
「ほれ!私の勝ち!」
勝負事してたかな?
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