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第422話 勝者と敗者。もこもこした生き物の愛らしさと肉球から伝わる温もり。夕食のメニュー。
現在クマちゃんは仲良しのリオちゃんと一緒に屋外用のキッチンで夕ご飯の準備をしている。
うむ。おちゅかれな皆ちゃんを、クマちゃんのお料理で元気にするのである。
◇
クマちゃんはクッキーの包みが入っているカゴの中から、現在『クマちゃんコーディネートランキング第一位』であるリオを見上げ、そっと肉球を差し出した。
どうぞ、と。
「なにこれめっちゃ可愛いんだけど。もらっていいんだよね。罠とかじゃないよね」
警戒心の強い男はそう言いながらも『罠のごとく愛らしい景品』から目が離せなかった。
まっしろな子猫ちゃんのように愛くるしいもこもこが、うるうるのお目目でリオを見上げ、彼が自身の入ったカゴを受け取るのを待っているのだ。
もこもこした生き物に耐性がない人間であれば致命傷を負わされた人間のように『ぐっ……』と胸を押さえて苦しむに違いない。
リオはどこかから聞こえる「おい、大丈夫か……」と、その言葉をかけられている人間に視線を向けることなく、『クマちゃんとクマちゃんクッキーが入った可愛いカゴ』を、できるだけ揺らさぬようゆっくりと持ち上げた。
「クマちゃ……」
『リオちゃ……』
「うん……、クマちゃん可愛いね」
もこもこした生き物が彼を呼ぶと、彼は手に入れたばかりの宝物を見つめながら指先でこしょこしょと宝物をくすぐった。
どうやら授賞式ではもこもこしたモデルを撫でたり可愛がったりできるらしい。
「私の可愛いクマちゃんが……私の大事な大事な可愛いクマちゃんが……」
幸せそうなひとりと一匹へ心底羨ましそうな眼差しを送る、妙にどんよりとした雰囲気の生徒会長の肩に、野性的な美形の副会長が手を置いた。
「今回はしょうがないですって、まぁ次も勝てるとは思えないですけど。それと、そのヤバい目つきやめたほうがいいっすよ」
白に近い金髪の、まるで王子様のごとく美しい男、とほぼすべての学園生から思われている生徒会長は寂しげな表情で『そうだね』――とは言わず、視線を世界一愛くるしいクマちゃんに向けたまま、自身の肩にのる意外と仲間想いな男の手にゆっくりと手を伸ばすと、指を力いっぱい逆方向に曲げようとした。
揉め事の始まりである。
互いの指を狙ったり、腕の関節を狙ったり、首元のタイを固く結んで団子のようにしてやろうとしたりと、彼らは美しいとは言い難い戦いを繰り広げていたが、止める者はいなかった。
もこもこの保護者達は皆、クマちゃんを見守っていたからだ。
クマちゃんは勝者をたたえるため、猫にそっくりなお手々でリオの指先をきゅむっと握り、可愛らしく握手をしていた。
「あ、肉球さわらせてくれるかんじ? はぁー……ぷにぷに。最高。クマちゃん可愛いねー」
うむ、と頷いたクマちゃんがきゅ、とお鼻を鳴らし、「クマちゃ……」と言う。
「カゴ下ろすの? んじゃ抱っこにする? 違うの? そっかぁ」
仲良しな一人と一匹は、敗者が羨ましさのあまりヤンデレ王子のようになってしまったことなどまるで気付かぬ様子で、ささやかなお祝いをしている。
カゴを下ろしてもらったクマちゃんは、しかし中から出ることなく、両手の肉球をスッと上にあげ、「クマちゃ……」と言った。
ではクマちゃんとハイタッチちゃんをしましょう……と。
リオは湧き上がる何かをクッ――と堪えながら、両手の人差し指あたりでクマちゃんの小さくて温かい肉球にちょん、とふれた。
そうして、我が子を溺愛するリオはますます「クマちゃん可愛いねぇ……ほんと可愛い。頭かじりたい。まふって」という気持ちを深め、そんな彼らの『勝利の肉球ハイタッチちゃん』を目撃してしまった敗者達は心の闇を深めた。
「私の可愛いクマちゃんの肉球がご家族の方に……!! あの場にいるのは私のはずでは……? おかしい……こうなったら髪をどうにかして金髪に……」
「何だあれ……くっそ羨ましすぎるだろ……!!」
「そんな……! 子猫ちゃんが自分からハイタッチを……?! うっ……ダメだ、脳が子猫的な情報を処理しきれない……」
「おい、クライヴ。しっかりしろ」
「――――」
「うーん、たしかに羨ましいね。ほら、カタログに今の戦いが記録されたみたいだよ。一位のところに『リオちゃん』と書かれていて、二位は三人。……僕も本気で狙ってみようかな。高得点を取るための研究が必要かもしれない」
カタログから視線を上げたウィルが愛らしいクマちゃんを見つめ苦笑すると、色気のある声の男は口の端をかすかに上げて言った。
「三十万なら余裕だろ」
◇
存分に勝利をたたえてもらい、最後には頬に湿ったお鼻をピチョ……とくっつけてもらったリオは、普段めったに見せないにこにこ顔で屋外用キッチンに立っていた。
「クマちゃん今日は何作る? あ、それともぜんぶ俺が作ろっか? クマちゃん可愛すぎて疲れてるでしょ」
「クマちゃ……」
御機嫌なリオに抱えられているクマちゃんは、もこもこしたお口をサッと押さえ、もこもこもこもこと体を震わせた。
『かわいちゅぎる』と『ちゅかれて』しまうのでちゅか……と。
しかしながら、若々しいというより赤ん坊であるクマちゃんはまだまだ元気であり、精神的にも肉体的にも肉球的にもまるで疲れていなかった。
ということはつまり、『可愛すぎる』という領域には達していないということだ。
「クマちゃ……」
己がまだ『すごく可愛いていどのクマちゃん』であることを唐突に理解してしまったクマちゃんは、『クマちゃ、かわいいちゃ……』と呟きつつきゅ、と湿ったお鼻に力を入れた。
「はー……かわい。めっちゃ可愛い。なんでこんなに可愛いんだろ」
リオはもこもこした頭に自身の鼻先を埋めつつ、『かじりたい』という欲求をなんとか押さえこんだ。本当に『まふっ』とやってしまったら、目の前のカウンター席でもこもこを見守っている魔王級に麗しいルーク様に限界突破した『コツン』をくらい、我が子を取り上げられてしまうからだ。
そのうえ何をやらせても誰よりも器用にこなす男に調理補助の役割まで奪われかねない。
「クマちゃんお手々綺麗にしようねー」
「クマちゃ……」
凄く可愛いクマちゃんは、両手の肉球をアライグマのようにぱちゃぱちゃした。
そうして、一度ルークのもとに戻り、『被毛に優しい温かなそよ風』という難易度の高すぎる複合魔法でふわふわに乾かしてもらい、『ヤンデレのような王子様』が選んだほつれかけのマフラーから『首元にお野菜柄のよだれかけ、別名スタイ、あるいは幼児用エプロン、頭にはおそろいの赤ちゃん帽』という非常に天才シェフらしい格好にお着替えをさせてもらうと、ふたたび調理補助の腕の中へ戻り、晩御飯のメニューを真剣な面持ちで「クマちゃ、クマちゃ……」と発表した。
『あちゅあちゅ、ちゅたみなギョウヂャちゃ……』
「そっかぁ。クマちゃん可愛いねー」
謎多き料理名を耳にしたリオは余計なことは言わず、とにかくもこもこした生き物を撫でまわした。
シェフはうむ、と頷くと、死屍累々という体であちこちに転がっている精鋭冒険者達を見つめ、お手々の先をきゅむ、と丸めた。
『ちゅたみな』が切れてぐったりしてしまっている彼らを、早くもとの姿に戻してあげなければ、と。
うむ。おちゅかれな皆ちゃんを、クマちゃんのお料理で元気にするのである。
◇
クマちゃんはクッキーの包みが入っているカゴの中から、現在『クマちゃんコーディネートランキング第一位』であるリオを見上げ、そっと肉球を差し出した。
どうぞ、と。
「なにこれめっちゃ可愛いんだけど。もらっていいんだよね。罠とかじゃないよね」
警戒心の強い男はそう言いながらも『罠のごとく愛らしい景品』から目が離せなかった。
まっしろな子猫ちゃんのように愛くるしいもこもこが、うるうるのお目目でリオを見上げ、彼が自身の入ったカゴを受け取るのを待っているのだ。
もこもこした生き物に耐性がない人間であれば致命傷を負わされた人間のように『ぐっ……』と胸を押さえて苦しむに違いない。
リオはどこかから聞こえる「おい、大丈夫か……」と、その言葉をかけられている人間に視線を向けることなく、『クマちゃんとクマちゃんクッキーが入った可愛いカゴ』を、できるだけ揺らさぬようゆっくりと持ち上げた。
「クマちゃ……」
『リオちゃ……』
「うん……、クマちゃん可愛いね」
もこもこした生き物が彼を呼ぶと、彼は手に入れたばかりの宝物を見つめながら指先でこしょこしょと宝物をくすぐった。
どうやら授賞式ではもこもこしたモデルを撫でたり可愛がったりできるらしい。
「私の可愛いクマちゃんが……私の大事な大事な可愛いクマちゃんが……」
幸せそうなひとりと一匹へ心底羨ましそうな眼差しを送る、妙にどんよりとした雰囲気の生徒会長の肩に、野性的な美形の副会長が手を置いた。
「今回はしょうがないですって、まぁ次も勝てるとは思えないですけど。それと、そのヤバい目つきやめたほうがいいっすよ」
白に近い金髪の、まるで王子様のごとく美しい男、とほぼすべての学園生から思われている生徒会長は寂しげな表情で『そうだね』――とは言わず、視線を世界一愛くるしいクマちゃんに向けたまま、自身の肩にのる意外と仲間想いな男の手にゆっくりと手を伸ばすと、指を力いっぱい逆方向に曲げようとした。
揉め事の始まりである。
互いの指を狙ったり、腕の関節を狙ったり、首元のタイを固く結んで団子のようにしてやろうとしたりと、彼らは美しいとは言い難い戦いを繰り広げていたが、止める者はいなかった。
もこもこの保護者達は皆、クマちゃんを見守っていたからだ。
クマちゃんは勝者をたたえるため、猫にそっくりなお手々でリオの指先をきゅむっと握り、可愛らしく握手をしていた。
「あ、肉球さわらせてくれるかんじ? はぁー……ぷにぷに。最高。クマちゃん可愛いねー」
うむ、と頷いたクマちゃんがきゅ、とお鼻を鳴らし、「クマちゃ……」と言う。
「カゴ下ろすの? んじゃ抱っこにする? 違うの? そっかぁ」
仲良しな一人と一匹は、敗者が羨ましさのあまりヤンデレ王子のようになってしまったことなどまるで気付かぬ様子で、ささやかなお祝いをしている。
カゴを下ろしてもらったクマちゃんは、しかし中から出ることなく、両手の肉球をスッと上にあげ、「クマちゃ……」と言った。
ではクマちゃんとハイタッチちゃんをしましょう……と。
リオは湧き上がる何かをクッ――と堪えながら、両手の人差し指あたりでクマちゃんの小さくて温かい肉球にちょん、とふれた。
そうして、我が子を溺愛するリオはますます「クマちゃん可愛いねぇ……ほんと可愛い。頭かじりたい。まふって」という気持ちを深め、そんな彼らの『勝利の肉球ハイタッチちゃん』を目撃してしまった敗者達は心の闇を深めた。
「私の可愛いクマちゃんの肉球がご家族の方に……!! あの場にいるのは私のはずでは……? おかしい……こうなったら髪をどうにかして金髪に……」
「何だあれ……くっそ羨ましすぎるだろ……!!」
「そんな……! 子猫ちゃんが自分からハイタッチを……?! うっ……ダメだ、脳が子猫的な情報を処理しきれない……」
「おい、クライヴ。しっかりしろ」
「――――」
「うーん、たしかに羨ましいね。ほら、カタログに今の戦いが記録されたみたいだよ。一位のところに『リオちゃん』と書かれていて、二位は三人。……僕も本気で狙ってみようかな。高得点を取るための研究が必要かもしれない」
カタログから視線を上げたウィルが愛らしいクマちゃんを見つめ苦笑すると、色気のある声の男は口の端をかすかに上げて言った。
「三十万なら余裕だろ」
◇
存分に勝利をたたえてもらい、最後には頬に湿ったお鼻をピチョ……とくっつけてもらったリオは、普段めったに見せないにこにこ顔で屋外用キッチンに立っていた。
「クマちゃん今日は何作る? あ、それともぜんぶ俺が作ろっか? クマちゃん可愛すぎて疲れてるでしょ」
「クマちゃ……」
御機嫌なリオに抱えられているクマちゃんは、もこもこしたお口をサッと押さえ、もこもこもこもこと体を震わせた。
『かわいちゅぎる』と『ちゅかれて』しまうのでちゅか……と。
しかしながら、若々しいというより赤ん坊であるクマちゃんはまだまだ元気であり、精神的にも肉体的にも肉球的にもまるで疲れていなかった。
ということはつまり、『可愛すぎる』という領域には達していないということだ。
「クマちゃ……」
己がまだ『すごく可愛いていどのクマちゃん』であることを唐突に理解してしまったクマちゃんは、『クマちゃ、かわいいちゃ……』と呟きつつきゅ、と湿ったお鼻に力を入れた。
「はー……かわい。めっちゃ可愛い。なんでこんなに可愛いんだろ」
リオはもこもこした頭に自身の鼻先を埋めつつ、『かじりたい』という欲求をなんとか押さえこんだ。本当に『まふっ』とやってしまったら、目の前のカウンター席でもこもこを見守っている魔王級に麗しいルーク様に限界突破した『コツン』をくらい、我が子を取り上げられてしまうからだ。
そのうえ何をやらせても誰よりも器用にこなす男に調理補助の役割まで奪われかねない。
「クマちゃんお手々綺麗にしようねー」
「クマちゃ……」
凄く可愛いクマちゃんは、両手の肉球をアライグマのようにぱちゃぱちゃした。
そうして、一度ルークのもとに戻り、『被毛に優しい温かなそよ風』という難易度の高すぎる複合魔法でふわふわに乾かしてもらい、『ヤンデレのような王子様』が選んだほつれかけのマフラーから『首元にお野菜柄のよだれかけ、別名スタイ、あるいは幼児用エプロン、頭にはおそろいの赤ちゃん帽』という非常に天才シェフらしい格好にお着替えをさせてもらうと、ふたたび調理補助の腕の中へ戻り、晩御飯のメニューを真剣な面持ちで「クマちゃ、クマちゃ……」と発表した。
『あちゅあちゅ、ちゅたみなギョウヂャちゃ……』
「そっかぁ。クマちゃん可愛いねー」
謎多き料理名を耳にしたリオは余計なことは言わず、とにかくもこもこした生き物を撫でまわした。
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