79 / 542
第78話 クマちゃんの特訓
しおりを挟む
リオがルークに声を掛け、四人と一匹とゴリラちゃんは場所を移すことになった。
作り替えられてしまった女神像のことは気になるが、このまま広場に居て教会の人間に見つかったら、自分達が犯人だと判ってしまうだろう。
この街で可愛いもこもこクマちゃんとゴリラのぬいぐるみを連れて歩いているのは自分達だけだ。
ゴリラちゃんだけなら袋に仕舞ってもいいかもしれない。
しかし、あの小さな像と全く同じ形のクマちゃんと一緒にいる所を目撃されたとして、『クマ違いです』『では別のクマですね』で済むとは思えない。
「近くの公園とかで良いよね」
可愛くないゴリラちゃんを抱えているリオは取り合えず近くて広い場所の名前を挙げた。
酒場の方がゆっくり出来るのは間違いないが、そうするとクマちゃんのつぶらな瞳がまたうるうるしてしまうだろう。
もう帰るの? と、悲しい目で見られることを想像するだけで胸が痛む。
「そうだね。あの公園であればクマちゃんが遊ぶことも出来るのではない?」
シャラ、という音と共に歩くウィルが子供の頃に遊んだ公園を思い浮かべ、涼やかな声で言う。
ゴリラちゃんの話は聞きたいが、今日はクマちゃんが皆を遊びに誘ってくれた特別な日だ。
出来るだけ色々なことを経験させてあげたい。
「…………」
ルークは長い脚で目的地へ移動しながら、無言で可愛いもこもこを撫でている。
彼は考えていた。
このもこもこした愛おしい存在は、あまり身体能力が高くない。
それゆえ、野生児のような森の街の子供と同じ遊具で遊ぶ姿が想像できなかった。
もこもこが走る姿を見たことがあるが、赤ん坊が這って動き回る速度と変わらないように思う。
公園は危険だ。
――結界が必要だろう。
クライヴはクマちゃんを見つめていた。
ルークの腕の中で撫でられているもこもこは何故か、もふもふの口元を少しだけ動かしている。
動かしているが、何か喋っているわけでもない。
不思議だ。
何のために動かしているのか。
たまにもふっと膨らみ、また元に戻り、少しだけもこもこと口を動かす。
目を閉じ、耳を澄ましてみると、気のせいかというくらい小さな声で「クマちゃ」と言っている。
もう一度もふもふの口元を見つめる。
やはり、同じ動きを繰り返し、極小さな声で「クマちゃ」と言っている。
彼はクマちゃんの口元が気になりすぎてそれ以外のことを考える余裕が無かった。
噴水のある広場から数分歩いた場所にある公園へとやって来た四人と一匹とゴリラちゃん。
子供達が遊ぶ遊具があるその場所は非常に広く、樹々に囲まれ、公園と言うよりも広場のある森という雰囲気だ。
木材で組み立てられた遊具は、高い場所から低い場所へと、滑車に取り付けられたロープを使って滑り降りるもの。とにかく高いところまでよじ登る、壁に突起が付いたもの。細長い木の棒を横に倒し、その上を落ちないように進むもの。大きな池をいかだで進むもの。
他にも色々あるが、小さな子供が遊ぶには危険なものが多い。
耳を澄ましていなくても、森の街の子供達の雄叫びのような声があちこちから聞こえてくる。
「……クマちゃんには無理じゃね?」
輝きの強い金髪を風に煽られながらぼーっと公園を眺めていたリオが、かすれた声で言った。
自分達が遊んでいた頃は全く危険を感じなかったが、クマちゃんが遊ぶには、この遊具は少し、激しいような気がする。
「うーん。子供の頃はこれが普通だと思っていたけれど、クマちゃんくらいの小さな子が遊ぶなら、もっと穏やかな遊具の方がいいような気がするね」
シャラシャラと風で装飾品を鳴らし、遊具に視線を向けていたウィルも、ここの遊具はクマちゃん向けではないと言う。
彼らが、この公園はもこもこが遊ぶ場所ではなかった、という結論を下そうとしたとき、幼く愛らしい声が、
「クマちゃん」
と言った。
『クマちゃんも』と言っているようだ。
もしかしなくても、クマちゃんも遊具で遊ぶという意味だろう。
「では、私はそこの木陰で休むとしよう」
『ゴリラちゃんは遊ばない』という宣言をしたゴリラちゃんだったが、幼く愛らしい声が、
「クマちゃん」
と言った。
『ゴリラちゃんも』と言っているようだ。
もしかしなくても、ゴリラちゃんも遊具で遊ぼうという意味だろう。
「えぇ…………」
かすれた声のリオは肯定的ではない声を出したが、こういう時は何を言っても無駄である。
全員でこの公園のやや危険な遊具で遊ぶ、ということは、もう決定してしまった。
「うーん。――あそこにある、網を登る遊具であれば落ちても危険はないのではない?」
南国の鳥のような男ウィルが視線を向けているのは、ただ網を登り頂上を目指すものだ。
初めての公園でクマちゃんは胸がドキドキしていた。
見たことのない丸太で出来た建物らしきものがたくさんある。
きっと、ここは訓練をする場所なのだ。
あちこちから大きな悲鳴が聞こえてくる。
皆、戦っているのだろう。
クマちゃんもこの厳しい訓練を終えれば、皆のように冒険者になれるだろうか。
うむ、なれるはずだ。
――まずは服装を整えよう。
ルークに視線を合わせ、重要なことを伝える。
クマちゃんには装備品が必要だと思いますよ、と。
彼に、先程入手したばかりの黄色いそれを被らせてもらう。
もこもこの耳は、痛くならないようにぱたりと前へ倒した。
顎の下でキュッとベルトを締めてもらえば完成である。
「え。クマちゃんなんでヘルメット被ってんの?」
リオが黄色いヘルメットを被っているクマちゃんを見て言った。
つるりとした丸いそれを被ったもこもこは変で可愛いが、それは公園で被るものだっただろうか。
「高い場所が多いからね。素晴らしい判断だと思うよ」
可愛いもこもこのことは大体何でも褒めるウィルが、黄色いヘルメットを着用した可愛いクマちゃんを見て微笑んだ。
因みに、もこもこがゴリラちゃんに勧めたお揃いのヘルメットは『私には必要ない』の一言で斬り捨てられた。
クマちゃんのお友達はクールなようだ。
「えーと、じゃあクマちゃん登ってみてくれる? 落ちそうになったら支えるからガッと行っちゃっていいよ」
リオは網を登って遊ぶ高さ四メートル程の遊具の下でヘルメットクマちゃんに声を掛ける。
ゆっくりと遊具へ近付くヘルメットクマちゃん。
リオは、いきなりだと難しいかもしれないと考え、もこもこの体をもふ、と両手で掴み、傾斜の少ない網の上に乗せてみた。
頂上付近の網はほぼ垂直だが、下の方に張られた網はなだらかで、クマちゃんでも登れそうに見える。
ルークの魔法で登らせたほうが簡単なのだが、このもこもこはそれでは納得しないだろう。
網の上で深く頷いたクマちゃんが、肉球の付いたもこもこの右手を網に掛ける。
そこからどうするのかと、じっとリオが観察していると、少しして、もこもこの左手も網に掛けた。
さらに見つめていると、もこもこの右足を少し上げ、そのまま降ろす。
次にもこもこの左足を上げ、また、そのまま降ろした。
ヘルメットクマちゃんの場所は先程と全く変わっていない。
「あのクマは一体何をしている」
ゴリラちゃんがクマちゃんを見つめ静かに言った。
一緒がいいと可愛いもこもこにねだられ、子供の遊びに付き合うことになったが、現在動き難い体の中にいる彼でもあの網を登るくらいであれば簡単に出来る。
網に何か特殊な仕掛けでもしてあるのだろうか。
冒険者の彼らはクマちゃんが上へ進まない理由がわからない。
子供の頃から身体能力が高かった彼らは、幼少期でも、この高さなら一度飛んで、途中の網を掴み、そのまま勢いをつけ頂上まで登れた。
網に穴でも空いていたのだろうか。
「……ちょっと手伝っていい?」
子供の面倒を見たことがあるリオは、運動が得意ではない子供を思い出し、手伝うと言った。
だが、ここまで登れない子は見たことがない。
どうやってこのもこもこを手伝えばいいのだろうか。
肉球の付いた両手を網に掛けたヘルメットクマちゃんが頷いている。
手伝うのは良いらしい。
リオはクマちゃんの体をもう一度もふ、と掴み、そのまま持ち上げてみた。
クマちゃんが目の前の網にピンク色の肉球が付いたもこもこの両手を掛ける。
猫の手のようなお手々は丸くなり、キュッと力を入れているようだ。
もこもこの口元が動く。
「……クマちゃ……」
幼く愛らしい声は『……クマちゃん、頑張って……』と言っている。
――そして、ヘルメットクマちゃんはそのまま動かなくなった。
「クマちゃん、足も掛けないと登れないと思うよ」
もこもこのお手々だけしか引っ掛けないクマちゃんに、一番重要なことを伝えるリオ。
しかし、彼にはもう分かっていた。
――もこもこがこの網を自力で登れる日は、永遠に来ない。
作り替えられてしまった女神像のことは気になるが、このまま広場に居て教会の人間に見つかったら、自分達が犯人だと判ってしまうだろう。
この街で可愛いもこもこクマちゃんとゴリラのぬいぐるみを連れて歩いているのは自分達だけだ。
ゴリラちゃんだけなら袋に仕舞ってもいいかもしれない。
しかし、あの小さな像と全く同じ形のクマちゃんと一緒にいる所を目撃されたとして、『クマ違いです』『では別のクマですね』で済むとは思えない。
「近くの公園とかで良いよね」
可愛くないゴリラちゃんを抱えているリオは取り合えず近くて広い場所の名前を挙げた。
酒場の方がゆっくり出来るのは間違いないが、そうするとクマちゃんのつぶらな瞳がまたうるうるしてしまうだろう。
もう帰るの? と、悲しい目で見られることを想像するだけで胸が痛む。
「そうだね。あの公園であればクマちゃんが遊ぶことも出来るのではない?」
シャラ、という音と共に歩くウィルが子供の頃に遊んだ公園を思い浮かべ、涼やかな声で言う。
ゴリラちゃんの話は聞きたいが、今日はクマちゃんが皆を遊びに誘ってくれた特別な日だ。
出来るだけ色々なことを経験させてあげたい。
「…………」
ルークは長い脚で目的地へ移動しながら、無言で可愛いもこもこを撫でている。
彼は考えていた。
このもこもこした愛おしい存在は、あまり身体能力が高くない。
それゆえ、野生児のような森の街の子供と同じ遊具で遊ぶ姿が想像できなかった。
もこもこが走る姿を見たことがあるが、赤ん坊が這って動き回る速度と変わらないように思う。
公園は危険だ。
――結界が必要だろう。
クライヴはクマちゃんを見つめていた。
ルークの腕の中で撫でられているもこもこは何故か、もふもふの口元を少しだけ動かしている。
動かしているが、何か喋っているわけでもない。
不思議だ。
何のために動かしているのか。
たまにもふっと膨らみ、また元に戻り、少しだけもこもこと口を動かす。
目を閉じ、耳を澄ましてみると、気のせいかというくらい小さな声で「クマちゃ」と言っている。
もう一度もふもふの口元を見つめる。
やはり、同じ動きを繰り返し、極小さな声で「クマちゃ」と言っている。
彼はクマちゃんの口元が気になりすぎてそれ以外のことを考える余裕が無かった。
噴水のある広場から数分歩いた場所にある公園へとやって来た四人と一匹とゴリラちゃん。
子供達が遊ぶ遊具があるその場所は非常に広く、樹々に囲まれ、公園と言うよりも広場のある森という雰囲気だ。
木材で組み立てられた遊具は、高い場所から低い場所へと、滑車に取り付けられたロープを使って滑り降りるもの。とにかく高いところまでよじ登る、壁に突起が付いたもの。細長い木の棒を横に倒し、その上を落ちないように進むもの。大きな池をいかだで進むもの。
他にも色々あるが、小さな子供が遊ぶには危険なものが多い。
耳を澄ましていなくても、森の街の子供達の雄叫びのような声があちこちから聞こえてくる。
「……クマちゃんには無理じゃね?」
輝きの強い金髪を風に煽られながらぼーっと公園を眺めていたリオが、かすれた声で言った。
自分達が遊んでいた頃は全く危険を感じなかったが、クマちゃんが遊ぶには、この遊具は少し、激しいような気がする。
「うーん。子供の頃はこれが普通だと思っていたけれど、クマちゃんくらいの小さな子が遊ぶなら、もっと穏やかな遊具の方がいいような気がするね」
シャラシャラと風で装飾品を鳴らし、遊具に視線を向けていたウィルも、ここの遊具はクマちゃん向けではないと言う。
彼らが、この公園はもこもこが遊ぶ場所ではなかった、という結論を下そうとしたとき、幼く愛らしい声が、
「クマちゃん」
と言った。
『クマちゃんも』と言っているようだ。
もしかしなくても、クマちゃんも遊具で遊ぶという意味だろう。
「では、私はそこの木陰で休むとしよう」
『ゴリラちゃんは遊ばない』という宣言をしたゴリラちゃんだったが、幼く愛らしい声が、
「クマちゃん」
と言った。
『ゴリラちゃんも』と言っているようだ。
もしかしなくても、ゴリラちゃんも遊具で遊ぼうという意味だろう。
「えぇ…………」
かすれた声のリオは肯定的ではない声を出したが、こういう時は何を言っても無駄である。
全員でこの公園のやや危険な遊具で遊ぶ、ということは、もう決定してしまった。
「うーん。――あそこにある、網を登る遊具であれば落ちても危険はないのではない?」
南国の鳥のような男ウィルが視線を向けているのは、ただ網を登り頂上を目指すものだ。
初めての公園でクマちゃんは胸がドキドキしていた。
見たことのない丸太で出来た建物らしきものがたくさんある。
きっと、ここは訓練をする場所なのだ。
あちこちから大きな悲鳴が聞こえてくる。
皆、戦っているのだろう。
クマちゃんもこの厳しい訓練を終えれば、皆のように冒険者になれるだろうか。
うむ、なれるはずだ。
――まずは服装を整えよう。
ルークに視線を合わせ、重要なことを伝える。
クマちゃんには装備品が必要だと思いますよ、と。
彼に、先程入手したばかりの黄色いそれを被らせてもらう。
もこもこの耳は、痛くならないようにぱたりと前へ倒した。
顎の下でキュッとベルトを締めてもらえば完成である。
「え。クマちゃんなんでヘルメット被ってんの?」
リオが黄色いヘルメットを被っているクマちゃんを見て言った。
つるりとした丸いそれを被ったもこもこは変で可愛いが、それは公園で被るものだっただろうか。
「高い場所が多いからね。素晴らしい判断だと思うよ」
可愛いもこもこのことは大体何でも褒めるウィルが、黄色いヘルメットを着用した可愛いクマちゃんを見て微笑んだ。
因みに、もこもこがゴリラちゃんに勧めたお揃いのヘルメットは『私には必要ない』の一言で斬り捨てられた。
クマちゃんのお友達はクールなようだ。
「えーと、じゃあクマちゃん登ってみてくれる? 落ちそうになったら支えるからガッと行っちゃっていいよ」
リオは網を登って遊ぶ高さ四メートル程の遊具の下でヘルメットクマちゃんに声を掛ける。
ゆっくりと遊具へ近付くヘルメットクマちゃん。
リオは、いきなりだと難しいかもしれないと考え、もこもこの体をもふ、と両手で掴み、傾斜の少ない網の上に乗せてみた。
頂上付近の網はほぼ垂直だが、下の方に張られた網はなだらかで、クマちゃんでも登れそうに見える。
ルークの魔法で登らせたほうが簡単なのだが、このもこもこはそれでは納得しないだろう。
網の上で深く頷いたクマちゃんが、肉球の付いたもこもこの右手を網に掛ける。
そこからどうするのかと、じっとリオが観察していると、少しして、もこもこの左手も網に掛けた。
さらに見つめていると、もこもこの右足を少し上げ、そのまま降ろす。
次にもこもこの左足を上げ、また、そのまま降ろした。
ヘルメットクマちゃんの場所は先程と全く変わっていない。
「あのクマは一体何をしている」
ゴリラちゃんがクマちゃんを見つめ静かに言った。
一緒がいいと可愛いもこもこにねだられ、子供の遊びに付き合うことになったが、現在動き難い体の中にいる彼でもあの網を登るくらいであれば簡単に出来る。
網に何か特殊な仕掛けでもしてあるのだろうか。
冒険者の彼らはクマちゃんが上へ進まない理由がわからない。
子供の頃から身体能力が高かった彼らは、幼少期でも、この高さなら一度飛んで、途中の網を掴み、そのまま勢いをつけ頂上まで登れた。
網に穴でも空いていたのだろうか。
「……ちょっと手伝っていい?」
子供の面倒を見たことがあるリオは、運動が得意ではない子供を思い出し、手伝うと言った。
だが、ここまで登れない子は見たことがない。
どうやってこのもこもこを手伝えばいいのだろうか。
肉球の付いた両手を網に掛けたヘルメットクマちゃんが頷いている。
手伝うのは良いらしい。
リオはクマちゃんの体をもう一度もふ、と掴み、そのまま持ち上げてみた。
クマちゃんが目の前の網にピンク色の肉球が付いたもこもこの両手を掛ける。
猫の手のようなお手々は丸くなり、キュッと力を入れているようだ。
もこもこの口元が動く。
「……クマちゃ……」
幼く愛らしい声は『……クマちゃん、頑張って……』と言っている。
――そして、ヘルメットクマちゃんはそのまま動かなくなった。
「クマちゃん、足も掛けないと登れないと思うよ」
もこもこのお手々だけしか引っ掛けないクマちゃんに、一番重要なことを伝えるリオ。
しかし、彼にはもう分かっていた。
――もこもこがこの網を自力で登れる日は、永遠に来ない。
101
あなたにおすすめの小説
最強魔導師は不毛の大地でスローライフを送る ~凶悪な魔物が跋扈し瘴気漂う腐界でも、魔法があれば快適です~
えぞぎんぎつね
ファンタジー
平民出身の最強の宮廷魔導師ティル・リッシュは貴族主義の宮廷魔導師長に疎まれ、凶悪な魔物がはびこり、瘴気漂う腐界の地の領主として左遷されることになった。
元々腐界の研究がしたかったティルはこれ幸いと辞令を受けて任地に向かう。
途中で仲間になった聖獣の子牛のモラクスと共に腐界で快適なスローライフを始めたのだった。
瘴気は自作の結界で完全に防ぎ、人族の脅威たる魔物はあっさり倒す。
「魔物の肉がうますぎる! 腐界で採れる野菜もうまい!」
「もっも~」
「建築も魔法を使えば簡単だし、水も魔法で出し放題だ」
病気になった聖獣の子狼がやってきたり、腐界で人知れず過ごしてきたエルフ族が仲間になったり。
これは後に至高神の使徒の弟子にして、聖獣の友、エルフの守護者、人族の救世主と呼ばれることになる偉大なるティル・リッシュの腐界開拓の物語である。
※ネオページ、小説家になろう、カクヨムでも公開しています
喪女なのに狼さんたちに溺愛されています
和泉
恋愛
もふもふの狼がイケメンなんて反則です!
聖女召喚の儀で異世界に呼ばれたのはOL・大学生・高校生の3人。
ズボンを履いていた大学生のヒナは男だと勘違いされ、説明もないまま城を追い出された。
森で怪我をした子供の狼と出会ったヒナは狼族の国へ。私は喪女なのに狼族の王太子、No.1ホストのような武官、真面目な文官が近づいてくるのはなぜ?
ヒナとつがいになりたい狼達の恋愛の行方は?聖女の力で国同士の争いは無くすことができるのか。
婚約破棄をしておけば
あんど もあ
ファンタジー
王太子アントワーヌの婚約者のレアリゼは、アントワーヌに嫌われていた。男を立てぬ女らしくないレアリゼが悪い、と皆に思われて孤立無援なレアリゼ。彼女は報われぬままひたすら国のために働いた……と思われていたが実は……。
追放されたけど実は世界最強でした ~元下僕の俺、気ままに旅していたら神々に愛されてた件~
fuwamofu
ファンタジー
「お前なんか要らない」と勇者パーティから追放された青年リオ。
しかし彼は知らなかった。自分が古代最強の血筋であり、封印級スキル「創世の権能」を無意識に使いこなしていたことを。
気ままな旅の途中で救ったのは、王女、竜族、聖女、そして神。彼女たちは次々とリオに惹かれていく。
裏切った勇者たちは没落し、リオの存在はやがて全大陸を巻き込む伝説となる――。
無自覚にチートでハーレムな最強冒険譚、ここに開幕!
転生美女は元おばあちゃん!同じ世界の愛し子に転生した孫を守る為、エルフ姉妹ともふもふたちと冒険者になります!《『転生初日に~』スピンオフ》
ひより のどか
ファンタジー
目が覚めたら知らない世界に。しかもここはこの世界の神様達がいる天界らしい。そこで驚くべき話を聞かされる。
私は前の世界で孫を守って死に、この世界に転生したが、ある事情で長いこと眠っていたこと。
そして、可愛い孫も、なんと隣人までもがこの世界に転生し、今は地上で暮らしていること。
早く孫たちの元へ行きたいが、そうもいかない事情が⋯
私は孫を守るため、孫に会うまでに強くなることを決意する。
『待っていて私のかわいい子⋯必ず、強くなって会いに行くから』
そのために私は⋯
『地上に降りて冒険者になる!』
これは転生して若返ったおばあちゃんが、可愛い孫を今度こそ守るため、冒険者になって活躍するお話⋯
☆。.:*・゜☆。.:*・゜
こちらは『転生初日に妖精さんと双子のドラゴンと家族になりました。もふもふとも家族になります!』の可愛いくまの編みぐるみ、おばあちゃんこと凛さんの、天界にいる本体が主人公!
が、こちらだけでも楽しんでいただけるように頑張ります。『転生初日に~』共々、よろしくお願いいたします。
また、全くの別のお話『小さな小さな花うさぎさん達に誘われて』というお話も始めました。
こちらも、よろしくお願いします。
*8/11より、なろう様、カクヨム様、ノベルアップ、ツギクルさんでも投稿始めました。アルファポリスさんが先行です。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
異世界人生を楽しみたい そのためにも赤ん坊から努力する
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前は朝霧 雷斗(アサギリ ライト)
前世の記憶を持ったまま僕は別の世界に転生した
生まれてからすぐに両親の持っていた本を読み魔法があることを学ぶ
魔力は筋力と同じ、訓練をすれば上達する
ということで努力していくことにしました
王太子に愛されないので、隣国王子に拾われました
鍛高譚
恋愛
「王太子妃として、私はただの飾り――それなら、いっそ逃げるわ」
オデット・ド・ブランシュフォール侯爵令嬢は、王太子アルベールの婚約者として育てられた。誰もが羨む立場のはずだったが、彼の心は愛人ミレイユに奪われ、オデットはただの“形式だけの妻”として冷遇される。
「君との結婚はただの義務だ。愛するのはミレイユだけ」
そう嘲笑う王太子と、勝ち誇る愛人。耐え忍ぶことを強いられた日々に、オデットの心は次第に冷え切っていった。だが、ある日――隣国アルヴェールの王子・レオポルドから届いた一通の書簡が、彼女の運命を大きく変える。
「もし君が望むなら、私は君を迎え入れよう」
このまま王太子妃として屈辱に耐え続けるのか。それとも、自らの人生を取り戻すのか。
オデットは決断する。――もう、アルベールの傀儡にはならない。
愛人に嘲笑われた王妃の座などまっぴらごめん!
王宮を飛び出し、隣国で新たな人生を掴み取ったオデットを待っていたのは、誠実な王子の深い愛。
冷遇された令嬢が、理不尽な白い結婚を捨てて“本当の幸せ”を手にする
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる